月島(つきしま)は、東京都中央区の町名。現行行政地名は月島一丁目から月島四丁目。郵便番号104-0052。
1892年(明治25年)の「東京湾澪浚(みおさらい)計画」に基づき、東京湾から浚渫した土砂を利用して埋め立てられ、月島1号地(現在の月島一丁目から月島四丁目まで)として完成した。埋立当時の月島は、工業用地とされ、運河に面した土地には工場や倉庫が多く造られた。 1923年(大正12年)9月1日の関東大震災の直後には月島と周囲を結ぶ橋が被災し、1926年(大正15年)11月22日に相生橋が震災復興事業の最初の橋として完成するまで孤島と化した時期もあった。
比較的古い時代の埋立地なので、裏通りには木造住宅が密集したエリアがあり、狭い路地などもある。1988年(昭和63年)東京メトロ有楽町線月島駅開業。2000年(平成12年)都営地下鉄大江戸線月島駅開業。近年は高層住宅の建設が盛んに行われている。
中央区沿岸部、隅田川の河口に近いエリア。元々あった佃島、石川島を拡張する形で埋め立てが行われた。月島1号地に当たる。月島2・3号地は勝どき、月島4号地は晴海に当たり、現在は月島の町域外になる。
近隣の「築地」などと同様に当初は「築島」と名付けられ、やがてそれが月島に変えられたという説が国語辞書に記載されている。それとは別に、東京湾内にあった月の岬という月見の名所から名付けられたという説も存在する。
もんじゃ焼きが有名であり、お好み焼きも販売されている。月島において戦前からあった定番の(紅ショウガ、桜エビ、切りイカ)の具を入れて食べるお好み焼きから変わり種のお好み焼きが開発されていった。
清澄通りから2本隅田川よりにある商店街(月島西仲通り商店街:別名「もんじゃストリート」「もんじゃ通り」)には70軒以上のお好み焼き屋が軒を連ねている。また、この通りの二番街と三番街を繋ぐ交差点に、東京に現存する交番で最も古い建物があったが、2007年3月31日をもって、この「西仲通交番」は役目を終え、翌4月1日から建物はそのままで「西仲通地域安全センター」に移行した。
2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
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