埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(さいたまけんどう164ごう こうのすおけがわさいたません)は、埼玉県鴻巣市から、さいたま市浦和区に至る片側1車線の県道である。鴻巣市の加美交差点以南の通称は「旧中山道(きゅうなかせんどう)」。
「旧中山道」と呼ばれる区間は、五街道として整備された中山道の道筋を踏襲している。沿線には、中山道の宿場、大宮宿・上尾宿・桶川宿・鴻巣宿が置かれ古くから栄えた。現在でも大宮以北で並走する高崎線と合わせて、沿線自治体の中心市街地を構成し発展の基礎となった。大宮バイパスの名で建設された現在の国道17号の並走区間が現道になるまでは、当路線の東大成町交差点(旧大宮市、現・さいたま市北区)以北が国道17号、通称「中山道」であった。大宮バイパスの現道化後は、「中山道」は同バイパスの通称となった。
かつては、終点は大宮市(現・さいたま市大宮区)で「埼玉県道164号鴻巣桶川大宮線」と呼ばれていたが、2001年(平成13年)5月1日のさいたま市発足時に埼玉県道101号浦和大宮線を吸収する形で延伸し、同時に現在の名称となった。現在、埼玉県道101号は欠番となっている。
また、上述のように当路線の現在の公式愛称は「旧中山道」であるが、さいたま市内では「旧中仙道」と呼ばれ、国道17号は「中仙道」と呼ばれることがある。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou