鹿児島県鹿児島市生まれ、千葉県千葉市花見川区さつきが丘出身。
千葉市立さつきが丘東小学校、千葉市立さつきが丘中学校、千葉経済大学附属高等学校、関西大学文学部教育学科卒業。
中学時代は優秀な成績だったが、中学3年の頃に好きな子が通っている塾を知り、それまで通っていた個人塾から違う塾の特進クラスに変更したが、そのクラスが全く合わず学力を落としてしまった。高校受験では、ワンランク落として公立高校を受験したが上手く行かなかった。
千葉経済大学附属高等学校ではバスケ部に入ったが、強豪のチームだったので1日も休まず部活に参加した。小さい頃から薬剤師になりたいと夢があり、母親が薬局に働いていたことも関連して、理系に進もうと考えていた。1年生の時に好きになった女の子が、2年生の選択の時には文系にすると聞いて、山里も文系にしてしまい理系の学部を受けられなくなった。
高校時代に友人から「山ちゃん、時々面白いからお笑いに行ってみたら」と言われ、バスケ部での声出しや応援をオリジナルで作っていた。将来を明確に考えるきっかけが「お笑い」だった。千葉県千葉市花見川区出身だが、東京都にも吉本興業があったことを知らなかった。
3年生の時には女性から好かれたいという動機で芸人を志し、親に内緒で吉本総合芸能学院 (NSC) 大阪校に入るための理由付けで関西方面での進学を希望するが、両親に反対される。幾度の話し合いを経て、両親が関西の親戚に聞いて有名な大学として了承を得て受験する。しかし高校3年間はあまり勉強をしていなかったため、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学など大学を10校ぐらい受験をしたが手応えがなかった。結局、その年は受験した大学に全て不合格になり、その時、山里は「やっぱり浪人か」と考えた。受験代は兄の貯金30万円から捻出してくれたことを後に母親から聞き、悪いことをしたと思って気持ちを入れ替えた。芸人になることを父からは猛反対をされて、東京の大学から一般企業のサラリーマンという道を強く勧められている。パートで全額支えてでも、やりたいようにさせたいと言い張った母の支えを経て浪人生活に突入する。
浪人時代は予備校代の一部を払うため、朝は千葉駅前でティッシュ配りのアルバイトをした後に予備校に通う日々を送った。毎日勉強に取り組んだことで、浪人時代の大学受験の結果は、関西大学を含め5校ぐらい合格した。このことについて、山里は「結局、浪人した1年間で、英語がとにかく伸びました。日本史は弱かったですが、受験を迎える心境は現役の時と全然違いましたね。センター試験も受けましたが、英語は解き方も法則も頭に入っているからほぼ満点でした」と語っている。
1年の浪人生活をした山里は関西大学文学部教育学科に入学した。そして、男子寮である「北斗寮」に入寮して学生生活をスタートした。
山里は、中学、高校、大学と10年間、部活動やサークルでバスケットボールを続けた。高校のバスケ部では、引退試合の残り20秒、後輩の怪我により一度だけ試合に出場をしている。
関西大学3年からNSC大阪校に22期生として入学した。NSC在学中にM君と「侍パンチ」を結成したが卒業間際に解散。その後、西田富男と「足軽エンペラー」を結成。当時は、山里はボケ担当だった。その後、「足軽エンペラー」はTBS『ガチンコ!』の企画「漫才道」に出場し、優勝する。2003年3月に「足軽エンペラー」のコンビを解散後、山里はピン芸人「イタリア人」としての活動を経て、山崎静代と南海キャンディーズを結成する。コンビ結成後も「追い風三等兵」として『R-1ぐらんぷり』に出場している。
「追い風三等兵」としての芸風は特定のテーマについてホワイトボードを使ってレクチャーを行う。ニラに関する知識が豊富で、「体にいいお野菜」というテーマでは、「ニラ」の成分である「ニラトニン」について講義した。本人曰く、芸風はケーシー高峰のレプリカであるという。2004年には、山里は「ABCお笑いグランプリ」で優秀新人賞を獲得する。
WOWOW「落語家Xの快楽 シーズン2.0」で、山里は三遊亭兼好に弟子入りし、「三遊亭
2006年前後から、山里は役者としての仕事もこなすようになり、テレビドラマ、映画などにも出演する機会が増えた。
当初は本名、もしくは「山里」のみで活動していたが、相方が「しずちゃん」というのに倣って、「山ちゃん」に改名された。公式プロフィール上の名義も「山ちゃん」と表記されている。
2010年から日本テレビ『密室謎解きバラエティ 脱出ゲームDERO!』→『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』で、初めてゴールデンタイムのレギュラー番組で司会を担当(ただし、声のみの出演)。
2000年代末期頃からは、山里はナレーターとしても活動している。同じく2000年代末期頃から相方の山崎が一時期ボクサー活動に専念していたことなどから、南海キャンディーズ(コンビ)としての活動があまり見られなくなっていたが、2017年頃からコンビ活動を再開している。
2019年6月5日、約2カ月間の交際を経て女優の蒼井優と結婚(入籍は6月3日)したことがスポーツ紙で報道された。同日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)では、本来は14時頃に結婚を発表し、同日夜に蒼井と共に記者会見を行う予定だったと「天の声」(=山里の声)を介して話した。その後、同日夜に都内ホテルにて会見を開き、蒼井と共に結婚したことを改めて報告。会見の司会は山里軍団のGAG宮戸洋行が務め、山里の相方であり蒼井と親友のしずちゃん(山崎静代)も出席した。
同年7月25日、「高知県観光特使」と「よさこい宣伝部長」に就任した。
2020年4月4日から『土曜はナニする!?』(関西テレビ)のMCとして出演。初となる生活情報番組のMCに就任した。初回では、妻の行きつけの美容室に一緒に行って、福山雅治の髪型にしてもらったと番組の冒頭から説明した。簡単にマネできるプロの技を紹介する「10分ティーチャー」のコーナーは不慣れな様子ではあるが、エプロンをつけて料理に挑戦する姿が放送された。
2022年2月10日、妻の蒼井が第1子を妊娠していることを蒼井と連名で発表、出産は「(同年)夏頃を予定している」こととした。同年8月、女児が誕生したことを発表。
2023年4月3日から、「天の声」としてレギュラー出演した『スッキリ』(日本テレビ系)の後番組となる『DayDay.』のMCに就任。
山里の単独出演作品を記載。コンビでの出演作品は南海キャンディーズの出演の項を参照。
現在
過去
*MCもしくはメインキャスト
現在
過去
山里亮太『天才はあきらめた』朝日新聞出版〈朝日文庫〉、2019年。ISBN 978-4-02-261936-5。
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