ヴガール・ケラモフ

ヴガール・ケラモフ（Vugar Karamov、1992年2月20日 - ）は、アゼルバイジャンの男性総合格闘家。ORION FIGHT CLUB所属。第4代RIZINフェザー級王者。

来歴

散打、サンボを経験し、2011年に総合格闘技を始める。2012年に20歳でプロデビュー。

約7年間負け無し10連勝のままRIZINと契約した。

RIZIN

2020年2月22日、RIZIN初出場となったRIZIN.21でカイル・アグォンと対戦し、3-0の判定勝ち。

2021年6月13日、新型コロナウイルス感染拡大対策による入国から14日間の隔離期間を経て、RIZIN.28でRIZINフェザー級王者の斎藤裕と対戦。タックルで再三のテイクダウンを奪うも、斎藤の上下の蹴りを止めることが出来ず、2R終盤にはフラッシュダウンを奪われるなどスタンドでの攻防が響き、1-2の判定負けを喫し、約7年間に及ぶ11連勝がストップした。

2022年4月17日、RIZIN.35でパンクラスバンタム級暫定王者の中島太一と対戦し、1Rに片脚タックルでテイクダウンした後、前三角絞で一本勝ちを収めた。

2022年7月31日、RIZIN.37で山本空良と対戦し、テイクダウンからパウンドや肘打ちで攻めるなど試合を優勢に進め、3-0の判定勝ちを収めた。なお、当初は白川陸斗との対戦が発表されていたが、白川の怪我による欠場で山本との対戦となった。

2022年10月23日開催のRIZIN.39で中原由貴と対戦が予定されていたが、椎間板ヘルニアを発症したため欠場となった。

2023年4月1日、RIZIN.41で堀江圭功と対戦し、パンチとテイクダウンを織り交ぜて圧倒し続け、2Rにスタンドバックからのリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めた。

RIZINフェザー級王座獲得

2023年7月30日、超RIZIN.2のRIZINフェザー級王座決定戦で朝倉未来と対戦。試合開始序盤にシングルレックでテイクダウンし、マウントポジションからパウンドや肘打ちで攻めると、朝倉の立ち上がり際にリアネイキッドチョークでタップを奪い一本勝ちを収め、王座獲得に成功した。この試合では試合終了までに一発の有効打も被弾する事が無かった。

2023年11月4日、母国のアゼルバイジャンで開催されたRIZIN LANDMARK 7のRIZINフェザー級タイトルマッチで挑戦者の鈴木千裕と対戦。試合開始序盤で鈴木をテイクダウンするも鈴木のペダラーダでダウンし、そのままパウンドを受けて自身初となるKO負けを喫し王座陥落。母国での勝利は果たせず終いとなった。

RIZINフェザー級王座陥落後

2024年2月24日、復帰戦となるRIZIN LANDMARK 8にて摩嶋一整と対戦予定だったがアゼルバイジャン大会でのフーリガン行為の影響で来日不可となり欠場。ケラモフの代役は今成正和が務めた。

人物

密着動画

• RIZIN公式YouTubeチャンネルによる、ヴガール・ケラモフ密着動画『Fighters daily』

戦績

プロ総合格闘技

獲得タイトル

• 第4代RIZINフェザー級王座（2023年）

脚注

試合映像

補足映像

映像資料

関連項目

• 男子総合格闘家一覧
• RIZIN選手一覧
• RIZIN王者一覧

外部リンク

• RIZIN 選手データ
• ヴガール・ケラモフの戦績 - SHERDOG（英語）
• ヴガール・ケラモフ (@vugar_karamov) - X（旧Twitter）
• ヴガール・ケラモフ (@vugar_karamov) - Instagram