Aller au contenu principal

鱗片


鱗片


鱗片(りんぺん、scale)は、生物体に(特に表面に)生じる鱗状の構造の総称である。

植物における鱗片

  • 鱗片ramentum) - 鱗毛(scaly hair)とも呼ばれる、大葉シダ植物の薄嚢シダ類およびリュウビンタイ類が持つ、根茎や羽葉上に生える毛状突起の一種で、2列以上の細胞列からなる。毛状突起#鱗片を参照。
  • 鱗片葉scaly leaf)ともいう、植物の葉が変形して鱗状となったもの。タケノコの皮、ユリ科植物の球根(鱗茎)の外側の皮、ギンリョウソウの茎を覆う組織など。球果植物の雌性胞子嚢穂(球花)も鱗片葉(鱗片)が集合してできており、その1つ1つは種鱗と苞鱗、胚珠が結合してできた種鱗複合体(seed scale complex)となっている。

動物における鱗片

  • 扁平版elytron)とも呼ばれる、多毛類のウロコムシの背中に左右2列に並んだ板状構造。鱗#多毛類参照。
  • 鱗粉scale)のこと。チョウ目のはね(翅)を覆う毛状または葉状の微細な構造物。鱗#昆虫参照。
  • 触角鱗squama)とも呼ばれる、甲殻類において第二触角の外枝が扁平な刃状を示すもの。

脚注


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 鱗片 by Wikipedia (Historical)


PEUGEOT 205