『せんぼんまつばら 川と生きる少年たち』(せんぼんまつばら かわといきるしょうねんたち)は、1992年(平成4年)7月11日に公開された劇場用アニメ映画作品。原作は「宝暦治水」を題材として書かれた岸武雄の児童文学小説『千本松原』。
岐阜県の美しい松の木が並ぶ「千本松原」を舞台とし、ある村で引きおこる川の洪水から村を守るために築かれた「油島締切堤」を描いた作品。
宝暦3年、高須輪中瀬古村で大雨による川の浸水が発生する。その村に住む農民の与吉は、父に「なぜ、将軍様にお願いせんのじゃ」と話していた。
今度は北端の堤が切れそうになり、与吉は村人たちに交じって助け人足にでる。水防の作業が進むうち反対の岸の堤が切れ高須輪中の側の水が引くが、長老の孫・幸助はその洪水で家族を全て無くす。
翌年の春となり、大がかりな治水工事が始まり、与吉と幸助は勇んで工事に出かけていく。
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