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市川市


市川市


市川市(いちかわし)は、千葉県の北西部に位置する市。

人口は約50万人。千葉県内では千葉市、船橋市、松戸市に次いで第4位の人口規模である。旧東葛飾郡。計量特定市に指定されている。

1934年(昭和9年)市制施行。

概要

市川市は、東京都の都心から10 - 20キロメートル圏内に位置し、西側で東京都江戸川区と接している。通勤、通学の便の良さから東京のベッドタウンとして発展している。東京都特別区部への通勤率は47.1%といわゆる「千葉都民」が極めて多い(2015年国勢調査)。政令指定都市・中核市以外で松戸市に次ぐ人口を持つ都市であり、財政力指数が高く地方交付税不交付団体になることが多い。健康都市連合加盟都市。市の標語は「ともに築く 自然とやさしさがあふれる 文化のまち いちかわ」。

市中央部(西部)は、国道14号(千葉街道)、総武本線、京成本線を軸として、歴史的な街としての一面、文教都市・学園都市としての一面、日本有数の閑静な高級住宅地としての一面、市の行政および商業の中心としての一面がある。国道14号(千葉街道)の北側の歴史は古く、旧石器時代や縄文時代の遺跡や古墳時代の古墳が多く残されており、1000年以上前に創建された葛飾八幡宮を始めとした歴史のある神社仏閣も多く点在している。江戸川に近い国府台は、かつて下総国の国府が置かれ、国府台城や旧陸軍の施設が置かれた後、現在では国立高度専門医療研究センターである国立国際医療研究センターや大学などの教育機関に置き換わった。国府台から八幡にかけて私立の小学校、中学校、高等学校が多く点在しており、文教地区・学園地区となっている。

市川、真間、新田の総武線以北、菅野、八幡などのエリアは、市の木であるクロマツも多く静かな佇まいであり、これらの地区は明治時代から木内重四郎などの政治家や東京都心・下町(神田、日本橋、京橋、本所、深川、柳橋、浅草橋など)の富豪、旧日本軍の将官クラスが別荘・邸宅を構え、戦後も移り住んできた富裕層が「お屋敷街」を形成する国内屈指の高級住宅地となっている。千葉県内の住宅地の公示地価としては第1位である。

また、文化人や著名人が居を構えたことでも知られ、過去には永井荷風、幸田露伴(次女の幸田文、孫の青木玉も同居)、北原白秋、井上ひさしなど数多くの文人が好んで定住した。近代文学では夏目漱石、正岡子規、与謝野晶子、三島由紀夫、安岡章太郎、島尾敏雄などが「市川」に関する作品を書いており、本市に縁のある作家や作品が多い。これら文人の足跡が市民団体や市などの手で「市川文学の散歩道」として残されている。このようなことから「文化都市」と言われている。また、史跡が多いこと、クロマツが繁る住宅街があること、古刹が多いまちであることなどから、古くから「千葉の鎌倉」とも言われる。

市川駅および本八幡駅周辺は、超高層マンションや商業施設、企業が立ち並び商業地として発展している。特に本八幡駅周辺は鉄道3路線(JR総武線、都営新宿線、京成線)が利用でき、市役所などの市の施設が多く立地する行政・商業の中心地になっている。

南部の行徳地区は東京メトロ東西線が通り区画整理が進んだエリアである。道幅の広い比較的新しい街として開けており、人気のある住宅地となっている。かつては湿地帯で、江戸時代には塩田(行徳塩田、塩浜由緒書より)が作られて大量の塩が生産され、行徳の塩は全国的に有名だった。京葉線、国道357号(首都高速湾岸線・東関東自動車道)沿線の湾岸部は工業地となっていて、様々な企業の工場および倉庫が立ち並ぶ物流の拠点となっている。市川塩浜の沖合には東京湾で数少ない干潟が残っている。三番瀬は埋め立てられて工業用地になる予定であったが産業構造の変化や市民運動の成果により中止となり自然が保全されることになった。

北部から東部にかけて北総鉄道北総線、武蔵野線沿線に豊かな自然が残っており、市の名産品である梨畑が広がっている。

地理

千葉県北西部に位置し、県庁所在地である千葉市から約20キロメートルの距離である。東京都の都心から10 - 20キロメートル圏内である。

市の西部は江戸川と旧江戸川を挟んで東京都江戸川区と接し、北部は松戸市、東部は船橋市、北東部は鎌ケ谷市、南部は浦安市と東京湾に接する。旧東葛飾郡(葛飾郡)。市の南部は海抜2メートル程度の平野で、北部は海抜20メートル程度のなだらかな下総台地となっている。最高点は国府台地先、里見公園内で30.1メートル。最低点は福栄地先で0.1メートルとなっており、埋立地の一部で海抜ゼロメートル地帯となる。

市川市と船橋市の境界付近から東京湾沿いに千葉市中央区付近まで延びる長さ約22キロメートルの東京湾北縁断層の存在が推定されていたが、1992年(平成4年)度の県の調査結果に加え、国の地震調査研究推進本部地震調査委員会においても、2001年(平成13年)11月に、「東京湾北縁断層は活断層ではない」との評価を公表した。江戸川河口の直下には中央構造線に関連した綾瀬川断層があると推定されている。

市域

  • 広袤(こうぼう):東西8.2キロメートル 南北13.4キロメートル

自然

  • 河川:江戸川、旧江戸川、真間川、大柏川、国分川、春木川、行徳可動堰(江戸川河口堰)
  • 湖沼:大柏川第一調節池緑地
  • 湿地:行徳湿地
  • 干潟:三番瀬
  • 海岸:東京湾

歴史

前史

市川市域に人が住みはじめた歴史は古く、市内北部の台地上には旧石器時代の遺跡が多数存在する(丸山遺跡、権現原遺跡、今島田遺跡等)。縄文時代の遺跡としては、堀之内貝塚、姥山貝塚、曽谷貝塚等の国の史跡となっている貝塚遺跡があり、その他の貝塚を含めた遺跡数は約60ヶ所にのぼる国内最大級の集中度で、縄文時代には栄えた地域となっていたことが分かる。さらに、弥生時代の遺跡も多数存在する(須和田、杉ノ木台、小塚山、宮久保、国府台等)。

市川市の中でも、国府台より広がる高台は、常に市川一帯の歴史を担ってきた。古墳時代初めには小集落ができ(北根、前原、鳴神山、杉ノ木台)、多くの古墳が築かれた。法皇塚古墳(東京医科歯科大構内)、弘法寺古墳(真間山弘法寺敷地内)、明戸古墳(里見公園内)の3基の前方後円墳のほか、国府台近辺だけで約30ヶ所の古墳があったと推定されている(国府台古墳群)。

下総国府

律令制により国府台に国庁と国府が置かれ、下総国の中枢となった。国府関連施設と思われる遺跡が発掘されている。市川市には下総国の国分寺・国分尼寺が所在していたとされており、その跡も発掘されている。

下総国分寺跡

国分寺跡の伽藍は現在の下総国分寺と重複する位置にあり、金堂跡は現在の本堂の場所にあたる。ただし、塔は西に、金堂・講堂は東に傾いており、堂塔の向きは一定ではない。一帯は須和田遺跡や国府跡推定地が残り、古くから文化的中心地であった。

  • 金堂 - 東西31.5メートル、南北19メートル。
  • 講堂 - 本堂裏の墓地内に位置する。東西26メートル、南北18メートル。
  • 七重塔 - 18メートル四方。礎石は本堂前に移動されている。

下総国分尼寺跡

国分寺北東の市川市国分4丁目(北緯35度44分47.56秒 東経139度54分46.70秒)に所在する。1932年の発掘調査で金堂・講堂の基壇が確認されるとともに「尼寺」と書かれた土器が出土し、位置の確定に至った。なおそれ以前は、当地はかつて「昔堂」と呼ばれ、国分僧寺跡と考えられていた。

発掘調査により寺の範囲を区画する溝が北・東・南で確認され、北溝は340メートル・東溝は303メートルに及び寺域は不整な方形をなしている。現在は市川市営の国分尼寺跡公園として管理されている。

  • 金堂 - 東西25.5メートル、南北22.4メートル。
  • 講堂 - 東西27メートル、南北19メートル。

中世・近世

10世紀には平将門の乱に巻き込まれ、12世紀には石橋山の戦いに敗れて安房国に落ち延びた源頼朝が、上総広常と下総国府で合流して軍勢を立て直した。15世紀には太田道灌が国府台に仮陣を置き、その弟の太田資忠が国府台城を築城した。16世紀には、国府台城は、里見義堯ら里見氏と後北条氏との間で2度にわたり戦われた国府台合戦の舞台となった。戦国時代には市域の大半は千葉氏やその重臣の高城氏の領域であったが、小田原征伐で没落する。

江戸時代には一部が栗原藩の支配地だった時期もあるが、大部分は幕府領(天領)・旗本領とされた。特に行徳地区では徳川家康の意向により塩田が整備された(行徳塩田)。

近代・現代

戊辰戦争の際には、江戸を脱出した大鳥圭介が率いる旧幕府陸軍が、国府台に集結した。これに土方歳三らの新撰組も合流した。すぐに大鳥・土方らは宇都宮を経て日光へ向かったが、その後、別の旧幕府軍(撤兵隊)と官軍の戦いが、この台地下の市川から船橋にかけて戦われた(市川・船橋戦争)。

1875年(明治8年)には、教育機関の最高学府として国府台大学校計画(この計画は岩倉使節団 に随行して欧米諸国の大学校を調査してきた田中不二麿を中心に「欧米二通ズ真ノ高等大学校」の実現を目指して計画されたもので、現在の東京大学とは別の教育機関として構想されたものだった。)が持ち上がり、具体的な案もまとまり、土地の買収も進められていたが諸事情により実現しなかった。

1885年(明治18年)には、都心からのアクセスがよく、渡河訓練をはじめ、各種訓練に適した立地に恵まれていたことから、大学校用地跡に陸軍教導団が置かれた。教導団は1899年(明治32年)に廃止されたが、その後、陸軍の野砲兵連隊・国府台陸軍病院などが置かれ、市川は軍都として栄えた。

第二次世界大戦では、13回の空襲被害を受けた。最大の物的被害が生じた空襲は1945年(昭和20年)2月25日のものであり、東京都内を標的としたものが悪天候などにより市川市内に着弾。市川新田地域と中山法華経寺門前であり、70戸余りの家屋が全焼した。

終戦後、陸軍の広大な土地は、国立国際医療研究センター国府台病院(旧・国府台陸軍病院)、市川市スポーツセンター(国府台公園)、東京医科歯科大学、千葉商科大学、和洋女子大学、筑波大学附属聴覚特別支援学校、千葉県立国府台高等学校、市川市立第一中学校、千葉県血清研究所の各施設に変わった。

国府台周辺以外の地区

八幡地区は寛平年間(西暦889年 - 898年)に創建された葛飾八幡宮を中心に発展し、中山地区は文応元年(西暦1260年)に創建された中山法華経寺の門前町として発展した。江戸時代には、市川地区、八幡地区に佐倉街道(成田街道)の宿場町である市川宿、八幡宿があり、五街道の1つである日光街道の支線として道中奉行の支配下に置かれた。成田街道の別ルートである日本橋から海路を経るルートとして行徳地区にも宿場町があり、江戸川水運の中心地として発展した。

真間の手児奈伝説・江戸名所図会

現在の真間に舒明天皇時代の国造の娘である手児奈という絶世の美少女がいたという伝説があり、奈良時代にはその噂が都にまで届いて万葉集に詠まれるほど有名だった。737年に行基がその故事を聞き、手児奈の霊を慰めるために弘法寺を開いた。現在は手児奈霊神堂に祀られている。

斎藤月岑の江戸名所図会には、葛飾八幡宮および八幡の藪知らずが、歌川広重の名所江戸百景には、「真間の紅葉 手古那の社継はし」「鴻の台とね川風景」が描かれている。

年表

  • 1934年(昭和9年)11月3日 - 東葛飾郡市川町、八幡町、中山町、国分村が合併し、市川市が発足した。千葉県内では千葉市、銚子市についで3番目の市制施行である。
  • 1949年(昭和24年)11月3日 - 東葛飾郡大柏村を編入。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 東葛飾郡行徳町を編入。
  • 1956年(昭和31年)10月1日 - 東葛飾郡南行徳町を編入。
  • 1967年(昭和42年) - 下校中の小学生のランドセルが自動車と接触、ひっかけられて轢き逃げされる事件が発生。市議会が次年度の一年生からランドセルを廃止する決議を行う。
  • 1980年(昭和55年)3月18日 - 防災行政無線運用開始。
  • 1992年(平成4年) - 日本で最初に「駅前放置自転車対策条例」(平成4年12月条例第27号)を施行した。
  • 2007年(平成19年)4月27日 - 同年2月の議会での「政令指定都市検討促進決議」を受け、市川市、船橋市、松戸市、鎌ケ谷市が、この圏域の将来的な選択肢の一つとして、合併や政令指定都市への移行に関する共同研究を目的とした「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」(2008年9月1日現在の4市推計人口1,649,569人)を設立した。同研究会は2009年3月研究報告書を出した。この研究報告により合併のメリットがさほど見いだせないことがわかり、中央においても合併論が下火になったこともあり、合併推進論は全く語られなくなった。
  • 2008年(平成20年)10月26日 - 市で初めての還暦式が行われた。地方自治体が催す式典としては先陣の一つとされる。
  • 2017年(平成29年)4月28日 - 新第2庁舎が竣工。
  • 2020年(令和2年)8月 - 新第1庁舎の4階から7階が先行開庁。
  • 2021年(令和3年)1月 - 新第1庁舎の全てのフロアで業務開始。ワンストップサービスがスタート。
  • 2021年(令和3年)11月30日 - 老朽化により中央公民館を閉鎖

宿場

佐倉街道(成田街道)のうち水戸街道からの分岐である新宿から数えて2番目の宿場が市川宿、3番目が八幡宿である。新宿から八幡宿までは五街道の1つである日光街道の支線として道中奉行の支配下に置かれていた。水戸街道は千住宿で日光街道から分岐し、次の新宿で佐倉街道と分岐している。

  • 佐倉街道(成田街道)
    • - 市川宿 - 八幡宿 -

市川市名の由来

市名選定の由来は、市川市誕生時に遡る。当初合併計画は市川町、八幡町、国分村で進められていたが、市の構成要素に欠ける点があった。そのため市川町は、県当局の勧奨により1934年3月に当時馴染みの薄かった中山町とも連携した。

市川町は江戸川水運の中継地点として繁栄したのち、国府台に陸軍の教導団が置かれる軍都であり、八幡町、中山町に比べて飛び抜けて発展していた。しかし、市川町は「市川市」では合併工作が軌道に乗らないと考え、新市名に旧町村名を使用しないことを原則として議論を進めていた。

1934年6月16日の第一回代表委員会における各町村の希望事項は次の通りであり、市名の一項を除き他は全部協定済みとなった。

協議案では「江東市」、「東葛市」、「下総市」、「北総市」、「総府市」の5候補が挙げられたが、「いづれ劣らぬ田臭味百パーセントで新興都市の不滅の金字としてはさるべくもない」こと、また、「市川町民には市役所を初め市制によつて得るところが皆無とあつては合併の盟主たる市川町として餘りにも酷に過ぎる」ことから、市川町は新市名を「市川市」とすることで他の3町村と再交渉を行った。総武線秋葉原駅には「両国・市川・千葉方面」という案内があり、市川という地名が既に一般の人々に馴染み深いこと、また、縦と横に「市川市」と書き、どこから読んでも市川市でわかりやすいという語呂の良さから、市川町は「市川市」を提案した。市川町以外はこれに反対し、話し合いが縺れて一時は合併話が一度暗礁に乗りかけた。最終的に市川町中山町間で折衝が行われ、中山町は市役所を中山側(八幡町の藪知らずより東側の国道沿い)へ引き寄せることで市川町に譲歩し、市名が市川市に決定した。中山町はさらに京成停留所(鬼越駅)、学校、法華経寺公園等の設置も合併条件に加え、鬼越・中山競馬場間の道路舗装も決定した。1934年9月19日の代表委員会では、庁舎や敷地以外の事項を協定し、市制の大枠が定まった。

市川の名称は市西端に流れる江戸川が当時東国一の川であったことから一の川が訛ったとする説、江戸川の河岸に川舟が集まり定期的に市が開かれていたことに由来するという説の2つが有力である。市川の地名が初めて登場するのは『義経記』。石橋山の戦いで敗れ安房で再起した源頼朝が、軍勢を率いて下総の松戸庄市河に達するという記述がある。

町名

市川市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

人口

2020年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると、1.03%増の495,402人であり、増減率は千葉県下54市町村中11位、60行政区域中14位。

2021年度は転入者28,127人、転出者28,141人で8年ぶりの転出超過となった。


人口0人地区

市川市が公表している町丁別世帯人口表によると以下の地区は人口が0人になっている

  • 二俣新町
  • 塩浜2丁目
  • 東国分3丁目
  • 千鳥町
  • 高浜町
  • 新浜3丁目
  • 東浜1丁目
  • 下妙典
  • 田尻(旧番地)
    • 1~5丁目には居住者がいる
Collection James Bond 007

行政

1997年(平成9年)から行政サービス向上の一環として全国初の仕組みである、あらかじめ市役所に電話で住民票を申請し、午前中申請なら同日午後4時以降、自分の近所の公共施設や消防署、コンビニエンスストア、市内の商店などで住民票が受け取れる「取次所」を設けていた。受け取りの際には、認め印と受取人を確認する4桁の暗証番号が必要となっていた。(このサービスはコンビニエンスストアのマルチコピー機を用いた交付サービスに移行する形で、2010年(平成22年)3月16日正午までの受付分で終了した。)

個人市民税納税者等が納める税のうち、その1%の相当額を自ら任意に希望指名して地域づくりの主体であるボランティア団体やNPOなど、市民の自主的な活動に対してその団体の事業費(運営費を除く)に当てるよう要請することができるという、全国初の1%支援制度(市民活動団体支援制)がある。2005年(平成17年)度に開始され、2007年(平成19年)から3団体まで支援できる団体数を拡大し、納税者以外が地域ポイントも振り当てられるよう条例改正をした。NHKでテレビ放送されたEUハンガリー国のパーセント法がヒントとなっている。

地方自治法第252条の22第1項に定める政令による中核市になる要件を満たしている。2022年現在、中核市移行に向けて、市役所内(市長部局及び、市議会の特別委員会)にて検討中。

健康都市推進協議会(2003年(平成15年)12月24日発足)により市民(委託された健康都市推進員などによる)と協働で2004年(平成16年)11月にWHO健康都市を宣言し取り組んでいる。2008年(平成20年)10月に健康都市連合国際大会が開催され、「健康都市市川宣言」を採択した。

2009年(平成21年)9月11日 - 市議会は市民の意見も参考に条例改正を可決し、2010年(平成22年)4月から路上などの犬の糞の放置や不始末と空き缶のポイ捨てに過料2,000円を科すとした。これらの過料は日本で初めてとされる。

2010年(平成22年)10月23日-24日 - 市政戦略会議は公募市民を12人含む30人の委員により20事業25項目を対象とした初めての事業仕分けを行った。

市長

  • 田中甲(2022年(令和4年)4月22日就任、1期目)
    • 元衆議院議員、元千葉県議会議員、元市川市議会議員。

歴代市長

財政

財政は豊かであり、地方交付税のうち財源不足の自治体に交付される普通交付税の交付を受けていない。財政力指数は1.108(令和2年)であり、類似団体と比べ平均を大きく上回る。なお、千葉県内で1を超える団体(いわゆる不交付団体)は54市町村中7市であり、市川市はその一自治体である。

職員給与が国家公務員よりも高く、2014年の地方公務員給与実態調査の結果によると全国7位であり、ラスパイレス指数(国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準)は103.4(全国平均は98.6)。職員の採用試験を有料とし、申込みに際して受験料を徴収している。こうした職員採用試験の受験料の徴収について総務省は「自治体が自治体職員採用試験で受験者から受験料を取るのは、地方自治法の規定に違反する。」という見解を出している。地方自治法第二百二十七条は、住民票交付など住民に利益を与える事務では手数料を徴収できると規定しているが、総務省は「自治体職員の採用試験は、自治体のための事務であり徴収はできない。」としている。人事院勧告に従い、市役所職員採用の年齢・学歴などによる制限を事実上撤廃し、59歳まで出願可能とした。

警察・消防

  • 千葉県警察
    • 市川警察署
    • 行徳警察署
  • 市川市消防局
    • 東消防署
    • 西消防署
    • 南消防署
    • 北消防署

国の施設

  • 法務省
    • 千葉地方法務局 市川支局
  • 財務省
    • 東京税関 東京航空貨物出張所
  • 厚生労働省
    • 千葉労働局 市川公共職業安定所
    • 国立国際医療研究センター 国府台病院
  • 国土交通省
    • 関東地方整備局 首都国道事務所市川相談所
  • 防衛省
    • 自衛隊千葉地方協力本部 市川募集案内所
  • 宮内庁
    • 宮内庁新浜鴨場
  • 検察庁
    • 市川区検察庁
  • 国税庁
    • 東京国税局 市川税務署
  • 特殊法人
    • 日本年金機構 市川年金事務所
    • 日本郵便株式会社 市川郵便局、行徳郵便局
  • 裁判所
    • 千葉家庭裁判所 市川出張所
    • 市川簡易裁判所

市の施設

  • 市川市役所
  • メディアパーク市川 - 1994年(平成6年)11月1日開館。
  • 市川市立図書館 - 蔵書数約110万冊。
    • 中央図書館、行徳図書館(1989年(平成元年)4月15日開館)、南行徳図書館、市川駅南口図書館、信篤図書館。
  • 市川歴史博物館
  • 市川考古博物館
  • 市川自然博物館 - 1989年(平成元年)10月24日開館。千葉県内初の自然博物館で、開館時には動植物の標本を約2,000点収蔵していた。
  • 市川市動植物園 - 市立動物園および植物園。1987年(昭和62年)8月21日開園。流しカワウソが名物。
  • 万葉植物園
  • 東山魁夷記念館
  • 芳澤ガーデンギャラリー
  • 木内ギャラリー
  • 行徳ふれあい伝承館
  • あいねすと(行徳野鳥観察舎)
  • 市川市文化会館
    • 催事開催実績:NBCUniversal ANIME×MUSIC FESTIVAL〜AFTER PARTY〜。
  • 全日警ホール(市川市八幡市民会館)
  • 行徳文化ホールI&I
  • 市川市スポーツセンター(国府台公園内) - 陸上競技場、体育館(道場)、テニスコート、野球場等の総合スポーツセンター。
  • 市川市市民プール - 日本水泳連盟公認の50メートルプール、開閉式屋根付きの25メートルプール、流水プール、滑り台付き子どもプール、幼児プール等を完備。
  • 市川市クリーンセンター
  • 市川市斎場
  • 市川市霊園

議会

市議会

県議会

2023年千葉県議会議員選挙
  • 選挙区:市川市選挙区
  • 定数:6人
  • 投票日:2023年4月9日
  • 当日有権者数:400,443人
  • 投票率:35.70%
2019年千葉県議会議員選挙
  • 選挙区:市川市選挙区
  • 定数:6人
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:394,235人
  • 投票率:33.09%

衆議院

千葉県第5区
  • 選挙区:千葉5区(市川市の一部、浦安市)
  • 投票日:2023年4月23日(補欠選挙)
  • 当日有権者数:451,273人
  • 投票率:38.25%
千葉県第6区
  • 選挙区:千葉6区(市川市の一部、松戸市の一部)
  • 投票日:2021年10月31日
  • 当日有権者数:369,609人
  • 投票率:52.99%

経済

産業

1993年(平成5年)時点で地理学者の森本健弘によれば、市川市は不耕作農地率が関東地方の大都市周辺部では高いが、集約的な農業的土地利用がなされている。2006年(平成18年)の千葉県青果物生産出荷統計によれば、梨の生産高・産出額は千葉県内第1位。千葉県における梨栽培発祥の地(1769年に川上善六が創始)でもある。「市川のなし」と「市川の梨」が2007年(平成19年)8月地域団体商標に登録された。花き生産が盛ん。

農業協同組合

  • 市川市農業協同組合(都市型農協本店)

第1種漁港

  • 市川漁港(いちかわ - )

その他

  • 行徳漁港(ぎょうとく - )

本社・本店を置く企業


拠点

  • 山崎製パン 総合クリエイションセンター - 中央研究所、総合研修所、飯島藤十郎社主記念LLCホール、並びに宿泊施設を備えた食の最先端技術と文化創造の拠点。
  • TDK テクニカルセンター - グローバルR&Dの拠点。
  • アマゾンジャパン 市川フルフィルメントセンター(市川FC) - 配送拠点。
  • 楽天 RFC市川Ⅰ・RFC市川Ⅱ - 配送拠点。

事業所

  • NTTロジスコ 千葉物流センター
  • ジェイアール東日本物流
    • 総合研修センター
    • 京葉流通センター
  • 神鋼物流 関東物流センター
  • クボタ 市川工場
  • 日本製鉄 塗装・構造部材研究所
  • フジパン 千葉工場

発祥・創業

  • 山崎製パン - 1948年(昭和23年)市川市で創業。現在、JR市川駅前には直営店のヤマザキプラザ市川などが入っている創業35周年記念の「サンプラザ35ビル」が建っており、その近隣には、山崎製パングループの福利厚生施設であり一般利用ができるビジネスホテル・観光ホテルとしての客室を備えた「山崎製パン企業年金基金会館」が建っている。
  • サイゼリヤ - 1973年(昭和48年)市川市で創業。現在、八幡の1号店は記念館として保存されている。
  • ユニデンホールディングス - 1966年(昭和41年)ユニ電子産業として市川市で創業。

卸売市場

  • 市川地方卸売市場 - 2018年4月に「市川市地方卸売市場」が民営化して改称。

商業施設


金融機関

指定金融機関

  • 千葉銀行

収納代理金融機関

市川市に本店・支店を置く金融機関一覧(店名省略、本店・本社は太字)。市内に15企業、87店舗存在する。(令和3年度現在)

姉妹都市・提携都市

日本国外

ガーデナ市(アメリカ合衆国 カリフォルニア州)

  • 1962年(昭和37年)11月6日姉妹都市提携

楽山市(中華人民共和国 四川省)

  • 1981年(昭和56年)10月21日友好都市提携

メダン市(インドネシア共和国 北スマトラ州)

  • 1989年(平成1年)11月4日姉妹都市提携

ローゼンハイム市(ドイツ連邦共和国 バイエルン州)

  • 2004年(平成16年)7月14日パートナーシティ提携

イッシー・レ・ムリノー市(フランス共和国 オー・ド・セーヌ県)

  • 2012年(平成24年)10月1日パートナーシティ提携

カゼルタ市(イタリア共和国 カゼルタ県)

  • 2019年 (令和元年)5月20日 自治体提携都市

パルヌ市(エストニア共和国)

  • 2019年(令和元年)10月 提携

地域

地区

郵便局

郵便番号は以下が該当する。2集配局が集配を担当する。

  • 市川郵便局:「272-00xx」「272-08xx」
  • 浦安郵便局(浦安市):「279-00xx」「272-01xx」

電話番号

市外局番は047。収容局は市川局、鬼高局、浦安行徳局、市川中山局、市川曽谷局、市川原木局、市川大野局。

住宅団地

  • 市川真間団地(市川 市街地住宅 賃貸51、1963年(昭和38年))
  • 市川中山団地(旧日本住宅公団、1965年(昭和40年))
  • 姫宮団地
  • クレストシティタワーズ浦安リバータワー(名称に浦安と入るが市川市島尻に所在する。)

再開発事業

再開発事業により超高層マンションが多く林立している。

本八幡駅北口地区

  • 本八幡キャピタルタワー(1999年(平成11年)11月竣工、地上24階地下2階。市川市初の高層ビル。)
  • プリームスクエア本八幡(2003年(平成15年)2月竣工、地上24階地下2階。)
  • ガレリア・サーラ(2009年(平成21年)3月竣工、地上34階地下2階。市川市初の優良建築物等整備事業。)
  • グランドターミナルタワー本八幡(2013年(平成25年)5月竣工、地上40階地下2階。)

市川駅南口地区

  • I-linkタウンいちかわ
    • ザ・タワーズイースト(2008年(平成20年)7月竣工、地上37階地下2階。)
    • ザ・タワーズウエスト プレミアレジデンス(2009年(平成21年)1月竣工、地上45階地下2階。高さは約160mで居住用建築物としては千葉県で最も高い。)

宿泊施設

  • 山崎製パン企業年金基金会館
  • 市川グランドホテル
  • ジェイホテル本八幡 (2022年5月9日閉館)

放送

  • 市川エフエム放送
  • J:COM 市川・浦安

協会・団体

  • 特定非営利活動法人
    • 生態科学研究機構
  • 宗教法人
    • 人間禅

医療

健康都市連合に加盟しており、2008年10月、市川市において第3回健康都市連合国際大会が開催され、WHO憲章の精神を尊重した「健康都市いちかわ」宣言が行われた。

二次医療圏(二次保健医療圏)としては東葛南部医療圏(管轄区域:鎌ヶ谷市と葛南地域)である。三次医療圏は千葉県医療圏(管轄区域:千葉県全域)。

医療提供施設は特筆性の高いもののみを記載する。

  • 市内の医療機関(二次医療圏)
    • 東京歯科大学市川総合病院(災害拠点病院)
  • 市内の医療機関(一次医療圏)
    • 緊急指定病院
      • 国立国際医療研究センター国府台病院
      • 市川東病院
      • 一条会病院
      • 大野中央病院
      • 大村病院
      • 行徳総合病院
    • その他の病院
      • 安藤病院
      • 市川市リハビリテ-ション病院
      • 行徳中央病院
      • 国際医療福祉大学市川病院(旧化学療法研究所附属病院)
      • 式場病院
      • 中山病院
  • 市外の医療機関(二次医療圏)
    • 順天堂大学医学部附属浦安病院(浦安市、災害拠点病院・救命救急センター)
    • 東京ベイ・浦安市川医療センター(浦安市、災害拠点病院・救急基幹センター)
    • 船橋市立医療センター(船橋市、災害拠点病院・救命救急センター)
    • 東京女子医科大学八千代医療センター(八千代市、災害拠点病院・救命救急センター)
    • 千葉県済生会習志野病院(習志野市、災害拠点病院)
  • 市内の周産期母子医療センター
    • なし

文化

市の歌

  • 市川市歌
    • 1949年(昭和24年)制定。歌詞は公募による。
  • 市川賛歌
    • 市歌の詞に描かれた風景と実情が時代とともに変化してきたことから、1999年(平成11年)に市川賛歌制作市民委員会の要請により作曲された。
    • 題名:透明の芯の芯、副題:市川賛歌、作詞:宗左近、作曲:三善晃、作曲年:1999年(平成11年)、初演日:1999年(平成11年)11月4日
    • 作詞家・作曲家とも日本を代表する重鎮だが、詞中にある言葉のユニークさから2ちゃんねるをはじめとする一部のネットコミュニティで爆発的に受け、同様の作詞作曲による福島県立清陵情報高等学校校歌とともに有名となった。

教育

大学

  • 東京医科歯科大学
    • 国府台キャンパス
  • 和洋女子大学
  • 千葉商科大学
  • 昭和学院短期大学
  • 東京経営短期大学

特別支援学校

  • 筑波大学附属聴覚特別支援学校

高等学校

  • 市川高等学校(※中高併設)
  • 昭和学院高等学校(※中高併設)
  • 不二女子高等学校
  • 日出学園高等学校(※中高併設)
  • 国府台女子学院高等部(※中高併設)
  • 和洋国府台女子高等学校(※中高併設)
  • 千葉商科大学付属高等学校

中学校

  • 市川中学校(※中高併設)
  • 昭和学院中学校(※中高併設)
  • 日出学園中学校(※中高併設)
  • 国府台女子学院中学部(※中高併設)
  • 和洋国府台女子中学校(※中高併設)

小学校

  • 昭和学院小学校
  • 日出学園小学校
  • 国府台女子学院小学部

学校法人

スポーツ

子供会活動を通じて行われたキックベースボールの発祥の地でもある。

スポーツ施設

  • 市川市スポーツセンター
  • 市川市市民プール

交通

鉄道

東京23区外では唯一、東京の地下鉄2社局(東京地下鉄と東京都交通局)の路線を有している。また、東京の地下鉄2社(東京地下鉄と東京都交通局)の路線の内、地下路線および地下駅を有しているのも東京23区外で唯一である。

市役所の最寄り駅:本八幡駅(JR、東京都営地下鉄)・京成八幡駅

  • JTB時刻表では市川駅が中心駅と記載されている。

東日本旅客鉄道(JR東日本)

2019年 (令和元年) 度の市内1日平均乗降客は170,789人である。(下総中山駅を含む。)

  • 総武緩行線
    • 市川駅 - 本八幡駅 - (下総中山駅)
    • ※下総中山駅の所在地は船橋市だが、市川市に接するように存在している。
  • 総武快速線
    • 市川駅
  • 京葉線
    • 市川塩浜駅 - 二俣新町駅
  • 武蔵野線
    • 市川大野駅

東京地下鉄(東京メトロ)

2018年 (平成31年) 度の市内1日平均乗降客は約192,000人である。

  • 東西線
    • 南行徳駅 - 行徳駅 - 妙典駅 - (原木中山駅)
    • ※原木中山駅の所在地は船橋市だが、駅施設は市川市と船橋市に跨る。

東京都交通局(都営地下鉄)

2020年 (令和2年) 度の市内1日平均乗降客は約65,000人である。

  • 新宿線
    • 本八幡駅

京成電鉄

2020年 (令和2年) 度の市内1日平均乗降客は約54,000人である。

  • 本線
    • 国府台駅 - 市川真間駅 - 菅野駅 - 京成八幡駅 - 鬼越駅 - (京成中山駅)
    • ※京成中山駅の所在地は船橋市だが、市川市に接するように存在している。

北総鉄道

2020年 (令和2年) 度の市内1日平均乗降客は約12,000人である。

  • 北総線
    • (矢切駅) - 北国分駅 - (松飛台駅) - 大町駅
    • ※矢切駅の所在地は松戸市だが、市川市に接するように存在している。
    • ※松飛台駅の所在地は松戸市だが、駅施設は市川市と松戸市に跨る。

鉄道施設

  • 深川検車区行徳分室(東京メトロ)

道路

市内には狭く入り組んでいる路地が多い。2018年(平成30年)6月2日に開通した国道298号および東京外環自動車道により、弱点であった南北間の交通の便が向上した。3つのジャンクション(高谷・京葉・北千葉)を有する交通の要衝となっている。

高速道路

  • 首都高速湾岸線
    • 高谷JCT(東関東自動車道・東京外環自動車道) - 市川TB - 市川PA - 千鳥町出入口 -
  • 東関東自動車道
    • 高谷JCT(首都高速湾岸線・東京外環自動車道) - 湾岸市川IC -
  • 京葉道路
    • - 京葉JCT(東京外環自動車道) - 京葉市川IC - 京葉市川PA - 原木IC -
  • 東京外環自動車道
    • - 北千葉JCT(北千葉道路) - 市川北IC - 市川中央IC - 京葉JCT(京葉道路) - 市川南IC - 高谷JCT(首都高速湾岸線・東関東自動車道)

一般国道

  • 国道14号(千葉街道)
  • 国道298号(東京外かく環状道路)
  • 国道357号(湾岸道路)
  • 国道464号


都市計画道路

  • 浦安鎌ヶ谷線

道の駅

  • 道の駅いちかわ

バス路線

2019 (令和元年) 度の市内バスの1日平均運行本数は1184本、輸送人員は62,267人

  • 京成バス
    • 京成バス市川営業所
  • 京成バスシステム
  • 京成トランジットバス
  • 東京ベイシティ交通
  • 市川市コミュニティバス
  • 羽田空港リムジンバス
    • 市川駅南口 - 羽田空港(京成トランジットバス、東京空港交通)

空港

近隣の空港として千葉県成田市の成田国際空港(成田空港)または東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)が最寄りとなる。

成田国際空港

詳細は成田国際空港へのアクセス、最小乗換数は【】内を参照。

  • 鉄道路線
    • 【乗換0】JR東日本 - 総武快速線(成田線直通)にて市川駅 - 空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)・成田空港駅(成田第1ターミナル)にアクセス可能である。
    • 【乗換0】京成電鉄 - 京成本線にて市内各駅 - 空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)・成田空港駅(成田第1ターミナル)にアクセス可能である。

東京国際空港

詳細は東京国際空港へのアクセス、最小乗換数は【】内を参照。

  • 鉄道路線
    • 【乗換1】JR東日本 - 総武快速線(横須賀線直通)にて市川駅 - 品川駅(京急本線(京急空港線直通)へ乗換)- 羽田空港第3ターミナル駅・羽田空港第1・第2ターミナル駅にアクセス可能である。
    • 【乗換1】JR東日本 - 総武緩行線にて市内各駅 - 浅草橋駅(都営浅草線(京急本線・空港線直通)へ乗換)- 羽田空港第3ターミナル駅・羽田空港第1・第2ターミナル駅にアクセス可能である。
    • 【乗換1】都営地下鉄 - 新宿線にて本八幡駅 - 馬喰横山駅(都営浅草線(京急本線・空港線直通)へ乗換)- 羽田空港第3ターミナル駅・羽田空港第1・第2ターミナル駅にアクセス可能である。
    • 【乗換0】京成電鉄 - 京成本線(京成押上線・都営浅草線・京急本線・空港線直通)にて京成八幡駅 - 羽田空港第1・第2ターミナル駅・羽田空港第3ターミナル駅にアクセス可能である。
  • バス路線
    • 【乗換0】羽田空港リムジンバス - 市川駅(妙典駅および行徳駅を経由)と東京国際空港を結ぶ路線が運行されている。

港湾

かつて江戸時代から大正時代にかけて江戸日本橋と下総国行徳を結んだ行徳船が運行していた。

国際拠点港湾

  • 千葉港(葛南港区)
    • 葛南中央地区
    • 葛南西部地区

橋梁

  • 市川橋 (江戸川)
  • 今井橋
  • 行徳橋
  • 新行徳橋
  • 妙典橋

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡

神社

  • 大野天満宮
  • 葛飾八幡宮 - 武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康など多くの関東武士の信仰を集めた。斎藤月岑の江戸名所図会に描かれている。
    • 千本イチョウ - 推定樹齢1200年。国指定の天然記念物。
  • 天満天神宮
  • 白幡天神社
  • 六所神社(下総総社跡)
  • 国分日枝神社
  • ニッケ鎮守の杜・おりひめ神社(ニッケコルトンプラザ内)
  • 市川関所跡

寺院

  • 安養寺
  • 円福寺
  • 亀井院
    • 真間の井
  • 弘法寺 - 歌川広重の名所江戸百景にこちらから望む手児奈霊神堂と真間の継橋が描かれている。
    • 伏姫桜 - 推定樹齢400年。
  • 下総国分寺
    • 下総国分寺跡 - 国の史跡。
    • 下総国分尼寺跡 - 国の史跡。
  • 唱行寺
  • 浄光院
  • 總寧寺
  • 手児奈霊神堂 - 万葉集に詠まれる絶世の美女手児奈を祀っている。歌川広重の名所江戸百景に弘法寺から見た風景が真間の継橋と共に描かれている。
  • 徳願寺
  • 法伝寺
  • 法華経寺 - 国宝2件、国の重要文化財6件を有する。
    • 中山大仏
  • 本光寺
  • 妙行寺
  • 了極寺

礼拝堂

  • 行徳モスク
  • 日本バプテスト連盟市川八幡キリスト教会
  • 日本福音ルーテル市川教会
  • カトリック市川教会

旧跡

  • 姥山貝塚 - 国の史跡。
  • 曾谷貝塚 - 国の史跡。
  • 堀之内貝塚 - 国の史跡。
  • 法皇塚古墳
  • 大野城跡
  • 国府台城跡(里見公園)
  • 真間の継橋(日本百名橋番外)
  • 八幡の藪知らず - 足を踏み入れると二度と出てこられなくなるという神隠しの伝承や慣用句としても有名。斎藤月岑の江戸名所図会に描かれている。
  • 千葉県血清研究所建物跡 - 明治37年以前の建設と推測される旧陸軍の赤レンガの建物が残る。市民や学者などから保存を求める運動が起こり「赤レンガを守る会」が県に保存を要望している。
  • 文学の散歩道

観光スポット

  • I-linkタウン展望施設 - 一般開放されている展望施設。日本の夜景100選[2]や日本夜景遺産[3](施設型夜景遺産)にも選ばれており、東京スカイツリーや富士山、ディズニーリゾートなどが見渡せる[4]

博物館・動物園・植物園・文化施設

  • 千葉県立現代産業科学館
  • 市川歴史博物館 - 市の施設。
  • 市川考古博物館 - 市の施設。
  • 市川自然博物館 - 市の施設。1989年(平成元年)10月24日開館。千葉県内初の自然博物館で、開館時には動植物の標本を約2,000点収蔵していた。
  • 市川市動植物園 - 市立動物園および植物園。1987年(昭和62年)8月21日開園。流しカワウソが名物。
  • 万葉植物園 - 市の施設。
  • 木内ギャラリー - 木内重四郎の別邸の一部である洋館を復元したもの
  • 芳澤ガーデンギャラリー
  • 水木洋子邸
  • 市川市東山魁夷記念館
  • 清華園
  • 式場病院 - 日本で最初の庭園式精神科病院。バラ園で有名。
  • 行徳ふれあい伝承館 - 旧浅子神輿店の家屋(国登録有形文化財)を用いた行徳の歴史や文化を紹介する施設

自然・公園

  • 宮内庁新浜鴨場 - 宮内庁が管理する伝統的な狩猟を行う場所。皇太子徳仁親王が皇太子徳仁親王妃雅子に求婚した場所でもある。
  • 市川野鳥の楽園(行徳近郊緑地・行徳鳥獣保護区)
    • あいねすと(行徳野鳥観察舎)- 耐震強度不足のため2015年(平成27年)より無期限休館、2018年(平成30年)に閉館した旧行徳野鳥観察舎跡地に2020年(令和2年)再オープン(千葉県から市川市へ移譲)
  • 国分川調節池
  • 大柏川第一調節池緑地
    • 大柏川ビジターセンター
    • 野鳥観察場
  • 三番瀬 - 浦安市から習志野市にかけて広がる干潟。
  • 里見公園 - 国府台城の跡地
  • じゅん菜池緑地
  • 大町公園
  • 大洲防災公園
  • 行徳駅前公園
  • 常夜灯公園

娯楽施設

  • 大慶園
  • 本八幡ハタボウル

温泉・入浴施設

  • クリーンスパ市川 - 天然温泉を使用した日帰り入浴施設。
  • 法典の湯 - 化石海水タイプの温泉を使用しており、露天風呂の一部の浴槽では源泉掛け流しを行っている。

名産品

  • きぬかつぎ - サトイモの小芋を皮のまま蒸し、その皮を剥いて食べる秋の料理、酒肴。中山法華経寺参道の名物。

祭事・催事

  • 市川市民納涼花火大会 - 1985年(昭和60年)から毎年7月下旬から8月上旬に江戸川河川敷で開催される。同一の大会を対岸の東京都江戸川区では「江戸川区花火大会」と呼ぶ。2009年には、合計人手人数が139万人を超え、花火大会としては日本一の観客動員数を記録した。
  • 手児奈太鼓 - 弘法寺を活動拠点とする女性だけの創作和太鼓集団。地域に根付いた祭りを中心に、各方面で演奏活動を行っている。
  • 国分川鯉のぼりフェスティバル

文化財

  • 市内の国宝一覧
  • 市内の重要文化財(国指定)一覧
  • 市内の史跡(国指定)一覧
  • 市内の登録有形文化財一覧
  • 市内の千葉県指定文化財は千葉県指定文化財一覧を参照のこと。
  • 市川市指定文化財は市川市指定文化財一覧を参照のこと。

著名な出身者

政治・経済

文学・芸術

芸能

音楽

  • 清水達也(作曲家)1981年(昭和56年)3月1日市川市生まれ。
  • 金沢明子(民謡歌手)1954年(昭和29年)10月25日市川市生まれ。
  • 鮫島有美子(声楽家・ソプラノ歌手)1952年(昭和27年)1月8日生まれ。幼時より市川市に育ち、真間小学校出身。
  • 守屋浩(歌手)1938年(昭和13年)9月20日生まれ。市川市新田で育つ。市川小学校出身。
  • 沢田泰司(ベーシスト)1966年(昭和41年)7月12日市川市生まれ。
  • KYO (ミュージシャン)(D'ERLANGERのボーカリスト) 1967年(昭和42年)2月4日市川市生まれ。
  • yukihiro(L'Arc〜en〜Cielのドラマー)1968年(昭和43年)11月24日市川市生まれ。
  • 日高光啓 SKY-HI(AAA・ラッパー)1986年(昭和61年)12月12日生まれ。
  • サエキけんぞう 1958年(昭和33年)7月28日生まれ。

キャスター・アナウンサー・記者

  • 安藤優子(ニュースキャスター)1958年11月19日市川市生まれ。
  • ノリミツ・オオニシ(新聞記者・ニューヨーク・タイムズ東京支局長)市川市生まれ。
  • 五十嵐圭(元あいテレビアナウンサー、共同通信)1976年8月11日市川市生まれ。
  • 石黒新平(元広島ホームテレビ、フリーアナウンサー)1977年1月18日市川市生まれ。
  • 西尾由佳理(元日本テレビ、フリーアナウンサー)1977年7月25日市川市生まれ。
  • 小出涼子(元名古屋テレビ、フリーアナウンサー)1978年6月12日市川市生まれ。
  • 藤田真奈美(フリーアナウンサー)1979年9月24日市川市生まれ。
  • 水卜麻美(日本テレビアナウンサー) 1987年4月10日市川市生まれ。
  • 柴田将平(元静岡第一テレビアナウンサー、eスポーツキャスター) 1990年1月2日市川市生まれ。
  • 上村彩子(TBSアナウンサー)1992年10月4日市川市生まれ。
  • 佐藤佳奈(読売テレビアナウンサー) 1996年11月22日市川市生まれ。
  • 中谷梨沙(日本テレビアナウンサー)2003年2月25日市川市生まれ。

俳優・タレント

  • 小倉ゆうか(タレント)1998年(平成10年)9月5日生まれ。
  • きたろう(俳優)1948年(昭和23年)8月25日生まれ。
  • 鹿内孝(俳優)1941年(昭和16年)2月25日生まれ。
  • 小堺一機(タレント)1956年(昭和31年)1月3日生まれ。
  • つみきみほ(女優)1971年(昭和46年)4月13日生まれ。
  • 櫻井智(声優)1971年9月10日生まれ。
  • 斉藤美絵子(ミュージカル俳優、バレエダンサー)
  • 海宝あかね(ミュージカル俳優)
  • 海宝直人(ミュージカル俳優)
  • 愛月ひかる(元宝塚歌劇団星組男役)
  • ちはる(タレント)1970年(昭和45年)3月24日生まれ。
  • 前田敦子(元AKB48)1991年(平成3年)7月10日生まれ、市川市立新浜小学校・市川市立第七中学校卒業。
  • 押切もえ(ファッションモデル)1979年12月29日市川市生まれ。
  • 寿里(男性ファッションモデル、俳優。相川亮二の弟、千葉県立市川南高等学校卒業) 1981年(昭和56年)2月16日市川市生まれ。
  • 鷹森淑乃 (声優)
  • 橋本良亮 (A.B.C-Zのメンバー)
  • 綾月せり(元宝塚歌劇団副組長)1982年10月19日市川市生まれ。
  • 濱田龍臣(俳優。龍馬伝、怪物くん、ウルトラマンジード、花のち晴れ等出演)2000年8月27日市川市生まれ。

文化人

  • DaiGo (メンタリスト、YouTuber。慶應義塾大学理工学部卒業) 1986年(昭和61年)11月22日生まれ。
  • 松丸亮吾 (タレント、クリエーター。DaiGoの弟。東京大学工学部卒業)1995年(平成7年)12月19日生まれ。

スポーツ

相撲

  • 境川浪右衛門(大相撲力士・第14代横綱)1841年5月28日下総国葛飾郡生まれ。1887年(明治20年)9月16日没。
  • 大蛇潟大五郎(大相撲力士・前頭)1862年12月生まれ。1916年1月9日没。
  • 若嶌權四郎(大相撲力士・第21代横綱)1876年(明治9年)1月19日千葉県葛飾郡生まれ。1943年(昭和18年)10月23日没。
  • 稲葉嶽光之助(大相撲力士・前頭)1897年(明治32年)11月7日生まれ。1978年(昭和53年)5月7日没。
  • 房錦勝比古(大相撲力士)1938年(昭和11年)1月3日千葉県東葛飾郡南行徳村(現市川市)生まれ。1993年(平成5年)7月21日没。
  • 國見山兼初(大相撲十両力士)1948年(昭和23年)3月31日市川市生まれ。
  • 小城ノ花昭和(大相撲力士)1967年(昭和42年)11月18日市川市生まれ。
  • 旭豪山和泰(大相撲力士)1968年(昭和43年)9月18日生まれ。
  • 小城錦康年(大相撲力士)1971年(昭和46年)7月8日市川市生まれ。
  • 闘牙進(大相撲力士)1974年(昭和49年)7月4日市川市生まれ。

格闘技・レスリング

  • 高橋義生(総合格闘家)1969年(昭和44年)3月13日市川市生まれ。
  • 石井庄八(レスリング選手、戦後初のオリンピック金メダリスト)1926年(大正15年)2月16日生まれ、1980年(昭和55年)1月4日没。
  • NOSAWA(プロレスラー)1976年12月17日市川市生まれ。
  • 高梨将弘(プロレスラー 、DDTプロレスリング所属)1983年 1月22日市川市生まれ。
  • レディ・C(プロレスラー 、スターダム所属)。
  • 辻井和花(キックボクサー)

レーサー

  • 式場壮吉(レーサー)1939年(昭和14年)2月9日市川市生まれ。
  • 浮谷東次郎(レーサー)1942年(昭和17年)7月16日市川市生まれ。1965年(昭和40年)8月21日没。

ゴルフ

  • 丸山茂樹(プロゴルファー)1969年9月12日市川市生まれ。
  • 吉田優利(プロゴルファー)2000年4月17日生まれ。

野球

  • 木村茂(元プロ野球選手)1975年(昭和50年)11月8日市川市生まれ。
  • 相川亮二(元プロ野球選手)1976年(昭和51年)7月11日市川市生まれ。
  • G.G.佐藤(元プロ野球選手)1978年8月9日市川市生まれ。

サッカー

  • 八角剛史(Jリーグ選手、ギラヴァンツ北九州)1985年(昭和60年)4月20日市川市生まれ。
  • 茶野隆行(元プロサッカー選手、元サッカー日本代表)1976年11月23日市川市生まれ。
  • 阿部勇樹(サッカー選手、浦和レッドダイヤモンズ所属&FIFAワールドカップ2010 日本代表選手) 1981年(昭和56年)9月6日市川市生まれ。富美浜小学校に通う
  • 橋本真人(サッカー-選手、サウルコス福井) 1989年10月12日市川市生まれ。
  • 島川俊郎(Jリーグ選手、サガン鳥栖所属) 1990年(平成2年)5月28日市川市生まれ。市川市立国分小学校卒業。
  • 佐藤慎之介(Jリーグ選手、ロアッソ熊本)1991年(平成3年)5月9日市川市生まれ。

その他

  • 三宅諒(フェンシング選手、オリンピックフルーレ団体銀メダリスト) 1990年12月24日市川市生まれ。
  • 須田都古(バスケットボール選手、元JOMOサンフラワーズ)1978年3月7日市川市生まれ。
  • 清水英克(JRA調教師)
  • 坪井玄道(日本で最初の体操教師)1852年1月29日下総国葛飾郡鬼越(現市川市)に生まれた。
  • 川崎由意(プロボウラー)

市川に由縁がある著名人

政治・経済

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芸能

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市川市を舞台・ロケ地とした作品

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク

行政
  • 公式ウェブサイト
観光
  • 市川市観光協会
  • ウィキトラベルには、市川市に関する旅行ガイドがあります。
  • ウィキボヤージュには、市川市(英語)に関する旅行情報があります。

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 市川市 by Wikipedia (Historical)