2016年のMLBオールスターゲーム(英語: The 2016 Major League Baseball All-Star Game)はナショナルリーグとアメリカンリーグの間で行われた87回目のオールスターゲームである。2016年7月12日にサンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われた。監督は、ナショナルリーグはニューヨーク・メッツの監督テリー・コリンズ、アメリカンリーグはカンザスシティ・ロイヤルズの監督ネッド・ヨストが務めた。
試合はアメリカンリーグが4対2で勝利し、同年のワールドシリーズの第1・2・6・7戦をアメリカンリーグ優勝球団の本拠地で行うこととなった。MVPには2回裏に同点の本塁打、3回裏に1点適時打を記録したエリック・ホズマー(KC)が選出された。
2015年1月15日にMLBコミッショナーのバド・セリグが、2016年度MLBオールスターゲームの会場にペトコ・パークを選択したことを発表した。
2016年6月17日にウィル・マイヤーズがオールスターのスポークスマンに就任した。
地元サンディエゴ・パドレスからは、ファン投票で一人も選出されず、監督推薦・選手間投票でウィル・マイヤーズが選出。7月9日に故障のため出場辞退したノア・シンダーガード(NYM)の代役として、ドリュー・ポメランツが選出された。
投票結果は現地時間同年7月5日に発表された。最多得票は、ナショナルリーグが5,349,456票を獲得したアンソニー・リゾ(CHC)、アメリカンリーグが5,859,019票を獲得したサルバドール・ペレス(KC)。
選出選手の発表後、選出に漏れた選手の中から各リーグ5名が選ばれ、最後の1枠をかけたファン投票(All-Star Final Vote)が同年7月5日から8日まで行われた。ナショナル・リーグのスターリング・マルテ(PIT)は落選したものの、7月9日にヨエニス・セスペデス(NYM)の故障に伴い選出された。
オールスターゲーム前日の7月11日に第32回ホームランダービーが同球場で開催された。ジャンカルロ・スタントン(MIA)と前回王者のトッド・フレイジャー(CWS)が決勝へ進出。決勝ラウンドではスタントンがフレイジャーの13本を大きく上回る20本を放ち、自身初めての優勝を果たした。
試合2日前の7月10日には、同球場でマイナーリーグのオールスターゲーム“フューチャーズゲーム”が開催された。試合は11対3で7年ぶりに世界選抜が勝利し、MVPには8回表に左中間スタンドへ逆転の2点本塁打を放ったヨアン・モンカダ(BOS傘下AA級)が選ばれた。キューバ出身の選手がMVPを受賞するのは初めて。
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