第66回ベルリン国際映画祭は、2016年2月11日から2月21日までドイツのベルリンで開催された。
金熊名誉賞はドイツの撮影監督のミヒャエル・バルハウスが受賞した。『ヘイル、シーザー!』(コーエン兄弟監督)がオープニング作品として上映された。イタリアのドキュメンタリー映画『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』(ジャンフランコ・ロージ監督)が金熊賞を受賞し、クロージング作品としても上映された。
審査員
コンペティション部門
コンペティション部門では以下の人物が審査員を務めた。
- メリル・ストリープ - アメリカの女優(審査員長)
- ラース・アイディンガー - ドイツの俳優
- ニック・ジェームズ - イギリスの映画評論家
- ブリジット・ラコンブ - フランスの写真家
- クライヴ・オーウェン - イギリスの俳優
- アルバ・ロルヴァケル - イタリアの女優
- マウゴジャタ・シュモフスカ - ポーランドの映画監督
第一回作品部門
第一回作品部門では以下の人物が審査員を務めた。
- ミシェル・フランコ - メキシコの映画監督、プロデューサー
- エンリコ・ロ・ヴェルソ - イタリアの俳優
- ウルスラ・メイヤー - フランスの映画監督
短編映画部門
短編映画部門では以下の人物が審査員を務めた。
- Sheikha Hoor Al-Qasimi - アラブ首長国連邦のキュレーター、アイティスト
- Katerina Gregos - ギリシャのキュレーター、作家
- アヴィ・モグラビ - イスラエルのドキュメンタリー監督
コンペティション部門
金熊賞・銀熊賞を競うコンペティション部門では以下の作品が選出された。
コンペティション外
コンペティション外では以下の作品が上映された。
パノラマ部門
パノラマ部門では以下の作品が選出された。
パノラマ・ドキュメント
パノラマ・ドキュメント部門では以下の作品が選出された。
テディ30
テディ賞の30周年記念の一環として以下の作品が上映された。
ジェネレーション
特別部門
特別部門では以下の作品が選出された。
受賞
以下の賞が授与された。
- 金熊賞 – 『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』- ジャンフランコ・ロージ
- 審査員グランプリ (銀熊賞) – 『サラエヴォの銃声』- ダニス・タノヴィッチ
- アルフレッド・バウアー賞 (銀熊賞) – 『痛ましき謎への子守唄』- ラヴ・ディアス
- 銀熊賞 (監督賞) – ミア・ハンセン=ラヴ(『未来よ こんにちは』)
- 銀熊賞 (女優賞) – トリーヌ・ディルホム(『ザ・コミューン』)
- 銀熊賞 (男優賞) – マジ・マストゥーラ(『Hedi』)
- 銀熊賞 (脚本賞) – トマシュ・ヴァシレフスキ(『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ』)
- 銀熊賞 (芸術貢献賞) – 李屏賓(『長江 愛の詩』)
- 第一回作品賞 – モハメド・ベン・アッティア(『Hedi』)
- パノラマ観客賞
- 1位:『Junction 48』- Udi Aloni
- 2位:『フクシマ・モナムール』- ドーリス・デリエ
- 3位:『Shepherds and Butchers』- Oliver Schmitz
- パノラマ観客賞 - パノラマ・ドキュメント部門
- 1位:『Who's Gonna Love Me Now?』- Tomer、Barak Heymann
- 2位:『Strike a Pose』- Reijer Zwaan、Ester Gold
- 3位:『Weekends』- 李東河
- 金熊賞 (短編映画賞) – 『Batrachian's Ballad』- Leonor Teles
- 銀熊賞審査員賞(短編映画賞) – 『A Man Returned』- Mahdi Fleifel
- Audi 短編映画賞 – 『Anchorage Prohibited』- Chiang Wei Liang
- テディ賞
- 作品賞:『Tomcat』- Händl Klaus
- ドキュメンタリー/エッセイ映画賞:『Kiki』- Sara Jordenö
- 短編映画賞:『Moms On Fire』- Joanna Rytel
- 審査員特別賞:『You'll Never Be Alone』- Alex Anwandter
- テディ特別賞:クリスティン・ヴァション
- テディ観客賞:『Paris 05:59』- ジャック・マルティノー、オリヴィエ・デュカステル
- Männer 読者審査員賞:『Don't Call Me Son』- アナ・ミュイラート
- FIPRESCI賞
- コンペティション部門:『サラエヴォの銃声』- ダニス・タノヴィッチ
- パノラマ部門:『Aloys』- Tobias Nölle
- フォーラム部門:『The Revolution Won't Be Televised』- Rama Thiaw
- エキュメニカル審査員賞
- コンペティション部門:『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』- ジャンフランコ・ロージ
- パノラマ部門:『The First, the Last』- ブーリ・ランネール
- フォーラム部門:
- 『Barakah Meets Barakah』- マムード・サバー
- 『Those Who Jump』- Abou Bakar Sidibé、Estephan Wagner、Moritz Sieber
- ヨーロッパ・シネマズ・レーベル – 『The First, the Last』- ブーリ・ランネール
- アルテ・インターナショナル・プライズ – Alvaro Brechner(『Memories from the Cell』)
- ユーリマージュ・コープロダクション・デベロップメント・アワード – Cinéma De facto、Proton Cinema(『Blind Willow, Sleeping Woman』)
脚注
外部リンク
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