テルプシコラー(Τερψιχόρα(アッティカ方言), Terpsichorā)またはテルプシコレー(Τερψιχόρη(イオニア方言), Terpsichore, 「踊りの楽しみ」の意)は、ギリシア神話に登場する女神で、文芸を司るムーサたち(ムーサイ)の1柱である。
すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、エラトー、ウーラニアー、タレイア、ポリュムニアーと姉妹。
「合唱」「舞踊」を司る。絵画等に描かれる際の持ち物は、竪琴だが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。
河神アケローオスとの間にセイレーンたちをもうけたとする説があるが、通常はメルポメネーとされる。またリノスやレーソスの母とされることもある。
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