1991年の広島東洋カープ(1991ねんのひろしまとうようカープ)では、1991年における広島東洋カープの動向をまとめる。
この年の広島東洋カープは、山本浩二監督の3年目のシーズンであり、5年ぶり6度目のリーグ優勝に輝いたシーズンである。
序盤は阪神を除いた5球団で首位の入れ替わりが目立つ団子状態、6月末には首位中日に6ゲーム差を付けられていたが、7月になると首位中日とのゲーム差を徐々に詰めていく。9月10日 - 12日のナゴヤ球場での中日戦で3連勝を決めて首位に躍り出し、10月13日、広島市民球場での阪神戦に勝利し5年ぶりのセ・リーグ優勝が決まった。リーグ優勝祝のビールかけは広島市民球場で行われた。期待していたロッド・アレン、タイラー・バン・バークレオの両外国人が不振で、後半からは主に代打で勝負強さを発揮していた西田真二を4番に起用し、急場をしのぎ、チーム防御率はリーグトップの3.23、総得点516はリーグ5位、弱い打線を強力投手陣がカバーした。しかし日本シリーズでは西武ライオンズ相手に3勝4敗と惜敗した。シーズン終了後、津田恒実が現役引退した。
この年の広島は監督推薦による選出のみ。
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