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華晨宇


華晨宇


華 晨宇(ホァ・チェンユー)、中国語名:华晨宇、英語名:Hua Chenyu、1990年2月7日 - )は、中華人民共和国出身の男性歌手、シンガーソングライターで、作曲を手掛ける。武漢音楽学院 卒業。主な愛称は「花花」(ホァホァ)。2018年9月、デビュー5年目に中国最大のスタジアム北京国家体育場(鳥の巣)で個人ライブを2日間開催し、20代の歌手の間では初となる。

略歴

  • 1990年2月7日、中華人民共和国湖北省十堰市で生まれた。
  • 2010年、目指していた武漢音楽学院に入学する為、一浪を経て同校に進学。
  • 2013年9月、音楽オーディション番組「快楽男声」の全国チャンピオンとしてデビュー。
  • 2014年1月、中国中央電視台春節聯歓晩会(日本の紅白にあたる)の舞台に立つ。
  • 2014年9月、デビュー1年目に北京五棵松体育館で万人規模の個人ライブを2日間開催。
  • 2014年9月、初の個人アルバム「卡西莫多的礼物(カジモドの贈り物)」リリース。
  • 2015年7月-8月、上海体育館上海大舞台で万人規模の個人ライブを3日間連続開催。8月1日の個人ライブはリアルタイム中継され、オンライン視聴者数は264万人を記録。
  • 2015年12月、2枚目の個人アルバム「异类」(Aliens=異類)リリース。
  • 2016年7月-9月、北京、上海、深圳で万人規模の個人ライブを3日間開催。
  • 2016年12月、2016MAMA Mnet Asian Music Awards最優秀アジアアーティスト賞受賞。
  • 2017年3月、3枚目の個人アルバム「H」リリース。
  • 2017年10月、北京五棵松体育館で万人規模の個人ライブを2日間連続開催。10月14日の個人ライブはリアルタイム中継され、オンライン視聴者数は405万人を記録。
  • 2018年9月、デビュー5年目に中国最大のスタジアム北京国家体育場(鳥の巣)で個人ライブを2日間開催し、20代の歌手では初となる。
  • 2019年11月、海南島にある海口五源河体育場で個人ライブを3日間連続開催。観客の約8割が海南島以外の場所から流入。現地の報道によれば、ライブ初日の空港免税店売上高は約67%増、ライブは現地に大きな経済効果を与えた。
  • 2019年12月4日にシングル「好想爱这个世界啊(この世界を愛したい)」リリース。発売アプリ購入人数、中国のデジタルシングル売上数・売上高記録を更新。
  • 2020年2月21日、プロ歌手バトル歌番組「歌手2020:当打の年」で2019新型コロナウイルスで甚大な被害を受けた人々を応援するためのシングル「你要相信这不是最后一天(終焉の日でないと信じて)」を初披露。華晨宇の故郷湖北省及び彼が高校・大学時間を過ごした武漢への強い思いを込めた作品。
  • 2020年4月、プロ歌手バトル歌番組「歌手2020:当打の年」のチャンピョンたる「歌王」を獲得。番組放送時点、当該番組放送以来史上最年少の「歌王」となった。
  • 2020年5月、4枚目のアルバム「新世界NEW WORLD」リリース。(なお、この内メイン曲の一つとなる「斗牛」(Bull Fight=闘牛)のMVは日本の製作チームにより製作されたもの。)

- 2020年、華は「火星宇宙ステーション(火星空间站)」という新しいSNSアカウントを開設して、自分のアートトイブランド「Masper」の運営を始めた。

  • 2021年11月26日-12月5日、華晨宇は海口の長影ユニバーサル100ファンタジーランドで、マーズ・コンサート2021を6日連続開催し、そして毎日一曲、合計6曲の新曲を初公開した。コンサートは座席なしの音楽祭の形で、毎日「昼公演(2:07pm-4:30pm)」と「夜公演(19:30pm-22:00pm)」の2回の公演が含まれた。華晨宇はこのコンサートの総ディレクターを務めて、遊園地の芝生広場に巨大な会場を建設した。会場には、「無上」という名のメーインステージと「家」という名の小さいステージが設けられた。

- 2022年9月25日、華晨宇はデビュー9周年のオンラインコンサート「火星楽章」で、交響楽団と合唱団とのコラボレーションで11曲をリアレンジしたうえ、楽団指揮とアカペラ合唱を初めて経験した。2時間の生放送では、オンライン視聴回数が2億を超えた。

人物

  • 1990年2月7日中華人民共和国湖北省十堰市生まれ。
  • 父親は金属企業を中心とする多角産業の経営者、母親は姉妹一家音楽業界従事者だった。
  • 3歳に両親が離婚し、父親に不自由なく育てられた。(約10歳に父親は再婚。年のかなり離れた腹違いの妹がいる。華晨宇は妹を可愛がっている模様。)
  • 父親は事業で忙しかった為、小さい頃から鍵っ子で育った。家政婦はいたものの、小さい頃から一人でいるのが好きだという
  • 幼少の頃からフルート、後にピアノを学ぶ。最初は楽器を学ぶのは好きではなかったが、ある日三宝 (作曲家)の「我的父亲母亲」(The Road Home=私の父と母)を聞き涙を流す。その時初めて音楽で感情を表現できるのが分かり、音楽に興味を持ち始めるようになる。約11、12歳よりメロディを書くことを試みる。
  • 音大に入学するも、音楽よりも歌唱力や技に関心がある周りの歌手達とは上手く話しが噛み合わず、クラスメイトよりも寧ろ大学バンドメンバー達と仲が良かったという。その友情はデビュー後までも続く。
  • 大学バンド仲間の話しによれば、大学時代の華晨宇は家庭のこともあってなのか、昔から少し自閉的だった模様。
  • 2013年の夏、華晨宇は音楽オーディション番組「2013快乐男声」(2013Super Boy)に参加。番組初登場で彼はオリジナルソング「無字歌」を自らピアノ伴奏のもと歌った。歌は名の通り歌詞がなく、自分が思うがままに歌った。(本人曰く、国語が苦手で、書いた曲に全部歌詞がなく、且つ愛情や友情等に関係のない内容ばかり)。彼の「無字歌」を「変わった曲」や「天才でなければ変人」と審査員に評されるも、最終的には審査を通過した。後に同番組でチャンピョンとしてデビューを果たす。
  • デビュー当初は学生からいきなり芸能界に入った為、すぐには自分が書いた曲を出せてもらえず、事務所が提供した曲をメインに歌っていた。その後徐々に自分が書いた曲をリリースするようになり、更には色んな人から作曲を依頼されるようになった。
  • 小さい頃から海外の音楽ラジオ番組を聞くのが好きで、ジャンルはロック・RAP・ヒップポップ・バラードを含め、放送された音楽ならどんなジャンルでも聞くという。
  • 一番好きな音楽ジャンルはロックとクラシックの模様(彼は小さい頃からクラシックを学んでいた)。ロックは自由な性格を持っていて、自分の気持ちを釈放できるから好きだという。特にイングランドサイケデリック・ロックがお気に入り。また、「音楽をちゃんと学ぶにはクラシック音楽を聞いた方がいい」と彼が審査兼指導役を務める音楽番組で選手達によく言っていた。バッハが書いたポリフォニーは美しすぎるという。
  • 「随意一点」(適当で〜)は口癖。
  • いつもは適当だが、音楽に関してはかなり細かく拘っている模様。ある時、歌番組側から「そんなに自分を追い詰める必要はあるのか、観客達があなたの音楽理念を全て分かってくれるとは限らないのでは」と取材で問われるも、「それは構わない、観客達は気づかなくてもいい。僕がそうしているのは、僕自身を納得させる為だ」「もし音楽が単に観客の期待値を満たす為のものであれば、その音楽は純粋でなくなる。僕は自分に対して申し訳が立ちたい」と語った。
  • 言葉で物事を表現するのが苦手な為、自分で作詞した唯一の曲は「Why Nobody Fights」で、その歌のメロディは一つしかなく、また歌詞も「Why Nobody Fights」の一言しかない。2014年ワールドカップを見た後にメロディが浮かんだ歌である。ファンに合唱に加わってもらい、一緒に音楽を楽しめる歌にしたかったという。周りから「もっと別の歌詞を入れた方が良いのでは?」と言われるも、「この一言で十分、二言以上だとオーバーだと感じる」という。当初この歌は、将来大きなスタジアムの中で歌えることを念頭に、歌詞は一言ながらも、その一言が延々と繰り返され、和声と合唱を重ねる効果で演出した。ある戦士が孤立無援で倒れそうでそうでない時、引き続き彼を支える強い信念があり、和声を加えることで、一人、もう一人と、その戦士を声援し、妥協しない精神をイメージしている。和声の歌い方も「プロの歌い方ではなく、素人が大声で叫びだすようなイメージがいい」という。
  • 音楽以外の趣味はゲーム・日本アニメ・旅行・ミュージカル鑑賞・ビリヤード・将棋。料理も研究するが、その腕はあまり得意とは言えない。
  • 旅行は歌を書くひらめきになるという。
  • 実は海外旅行はデビュー後に出演した2014年旅行番組「花儿与少年」(花と少年)で人生始めて体験。また、その番組の行き先スペインで初めて海を見た。海水を飲み、「海水は塩っぱいのは昔から聞いているけど、本当かどうか自分で試してみないと分からない。何事もそうだろ。」「学生時代は、父が仕事で忙しくて、且つ僕自身も家に籠もるのが好きで、父に『費用を出すから、旅行にでも行ってきな』と言われても乗る気にならなかった」という。
  • 「Here We Are」は海外旅行中に書き下ろした歌。行き来する人々を眺めながら、もしかしたら人々は皆人に知られていない一面を持っているかもしれない、いつもは自分の性格の一面を隠しているが、ある時突然爆発するかもしれないと連想し、前半はゆっくりとし、後半はRAPで爆発した歌を書き下ろしたと取材で答えた。
  • 旅行中はカメラを持ち歩き、気に入った風景を写真に収め、自分のweiboに投稿。なお、weiboに投稿する際は、「一目」の名前で署名している(片方の目だけを開けて写真を撮るという意味)。
  • 日本アニメが大好きで、フィギュアを家の壁一面にかき集めている模様。いつも日本の最新アニメを見ていて、取材でアニメの話しになるとオタクっぽく見える。ONE PIECEの大ファンで、BLEACH、銀魂、NARUTO -ナルト-、進撃の巨人、東京喰種トーキョーグール、転生したらスライムだった件を含むアニメを多数鑑賞。憧れのアニメ人物は坂田銀時、斉木楠雄。その故、日本語も片言ではあるが少し喋れる。
  • 彼の主な愛称は「花花」で、ある時取材で、自分の日本語の名前は「ハナさん、ハナハナではないか」という。
  • デビューしたばかりの際は、少し変わった性格であった為マスコミからよく「火星から来た少年」と誂われ、その故「火星」(Mars)を自らの音楽ブランドにした。よってファンは「火星人」と呼ばれる。「火星人」はファン達に「ET」と略される(海外ファン達は「Martian」と自称している)。
  • パーソナルコンサートのブランドは「火星演唱会」(マーズ・コンサート(MARS CONCERT))。毎年のマーズ・コンサートでは、必ず「お帰り(欢迎回家)」を最初の言葉としてファンを迎える。
  • デビュー5年目に2018年に中国最大のスタジアム鳥の巣北京国家体育場で開かれたマーズ・コンサートで、新しいシングルソング「新世界NEW WORLD」を最後のアンコール曲として初公開した上、「僕はデビューから5年が経った。5年前、僕はみんなを失望させないと心の中で誓った。今、僕たちはついにここまで歩んできた。5年目の節目を迎え、今後、みんなを新世界へ導く」とファンに伝えた。(2020年に同名アルバムをリリース。)
  • コンサートやライブではよく即興で曲を作り、「今日、僕は…」で始まる歌詞で適当に歌う。
  • 食べる事が大好きで、食べる量は周りの芸能人が目を丸くするほどだった。ただ、喉の綺麗な状態を保つために、歌う前の1-2日間は固形食品をほとんど食べない。
  • 好きな食べ物は羊もも肉の炙り焼きと火鍋で、怖くて食べない物は台湾の豬血糕。
  • 異なる場合では異なる性格を見せ、まるで複数の人格が同時に体にいるようで、自分のその特質をHCY48(或いはHCY148)という。これらの「人格」全部を総合してやっと自分自身を代表できると言う。2019年に「七重人格」という曲を発表した。
  • 交友関係上、音楽オーディション番組「2013快乐男声」(2013Super Boy)で知り合った同期達と今でも仲が良く、よく集まっている模様。「あの時、僕たちは皆単純な素人・学生から一緒に芸能界に入り、一緒に仕事を始めた。この過程はとても大切なものだと感じる」と彼は語った。中でも特にオーディション番組収録時のルームメイトだった左立とは大親友で、左立が交際8年目の彼女と2018年に結婚式を挙げる際、華晨宇は「2013快乐男声」の同期に一人一人電話し集まるよう呼びかけた。左立夫婦とは日常的な付き合いをしている。
  • 2017年旅行番組「路途的花样」で知り合った女優张歆艺並びにその夫、華晨宇と同じ湖北省出身の俳優袁弘と親睦が深く、同夫婦とは日常的な付き合いをしている。
  • 2014年年初の中国中央電視台春節聯歓晩会舞台裏で憧れのピアニストラン・ランに自ら話しかけ、後に先輩ラン・ランにご飯を誘われ親睦を深めた。2014年12月24日のランラン全国ツアーにスペシャルゲストとして招待され、共演を行った。華晨宇は自分の2015年8月1日マースコンサートでラン・ランをスペシャルゲストとして招待し、再び共演を行った。また、2020年バラエティ番組「王牌对王牌第五季」(Ace VS Ace S5)で2人は再び共演を果たし、即興や華晨宇が書いたヒットソング「好想爱这个世界啊」(この世界を愛したい)を披露。
  • 2017年音楽番組「天籁之战」で初対面した歌手費玉清及び歌手莫文蔚に後輩として可愛がられ、番組終了後に莫文蔚から彼女の新アルバムの作曲を依頼された。華晨宇は莫に、「実はずっと前にカレン姉(莫の英文名)の為に書き下ろした歌がある」と告げる。莫と初対面する何年か前に書き下ろした曲を、華は自身を含む誰よりも莫の声が相応しいと感じ、莫文蔚と命名し保存したという。「天籁之战」で莫にこの件につき言及することはなく、番組収録が終わって少し時間を空けて莫に歌を依頼されから、初めてこの歌の話しを彼女に話した。この曲は後に莫のアルバムに「半生缘」(半生の縁)という名前で収録された。
  • 最愛の華語歌手は、レスリー・チャンで、節目節目にレスリー・チャンの歌「我」を歌っていた。レスリー・チャンは華からすれば超えられない存在で、また越えようと思ったこともなく、少しでも近づきたい憧れの存在だという。
  • 2021年1月21日、ネットで華晨宇と歌手張碧晨の間で2歳の娘がいるとの噂が広がってきた。翌日、華晨宇は娘がいることを認めた。華晨宇側の事務所スタッフはその直後、マスコミに対し「華晨宇は現在独身状態で、二人は婚姻関係がない前提で共に子どもを扶養し、共に子どもの成長過程にかかわっていく」とコメントした。

音楽作品

オリジナル

アルバム

シングル

ライブ・コンサート

パーソナルコンサート

「マーズ・コンサート (MARS CONCERT)」

他の公演

出演

映画とウェブドラマ

  • 2013年 「我就是我(私は私である)」(「2013快楽男声」のドキュメンタリー、ディレクター:范立欣)
  • 2014年 「卡西莫多的礼物(カジモドの贈り物)」(Music Video・短編映画)
  • 2015年 「史料不及(予想外の歴史)」(シットコム)
  • 2015年 「恋家有方(家の愛し方)」(シットコム)(友情出演)
  • 2020年 「大宅门」(GQ雑誌PV・短編ホラー映画)
  • 2021年 「造相馆(写真館)」(短編年賀映画)
Collection James Bond 007

バラエティ番組

レギュラー出演番組

ゲスト出演番組等

アワード

重要な賞

「歌手2020:当打の年」の試合成績

「歌手2018」の試合成績

「2013快楽男声」の試合成績

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脚注

外部リンク

  • 華晨宇・個人Weibo
  • 華晨宇・個人抖音
  • 華晨宇スタジオ・Weibo
  • 華晨宇スタジオ・抖音
  • 華晨宇スタジオ・インスタグラム
  • 華晨宇・火星空间站(火星宇宙ステーション)・Weibo
  • 華晨宇・YouTubeチャンネル
  • 「快乐男声2013」(Super Boy2013)番組公式動画
  • 2016年「天籁之战」(The Next)番組公式動画
  • 2017年「天籁之战2」(The Next2)番組公式動画
  • 「歌手2018」(Singer2018)番組公式動画
  • 「歌手2020・当打之年」(Singer2020)番組公式動画

※上記番組動画は各番組のYouTube公式チャンネルでも視聴可能。一部日本語字幕を設定可能なYouTube動画もある。


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 華晨宇 by Wikipedia (Historical)



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