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初音ミクのメディア展開


初音ミクのメディア展開


初音ミクのメディア展開では、 クリプトン・フューチャー・メディアのバーチャルシンガー『初音ミク』のメディアミックス展開について記述する。


この記事では、内容を分割しています。イベント、ゲーム、書籍、音楽類に関する情報については下記のページをご参照ください。

  • 初音ミクの関連イベント
  • 初音ミクを題材にしたゲーム作品
  • 初音ミクを題材にした書籍
  • 初音ミクの音楽コンテンツ
  • プロジェクトセカイのメディア展開

関連商品への対応

2007年8月に音楽製作用のソフトとして発売された初音ミクは、次第に人気を集めると発売元のクリプトン・フューチャー・メディア(以下クリプトン)に関連商品の商品化の企画が多数寄せられるようになった。後にヒット商品となるグッドスマイルカンパニーのキャラクターフィギュア「ねんどろいど 初音ミク」や、セガのゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」については、発売翌月の2007年9月には既に企画が持ち込まれていた。

商用利用については「クリエイターの創作の場」として調整するようにしており、自社のポリシーにそぐわない場合は商品化を断っていると言う。ゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」では、初音ミクユーザーの作った楽曲だけでなくコスチュームの公募を行ったり、初音ミクの派生キャラクターを登場させるよう要請するといったように、関連商品へネットでの流行の取り入れを求めることも行われている。

参考までに駿河屋に登録された“初音ミクの名称を含む関連商品”は3万品以上、公式サイト「piapro.net」に掲載されたミクの商品は8500品以上にのぼる(2024年1月時点、抜け落ち多数)。

なお、音楽を作成するソフトとしての使用については製品パッケージにおいて商用利用も含めて許諾されている他、ミクのデザインや名前を使用しない歌声のみの商用利用についても基本的には改めて許諾を受ける必要はない。

総合プロジェクト

SEGA feat. HATSUNE MIKU Project

2008年に正式発足したセガとクリプトン社による共同プロジェクト。ピアプロキャラクターズ関連のゲーム、グッズ、ライブコンサートなどを長期に亘って展開している。

初音ミク GTプロジェクト

2008年シーズン途中より、SUPER GTの300クラスに初音ミクが描かれた痛車の姿のレーシングカーが出場している。

  • 2008年及び2009年シーズンは「Studie & GLAD with AsadaRacing」(2008年)および「Studie GLAD Racing」(2009年)がBMW・Z4 Mクーペの車両「初音ミク Studie GLAD BMW Z4」で出走した。なお、これらのチームのメインスポンサーはグッドスマイルレーシングであり、クリプトンはスポンサーではなくライセンサー(キャラクター協力)という位置づけとなっている。
  • 2010年シーズンは前年までのメインスポンサーであるグッドスマイルレーシングがCOXとともに新しく立ち上げたチーム「GOOD SMILE RACING with COX」が、ポルシェ・911(GT3 RSRおよびGT3 R)で参戦した。この年から、プロジェクトの独自キャラクターとして「レーシングミク」が登場した。
  • 2011年シーズンはグッドスマイルレーシングとStudieが組み、新チーム「GSR & Studie with TeamUKYO」がBMW Z4 GT3で参戦している。2011年シーズンでは、第3戦で2008年の参戦から初めての優勝を成し遂げており、その後第6戦・最終戦でも優勝し、シリーズチャンピオンを獲得した。後にJAFグランプリに参加し、2レース共に優勝し、JAFグランプリを獲得した。
  • 2012年シーズンは、2011年と同じチーム体制で、2台体制として参戦。その内1台に「Project mirai」とのタイアップによる同作のイメージとして参戦した。
  • 2013年シーズンは、1台体制に戻して参戦している。また、同年には、GT300以外に電気自動車の開発会社MIRAIによる日英共同チーム「KOMATTI-MIRAI RACING」の電動レーサーバイク『TT零13』が、グッドスマイルレーシングの協賛により、「レーシングミク」が描かれた痛単車の姿でマン島TTレースの「TT Zero」クラスに参戦した。
  • 2014年シーズン、2度目のシリーズチャンピオンに輝いた。
  • 2017年シーズン、3度目のシリーズチャンピオンに輝いた。
  • 2018年、「初音ミクGTプロジェクト」が10周年を迎え、特設サイト「初音ミク GTプロジェクト 10周年」を開設。本プロジェクトの軌跡を辿るムック「初音ミク GTプロジェクト 10th Anniversary Official Fan Book」が出版された。
  • 2023年、「初音ミクGTプロジェクト」が15周年を迎え、特設サイト「HATSUNE MIKU GT PROJECT 15TH ANNIVERSARY」を開設。15周年企画を展開。

初音ミク Happy 16th Birthday -Dear Creators-

クリプトン社が初音ミクの16歳(周年)を記念して展開するプロジェクト。2023年2月10日に正式発表され、初音ミクの軌跡を振り返りつつ、「創作の輪」がさらに大きく広がっていくように多方面のクリエイターと共に新規企画が実施されている。

コンセプトは「16年間に生まれた『初音ミク』、これから生まれる未来の『初音ミク』。全てのクリエイターに祝福を。」。メインビジュアルのミクはこれまでにも様々な公式企画に携わってきたRellaによるもので、クリエイターが初音ミクという存在を形成するために使う多数のツールの集合体「創作の羽根」を背に纏っている。

ポケモン feat.初音ミク Project VOLTAGE 18 Type/Songs

2023年8月31日に発表された株式会社ポケモンとのコラボレーションプロジェクト。通称「ポケミク」。

バリエーション・派生キャラクター

初音ミクにはクリプトンのメディア展開から誕生した公式が主導するバリエーションと、楽曲やMMDなどのファンメイドコンテンツから誕生した非公式のバリエーションが存在する。これらも初音ミクの公式企画や商品ラインナップの一部としてメディアミックスが行われている。

クリプトン公式系

ファンメイド系

アニメ作品

クリプトン系

(名称不明)
2021年に初音ミク史上初となるオリジナルアニメ/漫画のシリーズ企画の制作が報じられた。それによるとクリプトン社、Graphic India、Carlin West Agencyが制作しており、アニメ・実写・音楽が融合した「Mikuverse」の物語として、現代的なストーリーが展開予定であるという。クリプトン社のドゥヴィーニュ・ギヨームは「ファンによる創造性と芸術表現の機会を無限に与えてくれる初音ミクの本質に忠実なアニメをつくるため画期的な方法を見つけたと信じています。これは、ミクと世界中のファンにとって大きな瞬間となるでしょう」とコメントしている。
ぷちセカ
ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』の日常を描いたショートストーリー。原作と同じくピアプロキャラクターズについては本作独自の設定であり、従来のプロフィール・設定を上書きするものではない。

公式コラボ出演

【俗・】さよなら絶望先生
第13話Bパート「大導寺信輔の音声」にて初音ミクが登場し、一言だけではあるが片言で話す姿が描写されている。なお声はソフトウェアで作成したものではなく音声モデルの藤田咲が担当しており、エンドクレジットにも「初音ミク」のキャストとして藤田咲の名前が書かれている。また、同話では他のVOCALOIDとおぼしき色違いのキャラクター数体がモブキャラクターとして登場している(なお、原作漫画の同エピソードである第百十二話では1カットのみのモブキャラクターとしてミクとおぼしきキャラクターが描かれていた)。
新幹線変形ロボ シンカリオン
「シンカリオン H5はやぶさ」の運転士として初音ミクをモチーフとした「発音ミク」が登場する。この作品では北海道出身の小学生(年齢は11歳)として設定されている。声についてはクリプトン社が藤田咲のアフレコした音声と初音ミクの音声を合わせて調声している。また作中にはモブキャラとして、他のピアプロキャラクターズたちも登場している。
劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X
「発音ミク」として続投。本作ではライブシーンがあり、雪ミクのコスチュームで挿入歌「チェンジ!シンカリオン」を歌っている。3Dライブシーンとステージ衣装のデザインはクリプトンが制作している。
あはれ!名作くん
第63話「初音ミク」で本人役として登場。竜宮市内のライブでやってきたという設定で、突然寿司屋の真似をしたりネギをかじったりするなど突飛な行動が目立つが、本作の主要キャラは大ファンであるらしい。ビームや分身などのVOCALOIDには必要なさそうな機能が多いため、主人公の名作からは初音ミクのそっくりさんではないかと疑われていた。なお、本作の第2期ED『名作!傑作!マスターピース!』のボーカルも務めている(担当上「Kz×八王子P feat.初音ミク」名義)。
邪神ちゃんドロップキック
2022年放送の第3期『X』および短編アニメ『まめアニメ(北海道編)』に登場。

その他

京都アニメーションのアニメ作品
らき☆すたOVAでは主要キャラクターの一人・柊かがみがミクのコスチュームを纏う場面があり、DVDのパッケージにもこの姿が大きく描かれている。氷菓でもミクおよび鏡音リン・レン、巡音ルカのコスプレをした漫研部員が登場している。
アキカン!
キャラクターとしては登場しないが、エンディングテーマ「恋空リサイクリング」(各話ごとにアレンジが異なる)の最終話バージョンとして、「のみこ feat.初音ミク」名義の楽曲が最終話ラストシーン及び放送後のミニコーナーに流れた(作中に「ミク」というアニメオリジナルキャラクターが登場しているが姿や設定は別物)。なお、この最終話バージョン(「恋空リサイクリング featuring みっくちゅじゅーちゅ」)が、初音ミクのアニメソング歌手としてのデビュー曲である。
宇宙をかける少女
同作品の映像ソフト(DVDおよびBD)第2巻におけるTV未放送の映像特典に、主要登場人物の一人である神凪いつきが初音ミクの扮装をする場面が収録されている。これと関連して、同映像ソフトのテレビCMのナレーションにも初音ミクが「CV:藤田咲 feat.初音ミク」名義で出演しED主題歌の鼻歌を歌ったり、片言で番組への応援メッセージを寄せるなどした。CMにはソフトウェアではなく、藤田咲が演じたものを初音ミク風に加工した音声が使用されている。また、TV放送の最終回ラストシーンにも初音ミク本人として1カットのみ姿を見せた。
このほか番組枠内放送している、初音ミク関連商品を含むグッドスマイルカンパニーのテレビCMにも初音ミクの楽曲が使用されているほか、2009年5月4日には同作品の映像ソフト第1巻の発売を記念したイベントの札幌会場においてクリプトンとのコラボレーションを行い、初音ミクTシャツのプレゼント企画などが行われた。
護法少女ソワカちゃん
初音ミクを模したソワカちゃんというキャラクターが主人公の個人製作のアニメーション作品。初音ミクの歌によってストーリーを語る歌劇のような形式の作品となっている。2009年7月15日よりDVDも発売されている。
ブラック★ロックシューターシリーズ
2012年放送の初代アニメ版及び2022年のリブート版「Black☆★Rock Shooter DOWN FALL」にて、「supercell feat. 初音ミク」名義の楽曲「ブラック★ロックシューター」が使用されている(詳細は記事を参照)。2012年版はOP曲、2022年版は最終話の挿入曲として使用された。

模型・ぬいぐるみ

ミクはその人気の高さによって「フィギュアブーム」を巻き起こし、音声合成ソフトの枠すら越えてフィギュアシーンに影響を与えた。大きく分けてパッケージイラスト、クリプトン公式企画、ミクのバリエーション、新規原画を元にしたオリジナル、ファンメイドコンテンツの模型・ぬいぐるみが存在する。

様々なバリエーションが展開されているため、シリーズの基幹となる商品を軸に解説する。

フィギュア・キット

「ねんどろいど 初音ミク」シリーズ(グッドスマイルカンパニー)
初音ミクフィギュアブーム及びデフォルメフィギュアブームを巻き起こしたデフォルメフィギュア。
最初の初音ミクフィギュアとして2008年3月31日に発売され、受注数は“数十万”にものぼり、発売元では急ぎ生産ラインを増やした(初めて複数の工場を使って生産された)がそれでも生産が追いつかなかった。当時フィギュア業界では2000-3000体売れればヒットと言われる中、予想を大幅に上回る人気から「緑の悪魔」とまで呼ばれた。以降のねんどろいどの顔の造形はミクがベースとなっているという。
商品ラインナップはねんどろいど史上最多とされ、2023年には“100体目”の商品化が発表された。雪ミクや桜ミク・レーシングミク・マジカルミライver等のバリエーションを含めて恒例の商品となっている。
初音ミクを起用した東京国立博物館の文化財修理プロジェクトとのコラボ商品も発売されており、ねんどろいどシリーズとのコラボ商品からも売上額の一部を寄付している他、G20ニューデリー・サミットの関連企画において「ねんどろいど 初音ミク 冬木小袖Ver.」が日本文化を表す作品として展示されている。
派生シリーズである「ねんどろいどぷち」、「ねんどろいどぷらす」、「ねんどろいどじゃんぼ」、「ねんどろいどこ~で」、「ねんどろいどどーる」、「ねんどろいど swacchao」、「ねんどろいどさぷらいず」からも発売されている。
1/6 初音ミク 組立てキット(ボークス)
ミク初のスケールキット。2008年4月12日発売の一般販売に先立ち、2008年2月24日のワンダーフェスティバル2008[冬]で先行販売された。一般販売は予約分だけで完売し、その後「モエコレPLUS 1/6 初音ミク」として2008年9月に発売された同一原型のPVC製塗装済完成品も、2008年4月29日に予約が開始されると予想を上回る注文があり、瞬く間に2次生産分まで予約で完売した。その後「モエコレPLUS」版にオプションパーツの追加や修正を施したものが「モエコレPLUS 1/6 初音ミク アンコールパッケージ」として発売されている。
スケールフィギュア 初音ミク(グッドスマイルカンパニーほか)
ミク初のスケールフィギュアかつ完成品の非可動モデル。2008年9月27日発売。KEI書き下ろしデザインで、1/8スケール・PVC製・塗装済み。
ワンダーフェスティバル2008[冬]で発表され、フィギュアシーンに名を刻む大ヒット商品となった。。Amazon.co.jpの「おもちゃ&ホビーストア」における2008年の販売ランキングで3位。
ミクの“非シリーズ物のスケールフィギュア”はグッスマ以外にも多数の会社が製造・販売している。
「figma 初音ミク」シリーズ(企画・開発:マックスファクトリー、販売:グッドスマイルカンパニー)
ミク史上初となる市販の可動フィギュア。2008年9月10日発売。上記と同じく東京国際アニメフェア2008で発表され、2008年8月30日のキャラホビ2008 C3×HOBBYで先行販売されると用意した1000個が1時間で完売するなど人気を集めた。Amazon.co.jpの「おもちゃ&ホビーストア」2008年の販売ランキングで1位。2013年にはNo.200記念商品として1から作り直した「初音ミク2.0」が発売された。バリエーションとしてパッケージ版、雪ミク、桜ミク、レーシングミクが展開されている。
初音ミク歌唱曲×フィギュア
初音ミク歌唱曲の世界観をモチーフにしたフィギュア。その第一弾は2009年12月12日にグッドスマイルカンパニーから発売された1/8「supercell feat. 初音ミク ワールドイズマイン」で、同作はヴィネット風スタチューの先駆けとなった。この他にもマックスファクトリーの「VN02」、ワールドイズマインに続くGSCの「初音ミク 深海少女ver.」など、人気楽曲を題材にしたミクのフィギュアが展開されている。下記の「モジュール」の一部も楽曲の世界観を元にしている。
SEGA feat. HATSUNE MIKU Project×フィギュア
ミク(クリプトン)とセガの共同プロジェクトに関する模型。
ゲーム「初音ミク -Project DIVA-」シリーズからは3Dモデル「モジュール」のフィギュア、ゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」からは「セカイのミクたち」のフィギュアを展開。「セガプライズ」や「S-FIRE」など自社のブランドからも展開されている。
初音ミク×プライズ景品
セガ、フリュー、タイトー、バンダイ(バンプレスト)から多数のプライズ品が展開されている。
初音ミク×バーチャルフィギュア
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などのXR形式を用いて展開されるフィギュア。
第一弾はCD「渋谷系 feat.初音ミク」の特典として付属するARフィギュアで、専用のスマートフォンアプリ「渋谷系初音ミクAR」を起動してブックレットにスマホをかざすと3Dのミクが出現する。
バーチャルキャストで展開される初音ミク公式のVRテーマパーク「MIKU LAND」では、VR空間におけるミク達ピアプロキャラクターズのデジタルフィギュアが展開されている。

その他のシリーズ(フィギュア・キット)

上記以外。パブリッシャー別・五十音順。

ドール

「初音ミク リカちゃん」シリーズ(タカラトミー)
初音ミクの格好をしたリカちゃん人形。バリエーションとして雪ミクが存在する。
「Pullip 初音ミク」シリーズ(グルーヴ)
ファッションドール「プーリップ」とのコラボレーションドール。第一弾は2011年4月に発売。バリエーションとして雪ミク、ミク歌唱曲(LOL、千本桜)、桜ミクを展開。
「ドルフィー・ドリーム 初音ミク」シリーズ(ボークス)
2013年9月28日より「DD3」素体を使った第一弾が受注生産開始。後に「DD3」ベースの雪ミク、「DD-f³」ベースの初音ミクReboot、雪ミク、桜ミクが展開されている。
ドレスセットは大きく分けて初音ミク歌唱曲、各シーズンの雪ミク、SEGA feat HATSUNE MIKU Project(モジュール、セカイのミクたち)のものが製作されている。
コレクションドール 初音ミク(グルーヴ)
2020年5月発売。「Yeolume」をベースにした新シリーズの第一弾。
Harmonia humming 初音ミク(グッドスマイルカンパニー)
2023年1月に発売。翌年より雪ミク版も発売。

ぬいぐるみ

「ねんどろいどぷらす ぬいぐるみ 初音ミク」シリーズ(Gift)
ミク初のぬいぐるみで、関節を組み込んだ可動式ぬいぐるみ「ねんどろいどぷらす ぬいぐるみ」シリーズの第一弾として発売された商品。手足やツインテールの可動によって多彩なポーズを取らせることが可能。
シュタイフ×初音ミク(グッドスマイルカンパニー)
ドイツの最高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ社」とのコラボレーションで生まれたテディベア。
パブリッシャー・主なシリーズの一覧(五十音順)
Collection James Bond 007

地域・地方

本節では国内の地域とのコラボレーションを記載する。

  • 海外については初音ミク#海外展開・世界での活動を参照。

北海道

2010年12月2日、クリプトン・フューチャー・メディアとその所在地である札幌市との間で「シティプロモート分野における連携協定」が交わされ、市の魅力を発信するためにミクとのコラボレーションを活用していくことを謳っている。

しかし「初音ミク」に特定の地域色が強くなってしまうと、それ以外の地域の人たちとの距離が離れてしまうことが懸念される。そのため札幌市あるいは北海道とのコラボはミクの冬季仕様「雪ミク」の側面が担うことになっているが、通常のミクも北海道と関連付けられることがある。

本節は、雪ミクではない通常のミクとのコラボレーションを挙げる。

  • 2010年代
    • 2010年第61回さっぽろ雪まつりでクリプトンが初音ミクの雪像を展示。雪ミクはこの時の雪像化を記念して誕生した。
    • 2011年2月11日には札幌市電の雪ミク電車(ラッピング車両)の運行に先立つセレモニーが行われ、車内音声を担当した藤田咲も登場。
    • 2012年には新千歳空港にて初音ミクの公式イラストレータKEIの原画展や等身大フィギュアの展示なども行われた。
    • 2013年8月には、札幌市の観光プロモーションの一環として、タイ王国/バンコクのスワンナプーム空港駅とパヤータイ駅間を結ぶ高架鉄道「エアポート・レール・リンク(ARL)」で初音ミクのラッピング電車が運行されている。
    • 2017年、北海道の新キャッチフレーズ「その先の、道へ。北海道。」のイメージソングに初音ミク歌唱曲「未来の風~その先の道へ / いじゃくP」と、まおうが描いた「雪ミク」が採用された。
    • 2018年、TVアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」にクリプトン公式派生キャラクター「発音ミク」が登場。同作のミクはクリプトンの本社所在地である北海道の出身という設定。
    • 2019年、北海道命名150周年記念及び昨18年に発生した北海道胆振東部地震の復興に向けて北海道の民放5局とNHK札幌放送局による共同キャンペーン『One Hokkaido Project』のキャンペーンソングに参加。
  • 2020年代
    • 2021年には千歳市のPR企画の一環で邪神ちゃんドロップキックと雪ミク(名義上は初音ミク)のコラボ楽曲「サンキュードロップキック!」もリリースされている。また、TVアニメ「邪神ちゃんドロップキックX」に初音ミクが出演し、作中で舞台となる北海道のPRも行われた(リンク先を参照)。
    • 2022年、弘前と函館の両市の間で共同キャンペーン「ひろはこ」がスタートし、冬に「雪ミク」・春に「桜ミク」を用いた観光事業も行われている。

東北

  • 2019年、桜ミクが青森県の「弘前さくらまつり」の公式応援キャラクターに就任(→桜ミク#地域振興)。
  • 2022年からは弘前と函館の間で先述した「ひろはこ」も展開されている。

関東・中部

  • 千葉県では初音ミクの国内最大級のイベント「初音ミク マジカルミライ」が開催され、千葉市が後援団体に参画するとともに毎年コラボ事業を展開。市公式HPの市章デザインの差し替えやラッピング電車の運用などの関連企画を実施している。
  • この他にも「東京150年祭」や「新潟まつり2023」、横浜での花火&ドローンショー「“初⾳ミク Happy 16th Birthday” 『Music & Fire Works』- Time Capsule -」など地域イベントでも起用されている(→初音ミクの関連イベント)。

関西

  • 2018年8月25・26日、インテックス大阪で実施される「初音ミク マジカルミライ2018」に関連する形で「通天閣」とのコラボを実施。
  • 大阪府警察本部サイバー犯罪対策課がサイバー犯罪防止のPRにミクを起用し、2017年3月9日にJR大阪駅2階のアトリウム広場でサイバー犯罪対策課が製作した楽曲「Password」が初披露された。

スポーツ

モータースポーツに関しては「#初音ミク GTプロジェクト」を参照。

雪ミク×北海道プロスポーツチーム

野球

  • 2021年7月末、プロ野球コラボ企画「MIKU BASEBALL」の情報がツイッター上で初公開。翌年までパ・リーグ6球団のみを対象としたコラボグッズを販売していたが、2023年に新たにセ・リーグ6球団を加えた全12球団がコラボの対象となった。
  • 2023年10月22日、台湾のプロ野球チーム「楽天モンキーズ(楽天桃猿)」とコラボし、初音未來(ミク)をテーマにした「初音未來一日10號隊友」を実施。

ウィンタースポーツ

  • 北海道で開催されたフィギュアスケート・NHK杯において、初音ミクに扮した「どーもくん」が華麗な滑りを披露した。

飲食物・飲食店

公式ポータルサイト「piapro.net」には、約350品(2024年2月時点・抜け落ち多数)が掲載されている。

ネギ
初音ミクの食品企画では ネギもしくはネギを模した食品が発売されることがある(経緯はロイツマ・ガールを参照)。初音ミクの食品企画で初めてネギを組み込んだのは後述する「みくせん」である。
ネギ入りえびせん「みくせん」(MM Agency×志満秀)
初音ミク史上初の食品系コラボ。2009年5月25日発売。
ピアプロとのコラボでパッケージとせんべい本体のデザイン・CMソングの公募が行われ、最終的にイラスト10点・箱デザイン1点(裏表)・CMテーマソング1曲の計12作品が採用された。テーマ曲は“ラマーズP”の「ぱりぱっぱ」。
発売日を待たずして初回生産分1000個が完売。当初はネット通販での予約販売限定だったが、安定供給が可能になったため同年7月18日よりまず志満秀の高松本店と高松空港店で店頭販売が始められ、隠れた香川土産として好評で採算が見込めると判断されたことから2010年3月9日には香川県内の直営店全てに販売店舗が拡大された。
ポカリスエット(大塚製薬)
初音ミクを公式アンバサダーとして起用している(→初音ミク#アンバサダー・イメージキャラクター)。

主な例(飲食物・飲食店)

  • 初音ミク公式バリエーション展開における例
    • 雪ミクは毎年異なるコンセプトで展開されているが、中には2013年の「雪ミク いちご白無垢Ver.」や2024年の「雪ミク 冬のごちそうVer.」のように北海道の食品をイメージしたものもある(→雪ミク#歴代を参照)。
    • 雪ミクのフェスティバル「SNOW MIKU」では北海道の食品メーカーやスーパーマーケット、飲食店とのコラボを展開している。
    • クリプトン社の公式ショップ&ミュージアム「雪ミク スカイタウン」では各店舗・食品とのコラボ企画を実施しており、飲食可のカフェスペースも設置されている。
  • 海外向け展開の例
    • 世界ツアー「MIKU EXPO」では、海外(現地)で日本食の屋台などが展開される。
    • 2018年3月に農林水産省とコラボし、日本食と食文化の魅力を世界に向けて発信するプロモーション動画「“OISHII” TRIP」を公開。
  • 初音ミク公式ゲーム作品との連動コラボ企画の一例
    • 「初音ミク×ファミリーマート」企画の一環として展開されたロッテのビックリマンとの公式コラボ商品「ミックリマン」シリーズでは、ゲームアプリ「初音ミク ぐらふぃコレクション」シリーズとの連動によりゲーム内でオリジナルカードを入手可能。
    • ゲームアプリ「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」では日清食品のカップヌードルといった食品タイアップ企画も展開されている(→プロジェクトセカイのメディア展開#タイアップ・コラボレーション企画)。
  • コラボカフェ
    • 初音ミク含むクリプトン社のピアプロキャラクターズ6体とのコラボカフェが様々な飲食店で実施されている。
    • クリプトン社によると、プロセカの大ヒットを経て今まであまり大きな企画を実施してこなかった国でも展開しやすくなったとのことで、その一例として韓国内でのコラボカフェ「初音ミク×MINT HEIM」が紹介されている。
  • 小売コラボの例(#小売も参照)
    • 大手コンビニチェーンにおいて初音ミクとのコラボ企画が展開され、生鮮食品・調理食品・インスタント食品・飲料が販売されている。
  • 健康食品コラボの例
    • 2021年より、イタリア発のエナジードリンク「GO&FUN」とレーシングミク(初音ミク GTプロジェクト)のコラボ商品の展開がスタートした(以降も継続)。
    • 2023年にはウエニ貿易Gのブランド・MY ROUTINEとのコラボプロテイン「初音ミク×MY ROUTINE コラボプロテイン」が発売(ネギポタージュ風味など全3種)。
  • 外部コンテンツとの連動キャンペーンの例
    • 2016年2月23日に発売された森永製菓のエンゼルパイとのコラボ商品「ミニエンゼルパイ<初音ミクのメロン味>では、アプリをダウンロードしたスマートフォンを商品パッケージにかざすとフォトフレームを入手できる。また、ファンメイドの3DCGソフト「MikuMikuDanceにて「エンゼルパイイメージミク」と擬人化キャラクター「エンゼルパイちゃん」のモデルも無料配布された。
    • 2016年5月31日に発売された江崎グリコのアーモンドピークとのコラボ商品では、封入された夏の音ARカード(全7種)をARアプリ「COCOAR2」で読み込むとオリジナルソングが聴くことが出来た。
    • 江崎グリコの菓子のキャンペーン「冷やして鳴らそう音符お菓子のいい音」起用。ポッキーやアーモンドピークを美味しく、なおかつ“いい音”で食べようという趣旨のキャンペーンでCMに初音ミクが歌唱付きで出演した。また、このキャンペーンでは「グリコポッキー音響測定器」を作成するなどクリプトンも協力している。

デジタルコンテンツ(ゲーム以外)

ゲームについては「初音ミクを題材にしたゲーム作品」を参照。

クリプトン系(デジタルコンテンツ)

ピアプロ
クリプトンが運営するCGM型コンテンツ投稿サイト。商業シーンにおいては企業・団体の公募企画における作品発表の場として機能しており、初音ミク(クリプトン社)の商業企画でピアプロの公募作品が採用されることも多い。主な例として「雪ミク(2012年以降)」やゲーム「初音ミク -Project DIVA-」のモジュールなどが挙げられる。
KarenT(カレント)
クリプトンが運営する世界最大のボカロ音楽専門レーベル。ミクの楽曲は他の国内大手レーベル・ストアからもリリースされているが、本レーベルでも設立当初から他のストア・サービスと積極的に提携して音楽配信を行っており、2013年時点ではアメリカからのダウンロードが半数を占める。
「SNOW MIKU」、「マジカルミライ」などの公式イベントのコンセプト/コンピレーションCDも発売されており、イベント会場や店舗での販売も行われている。
配信楽曲については「初音ミクの音楽コンテンツ#KarenTによる配信」を参照。
POPPRO(ポッププロ)
中国の初音ミク公式投稿サイト。運営は中国の代理店「上海新創華文化発展有限公司」。中国におけるピアプロの役割を持ち、初音ミクの文章・絵・音楽といった作品を募集している。POPPROの公募デザインを採用したミクの関連商品も発売されている。
中国でのミクの公式ライブイベント「未来有你(MIKU WITH YOU)」の楽曲募集企画は2018年からの定番企画となっている。この他、公募デザインの1/7等身大フィギュア「初音未来 韶華.ver」は年間売上ランキングNO.1のフィギュア商品になる等の実績を残している。
MIKULAND / ミクランド
初音ミク公式VRテーマパーク。VR空間上での他ユーザーとのコミュニケーションやミクランドオリジナル商品のショッピングを楽しむことができる。
kiite(キイテ)
クリプトンと産業技術総合研究所が共同開発した音楽発掘サービス。このサービスを利用した「kiite cafe」などのwebコンテンツでは、ミク等バーチャルシンガーとのコラボ企画が実施されている。

外部コラボ(デジタルコンテンツ)

Windows Live メッセンジャー
2008年9月に開始されたWindows Live メッセンジャーでニコニコ動画を見られるサービス「ニコニコメッセ」のPRを目的に、初音ミクが歌う「ニコニコメッセの歌」が作成され2008年12月17日にニコニコ動画上で公開された。この動画では初音ミクの歌と3Dモデルを使用してニコニコメッセの使用法を解説している。2009年1月10日からは動画の一部を使用したテレビCMがテレビ神奈川のバラエティ番組「ニコバンYME」のCM枠で放映された。
Google Chromeグローバルキャンペーン
GoogleのウェブブラウザGoogle Chromeの「Google Chromeグローバルキャンペーン」で、初音ミクを起用したCMが2011年12月16日に公開されている。このCMは世界中のクリエイターやファンの協力を得て制作されたもので、Webがもたらした初音ミクを用いた新たな創作形式の広がりを描いており、「livetune」がこのCMのために新たに書き下ろしたミク歌唱曲「Tell Your World」が使用された。このCMは2012年のカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルのダイレクトマーケティング部門で銅賞、エンターテイメント部門で銀賞を受賞した。
なお、Google Chromeの関連では2009年に初音ミクをあしらったスキンの公開も行われている。
Domino’s App feat. 初音ミク(ドミノ・ピザ)
2013年7月17日から2014年3月9日まで、メニューから注文までできるアプリ「Domino’s App」の全ての機能が、ドミノ・クルーのプロデュースによる初音ミクのイメージにデザイン一新された。App内で登場する楽曲の多くも、ドミノ・ピザのクルーたちがプロデュースしたオリジナルボカロ曲となっている。コラボアプリからピザを注文すれば、2013年5月12日初音ミク仕様のピザボックスで届けてもらえ、このApp限定のボックスはアプリの機能を使うことで初音ミクのARライブステージが表示される。
コインガチャ 初音ミク
Mobage、Yahoo!モバゲーにて利用者のアバター衣装用のコインガチャが2012年12月21日より何種か発売されている。同サイトは主にウェブブラウザを使用したゲームを配信しているが本コインガチャはゲームではない。悪ノ王国や恋色病棟といった派生作品のコインガチャも発売されている。
初音ミク×Baidu IMEコラボスキン
2013年6月27日に「Baidu IME」用のスキン「初音ミク×Baidu IMEコラボスキン」が公開された。
アメーバピグ ミクミクエリア
2012年9月18日より期間限定で「アメーバピグ」内でコスプレが楽しめるエリア「なりきり通り」内に、「ミクミクエリア」をオープンし、「初音ミク」や「巡音ルカ」「鏡音リン、レン」など各キャラクターになりきるコスプレアイテムや、ギターやシンセサイザーなどの音楽アイテム、部屋に飾るキャラクターフィギュアなど計40種類のピグアイテムを80アメゴールドから販売する。さらに、エリア内では利用者のピグが5人揃って、あるアクションを行うと「初音ミク」が登場する仕掛けも用意されている。また、利用者自身がDJ(ディスクジョッキー)となって、「YouTube」に投稿された音楽動画の中から選択し、他の利用者とともに動画配信を楽しめる「ピグチャンネルフロア」でも、「初音ミク」専用エリアとして「ミクミクフロア」をオープン。利用者は、「初音ミク」になりきりながら、「初音ミク」の音楽動画を他の利用者と一緒に楽しむことができる。2013年2月4日より期間限定で雪ミクバージョンの雪の結晶ミクミクエリアとして復活した。
ハッカドール✕初音ミク
ニュースアプリであるハッカドールとのコラボ。2016年8月22日夜の配信枠で初音ミク、同年9月5日の夜の配信枠で鏡音リン・レン、同年9月9日の夜の配信枠で巡音ルカのエンドカードが配信。ほか、2016年8月18日より「マジカルミライ」に関連するニュースを閲覧するとコラボ記念バッジが配布され、ウォッチリストに「マジカルミライ」を登録した人数に応じてキャンペーンが行われたり、「ハッカドール×初音ミク」ピアプロコンテスト2016年の開催が決定、またゲームアプリ『初音ミク ぐらふぃコレクション』にハッカドールが登場、くわえて5つ目のコラボ内容を伏せてその内容予想をTwitterで行った。
Adobe×初音ミク
2016年に、まさたかPをはじめ7名のクリエイターが“初音ミク”をモチーフに創作する過程・テクニックを紹介する9種類のチュートリアルと、それら9種類のチュートリアルを用い、動画師のまさたかPが映像制作、ボカロPの八王子Pが作詞作曲した完全録りおろしの新曲「創造テレパシー feat.初音ミク」を使用した動画を、Adobe公式サイトで公開した。
2017年に初音ミクのイラストが音楽に合わせてお祝いのダンスを踊るジェネレーター「DANCING MIKU MAKER」を公開し、それを使用し投稿されたイラストが、前年の企画でも使用された八王子Pの楽曲「創造テレパシー feat.初音ミク」とともにムービーとなって8月31日より公開される『MIKU DANCING FES.』というキャンペーンを行った。本キャンペーンサイトでは、複数のイラストレーターによる初音ミクのイラスト仕上げ術を公開しており、ここでしか手に入らないオリジナルフォントも配布された。
いずれもAdobeによってサポートされた、周年記念企画である。
osoba(本田技研工業、ドワンゴ)
2019年1月より配信予定のS660センターディスプレイ車向けのスマートフォンアプリ。運転状況や車両の状態に応じて初音ミクが発話する。
ピグパーティ
アメーバピグの後継となるアバターコミュニティアプリのピグパーティが,2019年8月5日から31日まで日本語入力アプリSimejiと連動して「マジカルミライ 2019」とコラボレーションした。ピグパーティでは新エリアのマジカルミライ2019やアバター衣装ガチャ、Simejiでは初音ミクボイス付きマジカルミライ2019デザインのオリジナルきせかえ。2022年には「SNOW MIKU2022」の「雪ミク」とコラボレーションした。

TV・ラジオ番組

初音ミクの ミクミクメイクミク!
NTTぷららの映像配信サービスひかりTVで2013年8月から放送された番組。「初音ミクで“メイク”する楽しさを“ゆる~く”お伝えしていく」というコンセプトで、初音ミクを用いて創作するクリエイターなどのゆかりのゲストもよび、番組オリジナルの「ひかりTV式ミク」が台詞を歌いながら進行する。初音ミクの冠番組は本番組が初である。
マジカルミライ特番
共同主催者であるTOKYO MXを中心に、「今年も絶賛制作中」と題した事前特番や「LIVE&MAKING」と題したダイジェスト特番が放映されている。
RADIO MIKU
リンク先を参照。CBCラジオの音楽情報番組。2021年より放送開始。

小売

公式ショップ

雪ミクスカイタウン(クリプトン社)
リンク先を参照。北海道・新千歳空港に設けられた公式ショップ。
HATSUNE MIKU official shop in Akiba(ドン・キホーテ×クリプトン社)
2024年4月27日よりドン・キホーテ秋葉原店2Fに常設されているピアプロキャラクターズ関連の専門コーナー。

コンビニ

ファミリーマート
2012年、初音ミク5周年に合わせて株式会社サニーサイドアップがプロデュースを担当するファミリーマートとのコラボ企画「初音ミク 5th Anniversary ミク LOVES ファミマ♪キャンペーン」がスタート。「はちゅねミクまん」をはじめ、ミク歌唱曲「ぽっぴっぽー」にちなんだ野菜ジュースなど全26種が発売された。限定グッズが当たるくじや、店頭での動画の配信、さらに『池袋 東池袋セイコービル店』では大規模な店舗ラッピングも実施されている。5周年企画終了後も中長期的にコラボを続け、「初音ミク ウィンターフェア」や初音ミク意匠のファミマTカード等を展開している。
セブン-イレブン
店頭やセブンネット等で限定の商品/特典を展開。
2015年にコラボ初実施。雪ミクのフェスティバル「SNOW MIKU 2015」で店頭のマルチコピー機で購入できる「プリントキャラマイド」に歴代雪ミクのビジュアルが登場。2019年にはセブンネット限定商品としてセブンイレブンのロゴカラーを基調としたミクのコラボフィギュアが発売。
ぴあ株式会社が発行するフリーペーパー「7ぴあ2022年7月号」では、公式イベント「初音ミク マジカルミライ」の10周年関連で表紙にミクが起用、スタッフインタビューも掲載された。
ローソン
主なコラボ企画として2022年に「初音ミク 15th Anniversary キャンペーン」、2023年に「初音ミク Happy 16th Birthday キャンペーン」を実施。また、各シーズンの雪ミク、桜ミクや公式イベントのグッズ・書籍なども販売している。
NewDays(JR東日本)
2018年・2019年、JR東日本駅構内NewDays・NewDaysKIOSKにて「ナツキタ2018(2019)北海道フェア」が開催され、初音ミクおよび雪ミクがPRキャラクターに選出。オリジナルグッズやQRコードやAR技術を活用した舞台めぐり・ラリーが展開された。

量販店・百貨店

伊勢丹
2023年に実施された初音ミク16周年企画の一つ「初音ミク×イセタン ~Happy 16th Celebration in ISETAN !!~」において39ブランド以上・120種類以上もの商品を販売。初音ミクデザインの「エムアイカード」のほか、本企画のテーマ曲としてポリスピカデリーの「Props」もリリースされた。
39 Culture / ミクカルチャー(ココラボ×クリプトン社)
初音ミクのコラボレーションストア。初音ミク&鏡音リン・レン10周年企画としてスタートし、以降も店舗を変えて毎年実施されている(2024年時点)。
100円ショップ×初音ミク
全国の100円ショップでピアプロキャラクターズコラボグッズが販売されている。2021年より第一弾の販売がスタート。

電子機器

情報端末デバイス・周辺機器

Xperia / Xperia feat.HATSUNE MIKU (ソニーモバイルコミュニケーションズ,SOMC)
2013年9月、NTTドコモ向けスマートフォンの「XperiaTM」と「初音ミク」のコラボレーションモデル「Xperia feat.HATSUNE MIKU 」が39,000台限定で発売。背面に「XperiaTM」と「初音ミク」の世界観を融合したグラフィックを施し、壁紙やオリジナルウィジェットなど、内蔵コンテンツも特別仕様。
2016年5月よりSOMCのキャンペーンで再度起用され、Xperiaユーザー限定でコラボ楽曲の「VOICES tilt-six Remix feat. Miku Hatsune」やオリジナル壁紙ほか、様々なボカロPが制作したオリジナル楽曲が期間限定で配信。
2020年の「Xperia 10TH ANNIVERSARY キャンペーン」第2弾では、ミクがXperiaで自撮りする姿が描かれた記念コラボTシャツ(原画:ixima)がキャンペーン応募限定品として展開された。
TSUKUMO×初音ミク(九十九電機、現ヤマダHDブランド)
各テクノロジー企業が開発したコラボ製品(パソコン、キーボード、マウス、ハードディスク、ディスプレイ等)を企画・販売している。また、冨田勲×初音ミク(協力)やミクの公式VRパーク「MIKULAND」(リアルグッズ販売会社)など他のメディア展開にも関与している。
Xiaomi × 初音未来
2018年7月、中国の家電メーカー・Xiaomi(シャオミ)から初音ミクをテーマにしたスマートフォン「Mi 6X初音未来限定セット」が発売。
Thermaltake × 初音ミク
moeyu × 初音未来(萌羽/moeyu)
萌羽は中国向けのアパレルグッズやゲーミングデバイス、周辺(関連グッズ)を展開している。

その他の開発メーカー(情報端末デバイス・周辺機器)

上記以外、もしくは上記の企画に参加している開発メーカー。

電子楽器・音楽再生機器

アパレル

公式ポータルサイト「piapro.net」には、約1600品(2024年3月時点・抜け落ち多数)のアパレル商品が掲載されている。

乙女衣装図鑑×初音ミク
ゴシック&ロリータファッション総合サイトの乙女衣装図鑑とピアプロ(クリプトン社)のコラボ。2010年冬、「乙女衣装図鑑×初音ミク」として、普段でも着られる「初音ミク」「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」に着用をイメージした、普段でも着られるような春夏のお洋服&ファッション小物のデザイン募集がピアプロで行われ、関係各社及び特別審査委員との選考の結果採用されたものが、参加ブランドにより商品化された。
ルイ・ヴィトン
初音ミクを起用した世界初のボカロオペラ「THE END」では、フランスのハイブランド「ルイ・ヴィトン」がミクの衣装デザインを手掛けており、THE ENDのミクは非売品(限定品)としてグッズ化、フィギュア化もされている。
VOGUE / ヴォーグ
海外のファッション雑誌「VOGUE」2016年春特別号における企画で、オートクチュールの巨匠リカルド・ティッシは自身がデザインしたドレスを等身大初音ミク(模型)に着用させた。
AOZORAGEAR(株式会社アクロス)
初音ミクをブランド立ち上げの第一弾として起用したアウトドアグッズブランド。
ピアプロキャラクターズのアパレルシリーズ(クリプトン、ナタリーなど)
ピアプロキャラクターズを題材にしたオリジナルのアパレルシリーズ。
「UWA 初音未来」シリーズ(bilibili/BEMOE)
中国発のアパレルシリーズ。ピアプロキャラクターズのUWA痛バッグの累計売上が20万個を突破し(2023年9月時点)、マジカルミライ2023の海外展開トークセッションでヒット商品として紹介された。当初は国外限定だったが、後にbilibili JAPANが日本国内向けに販売している。

コラボしたアパレルブランドの一覧

医薬品・化粧品

デジアイ(ロート製薬)
リンク先を参照。ロート製薬とのコラボ商品で、初音ミクをプロモーションキャラクターとして起用しており、パッケージにはミクの目元があしらわれている。ARライブもスマートフォンのアプリとして配信された。
ラックス スーパーリッチシャイン ストレート&ビューティー
ユニリーバ・ジャパンの LUXのヘアケアラインにCMキャラクターとして2016年に起用され、Mitchie Mの「未来序曲」をCM用にアレンジされた曲を歌唱。
『初音ミクシリーズ』フレグランス(primaniacs/まさめや)
2019年よりピアプロキャラクターズ(ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITO)をそれぞれイメージして調香されたフレグランスの販売がスタートし、好評につきその後も再販(一般販売)されている。
  • 雪ミクやレーシングミクとのコラボ香水も発売されている。
  • 中国における初音ミクの公式コンサート「未来有你(MIKU with YOU)」では、北京沸点无限娱乐文化发展有限公司と上海新创华文化发展有限公司(SCLA)が共同開発した初音未来10周年記念香水が2017年の公演で頒布され、翌年には未来有你2018に合わせて四季を織り込んだ新商品も販売された。

乗り物・交通機関

自動車レースは「#初音ミク GTプロジェクト」を参照。

雪ミク×公共交通機関
詳細は雪ミク#雪ミク電車、雪ミク#その他のメディアミックスを参照。
エアポート・レール・リンク(タイ王国/バンコク×札幌市)
#北海道を参照。
トヨタ・カローラ
2011年5月よりトヨタ自動車がアメリカでのトヨタ・カローラ2011年モデルの広告キャンペーンの一環として初音ミクを起用し、ミクの登場するCM等が公開されている。このCMは海外でも話題となり人気を集めた。トヨタは2011年7月2日にロサンゼルスで実施されたミクの初めての海外単独ライブ「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」への協賛も行っている。
AIRDO
航空会社「AIRDO」(エア・ドゥ)と『初音ミク -Project DIVA-』シリーズのコラボレーション。2016年2月1日から3月31日にかけて機内サービスとして提供しているオーディオプログラムに「『初音ミク -Project DIVA- X』スペシャルプログラム」が開設。本作に収録される楽曲の一部を聴くことができた。プログラムは藤田咲によるMCも流れる。同期間中には、フライト中に提供されるサービスドリンクの紙コップが、『DIVA X』デザインになった。また、上記コラボの発表で予告されていたように、2016年8月25日よりAIRDOの制服をモチーフにした初音ミク専用モジュール(コスチューム)を『:初音ミク -Project DIVA- X HD』にて無償配信。
ダイハツ×初音ミク
ダイハツ×雪ミクに続くミクの自動車コラボ企画。マジカルミライ2017にて実施したデザインアンケートをもとにコラボカー第1弾(雪ミクを含めると第3弾)の「ムーヴ キャンバス 初音ミク リミテッドパッケージ」やエクステリア、インセットが誕生。さらに「ムーヴキャンバス・ビーチスタイル」やダイハツTAFTとのコラボカー「ミクTAFT」も誕生。ミクTAFTではテーマソング「quest(はりーP)」やKEI氏によるビジュアルも設定されている。
千葉都市モノレール「MIKU FLYER」
初音ミク「マジカルミライ」#千葉市×初音ミクコラボ事業を参照。
上海交通卡
初音ミクのデザインが採用された上海交通カード。通常頭身(2017~)のほか、Q版造型画(2022~)などのカードが発行されている。
高雄捷運公司および希萌創意
ミクの世界ツアー「MIKU EXPO 2019」に関連し、台湾南部高雄市で運行されている高雄メトロの公式キャラクター「高捷少女(たかめ少女)」と合体し、通常は高捷少女の各キャラクターが担当しているマナー啓発ポスターにミクやレンらが起用された。高雄メトロの制服姿で駅や車内に掲示されたほか、各駅にミク他のキャラクターを紹介する等身大のパネルが設置された。6月末から8月末までの約2か月間はラッピング列車が同社のレッドラインで運行された。7月には開拓動漫祭(FF34)でキャラクターを生み出した希萌創意社による各種コラボグッズが販売された。
南海電気鉄道
2019年8月1日 - 30日にコラボレーションを実施。コラボレーション期間中はコラボグッズ販売のほか、6200系50番台と9000系6両編成にそれぞれ1編成に特製ヘッドマークの掲出や、三国ヶ丘駅に「初音ミクニヶ丘」駅名標が掲示された。また、三国ヶ丘駅の他に難波駅・関西空港駅に特製パネルが設置された。
桜ミクラッピング電車
2019年より、弘前観光コンベンション協会とのコラボで桜ミクのラッピング電車が期間限定で運行。
鉄道開業150th×初音ミク15th
2022年、鉄道開業から150年記念にオンラインショップ「NewDays」にてそコラボグッズを販売。

伝統文化・総合芸術

2012年以降は芸術分野にも進出し、これまで接点のなかったハイカルチャーとのコラボも行われていった。

オーケストラ
初音ミクの関連イベント#オーケストラを参照。
オペラ・歌舞伎・能・人形浄瑠璃など
初音ミクの関連イベント#その他の舞台芸術を参照。
東京国立博物館
東京国立博物館所蔵の修理プロジェクトに起用され、重要文化財「冬木小袖」や「見返り美人図」のコラボグッズを展開、売上額を一部寄付した。本館のミュージアムショップ等でグッズが販売されている。漫画「はるかリセット」14話では、東京国立博物館に訪れた主人公がミュージアムショップで「初音ミク 冬木小袖ver.」のフィギュアや掛け軸などを見て心を躍らせるシーンがある。
2022年、東京国立博物館創立150年の記念展覧会「150年後の国宝展」の企業部門にて、初音ミクが「150年後の国宝候補」に選出・展示された。
2023年、インドで行われたG20ニューデリー・サミット関連の国際プロジェクト「Culture Corridor – G20 Digital Museum」にて、重要文化財修理プロジェクトのコラボグッズ「ねんどろいど 初音ミク 冬木小袖Ver.」が日本文化を表す作品として展示された。
開創1150年記念 醍醐寺 国宝展×桜ミク
桜ミク#その他のメディアミックスを参照。

アンバサダー・イメージキャラクター

チャリティー活動

初音ミク「支えあうココロ、未来へ。」プロジェクト(赤い羽根共同募金×クリプトン社)
2012年より行われている赤い羽根共同募金とピアプロの共同企画。募金への協力を呼びかけるポスターやテーマ曲にミクが起用され、2022年時点で11年目を迎えた。
HATSUNE MIKU CHARITY PROJECT(クリプトン社)
クリプトン社が被災地支援のために展開しているチャリティプロジェクト。
akibaF
秋葉原にマッチした献血ルームとして2009年10月1日にオープンした日本赤十字社の献血ルーム「akibaF」の展示企画第一弾として、クリプトンの協力のもと「初音ミク未来へ」を2010年1月8日まで開催、初音ミクの立体映像、関連の書籍やフィギュアなどが展示された。
日本赤十字社
マジカルミライ2013にて日本赤十字社のブースが設置され、献血をPRする活動が行われた。
上海血液センター
2023年10月28日より中国・上海血液センターと初音ミクが提携してボランティア献血チャリティーへの参加を呼びかけ、参加者にはオリジナルグッズなどを頒布。

その他のコラボレーション

  • プロセカにおけるコラボ企画はプロジェクトセカイのメディア展開#タイアップ・コラボレーション企画を参照。
  • 外部ゲーム作品の出演は初音ミクを題材にしたゲーム作品のコラボ節およびアナログゲーム節を参照。
  • 外部イベントの出演は初音ミクの関連イベント#外部イベントを参照。
  • 音楽クリエイターとのコラボは初音ミクの音楽コンテンツ#アーティストとのコラボ企画を参照。

コンテンツIP(その他)

すーぱーそに子 / すーぱーそに子×レーシングミク
初音ミク、レーシングミクとコラボしている。
ニトロプラスのゲーム「ソニコミ」に初音ミクのコスチュームが登場。アニメ「そにアニ」では10話でレーシングミクサポーターズ2013のコスチュームが登場する。フィギュア化もしている。レーシングミクとは何度もコラボしており、グッズやイラストなども展開されている。
初音ミク×サンリオキャラクターズ
サンリオキャラクターとのコラボ。
2012年1月にハローキティとのコラボシリーズ「初音ミク×Hello Kitty」の販売がスタート。その後、2018年と2019年にも雪ミクとのコラボ商品が展開されている。
2022年度には「初音ミク×シナモロール」、「雪ミク×クロミ」の展開がスタート。
パワーパフガールズ
日本国内放送開始10周年でグッズ展開の企画が行われた。
初音ミク×CuteRody
イタリア発のキャラクター「ロディ」とのコラボ企画。アミューズメント景品やiPhoneケース等の雑貨のほか「超合金」シリーズ、「ねんどろいどぷらす」でのフィギュア化など多彩な展開が行われている。
初音ミク×ラスカル
2017年に初実施されたアライグマのキャラクター「ラスカル」とのコラボ。2023年時点で7回目を迎える定番企画となっており、アートやグッズ、LINEスタンプなどの他、特設サイトも開設されている。
初音ミク×デジモンアドベンチャー
2019年にアニメ版が20周年を迎えたデジモンシリーズとのコラボ企画。コラボイラスト、楽曲音源・MV「Butter-Fly~初音ミク Version~(制作:みきとP)」、「初音ミク×デジモンアドベンチャー PremiumShop」を展開。「ねんどろいど 初音ミク きぐるみアグモンVer.」等の各種コラボグッズも販売された。
キラキラ☆プリキュアアラモード×「初音ミク」「鏡音リン・レン」コラボグッズ
朝日放送・テレビ朝日系列のテレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』と、2017年で10周年となった「初音ミク」「鏡音リン・レン」とのコラボレーションとして、互いのコスチュームを交換したイラストを用いたグッズを札幌パルコでの出張店舗を含むプリキュアシリーズ公式ショップ「プリティストア」で販売する。
バンドリ! ガールズバンドパーティ!
「SNOW MIKU 2019」にて「バンドリ!」の戸山香澄とコラボした「Hard Rock Family Live~初音ミク&戸山香澄 on Snow Stage~」を実施。本企画はさっぽろ雪まつりの大通り会場4丁目に設置されたミクと香澄の大雪像に、オリジナル映像を投影するプロジェクションマッピングショーである。
アイドルマスター シャイニーカラーズ
アニメイトの企画「アイドルマスター×ピアプロキャラクターズフェア」において初音ミク、鏡音リン、巡音ルカ、三峰結華、芹沢あさひ、桑山千雪が起用され、2022年3月5日~3月21日まで全国アニメイト・アニメイト通販で両IPの関連グッズを購入するとオリジナルイラストを使用した特典が手に入る。
マイリトルポニー
コトブキヤから発売された山下しゅんや原画×初音ミクのフィギュア第二弾、BISHOUJOシリーズ「初音ミク feat. MY LITTLE PONY美少女」として商品展開され、初音ミク風の「ミクポニー」も誕生した。
Hatsune Miku×My Life as a Teenage Robot
2023年5月に発表。アメリカのアニメ作品「ジェニーはティーン☆ロボット」とのコラボ企画で、海外の玩具メーカー・Youtoozの初音ミク系フィギュアの一つとして「ジェニーミク」の商品化が発表された(この他には雪ミク、桜ミクも同時に公開されている)。
クレヨンしんちゃん × 初⾳ミク
2024年4月、ピアプロキャラクターズとかすかべ防衛隊のコラボグッズ第1弾が登場。

製品(その他)

初音ミク×Tカード(カルチュア・コンビニエンス・クラブ、ファミリーマート)
2013年より、初音ミクのイラストの入ったポイントカード「Tカード」の発行受付を行っている。キャラクターと本格的にコラボしたのはこれが初めてだという。TSUTAYAで申し込みの「Tカード」、ファミリーマートで申し込の「ファミマTカード」の2種類がある。
2023年、「キャラクターTカード10周年記念×初音ミク16周年」として「Tカード(初音ミク 16th)」の発行受付やグッズ、ピアプロでの商品デザインコンテストを実施。
三井住友カード
三井住友カードとのコラボ。「初音ミク VISAカード」及び「初音ミク マスターカード」が発行されている。
中国銀聯カード(招商銀行)
2017年、中国の大手銀行「招商銀行」から初音ミク柄の「中国銀聯カード」が発行。AR機能を搭載し、招商銀行の専用アプリを起動してカードにカメラを向けると3Dの初音ミクが現れる。
リニューアル版も発行されている。
初音ミク×セイコーウオッチ
時計メーカー「セイコー」とのコラボウオッチ。2023年までに初音ミク15周年モデルおよび16周年モデルが展開されている。

企画(その他)

たんすケータイあつめタイ\(^o^)/
経済産業省が2009年11月21日から2010年2月28日にかけて行った携帯電話リサイクル促進事業「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」のキャンペーンに起用された。携帯電話に使われるレアメタルの回収促進を目的とした事業で、初音ミクの歌う「たんすケータイの歌」の配信と、ピアプロにて携帯電話のリサイクルを呼びかけるイラストの公募が行われ、イラストの優秀作品はYouTubeの経済産業省動画チャンネルにて公表された。
知的財産管理技能検定
知的財産教育協会が2010年11月より新たに始めた国家技能検定試験「知的財産管理技能検定1級(コンテンツ専門業務)」のキャンペーンに起用、「“初音ミク”イラスト・楽曲コンテスト」としてピアプロにてポスターなどに使用するイラストと、楽曲の公募が行われた。
SOMESAT(サムサット)
初音ミクを宇宙へ送るためにファンによって行われている衛星開発プロジェクト。
金星探査機あかつき
2010年5月21日に打ち上げられたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の金星探査機「あかつき」のキャンペーンにおいてピアプロで募集された初音ミクのイラストとファンのメッセージを掲載したプレートが探査機に搭載され、ウェブ上ではそれに関連した二次創作が多数投稿されることになった。
MOMO (ロケット)
3号機が雪ミクとコラボしてクラウドファンディングを実施し、初音ミクが打ち上げカウントダウンを担当(延期を挟んでいる)。最終的に日本の民間ロケットで初めて宇宙に到達した(→MOMO#3号機を参照)。
【初音ミク】成人の日お祝いメッセージ
2021年1月11日、Youtubeの初音ミク公式chにて、全国の新成人に向けて初音ミクからコロナ禍での啓発活動も兼ねたお祝いメッセージ動画が投稿された。また、同時期には札幌の新成人に向けた雪ミク版(【令和3年札幌市新成人の皆様へ】お祝いメッセージ)が公開されている。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 『別冊spoon.2Di』プレビジョン、2012年。 
  • 『初音ミク 公式ガイドブック ミクペディア』マガジンハウス、2013年。ISBN 978-4838788170。 
  • 『HATSUNE MIKU MAGICAL MIRAI 2013 OFFICIAL GUIDE BOOK』角川書店コンプティーク編集部、2013年。 
  • 『スポーツ報知』初音ミク特別号、2014年4月9日。 
  • 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』太田出版、2014年。ISBN 978-4778313968。 
  • 『BT BOOKS 初音ミク』美術出版社、2014年。ISBN 978-4568430868。 
  • 『ホビージャパン』フィギュアJAPAN 『キャラクター・ボーカル・シリーズ 01 初音ミク』編、2014年10月31日。 
  • 『HATSUNE MIKU EXPO JAPAN TOUR 2016 OFFCIAL GUIDE BOOK』piapro/クリプトン・フューチャー・メディア、2016年。 
  • 『初音ミク GTプロジェクト 10th Anniversary Official Fan Book』ホビージャパン、2018年。 
  • 『スポーツ報知』初音ミク10周年特別号、2018年8月10日。 
  • 『グッドスマイルカンパニー』初音ミク アーカイブ、2019年5月25日。 
  • 土井若楠 (2019年3月12日). “雪ミク人気 世界へ”. 北海道新聞: 夕刊 1面 
  • 『スポーツ報知 ひろさき×桜ミク 特別号』スポーツ報知、2020年。 
  • 『スポーツ報知 SNOW MIKU 2020 特別号』スポーツ報知、2019年。 
  • 『アート展「初音ミク・クロニクル」 公式ビジュアルブック』講談社、2021年。 
  • “Crypton Future Media Developing Animated Series Based On Virtual Popstar Hatsune Miku(クリプトン・フューチャー・メディアがバーチャルポップスター「初音ミク」のアニメシリーズを制作中)”. Deadline.com (2021年2月25日). 2022年6月15日閲覧。
  • 『7ぴあ 2022年7月号』株式会社セブン・イレブン・ジャパン、2022年。 

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 初音ミクのメディア展開 by Wikipedia (Historical)