Aller au contenu principal

ラリーアート


ラリーアート


ラリーアート(英: RALLIART)は、三菱自動車工業のスポーツブランドである。以前は子会社として、三菱自動車のワークス・チームを担い、モータースポーツへの参画などを行っていた。

概要

設立以来、モータースポーツ(世界ラリー選手権、ダカール・ラリー等)へワークスチームとしての参加と、それらのイベントに参加するプライベーターへの支援活動、コンペティション用及びスポーツパーツの開発・販売などを行っていた。

2004年、ワークスチームの運営はMMSP GmbH(初代社長:スヴェン・クワント、2代目社長:鳥居勲)が行うこととなった。

しかし、経済状況の変化から経営環境が悪化。2010年3月31日をもって業務の大幅な縮小が図られ、主要業務の大半が終了することとなった。

2018年11月30日、ラリーアートのウェブサイトは閉鎖され、その後ラリーアートパーツの販売は株式会社テストアンドサービス(創業者:益子治、代表取締役:益子タヱ子)が行った。

かつては日本以外に欧州などにも拠点を持っていたため、一部の拠点は業務縮小に伴い、三菱から独立する形でモータースポーツ活動を継続している(後述)。

2021年5月11日、ブランドの復活および純正アクセサリーとしての幅広いモデルへの展開が発表された。

2022年3月、同年のアジアクロスカントリーラリーに三菱・トライトンで出場を予定している、タイの「タント・スポーツ」が「チーム三菱ラリーアート」を名乗ることが発表された。また同チームの総監督に増岡浩が就任する。

ロゴ

ロゴは「RALLI」と「ART」の間に赤とオレンジの5本ずつの縦線をはさむもの。このデザインは「ADVAN」(横浜ゴムのタイヤブランド)を手がけたデザイナーによるものである。

沿革

  • 1983年 - ラリーアート・ヨーロッパ設立。創設者はアンドリュー・コーワン。
  • 1984年4月 - 株式会社ラリーアート設立。
  • 2002年11月 - MMSPの設立に伴い、ヨーロッパ各国のラリーアートが統合される。
  • 2010年3月10日 - 業務縮小に伴い、一部業務の廃止を発表。
  • 2018年11月30日 - 日本語公式ウェブサイトが閉鎖される。
  • 2019年3月31日までにグローバルオフィシャルサイトも閉鎖。
  • 2021年5月11日 - ブランドの復活を発表。

RALLIARTグレードのあった車及び現在設定されている車

現在の設定車種

  • エクリプスクロス
  • トライトン
  • アウトランダー
  • パジェロスポーツ

過去の設定車種

  • ギャランフォルティス
  • ギャランフォルティススポーツバック
  • ランサー
  • ランサーセディアワゴン
  • ランサーワゴン
  • コルトプラス
  • コルト
  • コルトRALLIART Version-R

かつての拠点

スウェーデン
旧ラリーアート・スウェーデンを母体とするMpart ABが2022年現在も活動を継続している。2017年には三菱・ミラージュ(欧州ではスペーススター)をR5規定相当に改造した「ミラージュR5」を独自に開発し、アジアパシフィックラリー選手権(APRC)に参戦を開始(ただしメーカーの協力を得られていないため、正式なホモロゲーションは受けていない)。チームでは将来的にエボリューションモデルの開発も計画している。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 三菱自動車工業
  • JMBストラーダオフロード - 2009年後半フランス人のニコラス・ミスリンがMMSP SASを買収し改名した組織。
  • MML Sports Ltd - 2009年2月、MMSP Ltdの運用マネージャーであるジョン・イーストンがイギリスイングランドラグビーにある本社を買収し立ち上げたした組織。ランサー WRC05のレンタル・販売事業を行っている。

外部リンク

  • ラリーアート - 三菱自動車
  • ラリーアート アメリカオフィシャルサイト
  • テストアンドサービス

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ラリーアート by Wikipedia (Historical)



ghbass