Aller au contenu principal

ドラゴンボール超


ドラゴンボール超


ドラゴンボール超』(ドラゴンボールスーパー、DRAGON BALL SUPER)は、2015年7月5日から2018年3月25日まで、フジテレビ系列で毎週日曜9時から9時30分(JST)に全131話が放送された、東映アニメーション制作のテレビアニメ。略称は「DB超」。

概要

鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』の完全新作のテレビアニメシリーズとしては『ドラゴンボールGT』以来18年ぶりとなる。孫悟空(そんごくう)を主人公に据え、魔人ブウとの戦いのその後を描く物語として制作された。

鳥山明が原案を手掛けており、鳥山は劇場版『神と神』(2013年)と、前出の劇場版『復活の「F」』にて、初めてアニメシリーズのストーリーの制作を行ったが、『ドラゴンボール』を原作としたテレビアニメシリーズのストーリー原案を務めるのは、本作品が初めてとなる。

テレビシリーズの放送に先駆けて、2015年6月20日発売の『Vジャンプ』2015年8月号からとよたろうによる漫画版の連載も行われている。

番組終了後の2018年12月14日には「宇宙サバイバル編」のその後を描く続編として、劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開された。さらに2022年6月11日には、その続編となる劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開された。

ストーリー

破壊神ビルス編

(漫画:第1巻 / アニメ:第1話 - 第18話)

フリーザ復活編

(漫画:未登場 / アニメ:第19話 - 第27話)

破壊神シャンパ編

(漫画:第1巻 - 第2巻 / アニメ:第28話 - 第46話)

第7宇宙の破壊神ビルスが住む星で孫悟空とベジータがウイスの下で修行をしていると、ビルスの双子の兄弟にして第6宇宙の破壊神シャンパが彼のお目付け役にしてウイスの姉でもあるヴァドスと共に現れる。ビルスとシャンパは各々が管理する宇宙のグルメ対決を行うが、シャンパは悟空たちが住む地球の食べ物の美味しさに驚愕する。ヴァドスが調べると第6宇宙にも以前は地球があったが、内紛で滅びていた。

地球が欲しいシャンパは自身が集めていた7つ揃えれば文字通りどんな願いであろうと1つだけ叶えられる「スーパードラゴンボール」の6つを賭けてビルスには第7宇宙の地球を賭けさせての各々の宇宙から戦士を5人選抜しての団体格闘試合の開催を提案、ビルスもそれに同意する。第7宇宙選抜は孫悟空とベジータ、学者業で出場できなくなった孫悟飯の代理でピッコロ、サタンの願いを叶えてあげたいブウ、第7宇宙最強とビルスが推す謎の人物モナカで決定。「名前のない星」で開催されるシャンパの第6宇宙選抜5人の戦士との勝ち抜き形式の団体戦に臨む。

第6宇宙選抜はフリーザと同じ種族ながら慈善活動に取り組む英雄とされる拳闘士フロストや真面目なサイヤ人の少年戦士キャベなどで構成されていた。ブウの筆記試験落ちや正体は悪人であったフロストの反則行為がありつつも一進一退で試合は進んでいく。第6宇宙の大将を務める伝説の殺し屋であるヒットは「時とばし」なる能力を持ち、超サイヤ人ブルーのベジータすら容易く倒せるほどの実力者であった。悟空はこれまでの超サイヤ人では肉体への危険性から封印していた界王拳を超サイヤ人ブルー状態で使用して応戦するなど激闘を繰り広げ、ヒットと実力を認め合う。消耗した悟空は試合形式でない全力での再戦をヒットに約束させ勝ちを譲る。団体戦の結果は勝ちをくれた悟空への返礼にヒットが、正体はただの素人であったモナカにわざと負けたことで第7宇宙が勝利を収める。

その結果に納得がいかないシャンパは暴れ出しそうになるが、そこへ全12の宇宙の神々の頂点に立つ存在「全王」が現れる。勝手に大会を開いたことを注意に来た全王だったが、観戦するうちに面白さを感じ全12の宇宙からの選抜戦士を参加させての格闘大会の再開催を提案する。全王に恐れおののくビルスやシャンパに構わず、それを聞いた悟空は大喜びすると、その奔放さを全王に気に入られる。全王が帰った後、超ドラゴンボールの最後の1つは試合会場の「名前のない星」そのものであることが判明。ウイスが超神龍スーパーシェンロン)を呼び出し、ビルスはある願いを叶えてもらう。その願いは「第6宇宙の地球の復活」であった。後にシャンパはビルスが恩を売っていたことをヴァドスから聞き、まんざらでもない様子で帰途に就いた。

“未来”トランクス編

(漫画:第2巻 - 第5巻 / アニメ:第47話 - 第76話)

かつて悟空らと共に人造人間やセルと闘った未来世界のトランクスが、タイムマシンに乗り負傷した姿で悟空らの前に再び現れ、平和になった未来に、悟空と瓜二つの姿をした「ゴクウブラック」と呼ばれる戦士が現れ虐殺行為を繰り返し、抵抗軍のリーダーとなった未来のマイと共に闘い続けていることを告げる。悟空らは、第10宇宙の界王神ゴワスの下で修行中である界王神見習いのザマスがブラックと何らかの関わりがあることを突き止め、悟空とベジータはトランクスと共にタイムマシンで未来世界へ向かい、ゴクウブラックに闘いを挑むが、ブラックの同胞としてザマスが現れ、「超サイヤ人ロゼ」と化し、ザマスが不死身の肉体を得ていたことで、現代へ敗退する。元凶がザマスであることを聞いたビルスは、ゴワスを殺害しようとしていた現代のザマスを破壊し、その後タイムマシンで未来が平和になったか確認に向かった悟空たちだったが、ブラックもザマスも消えておらず戦闘となり応戦するも二度目の撤退を強いられる。

ゴクウブラックの正体は、ビルスに破壊されずにゴワスの殺害を成功させた、異なる歴史を歩んだ「もう一つの現代世界」のザマスであった。ビルスが現代のザマスを破壊しても、未来が救われるのは、あくまでその時間軸の世界だけでしかなく、歴史が分岐した並行世界には影響を与えなかった。「もう一つの現代世界」では、ザマスはゴワス殺害に成功した後、時間を往来することができる神具「時の指輪」を奪い、超ドラゴンボールの力で悟空と肉体を入れ替え「ゴクウブラック」となってから、未来トランクスの世界へ渡った。そこでもゴワスを殺害し、未来のザマスを仲間にする。超ドラゴンボールの力で、未来のザマスに不死身の肉体を与えた後、準備を整えたブラックと未来のザマスは、争うばかりで進歩しない人類を一掃した後に、新たな世界を築く「人間0計画」を完遂させようとしていた。

悟空はザマスの不死身対策に亀仙人から魔封波を伝授され、ベジータは更なる修行を積んだ上で、闘いを続けるトランクスを救うため未来へ向かい、三度目の決戦を挑み奮闘するが、ブラックとザマスは「ポタラ」を使って融合し、合体ザマスへと進化し悟空たちは追い詰められ、悟空とベジータもポタラを使いベジットとなり猛攻を畳み掛けるが、時間切れとなり2人に分離し、再び危機に貧した悟空らの前に、折れた剣の柄から気で刀身を形成したトランクスが割って入り、地球に生きる人々の願いと悟空らの力を集束していき、青色に光り輝く大剣となり、その大剣に思いを籠めてトランクスは合体ザマスを一刀両断にした。合体ザマスが消滅し安堵する悟空たちであったが、ザマスは自身の存在を霧状に変容させて全宇宙に拡散して未来世界そのものとなり、戦場にいた悟空たち以外の未来の住人らを全員消滅させ、為す術がない悟空たちだったが、以前に全王から友情の証として授けられた押せば全王を召喚できるスイッチを押し、未来世界の全王を召喚し惨状を目の当たりにした全王は、万物を消し去る力を行使してザマスを未来世界ごと消滅させた。一人残った未来の全王を悟空は現代世界に連れて帰り、現代の全王と友達になった。

トランクスとマイは、自身らの世界がなくなったが、ザマスらが虐殺を行う前の世界で生きることをウイスから提案され、それを受け入れる。トランクスとマイの出発の日。トランクスはマイと共にタイムマシンで新たな未来へと悟空たちに見守られながら旅立っていった。

宇宙サバイバル編

(漫画:第5巻 - 第9巻 / アニメ:第77話 - 第131話)

悟空は全王の元を訪ね、以前提案していた全宇宙の代表戦士たちによる武道大会をいつ開催するのか訪ねると、全王はそれに応えチーム対抗の武道大会「力の大会」の開催が決定する。力の大会の開催前に未来の全王が悟空たちの強さを知りたいという希望にそって、第7宇宙(悟空、悟飯、ブウ)と第9宇宙の代表戦士ベルガモら3名による全覧試合が行われた。そこで全王の側近である大神官から、宇宙の数が多すぎるため、全12の宇宙の内、各宇宙に住まう知的生命体の水準を示した「人間レベル」が芳しくない8つの宇宙で大会を執り行い、その中で一番強かった宇宙以外はすべて全王によって消滅させられるという大会の趣旨を聞かされる。本戦開始までの間、悟空と悟飯は最強の第7宇宙代表チームを結成すべくスカウトに回り、紆余曲折の末、10人の代表戦士(悟空、ベジータ、悟飯、ピッコロ、17号、18号、クリリン、天津飯、亀仙人、フリーザ)が決定した。

8つの宇宙の80名の戦士が入り乱れた「力の大会」が開催し大会序盤、第7宇宙は順調に勝ち進み、大会の中盤では、第11宇宙最強の戦士ジレンと悟空が戦うも歯が立たず最後の手段として悟空は、元気玉で対抗するが、その元気玉さえもジレンには通用せず、元気玉の爆発で悟空は消滅したかに思われたが、悟空は再び姿を見せる。その姿は瞳が銀に輝き、白いオーラでその身を包んでおり、再びジレンに挑む悟空はそれまでとは全く異なる動きでジレンと互角に渡り合う。その姿を見たビルスは「身勝手の極意」と呟く。その覚醒はすぐに解け、悟空は脱落こそしなかったもののジレンに敗北する。大会は後半戦に入り、第7宇宙はピッコロと18号が脱落しつつも、女サイヤ人のカリフラケール、愛の戦士リブリアン、合体巨大戦士アニラーザといった数々の強敵たちを倒し、第6、第2、第4、第3宇宙を打ち破った。

大会は最終局面を迎え、武舞台の上には第7宇宙の戦士5名(悟空、ベジータ、悟飯、17号、フリーザ)と第11宇宙の三強(ジレン、トッポディスポ)だけが残った。フリーザは悟飯の捨て身の作戦でディスポを脱落させ、トッポは破壊神候補としての力を解放しベジータに挑みかかり、苦戦するもベジータはトッポを倒した。闘いの中、ジレンの過去と強さへの執着心の理由が明かされる。仲間との信頼は無価値だと否定するジレンの気弾を相殺しようと悟空たちを守るために17号は自らを犠牲にし、フリーザもその攻撃に巻き込まれ舞台上から姿を消した。ベジータも自身の残りの気とプライドを悟空に託してジレンに敗れ脱落する。

望みを託された悟空だったが、ジレンの圧倒的な力に追い詰められるも、悟空は神すら到達することが困難な「身勝手の極意」を極める。完全な「身勝手の極意」の圧倒的な力を持つ悟空の猛攻によりジレンは倒れ敗北を認め、戦いは決着したかに見えた。だがその直後「身勝手の極意」を使った反動で逆に悟空が倒れる。ジレンは悟空を場外へと落下させるも、姿を眩ませていたフリーザに救われ悟空は脱落を逃れ、さらに命を落としたと思われていた17号も現れ、限界を超えて立ち上がった悟空と共に最後の戦いに挑み、17号、悟空、フリーザの共闘によってジレンは悟空とフリーザもろとも場外へ落ち、17号が武舞台に残り力の大会は第7宇宙の勝利によって決着した。

一人武舞台に残りMVPとなった17号は超ドラゴンボールで願いを叶える権利を手に入れ、17号は消えた他の宇宙を元に戻すように願い、全ての宇宙は元に戻った。実は全王は最初から宇宙を消す気はなく、最後まで勝ち残った選手なら他の宇宙を復活させようとするだけの“徳”を持ち合わせていることを予見して、この大会を開いたのであった。復活したジレンは仲間の大切さを理解し、悟空との再戦を願った。こうして全宇宙は一つも消滅することなく存続していくこととなった。

ブロリー編

(漫画:未登場 / アニメ:劇場版)

銀河パトロール囚人編

(漫画:第9巻 - 第15巻)

1000万年前もの太古、宇宙を恐怖に陥れるも、大界王神が持つ「神力」によって敗北し投獄された凶悪犯「星喰いのモロ」が銀河刑務所を脱獄した。銀河パトロールのエリート隊員・メルスの要請を受けた悟空とベジータは、モロを捕らえるべく彼が向かった新ナメック星へと向かう。

モロの狙いはドラゴンボールで、ナメック星人を虐殺しながら7つ集めようとしていた。戦闘中にも星や生命のエネルギーを吸収し続け力を増していくモロを相手に、悟空とベジータは苦戦。そこへ休眠から目覚めた魔人ブウ(善)が救援に駆けつける。ブウの中に残っていた大界王神の意識も表層化し、その影響で戦闘力も上がったブウはトリッキーな戦法で善戦する。ピンチになったモロは、ドラゴンボールへの願いで全盛期のパワーを取り戻すと共に、銀河刑務所の囚人たちを解放してしまう。配下となった囚人たちはモロに力を分け与えられ、大幅なパワーアップを遂げる。ブウの身体を借りた大界王神は以前と同じく神力で決着を付けようとするが、神力は分離した魔人ブウ(純粋)と共に消滅していたため使えなくなっていた。劣勢となった悟空たちは撤退を余儀なくされる。モロは手下の囚人たちに次々と惑星を襲撃させた後、そのエネルギーを吸収し、さらに力を増していく。モロを止めるため、悟空は捉えようのない実力を持つメルスと、ベジータはこれまでと異なる強さを求めヤードラット星に向かい、そこで出会った長老・ピバラの下で修行を開始する。

そんな中、モロ配下の囚人たちが地球にも襲来。悟飯とピッコロらが迎え撃ち撃退寸前まで追い込む。だが囚人の内の一人、人工生命体「セブンスリー」はコピー能力を持っており、モロのエネルギー吸収能力までもをコピーしていた。モロの能力を発動されると為す術がなくなり悟飯たちは敗れる。しかし地球の戦士たちの予想外の強さと、悟空とベジータがまだ生きており修行を積んで力を増していることを知ったモロは、地球の戦士たちが力を増した万全な状態で集結した時に、まとめて地球ごと吸収すれば、より質の高いエネルギーを大量に味わえると、地球を後回しにするよう命令を下し、囚人たちは一時撤退する。悟空はメルスとの修行により「身勝手の極意」を任意で発動させるきっかけを掴み始め、修行も最終段階となった時、ウイスが現れる。メルスの正体はウイスの弟であり研修として下界に降りていた天使であった。天使の下界へのこれ以上の干渉はルール違反だと帰還を命じられ、メルスは悟空にモロ打倒の願いを託し、天界に帰っていった。

2ヵ月後、モロの囚人軍の地球再襲来の日。悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、亀仙人、それに加えヤムチャと餃子も久々に実戦に復帰し、ジャコら銀河パトロール隊員らと囚人軍を迎え撃ち闘う。悟飯とピッコロはセブンスリーと再戦するが、コピー能力では対応できない連携技により圧倒する。窮地のセブンスリーは再びモロのエネルギー吸収能力を発動しようとするが、発動する前にエネルギー吸収が効かない人造人間17号と18号が参戦し、その発動を阻止した。地球の戦士たちの想定以上の反撃に苛立ったモロは、囚人軍の頭目を任せていたサガンボに過剰なまでのエネルギーを注ぎ込むと、サガンボは肉体の限界を超えた強制的なパワーアップを遂げ、悟飯や17号らですら苦戦を強いられる。

そこへ修行を終えた悟空が到着、サガンボを倒し、モロと決戦を開始する。悟空は修行の成果で任意に発動できるようになった「身勝手の極意“兆”」で挑む。修行の成果もあり、あらゆる技や奥義や力技などを駆使しながらモロを追い詰め手こずらせ、僅かに優勢だったが、数々の星を喰いつくしたモロも以前よりパワーアップしていたため、“兆”の状態では倒すことはできず、激戦の末、悟空は力を使い果たす。そこへ瞬間移動で修行を終えたベジータが現れる。ベジータと交戦するモロだったが、ベジータは「スピリットの強制分離」という新たな力を体得していた。ベジータの攻撃が決まる毎にモロがこれまで奪ってきたエネルギーが分離していき、モロは次第に退化していく。そこでモロは、全盛期状態のモロの力をコピーしていたセブンスリーを自身に取り込むことで、新たな姿へと進化を遂げた。

更なるパワーアップを遂げただけでなく、セブンスリーのコピー能力までも得たモロの前にベジータが敗れ、悟空や悟飯らも応戦するが全員が瀕死の状態にまで追いつめられる。そこに天界に帰ったはずの天使のメルスが現れる。メルスは下界の出来事に深く干渉すると天使は消滅してしまうことを自覚した上でモロと戦う。その間に悟空は回復のために駆け付けたデンデに回復してもらう。メルスは天使としての実力を使いモロを追い詰めると同時に、コピー能力を担うモロの身体の水晶部位の破壊に成功する。しかしメルスの身体は次第に透け始め、最期に自身が愛した銀河を守る意思を悟空に託し消滅する。

メルスの消滅と自身の不甲斐なさにより怒りがこみ上げるも、それを抑え冷静かつ落ち着いた表情でジャコに語りかける。今まで地球や宇宙の危機は自分だけでなく皆で守ってきたことに気付き、ジャコに銀河パトロールに入った理由を聞き、銀河を守りたいと悟空に話す。メルスと重ねるように今は自分も地球や宇宙を守りたいと語った。そして、メルスの消滅と引き換えに、遂に完全なる身勝手の極意を体得する。ジレンと戦ってた時よりも遥かに精度が増し、モロを瀕死状態まで追い詰める。瀕死状態のモロの命乞いに悟空は、ここからは地球人として戦うと覚悟を決めた姿勢を見せる。悟空はクリリンから仙豆を奪ってモロを全回復させ、モロは不意打ちで悟空を倒そうとするが、勝手に体が強度を上げる身勝手の極意の性質の前にダメージを受ける。そこでメルスの首を掴んでいた左腕を回収して身勝手の極意を使用可能にする。最初は悟空と互角に戦ったが、天使の力は他者のエネルギーを奪うことで力を得てきたモロに扱えるものではなく、次第に体が肥大化して悟空に押されていく。そこでモロは天使の力に体が耐久できるようにするために地球と同化する。モロが死ねば地球も消滅という危機を迎え、悟空にはどうしようもできなくなったが、ウイスにメルスがやったように額の水晶を壊せばいいとアドバイスを送られる。モロに水晶を隠されていったが、回復したベジータが駆け付けて水晶が浮き彫りになり、悟空は全ての力を拳に込めて突撃する。悟空はモロに掴まれ身勝手の極意が解けるが、大界王神がウーブに神力を送らせたことで悟空は身勝手の極意に戻り、モロの水晶部位を破壊。モロが死亡し地球は救われた。

後日、悟空、ベジータ、魔人ブウが銀河パトロール隊の表彰に呼ばれる。そこで界王神シンの懇願と大神官の計らいで、人間として転生したメルス・イカノイチャボッシと再会を果たした。

生残者グラノラ編

(漫画:第15巻 - 第20巻)

モロとの戦いが終わって平和な日々を取り戻した中、密かに再生して頭部が残っていたセブンスリーの残骸を何者かが回収した。セブンスリーが運び込まれた宇宙船をシリアル人の生き残り・グラノラが奪い、セブンスリーはヒータ軍に渡される。グラノラはナメック星人の生き残り、モナイトと共に山奥で暮らしていたが、グラノラが住んでいるシリアル星はかつてサイヤ人の襲撃で滅ぼされ、ヒータ軍が街を整備し直し、宇宙を彷徨っていたシュガ人に高く売ったことでシュガ人のものとなっていた。サイヤ人とフリーザ一味へ復讐しようとしているグラノラはシュガ人と暮らそうとしなかった。ある日、グラノラはシリアル星のドラゴンボールを2つ手に入れ、残り150年の寿命と引き換えに宇宙一の戦士になる力を手に入れる。悟空とベジータはそれぞれの修行を終え、地球でヒータ軍のマキオイルから宇宙一の戦士がシリアル星にいると聞かされ、シリアル星に向かい、グラノラと相まみえる。一方ヒータはフリーザに取って代わるため、シリアル星のドラゴンボールを手に入れようとしていた。

グラノラは手始めに悟空と戦い、ベジータは荒廃した町を調べる内に、かつて優れた赤い目を持つ種族が存在し、グラノラこそがかつてのサイヤ人によって滅ぼされたシリアル人で、マキたちに騙されたと突き止める。悟空は身勝手の極意でグラノラを圧倒したが、悟空が戦っていたのは分身であり、本物のグラノラが悟空の急所を突いてダウンさせる。そこにベジータが現れ、次はベジータと戦う。ベジータはグラノラとの戦いで成長していき、「我儘の極意」という形態に目覚める。ダメージを受けるごとに闘争本能で強くなっていったがグラノラを倒すに至らず、グラノラも左目も赤くするという潜在能力を引き出す。命懸けでベジータに止めを刺そうとしたグラノラだったが、グラノラの相棒、オートミル、モナイトに止められる。

モナイトはかつてシリアル星がフリーザ一味とサイヤ人に襲われた際に、サイヤ人の悟空の父のバーダックに助けられていたことを話す。バーダックはシリアル人の生き残りだったグラノラの母、ミューズリ、グラノラをモナイトに託す。ヒータのエレクがシリアル星のシリアル人とナメック星人を滅ぼし、シュガ人に高額で売却しようとしていることとフリーザを裏切ろうとしていることを密かに聞きだした。しかしグラノラがバーダックの姿に動揺して大きい声を出したことでヒータに見つかってしまい、ミューズリはエレクに銃殺される。バーダックはこの後、ヒータの3男のガスと交戦し勝利した。グラノラは今までヒータにいいように使われていたことに動揺した。一方ヒータはドラゴンボールを見つけて、ガスを宇宙一の戦士にするという願いを叶え、グラノラを追い詰める。ベジータが仙豆をグラノラに与え、一転してグラノラはガスを追い詰めたが、エレクはガスのブレスレットを外し、ガスの本能を解放させる。ガスはグラノラを追い詰めたが、本能を制御できずにいた。ベジータを痛めつけていたところで悟空に乱入されたが、かつてバーダックに敗れたことを思い出し、本能を制御して覚醒を果たす。エレクを倒すために飛び込んだグラノラを一瞬でKOさせると、ベジータから残りの気を与えられた悟空と交戦する。悟空は瞬間移動を連続で使用したことによってガスをシリアル星から引き離すことに成功し、モナイトの下で回復する。モナイトからかつてバーダックが残していったスカウターを渡される。壊れていたため、バーダックとガスの戦闘の音声記録を直接再生させることはできなかったが、オートミルが回路をアクセスしたことでスピーカーから再生させる。悟空とベジータはバーダックの闘いからサイヤ人の誇りを知ることになり、シリアル星に戻ってきたガスと交戦する。

当初は劣勢だったベジータはダメージを受けるほど進化を続ける我儘の極意により何度倒れてもその都度強くなって立ち上がり、次第にガスは押されるもののとうとうダメージが限界を超えてベジータは倒れる。しかしその様子から悟空は、感情を保ったまま自身が一番力を発揮できる身勝手の極意を見出し、ガスを追い詰める。すると今度はエレクがガスに「命を使い切る覚悟で戦え」と発破を掛け、精神的に追い詰めることでまたしても力を開放させるが、ガスの姿は老け込み、別人のように変貌していた。再び追い詰められる悟空だが、夢の中でバーダックの声を聴いていたグラノラは自身がするべきことに気付き、協力を申し出る。悟空とベジータが足止めしている間にグラノラは力を溜め、その膨大なエネルギーをオートミルの照準によってガスに命中させた。とうとうガスを倒し、能力を開花させたモナイトによって体力を回復してもらった悟空たちだったが、突然モナイトが光線に貫かれる。ガスは願いの代償…宛ら「宇宙一の呪い」でゾンビのような姿になってもまだ戦おうとしており、悟空たちの攻撃を受けて損傷しても構わず向かってきた。マキの静止も聞かずエレクはガスを戦わせようとするが、そこでガスは自身の寿命が尽きかけていると知って動揺する。しかしそこに突然フリーザが現れ、ガスを一撃で殺害。エレクの野望も40年前から知っていたことを告げ、そのままエレクも瞬殺する。フリーザは侵攻した惑星で「精神と時の部屋」のような場所を見つけ、10年分のトレーニングを積んでいたのだ。グラノラやガスが宇宙一の強さを願った時も異次元にいて対象外になっていたという。そして新たな形態ブラックフリーザへと変身し、悟空とベジータを圧倒する。しかし今回の目的は悟空たちではないとしてとどめは刺さず去り、残されたマキとオイルはフリーザ軍の厨房係とウェイターとして雇われることになった。その後、ウイスによってモナイトは回復。グラノラは悟空にビルス星へ誘われるも、シリアル星をドラゴンボールで元に戻すために断る。モナイトもそれを最後にドラゴンボールの封印を決意し、悟空にバーダックのスカウターを渡した。

スーパーヒーロー編

(漫画:第20巻 - / アニメ:劇場版)

前日談

ビルス星に戻った悟空とベジータは打倒フリーザを目指して再び修行に励んでいた。一方、地球の西の都ではトランクスと悟天がブルーハルハイクスールに通う傍ら、謎のヒーローサイヤマンX1サイヤマンX2に扮して悪と戦うという、かつての悟飯がやっていたようなヒーロー活動を行っていた。そんな中、マイに相変わらず想いを寄せるトランクスは彼女を映画に誘うものの、ピラフたちはお手伝いロボットのリコールの対応に追われて全く休めない状態だった。噂によると夜な夜な誰かがロボットを改造しているらしく、それを解決すればリコールも無くなり、マイをデートに誘えると考えたトランクスは調査に乗り出す。そして怪しい男を追ってバタフライ山の廃墟に向かうと、そこではシステムを書き換えられたロボットが怪しい男たちと寿司のパックを作っていた。同時に、トランクスの同級生であるコンパスやルーラたちが肝試しに来ており、怪しい男に捕まっていた。トランクスはやむなくサイヤマンX1に変身して男たちを倒し、同級生に正体がバレそうになったものの悟天の機転で事なきを得た。犯人の正体は分からなかったが金庫から「Dr.GERO」と書かれたディスクを発見して持ち帰る。しかし肝心のロボットも壊してしまったためにマイたちは今度は修理対応に追われてしまい、結局デートはできなかった。一方、トランクスたちが去った後、戻ってきた首謀者ドクター・ヘドは自分が死体を改造して作ったアルファシリーズが全滅したことと、ディスクが奪われたことに愕然とする。

トランクスはディスクの解析をするが、謎の生物の設計図であることしか判らなかった。丁度その頃、マイがトランクスの学校に編入する。外見上はトランクスと同年代に見えるマイが学校に通わず働いている点について近所の疑いの目を避けるためだった。学校へ行くともう一人、ベーターという少年も転入してきた。トランクスと渡り合う運動能力の持ち主だが、その正体はディスク奪還を目論むヘドが送り込んだ人造人間・ベータ1号だった。首の継ぎ接ぎから正体に気付いたマイはトランクスにそれを教える。ベータ1号はトランクスを犯人と睨んで様々な攻撃を仕掛けるも、悟天がつい力を使ったことから彼が犯人だと思い込んで正体を現した。トランクスと悟天はサイヤマンX1、X2に変身してこれを撃退する。しかし戦いに巻き込まれたマイはサイヤマンX1に助けられた際、未来トランクスへの忘れかけていた恋心を思い出す。正体を明かせないトランクスには複雑な気持ちが去来するのだった。

その後、ブルーハルハイスクールで開催されるダンスパーティーに突如、マイがトランクスを誘う。舞い上がるトランクスだが、実はマイは黒幕のヘドの存在を調べ、彼がパーティーに来るというヒーロー・クリーンゴッドの大ファンであることを突き止めており、パーティーにヘドが現れた所を捕まえようと画策していたのだった。当日、甲冑のドレスで武装したマイと共にトランクスはパーティーに行き、案の定来ていたヘドと互いの正体も知らず意気投合する。しかし直後、マイが情報提供していたクリリン率いる警官隊が突入し、ヘドはディスクを奪い返して逃走する。サイヤマンの正体に気付いていたマイに鼓舞されたトランクスは、ヘドを捕まえたら彼女とデートするという約束を取り付けて追跡に移る。悟天、クリリンと共にヘドのアジトに乗り込み、ヘドの造った人造恐竜に苦戦するも何とか撃破する。しかしヘドが取り返したディスクにはクリーンゴッドとの記念写真が入っていただけだった。ディスクはヘドが内容を頭に叩き込んでいたために既に破棄されており、彼はただケースに入れていた写真を取り戻そうとしたのだった。その後、ヘドは逮捕されるが彼が蘇生させたゾンビの家族の希望により減刑され、「霊安室から死体を盗み出してコンビニで働かせた罪」のみが問われて禁固3ヶ月の判決を受ける。しかし彼は最強の人造人間の開発を全く諦めていなかった。

本編

後日談

悟飯らの活躍でセルマックスは倒され、新生レッドリボン軍は壊滅した。しかし総帥マゼンタの側近カーマインは生き延びており、組織の再建を諦めていなかった。銀行強盗を容易く撃退したサイヤマンX1とX2に遭遇したカーマインは彼らを言葉巧みに誘導し、悟飯と戦わせようと目論む。すっかり騙された悟天とトランクスは彼の語る「悪者」の元へ向かうがそれは悟飯であり、カーマインの姿を見た悟飯はすぐさま孫悟飯ビーストに変身して臨戦体制に入る。動揺する悟天とトランクスだったが、そこに悟飯の凄まじい気を感じ取った悟空が瞬間移動してきた。悟空は悟飯の技を見るべく試合を提案し、3人を連れてビルス星へ移動する。まずは悟天とトランクスが悟飯と戦い、善戦するもパワーアップを狙ったフュージョンに失敗して敗北。いよいよ身勝手の極意対ビーストの戦いが始まった。

歴史

  • 2015年4月28日、テレビアニメ化の発表。
  • 2015年6月20日、Vジャンプ2015年8月号から、とよたろうによる漫画版の連載開始。
  • 2015年7月5日、テレビアニメ放送開始。
  • 2016年3月12日、イベント『ドラゴンボール超修業チャレンジ!』が開催。以降、全国各地で同イベントが開催されている。
  • 2016年4月4日、単行本第1巻が刊行。
  • 2016年8月26日、香港・文化傳信社より、単行本の出版開始。
  • 2016年10月25日、台湾・東立出版社より、単行本の出版開始。
  • 2016年12月8日、韓国・ソウル文化社より、単行本の出版開始。
  • 2017年4月5日、フランス・グレナ社より、単行本の出版開始。
  • 2017年4月26日、イタリア・スターコミック社より、単行本の出版開始。
  • 2017年5月2日、アメリカ・ビズメディア社より、単行本の出版開始。
  • 2017年5月2日、カナダ・ビズメディア社より、単行本の出版開始。
  • 2017年5月2日、ドイツ・カールセン社より、単行本の出版開始。
  • 2017年5月18日、イギリス・ビズメディア社より、単行本の出版開始。
  • 2017年5月29日、インド・ビズメディア社より、単行本の出版開始。
  • 2017年6月10日、オーストラリア・ビズメディア社より、単行本の出版開始。
  • 2017年6月10日、ニュージーランド・ビズメディア社より、単行本の出版開始。
  • 2017年7月23日、テレビアニメ100話に到達。
  • 2017年10月17日、スペイン・プラネタ・デアゴスティーニ社より、単行本の出版開始。
  • 2017年10月17日、カタルーニャ州・プラネタ・デアゴスティーニ社より、カタルーニャ語版の単行本の出版開始。
  • 2017年12月7日、アルゼンチン・Ivrea社より、単行本の出版開始。
  • 2018年2月、ポーランド・J.P.FANTASTICA社より、単行本の出版開始。
  • 2018年3月25日、テレビアニメ放送終了。
  • 2018年4月、タイ・NED Club社より、単行本の出版開始。
  • 2018年8月、ブラジル・パニーニ社より、単行本の出版開始。
  • 2018年10月5日、ベトナム・キムドン社より、単行本の出版開始。
  • 2018年11月、メキシコ・パニーニ社より、単行本の出版開始。
  • 2018年12月14日、劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』公開。
  • 2019年2月20日、インドネシア・Elex Media社より、単行本の出版開始。
  • 2022年6月11日、劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公開。
  • 2023年12月21日、Vジャンプ2024年2月特大号で漫画版の連載が100話に到達。

制作

構成・演出

本作品(以下、テレビシリーズ)の発表は、2015年4月28日に行なわれた劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の舞台挨拶にて、テレビシリーズの制作が発表された。 本作品の物語は、原作者の鳥山明によると「魔人ブウ編の完全なる続き」に当たり、原作の最終決戦にて、孫悟空が魔人ブウとの闘いに決着を付け、平和を取り戻した後の物語を新たに描かれている。

鳥山によるストーリー原案は、テキスト(文章)形式で制作スタッフに届けられ、その全体のあらすじが書かれた鳥山のストーリー原案を、脚本家がテレビシリーズアニメ用に膨らましての付け足しや変更を行うことで、テレビシリーズ1話分ずつの内容にまとめるといった工程で制作されている。「“未来”トランクス編」は、鳥山明が編集部の案から着想を得てストーリーを構築。そのストーリー原案を基にして、脚本家らがテレビシリーズアニメ用の脚本に仕上げている。テレビシリーズ用に完成した脚本は、シリーズ開始時点では鳥山自身もまだ確認しておらず「いっしょにドキドキしましょう(笑)!!」とコメントを寄せている。

鳥山が自らストーリー原案を手がけた内容は以下の通り。

  • 劇場版アニメ2作品『神と神』と『復活の「F」』を原作に用いて、各1クール分ほどのテレビシリーズアニメとして再構成・再制作した「破壊神ビルス編」と「フリーザ復活編」。
  • 本作品のキーアイテムでもある「スーパードラゴンボール」を賭けて、第6宇宙の破壊神選抜との格闘試合を描く「破壊神シャンパ編」。
  • 未来のトランクスの世界に現れた新たなる脅威・ゴクウブラックザマスとの闘いを描く「“未来”トランクス編」。
  • 8つの宇宙の代表戦士たちが自身らの宇宙の存亡を賭けて闘う「力の大会」を描く「宇宙サバイバル編」。
  • 前章で復活したフリーザが地球に連れてきたサイヤ人・ブロリーとの闘いを描く「劇場版ドラゴンボール超 ブロリー」。
  • 悟空とベジータ不在の地球にて悟飯とピッコロの新生レッドリボン軍との闘いを描く「劇場版ドラゴンボール超 スーパーヒーロー

また、TVアニメ版の長編エピソードの合間には、1話完結のエピソードや前後編のエピソードが挿入されている。第43話と第69話では、本作品と同じく鳥山明原作の漫画『Dr.スランプ』の登場人物である則巻アラレなどが登場した。

過去の回想シーンでは、『Z』および『改』の映像の流用と、新規作画・新録音声が混在している。顕著な例として、未来のトランクスが師匠悟飯と今生の別れとなる回想シーンは、原作の外伝『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』に準拠したものではなく、アニメ『Z』のTVスペシャル『絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』での描写に準じ、なおかつ作画・音声ともに新規に制作されたものとなっている。2016年8月27日に『土曜プレミアム』枠にて放送された映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』“未来”トランクス特別編においても、本編前後に挿入される“未来”トランクスからの視点によるフリーザの歴代シーンは『Z』および『改』のフリーザ編での描写に準じていた。

作画・色彩

「宇宙サバイバル編」でもメインとなるストーリーやキャラクターは鳥山の原案が基になっており、アニメスタッフによりディティールアップが加えられている。また「宇宙サバイバル編」以前から、初期の『ドラゴンボール超』よりも映像クオリティの向上が考えられており、2017年10月18日放送の1時間スペシャルはスタッフを投入しコストもかけ、計画的に作り上げられている。ラスト2話はシリーズディレクターの中村亮太と総演出の石谷恵により3か月ほどかけて絵コンテが描き込まれた。シリーズディレクターだった長峯達也は劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の監督に専念するために途中降板し、共同でシリーズディレクターを務めていた中村亮太に後を任せていたが、長峯は中村らスタッフを高評価しており「宇宙サバイバル編は鳥山が気合いを入れて作った話ということもあり、スタッフ一同が作品をつくる喜びを感じ最終回に向かってテンションが上がっていき、本来は3500から4000枚位の動画枚数でTVアニメ1本を作るところを最終話は倍ぐらい使った」と明かしている。動画枚数は本来、制作費オーバーに直結するため厳しく管理しなければならず、シリーズディレクターの中村亮太はそのことを叱られたというが、それを聞いた長峯は「枚数を使うのも才能」と評している。

音楽

劇伴は前述の劇場版2作品と『改』の「魔人ブウ編」に引き続き住友紀人が担当しており、『改』の劇伴も一部流用している。あらすじでは『Z』主題歌の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」のインストゥルメンタルバージョンが使用されているが、“未来”トランクス編での前回のあらすじと次回予告のBGMはオリジナルのものを使用していた。第113話以降はオープニングに入る前に『ティーザー的なダイジェスト場面』が挿入され悟空の声で見所を簡単に説明する場面が入るようになり、それに伴い次回予告も短縮された。

『改』ではオープニングの前にアバンタイトルを置き、そこで前回のあらすじを紹介していたが、本作品では以前のシリーズと同様にオープニングから始まり、CMを挟んだ後あらすじ→タイトルコールの流れに戻っている。

漫画版

テレビシリーズの放送開始に先駆けて、漫画版の連載が『Vジャンプ』2015年8月号より開始されている。ストーリー原案はテレビシリーズと同じく鳥山明で、作画は同誌にてゲーム連動漫画『ドラゴンボールヒーローズ』や、映画『復活の「F」』のコミカライズを手がけていたとよたろうが担当。

物語の大まかな内容はテレビシリーズと同じで、テレビシリーズと違い月刊誌での月一回の連載のため、全体的に短縮されているが、テレビシリーズにはない場面や独自の描写がなされていたりと、相互に補完する関係性となっている。ストーリー原案を務める鳥山明のプロットを基に、とよたろうがそれを膨らませて描き、出来上がったネームを鳥山が毎話チェックしている。鳥山はとよたろうからアドバイスを求められた際には「このままで大満足」と答えるも、「厳しめにお願いします!」と再度助言を求められ「本当にないけど、あえて言うならば、いろんなアングルから見る構図を多用できれば、より完璧になると思います。あとは、とよたろう先生のオリジナルが入ってくると凄いことになると思います」と助言している。作画のとよたろうは「原作として頂くのはテキストなので、読者からこれは『ドラゴンボール』じゃないと言われないよう、常に鳥山先生の漫画をかたわらに置いて描くようにしています。また、想像力を膨らませて、オリジナルの動きや、色々な表情を描けたら…とも思っています」と意気込んでいる。鳥山明は「アニメでも何でもそうなんですが、僕は監修すると必ずどこか気になる所が出てきて、その時は必ず直しを言うようにしてます。でも、とよたろう先生のネームは安心して見ていられるから、OKとすぐ返事ができて助かります」「絵が似ている人はいるかもしれないけど、とよたろう先生みたいにお話としてもっていける作家はなかなかいないし、ネームがしっかり描けているのが素晴らしい」と賞賛しており、テレビシリーズも漫画版のコマを参考にしている。

新たなシリーズ開始の発端となった悟空と破壊神ビルスとの出会いでもある、映画『神と神』を原作とした「破壊神ビルス編」は描かれたが、その次のシリーズである映画『復活の「F」』を原作とした「フリーザ復活編」はその事件の顛末が解説で語られたのみで省略されている。また、連載開始時の「破壊神ビルス編」は劇場版『神と神』のダイジェストのような内容であったが、本作品からの完全新規エピソードである「破壊神シャンパ編」が始まって以降は、物語の内容も本格的に詳細に描かれている。ページ数も当初は1話分につき約20ページほどだったが、徐々に増えていき「“未来”トランクス編」が始まる頃からは1話につき約40ページほどになっている。

『Vジャンプ』2019年2月号(其之四十三話)より、新章「銀河パトロール囚人編」がスタート。時系列は劇場版『ブロリー』の後の話。

『Vジャンプ』2021年2月号(其之六十七話)からは「生残者グラノラ編」がスタート。「生残者グラノラ編」について、とよたろうは「前章『銀河パトロール囚人編』よりも構想に時間がかかったのですが、その甲斐あって鳥山先生に最高の原案を書いていただけました」とコメントしている。

『Vジャンプ』2022年10月号で「生残者グラノラ編」の最終話と共に次号から一時連載休止発表。『Vジャンプ』2023年2月号(其之八十八話)からは「スーパーヒーロー編」がスタート。時系列は劇場版『スーパーヒーロー』よりも前から始まり、悟天とトランクスを主役とした前日譚を経て劇場版のストーリーへと繋がり、本格スタートした。

単行本第1巻巻末には『TVアニメーション ドラゴンボール超 超スタートガイド』と『ジャンプビクトリーカーニバル2015 公式ガイドブック』に掲載された特別漫画、単行本第2巻巻末には『ジャンプビクトリーカーニバル2016 公式ガイドブック』に掲載された特別漫画、単行本第8巻巻末には『ジャンプビクトリーカーニバル2018 公式ガイドブック』に掲載された特別漫画が収録されている。また、第1巻の113頁(「名前のない星」のシーン)や143頁と144頁(宇宙歌斉唱シーン)、第3巻の34頁や41頁(ザマス初登場シーン)など、鳥山明によって訂正され、鳥山自らネームを描いたページもある。

漫画版との相違点

「破壊神シャンパ編」以降は、劇場版を原作としない本作品のみのオリジナルストーリーだが、鳥山明によるストーリー原案を基にした「テレビシリーズ」と「漫画版」が同時進行で制作されている。

鳥山明によるストーリー原案はテキスト(文章)形式で制作スタッフに届けられる。そのストーリー原案を基にして、テレビシリーズと漫画版それぞれのスタッフが同時進行で作品を制作しているため、大筋の物語の展開は同一だが、週1回のテレビシリーズと月刊誌連載の漫画という各々の発表形式に合わせての表現方法の違いや物語の展開、ストーリー原案のテキスト内容の解釈の差異から、テレビシリーズと漫画版では背景描写や登場人物の台詞や口調、どちらか一方のみにしかない場面があるなど、相互に補完する関係性となっているが全てが当てはまるわけではない。

一例を挙げると、ウイスの下での修行中、悟空とベジータが超サイヤ人の新たな形態「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人」という名称が長く呼称しづらそうなのを見かねて、ウイスが「超サイヤ人ブルー」という略称の使用を提案する場面が漫画版にのみ存在し、テレビシリーズではカットされていた。漫画版でのこのやり取りの後に当たる第6・第7宇宙破壊神選抜格闘試合の際には、テレビシリーズでも悟空らがこの略称を使用するようになっていた。

鳥山が書いたテキスト形式の第1話の脚本では、トラクターで畑を耕していた悟空が弁当を届けに来た悟天に「なんだ幼稚園はもう終わったのか?」と聞く台詞が書かれていたが、テレビシリーズや漫画版では「学校」に訂正されている。

主な相違点を以下に挙げる。

相違点(破壊神ビルス編)
  • ビルスの目を盗んで超ドラゴンボールを探していたシャンパとヴァドスが界王神たちと接触。超ドラゴンボールを発見した現フリーザ軍の重鎮であるガラナを破壊している。
  • ビルスとの戦闘中に超サイヤ人ゴッドが解除されず、ビルスの最後の攻撃を相殺した直後にウイスが仲裁に入り「今回は引き分け」として地球破壊を免れる。また、悟空が超サイヤ人ゴッドのパワーを吸収したと言及されていない。
相違点(フリーザ復活編)
  • シャンパがソルベの部下・ガラナを殺害したことがフリーザ復活に間接的に影響している。
  • 『超』の本連載時には「フリーザ復活編」はその事件の顛末が解説で語られたのみで省略されている。単行本では「破壊神シャンパ編」開始直前の幕間ページにて「と…とばされた…」と落ち込むフリーザ一味が描かれた。
相違点(破壊神シャンパ編)
  • テレビシリーズでは悟空がヒットとの戦闘終盤、超サイヤ人ブルー状態での界王拳を使用したが、漫画版では使用していない。その分、超サイヤ人ブルーそのものが、短時間限定の特別なパワーアップである側面が強調されている。
  • 悟空が超サイヤ人ゴッドへ変身すると、ヒットの「時とばし」は0.1秒より短い時間しか効果がなかった。これは「ヒットと悟空のパワーに差がつきすぎたのが原因」「ああいった特殊能力はある程度同じレベル以下の相手にしか通用しない」とウイスの説明があった。また、超サイヤ人ブルー状態のベジータにヒットの時とばしが通用した理由として「本来の超サイヤ人ブルーの10分の1の力も出せていませんでした。ブルーは何度も変身できるものではありません。それだけ体力の消耗が激しい変身なんです」とウイスが語っている。
相違点(“未来”トランクス編)
  • 悟空の道着がアニメ版と異なり、左胸と背中に「悟」の文字がない道着となっている。
  • 漫画版では、未来トランクスが過去に旅立つ前に、行き先がなぜ「17年前」なのかが説明されており、「並行世界の過去に行く」、「以前に使ったままなんだ、設定を変えるとおそらく同じ世界には行けなくなる」と語られている。
  • なぜザマス(ゴクウブラック)が未来のトランクスの世界を計画遂行のターゲットとしたのかの理由として、バビディとダーブラとの闘いで第7宇宙の界王神が戦死した影響を受け、第7宇宙の破壊神ビルスも連動して消滅してしまったことと、孫悟空は心臓病で、ベジータら地球の戦士たちも人造人間との闘いですでに死亡しているため、計画が円滑に進めやすいと判断したことが描写されている。
  • 界王神の持つ道具・時の指輪についての説明が明確にされている。時の指輪は複数あり、それぞれが平行世界に対応している。使うとその平行世界およびその世界の未来にも行ける他、現代に戻ることもできるが、タイムマシンとは違い過去に遡ることはできない。これはゴワス曰く、新たな平行世界が出来てしまうためとのこと。ゴクウブラックはこの道具を使うことで未来トランクスの世界に来ることができた。テレビシリーズでは普通に時の指輪で過去に向かう場面が存在する。
相違点(宇宙サバイバル編)
  • 免除宇宙の決定方法が異なる。テレビシリーズでは人間レベル7以上という基準によって結果的に4つの宇宙が免除となったが、漫画版では全王がまず残す宇宙は4つと免除数を決めている。
  • ジレンの願いが魔物に殺された師ギッチンを生き返らせることであることが判明。なお魔物に殺された者はガイド天使の力でも生き返らせることは不可能であり、そのために超ドラゴンボールに頼ろうとしていた。
  • 漫画版では大会終了後の様子が描かれており、悟空はテレビシリーズと異なり、17号の強さに驚いていた。
  • 漫画版では、モンスター島に棲息するセルジュニアとそっくりな容姿と同等の戦闘力のモンスター「偽セルジュニア」が登場。戦闘力を大きく上げた17号の強さの理由が説明されたが、テレビシリーズでもそうであるかどうかについては言及されていない。
相違点(スーパーヒーロー編)
  • 映画本編の前日譚として、ブルーハルハイスクールに通うトランクスと悟天のエピソードが3話に渡って描かれる。このエピソードの中で、映画では詳しく語られなかったDr.ヘドが逮捕される経緯が詳細に明かされる。
  • トランクスはサイヤマンX1、悟天はサイヤマンX2というヒーローに扮して悪と戦っており、ガンマ1号と2号のデザインや彼らが特徴的なポーズを取っていたのはサイヤマンX1、X2の影響だったことが語られる。
  • トランクスと悟天はセルマックスとの戦いでもサイヤマンX1、X2に変身し、ガンマ1号、2号と共闘している。映画での活躍の他、悟飯が魔貫光殺砲を放つシーンでもセルマックスに攻撃を仕掛けて隙を作り、勝利に貢献した。
  • パンは舞空術を会得した後、ピッコロが落とした最後の仙豆を回収して悟飯に渡す活躍シーンが追加されている。
  • セルマックス打倒後は悟空と悟飯が共に最強状態で手合わせをする後日談が描かれる。また、カーマインと他の新生レッドリボン軍兵士が生き残っていることが明かされ、後日談エピソードへと繋がる。

登場人物

ここでは、主人公と『ドラゴンボール超』においての主要人物を紹介する。

孫悟空、孫悟飯、孫悟天
声 - 野沢雅子
ベジータ
声 - 堀川りょう
ブルマ
声 - 鶴ひろみ
トランクス
声 - 草尾毅
ピッコロ
声 - 古川登志夫
ミスター・サタン
声 - 石塚運昇
魔人ブウ
声 - 塩屋浩三
ビルス
声 - 山寺宏一
ウイス
声 - 森田成一
ジャコ
声 - 花江夏樹
フリーザ
声 - 中尾隆聖
シャンパ
声 - 岩田光央
ヴァドス
声 - 山口由里子
ヒット
声 - 山路和弘
全王
声 - こおろぎさとみ
ゴクウブラック
声 - 野沢雅子
ザマス
声 - 三木眞一郎
ゴワス
声 - 後藤哲夫
ジレン
声 - 花輪英司

以下の個別記事も参照。

『ドラゴンボールZ 神と神』
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
ドラゴンボールのアニメオリジナルの登場人物

評価

アニメ!アニメ!が毎週集計し、ランキングとして発表してる「ビデオマーケット週間視聴ランキング」では、2017年5月1日から7日付けのランキングと5月8日から14日付けのランキングで2週続けて本作品が1位となった。

アメリカでは、2017年1月7日からカートゥーン ネットワーク・アダルトスイムの時間帯に放送が開始され、第1話目の放送には106万人以上の視聴者を集めた。

悟空とジレンの「力の大会」でのラストバトルを描いた第130話・131話の回がメキシコ、エルサルバドル、ボリビア、エクアドル、ニカラグア、ブラジル、チリ、アルゼンチンなどのラテンアメリカ諸国で、広場や、イベント会場に設置されたスクリーンで流され、各国で数千人から数万人の視聴者が集まるほどの盛り上がりとなった。

売上

本作の漫画版の累計発行部数は2019年5月時点で510万部を記録している。

2018年12月14日公開の『ドラゴンボール超 ブロリー』はアメリカで『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』以来となるデイリーボックスオフィス1位を獲得し、ペルー、ブラジル、チリでは当時の日本アニメ映画の歴代オープニング興収を記録するなど最終的には全世界で135億円を越える興行収入を記録した。 さらに2022年6月11日公開の続編『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』も全世界の興行収入が約138億円を記録した。

スタッフ

各話リスト

  • 特番などによる放送の休止・内容・日時・時間変更は以下の通り。
    • 2015年7月26日…『FNS27時間テレビ めちゃ2ピンチってるッ! 1億2500万人の本気になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!』放送のため休止。
    • 2015年8月30日、2016年8月28日、2017年8月27日…北海道文化放送のみ「北海道マラソン」放送のため、同日に限りフジテレビでの放送時間より180分繰り下げの上、12時 - 12時30分の遅れネットで放送。
    • 2016年1月3日…年始特番編成(地域によって異なり、フジテレビと一部系列局では『新春ドラマスペシャル「もう誘拐なんてしない」』を再放送)のため休止。
    • 2016年3月13日…『名古屋ウィメンズマラソン2016』中継のため休止。
    • 2016年7月24日…『FNS27時間テレビフェスティバル!』放送のため休止。
    • 2016年8月14日…『リオデジャネイロオリンピック2016』中継のため休止。
    • 2016年9月18日…『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日』放送のため休止。
    • 2017年1月1日…『祝50周年!初詣!!爆笑ヒットパレード2017』放送のため休止。
    • 2017年3月12日…『名古屋ウィメンズマラソン2017』中継のため休止。
    • 2017年9月10日…『FNS27時間テレビ にほんのれきし』放送のため休止。なお、同番組内で本作品とコラボしたミニアニメが放送された。
    • 2017年10月1日…『ONE PIECE 秋の1時間スペシャル』 放送のため休止。
    • 2017年12月31日…『大みそか列島縦断LIVE 景気満開テレビ2017』放送のため岡山放送を除く系列局で休止。一方、同局は後述のように時間を30分繰り上げた上で本作品の121話を1週遅れで放送した。
    • 2018年2月25日…『東京マラソン2018』中継のため休止。
    • 2018年3月11日…『名古屋ウィメンズマラソン2018』中継のため休止。

放送局

前作『改』に引き続き、連動データ放送によるミニゲームを行っているほか、シリーズの歴史を公開している。ミニゲームは前作と同じカードバトルであり、勝てば豪華景品コース、負ければ参加賞コースに応募方法が分かれる。2017年10月8日(第109話、テレビ新広島など一部地域は111話〈10月15日〉)からは「全ちゃん占い」にリニューアルされ、占いに参加するだけで全王賞(参加賞)に応募ができ、「大吉」を引ければ大吉賞にも応募ができる形式になった。データ放送は『ストロング9→アドベンチャーサンデー』を放送している局のみ実施しており、また全局字幕放送に対応している。

  • 沖縄テレビは系列局でありながら放送されなかった。
  • 遅れネット局では、1時間スペシャル回の場合は、1話ずつ分割して放送することがあった。
  • バンダイチャンネルでも配信されている。
  • BSフジでは、2021年2月14日から2023年11月5日まで日曜10時 - 10時30分に放送された。
  • レギュラー放送では字幕放送を実施。孫悟空は黄色、孫悟飯は緑色、それ以外の人物は白色で表記される。第60話より副音声にて解説放送も開始した。

日本国外での放送

主題歌

オープニングテーマ担当は基本的に日本コロムビア所属のアーティストで統一されているが、エンディングテーマ担当は『ドラゴンボール改』の2期同様、日本コロムビア所属のアーティストのほか、一部JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(以下、ビクターエンタテインメント)所属のアーティストが混在している。

オープニングテーマ

エンディングテーマ

挿入歌

「ワイワイワールド」(第69話)
作詞 - 河岸亜砂 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - たかしまあきひこ / 歌 - 水森亜土、こおろぎ'73(日本コロムビア)
「究極の聖戦バトル」(第110話、第116話、第131話)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - ZENTA / 編曲 - ZENTA、若林タカツグ / 歌 - 串田アキラ(日本コロムビア)
第115話、第121話、第123話、第129話、第130話ではインストゥルメンタル版が使用された。

BD / DVD

BOX

書誌情報

単行本

  • 漫画:とよたろう、原作:鳥山明 『ドラゴンボール超』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊22巻(2023年12月4日現在)
    1. 「第6宇宙の戦士たち」発売日:紙版‥2016年4月4日、電子版‥2016年5月2日、ISBN 978-4-08-880661-7
    2. 「優勝宇宙、ついに決定!!」発売日:紙版‥2016年12月2日、電子版‥2016年12月31日、ISBN 978-4-08-880867-3
    3. 「人間0(ゼロ)計画」発売日:紙版‥2017年6月2日、電子版‥2017年7月4日、ISBN 978-4-08-881084-3
    4. HOPE(きぼう)へのラストチャンス」発売日:紙版・電子版とも2017年11月2日、ISBN 978-4-08-881163-5
    5. 「決戦!さらばトランクス」発売日:紙版・電子版とも2018年3月2日、ISBN 978-4-08-881447-6
    6. 「集まれ超戦士たち!」発売日:紙版・電子版とも2018年6月4日、ISBN 978-4-08-881501-5
    7. 「宇宙サバイバル!力の大会開始!」発売日:紙版・電子版とも2018年9月4日、ISBN 978-4-08-881575-6
    8. 「孫悟空覚醒の“兆”」発売日:紙版・電子版とも2018年12月4日、ISBN 978-4-08-881649-4
    9. 「決着と結末」発売日:紙版・電子版とも2019年4月4日、ISBN 978-4-08-881811-5
    10. 「モロの願い」発売日:紙版・電子版とも2019年8月2日、ISBN 978-4-08-882034-7
    11. 「大脱走」発売日:紙版・電子版とも2019年12月4日、ISBN 978-4-08-882154-2
    12. 「メルスの正体」発売日:紙版・電子版とも2020年4月3日、ISBN 978-4-08-882264-8
    13. 「それぞれの戦い」発売日:紙版・電子版とも2020年8月5日、ISBN 978-4-08-882391-1
    14. 「銀河パトロール孫悟空」発売日:紙版・電子版とも2020年12月4日、ISBN 978-4-08-882518-2
    15. 「星喰いのモロ」発売日:紙版・電子版とも2021年4月2日、ISBN 978-4-08-882606-6
    16. 「宇宙一の戦士」発売日:紙版・電子版とも2021年8月4日、ISBN 978-4-08-882744-5
    17. 「破壊神の力」発売日:紙版・電子版とも2021年12月3日、ISBN 978-4-08-882858-9
    18. 「悟空の父 バーダック」発売日:紙版・電子版とも2022年4月4日、ISBN 978-4-08-883092-6
    19. 「民族の誇り」発売日:紙版・電子版とも2022年8月4日、ISBN 978-4-08-883215-9
    20. 「全力戦」発売日:紙版・電子版とも2023年3月3日、ISBN 978-4-08-883470-2
    21. 「対決Dr.ヘド」発売日:紙版・電子版とも2023年8月4日、ISBN 978-4-08-883601-0
    22. 「最強の師弟」発売日:紙版・電子版とも2023年12月4日、ISBN 978-4-08-883744-4
    23. 「超覚醒!孫悟飯」発売日:紙版・電子版とも2024年4月4日、ISBN 978-4-08-883885-4

エピソード

関連書籍

TVアニメーション ドラゴンボール超 超スタートガイド
Vジャンプ特別編集2015年8月5日増刊。放送前の『ドラゴンボール超』を紹介。限定付録として『ドラゴンボールヒーローズ』用カード「孫悟空」と『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』用シリアルコード「超サイヤ人ゴッドSS 孫悟空」を封入。

劇場版

本作品の「破壊神ビルス編」は上記『神と神』を、「フリーザ復活編」は上記『復活の「F」』を原作に、約1クール分のテレビシリーズアニメに再構成・再制作したもの。

関連番組

FNS27時間テレビ にほんのれきし「アニメにほんのれきし」(フジテレビ、2017年9月9日・10日)
本作品の他、『ちびまる子ちゃん』『ONE PIECE』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の4作品による様々な日本の歴史の各時代に登場するスペシャルアニメ。
逃走中〜ドラゴンボール超コラボSP 横浜中華街大決戦!〜(フジテレビ、2018年1月6日)
横浜中華街を舞台にして行われた新春スペシャル番組。

イベント

ドラゴンボール超でリアル宝探し超サイヤ人ゴッドを召喚せよ!
2015年7月18日 - 8月31日の期間中、フジテレビ・お台場みんなの夢大陸で開催され、宝の地図を片手に、謎解きをしながらエリア内に隠れている5人のサイヤ人を探し出し、孫悟空が「超サイヤ人ゴッド」になるための手助けをすることで、『ドラゴンボール超』の世界観を体感できるイベント。また、2016年には長井海の手公園 ソレイユの丘とアパリゾート妙高パインバレーにて、「ドラゴンボール超でリアル宝探し超絶☆ドラゴンボール探しの試練!」が開催された。
ドラゴンボール超 お台場に巨大神龍とフリーザロボ現る!
2015年12月28日から2016年2月14日の期間中、ダイバーシティ東京にて『ドラゴンボール』の特別展が開催された。「巨大神龍展示」では、高さ約7メートルの巨大バルーン型モニュメントの神龍が登場し、神龍の下には、フリーザをロボットで再現した「フリーザロボ」が展示されている。また、展示会場近くには物販スペース「ドラゴンボール超マーケット」が設置されている。
ドラゴンボール超修業チャレンジ!〜悟空を目指して強くなろう!〜
2016年から日本各地で開催されている『ドラゴンボール』の世界で孫悟空や、その仲間たちが実際に行った様々な修行を参加者は体験できるイベント。イベントでは物販コーナー、フードメニューなども用意されている。広島県マリーナホップで行われている同イベントでは期間中に来場者1万人を達成した。
ドラゴンボール超デー
埼玉西武ライオンズとのコラボイベント。2016年7月9日と7月10日に西武ドームにて開催。イベント中は孫悟空と子供限定で記念撮影ができ、小学生以下の子供に先着でグッズなどの配布を行っている。
ドラゴンボール超 in お台場
2016年7月16日 - 8月31日の期間中、「お台場みんなの夢大陸2016」で『ドラゴンボール超』のイベントが開催された。『ドラゴンボールフュージョンズ』、『ドラゴンボールヒーローズ』の体験コーナーなどが実施されている。
DRAGON BALL SUPER PUZZLE HUNT
2017年7月1日 - 4日までの期間中、ロサンゼルス・コンベンション・センターで開催されているアニメ・エキスポ2017で『ドラゴンボール超』のアトラクションが行われた。
阪神タイガース×ドラゴンボール超
ヒーローをテーマにした阪神タイガースとのコラボ企画。2017年5月5日 - 5月7日に展開された「ゴールデンウィーク こどもまつり」の一環として、甲子園球場で開催された。イベント開催中の3日間すべての試合で、虎仙流の「限定ヒーローTシャツ」を小学生以下の入場者先着7777名にプレゼントされた。
ドラゴンボール超 SHOP & COLLECTIBLE STAMPS CHALLENGING
2017年6月24日 - 9月24日の期間中、沖縄県琉宮城蝶々園にて開催された。スタンプラリーや展示会、沖縄でしか手に入らない限定グッズなどが用意されている。
Dragon Ball Super Les Quatre Temps
2018年3月2日にフランスでアニメ『ドラゴンボール』の放送開始30周年を迎えたのを記念して、同年3月31日から4月8日までの期間中、パリの中心地にあるヨーロッパ最大のショッピングセンター「Les Quatre Temps」にて、ビデオゲーム大会、キャラクターの展覧会など本作品のイベントが開催された。
ドラゴンボール超 キャナル・スプラッシュ!!
劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開を記念して、2018年7月21日 - 8月26日の期間中、キャナルシティ博多で『ドラゴンボール超』をイメージした、水の体感アトラクションゾーンが登場し、キャナル・スプラッシュや、館内に隠されたドラゴンボール探しなどのイベントが行われた。
夏休み超クイズラリー
劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開を記念して、2018年7月21日から9月30日まで、全国200か所以上の映画館・商業施設を舞台に、クイズラリーが実施された。
ドラゴンボール超 ブロリー フルパワー降臨祭
2018年7月28日 - 9月2日の期間中、ダイバーシティ東京プラザで劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』のイベントが開催された。期間中はキャラクター、設定画、歴代映画ポスターの展示がされている。
リアル脱出ゲーム×ドラゴンボール超「地球人消滅からの超脱出」
リアル脱出ゲームと『ドラゴンボール超』のコラボイベント。2018年8月30日から2018年12月31日までの期間中、全国8都市で開催された。自身のスマートフォンやタブレット端末がドラゴンレーダーになり、フリーザによる「地球消滅計画」を阻止するべく、街歩き型のリアル脱出ゲームである。期間中、2万人以上が来場する人気公演となった。
2019年3月22日から期間限定で再公演されている。開催場所は上記の8都市に浅草・京都を加えて、全国10都市で開催されている。また、英語対応公演も2019年4月12日よりスタートした。
ドラゴンボール超 ブロリー 超天空塔(スカイツリースーパー)
劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開を記念し、2018年11月1日から2019年1月7日まで東京スカイツリーで開催され、地上450メートルの天望回廊で、グッズや撮影スポットが用意され、レストランでは本作品をイメージしたフードメニューなどが用意されている。
ドラゴンボール超 サイヤ人超最強展
劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開を記念し、2018年12月14日から2019年2月11日までフジテレビ・球体展望室「はちたま」で開催され、映画全20作品の紹介や、フォトコーナーなどが実施された。
DRAGON BALL SUPER EUROPE EVENT
2019年2月に劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』が欧州で公開されるのに合わせ、バンダイは欧州で本作品のイベントを行い、『ドラゴンボール』シリーズの商品・サービスをファミリー層に訴求し、開催場所も従来のコンベンションセンター(見本市・展示会場)などとは一線を画し、ライト層や幅広い世代にファン層を拡大させる狙いで開催された。
日本平超動物園
日本平動物園が開園50周年を記念し、本作品とのコラボイベントを2019年11月2日から開催し好評につき、2020年1月31日まで開催された。
アヌシー国際アニメーション映画祭
2021年6月14日から6月19日までの期間、フランス・アヌシーで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で、同映画祭が60周年を迎えた事を記念して、東映アニメーションより『ドラゴンボール超』の記念PVが公開された。

タイアップ

マクドナルド
ハッピーセット「ドラゴンボール超/プリパラ」(2015年11月6日より販売)
ハッピーセット「ドラゴンボール超/アイカツスターズ!」(2016年5月13日より販売)
ハッピーセット「ドラゴンボール超/ひつじのショーン」(2017年5月12日より販売)
ショウワノート
2016年に「わくわく新学期シリーズ」のひとつとして『ドラゴンボール超』の各種文房具が発売された。
2021年に本作品のイラストをあしらった筆記用具がショウワノートから発売された。「ジェットストリーム2&1」(2021年10月下旬発売)、「クルトガ」(2021年10月下旬発売)
サークルKサンクス
「夏のドラゴンボールフェア」(2016年8月2日 - 8月15日開催)
東映アニメーション
エイプリルフール企画
2017年4月1日、東映はエイプリルフールに合わせ、『ドラゴンボール超』の公式サイトを「社会サバイバル編」仕様に変更。本作品のキャラクターたちが「DB商事」の新入社員に扮装している。
2018年4月1日、東映はエイプリルフールのウソ企画として『ドラゴンボール超』と『HUGっと!プリキュア』がコラボした劇場版アニメ「映画ドラゴンボール超×映画プリキュアスーパースターズ THE MOVIE 孫悟空VSキュアエール」を制作し、2019年4月1日に公開することを発表した。
スクラッチ
宝くじ「スクラッチ」と『ドラゴンボール超』とのタイアップ商品。2017年10月4日から17日まで、「ドラゴンボールスクラッチハッピーカウント孫悟空」が発売された。
ミスタードーナツ
2018年7月20日からミスタードーナツのキッズセットを買うと、『ドラゴンボール超』のオリジナルグッズが貰えるキャンペーンが行われた。
「キッズセット」 (第1弾 2018年7月20日発売、第2弾 2018年8月8日発売)
「ドラゴンボール超 フュージョンドーナツセット」(2018年7月20日発売)
くらコーポレーション(現・くら寿司)
くら寿司とのタイアップ企画として、2018年11月22日から12月31日の期間中、店内設置のグッズが当たるゲーム「ビッくらポン!」でしか手に入らない劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』のグッズが用意された。
レインズインターナショナル
牛角と劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』とのタイアップ企画として、「超☆焼肉会」が実施されている。対象メニューを注文すると、「牛角限定描き起こしデザインコースター」が貰え、さらに当たり券が入っていたら牛角限定のオリジナルグッズが貰えた。
「超☆焼肉会」(2018年12月6日 - 2019年1月31日)
スポーツニッポン
2018年12月12日にスポニチは、劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』の公開に合わせ、映画の見どころなどを紹介する「ドラゴンボール超新聞」を発売した。

カードゲーム

DRAGON BALL SUPER CARD GAME
2017年7月28日からBANDAI Americaより、本作品のトレーディングカードゲームがアメリカでリリースされ 、全米各地でカードゲーム大会やイベントが何度も行われるほど人気を得ている。
ドラゴンボールスーパーカードゲーム FUSION WORLD
日本国外で展開されている『DRAGON BALL SUPER CARD GAME』の国内版が2024年2月16日に発売予定。2024年2月16日にトレーディングカードゲーム『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド』が発売、2024年2月29日にはPC専用のデジタルカードゲーム版『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド デジタル版』が正式サービス開始された。

ネット配信

  • 2022年4月にはABEMAにて本作が全話順次配信開始した。

脚注

注釈

出典

発売日

以下の出典は『集英社の本』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

外部リンク

  • 【公式】ドラゴンボール オフィシャルサイト
  • 『ドラゴンボール超』 - 東映アニメーション
  • 『ドラゴンボール超』 - フジテレビ
  • 『ドラゴンボール超』公式ツイッター (@DB_super2015) - X(旧Twitter)
  • とよたろう(@TOYOTARO_Vjump) - Twitter
  • 『ドラゴンボール』シリーズ - YouTubeプレイリスト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ドラゴンボール超 by Wikipedia (Historical)