飛騨市 あるいは 飛驒市(ひだし)は、岐阜県の最北端に位置する市。
2004年(平成16年)2月1日、平成の大合併により吉城郡古川町・神岡町・河合村・宮川村が合併して飛騨市が誕生した。飛騨市が発足がしたときの人口は約3万人。飛驒市役所は旧古川町役場に置かれている。
2004年に自治体として発足する際に総務省が公告した名称は「飛驒市」(「驒」の旁部が「單」=〈上部にロふたつ、「単」の旧字体〉)であるが、通常は「飛騨市」(「騨」の旁部が「単」、「驒」の俗字)を使用しても差し支えないものとし、市の公式表記では「飛驒市」を用い、通常時は「飛驒市」「飛騨市」どちらの字体の使用も認められている。なお本項では原則として「飛騨市」を用いるが、市設置の施設・組織名等では「飛驒市」の表記を用いる。
飛騨高地の北部に位置する。地勢的には、神通川水系高原川流域にあたる東部と、同水系宮川流域にあたる西部に分かれ、両者の間を山地が分かつ。宮川沿いの盆地と、高原川沿いの河岸段丘に人口が密集する。
面積の大半は山林である。市の境界と内部に標高1,000メートル以上の山々が数多く連なる。飛騨山脈にかかる北東端だけが2,000メートルを越える。
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。旧河合村、旧宮川村、旧神岡町は特別豪雪地帯に指定されている。旧古川町は豪雪地帯に指定されている。
市の中心となる駅:飛驒古川駅
古川地区には、飛騨地方を代表する清酒「蓬莱」「白真弓」などの蔵元が、神岡地区には飛騨地方を代表する清酒「飛騨娘」などの蔵元がある。
古川地区では和ろうそくの生産が盛んである。
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