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総説分別経


総説分別経


総説分別経』(そうせつふんべつきょう、巴: Uddesavibhaṅga-sutta, ウッデーサヴィバンガ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第138経。『分別観法経』(ふんべつかんぽうきょう)とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第164経「分別観法経」がある。

釈迦やカッチャーナ(迦旃延)が、比丘たちに、観法に関する仏法を説く。

構成

登場人物

  • 釈迦
  • カッチャーナ(迦旃延)

場面設定

ある時、釈迦は、サーヴァッティー(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。

釈迦は比丘たちに、観法に関する説法として、意識を外へ散乱させないこと、内に執着させないこと、恐れないことなどを説いていく。

釈迦が去った後、意味が理解できなかった比丘たちは、それをカッチャーナ(迦旃延)に尋ね、彼は比丘たちに説明する。

その話を聞いた釈迦はカッチャーナを讃える。

比丘たちは歓喜する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典4』(第11巻下) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

関連項目

外部リンク

  • Uddesavibhaṅgasuttavaṇṇanā - Tipitaka.org
  • Uddesa-vibhanga Sutta: An Analysis of the Statement - translated by Thanissaro Bhikkhu --- 英訳
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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 総説分別経 by Wikipedia (Historical)



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