市丸 瑞希(いちまる みずき、1997年5月8日 - )は、大阪府茨木市出身のサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。
中学時代からガンバ大阪のアカデミーに所属。ジュニアユースでは、2012年に史上初となるU-15年代全国3冠を達成。この頃から配球役としては世代屈指のレベルで、同年12月にはU-16日本代表候補合宿に召集された。
2013年ユースに昇格し、高校2年の2014年4月にトップチームに2種登録された。若手中心の先発メンバーとなった4月16日のナビスコカップの鳥栖戦では、出場機会こそなかったもののベンチ入りした。ユースでは3年次に主将を務め、正確なボールコントロールに巧みなパスセンスで攻撃を組み立てる世代トップレベルのゲームメーカーとして活躍し、同様のプレースタイルでトップチームを長年牽引する遠藤保仁の後継者として注目を集めた。2015年11月24日、2016年シーズンからのトップチーム昇格内定が発表された(同期昇格は高木彰人、初瀬亮、堂安律)。
2016年よりガンバ大阪に入団した。3月13日、J3開幕戦のY.S.C.C.横浜戦でプロ入り初先発。9月18日、J3第22節の鹿児島ユナイテッド戦でプロA契約を達成した。
2017年6月21日、天皇杯2回戦のヴェルスパ大分戦でトップチームデビューを果たした。8月13日、第22節のジュビロ磐田戦でJ1初先発初出場を果たした。
2018年2月24日、開幕戦の名古屋グランパス戦でプロ入り初のJ1開幕戦にスタメン出場を果たし、その後はルヴァンカップ2試合を含めトップチームの公式戦6試合連続でスタメン出場を続けていたが、3月18日のJ1第4節の柏レイソル戦で前半に負傷し、途中交代を余儀なくすると、その後はJ1リーグ戦の出場機会はなかった。
2019年5月1日、FC岐阜に育成型期限付き移籍で加入することを発表した。5月19日、第14節のジェフユナイテッド市原・千葉戦で移籍後初出場を果たした。
2020年1月7日、ガンバ大阪に復帰。6月28日、J3第1節カマタマーレ讃岐戦で1点ビハインドの75分、唐山翔自へのクロスボールがそのままゴールに吸い込まれ、Jリーグ初得点を記録。
2020年8月24日、FC琉球に期限付き移籍により加入した。8月29日、第15節のモンテディオ山形戦で移籍後初出場を果たした。
2021年、FC琉球へ完全移籍。2021年11月26日、契約満了による退団が発表。同年12月9日には、フクダ電子アリーナで行われたJリーグ合同トライアウトに出場した。
2022年1月22日、VONDS市原に加入することが発表された。11月14日に契約満了が発表された。
2023年2月1日、現役引退が発表され今後は指導者を目指すとコメントした。
2023年2月12日、現役を続行しFC SONHO 川西に加入することが発表された。
2016年、AFC U-19選手権に出場するU-19日本代表メンバーに選出される。10月21日、グループリーグ突破がかかったU-19カタール戦ではボランチとして初先発し、縦パスでリズムを作り3-0の勝利に貢献。2017年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出。5月27日、U-20イタリア戦では堂安律の得点を演出した。
その他の公式戦
出場歴
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