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パナソニック インパルス


パナソニック インパルス


パナソニック インパルス(英: Panasonic Impulse)は、日本の大阪府門真市に本拠地を置くアメリカンフットボールの実業団チーム。Xリーグ1部のX1 Superに所属。

パナソニック移行後の正式チーム名は企業名とチーム名との間に空白が入る名称が正しい。

概要

1974年に「松下電工インパルス」として創部。2年後の1976年に当時の社会人リーグ(現Xリーグ)に加盟。「インパルス」の名は「フットボール界と社内に衝撃(インパルス)を与える」に由来する。チームカラーはブルー・ブラック・イエロー。ホームタウンは大阪府門真市。チームのマスコットキャラクターはメイビー君で背番号は#06。カンガルーをモチーフとしている。チームのオフィシャルページによれば正式名称は「ウィン・ザ・メイビー」である。

Xリーグの前身である日本社会人リーグ時代から通算した地区優勝回数18回は史上最多であり、強豪チームとして知られる。1995年にはチーム初の日本一を達成した。

歴史

チーム創設から1995年まで

1974年に「松下電工インパルス」として創部。Xリーグに所属するチームの中では4番目に古い歴史を持つ(アサヒビールシルバースター・警視庁イーグルス・サイドワインダーズ)。愛称の「インパルス」は、「フットボール界と社内に衝撃(インパルス)を与える」という意味で命名された。日本社会人リーグへ初めて出場したのは、創部から2年後の1976年である。翌年の1977年に社会人リーグAブロックに昇格。1978年には、関西学院大学ファイターズを破って西日本制覇を果たした。

1980年から1983年まで、4年連続で関西社会人リーグ優勝を果たす。1984年からは、実業団チームで作る日本実業団リーグに参加した。

1987年、松下電工のCIスポーツに指定。この年から1990年までの4年間、日本社会人リーグの西日本カンファレンスで連続優勝を果たす。このうち1990年には、チーム初の社会人日本一を達成した。その後、年が明けた1991年に第44回ライスボウルに初出場。日本大学フェニックスに13-35で敗れた。

1994年は2度目の出場となった第48回ライスボウルで、初出場の立命館大学パンサーズを16-14で下し、初の日本一を達成。

1995年は全社的サポートの体制が整えられる。2年連続3回目となるライスボウルに出場し、京都大学ギャングスターズに21-35で敗れる。

1996年から2007年

1996年のシーズンより、日本社会人リーグがXリーグと名称を変更してリーグの再編成を行った。この年以降、東京スーパーボウルに3度出場するも、いずれも敗退のシーズンが続く。1999年にはアサヒ飲料、マイカルに続くリーグ3位の成績でシーズンを終え、ファイナル6出場を断たれるなど、チームの順位は低迷した。

2004年は9年ぶり4回目のライスボウル出場を果たし、立命館大学に26-7で勝利、10年ぶり2回目の日本一を達成。

2005年は世代交代により攻撃力が低下。ベテランQB高橋公一、高橋幸史に加え、立命館大学出身QB高田鉄男らが新たな戦力として入団したが、ジャパンXボウルで敗れ、ライスボウル2連覇を断たれる。

2006年はファイナル6の初戦で鹿島ディアーズに敗退。

2007年はウエストディビジョンで8連覇、ファイナル6では準決勝でオービックシーガルズをタイブレイクの末破り、ジャパンXボウル(決勝)でも富士通フロンティアーズに快勝、3年ぶりの出場となったライスボウルでは関西学院大学ファイターズの後半の猛追撃を振り切り、52-38で勝利、日本一のタイトルを奪回した。

2008年から2018年

2008年10月1日の松下電工の社名変更に伴いチーム名を「パナソニック電工インパルス」へ変更。先行する形で7月末にチームのロゴマークのデザイン変更が発表されていた。この年、昨年に引き続き2年連続のジャパンXボウル優勝を果たす。続くライスボウルでは、立命館大学パンサーズに13-17で敗れ、2年連続日本一には届かなかった。

2011年8月1日、パナソニックグループ内での一体感を醸成する為、チーム名を「パナソニック インパルス」へ変更した。

2012年1月1日付でパナソニック電工がパナソニックに吸収合併され解散、運営元がパナソニックに変更。これに伴い、ユニフォーム・チームロゴのデザインも変更された。

2015年はジャパンXボウル(決勝)で富士通フロンティアーズに24-21で勝利、6年ぶりの出場となったライスボウルでは立命館大学パンサーズと対戦。22ー19で勝利し、7年ぶりのライスボウル優勝となった。

2019年から現在

2019年より、リーグ編成変更により、新しく設立されたX1 Superに所属。レギュラーシーズンを3位で終え、続くポストシーズンでオービックシーガルズを24-14で破ってジャパンXボウルに進出。富士通フロンティアーズに28-26で敗れ、準優勝となった。

2020年、新型コロナウイルスによる短縮日程の影響でX1 SUPERが2つのブロックに分けられ、インパルスはオービックシーガルズ・東京ガスクリエイターズ・オール三菱ライオンズと共にBブロックに所属した。ブロックの最終順位を2位で終え、決勝進出を逃した。

2021年、レギュラーシーズンを全勝して1位で終了すると、続くポストシーズンでもIBM BIG BLUEに38-31で勝利。この年から社会人決勝となったライスボウルでは、2019年と同じく富士通フロンティアーズとの対戦となった。試合は18-24でフロンティアーズに敗れ、準優勝に終わった。

2022年、X1 Superが12チームに拡大され、ディビジョンAとディビジョンBに分かれる2ブロック制となった。インパルスはディビジョンA(IBM BIG BLUE・ノジマ相模原ライズ・アサヒビールシルバースター・胎内ディアーズ・オール三菱ライオンズ)に所属。レギュラーシーズン全勝でトップ通過し、ポストシーズンではアサヒ飲料クラブチャレンジャーズを38-28、オービックシーガルズを30-10で破り、ライスボウルに進出。対戦相手は昨年に続き富士通フロンティアーズであった。接戦の末、29-21で敗れてライスボウル制覇を2年連続で逃した。

タイトル

社会人リーグ

東京スーパーボウル(1987年~2002年)
  • 優勝:3回(1990, 1994-1995)
  • 準優勝:5回(1988, 1992, 1997, 2000-2001)
ジャパンXボウル(2003年~2020年)
  • 優勝:4回(2004, 2007-2008, 2015)
  • 準優勝:3回(2005, 2010, 2019)
ライスボウル(2021年~)
  • 優勝 なし
  • 準優勝:2回(2021-2022)

()内はシーズン年度

社会人VS学生大会

ライスボウル(~2021年)
  • 優勝:4回(1995, 2005, 2008, 2016)
  • 準優勝:3回(1991, 1996, 2009)

()内はライスボウル開催年

成績

秋季リーグ戦成績

1997年-2008年(2ステージ制)

2009年-2015年(3ステージ制)

2016年-2018年(2ステージ制)

2019年-現在(Super・Area制)

※2022年からはX1 SuperがDiv.AとDiv.Bの2ディビジョンに分かれて実施。

チーム名の変遷

脚注

外部リンク

  • 公式サイト
  • Go!Go!インパルス (@gogo_impulse) - X(旧Twitter)
  • Panasonic Impulse (Panasonic.Impulse) - Facebook

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: パナソニック インパルス by Wikipedia (Historical)


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