アドゥ ブライト 健太(アドゥ ブライト けんた、英: Bright Kenta Ado、1999年5月7日 - )は、東京都足立区出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
足立区立弘道第一小学校6年生の時に軟式野球を始め(野球を始める前は柔道をやっていた)足立区立第十一中学校時代は野球部と併せて軟式野球チームの「シニアクラーク」に所属。
東京都立葛飾野高等学校に進学し、一塁手のレギュラーに定着した。高校時代は東東京大会2回戦が最高成績で、甲子園出場はなし。3年夏は初戦(2回戦)で立正大学付属立正高等学校に敗れた。
高校卒業後、上武大学に進学。3年秋までは控えだったが、4年春のリーグ戦から外野手のレギュラーに定着して打率.383、3本塁打、12打点の成績を記録し、MVPを受賞した。6月に行われた全日本大学野球選手権大会では2本塁打を記録し、チームのベスト4進出に貢献した。その後、2021年9月24日にプロ志望届を提出した。
10月11日に行われたドラフト会議では、中日ドラゴンズから単独1位指名を受け、12月7日に契約金1億円、年俸1600万円で契約合意した。担当スカウトは正津英志。背番号は42。これは、自身が憧れているジャッキー・ロビンソンの背番号にちなむ。
2022年は、春季キャンプ中の2月に左手首の違和感、3月に右肩痛、4月に左足の肉離れを起こすなど故障が相次ぎ、一軍出場は無く、二軍では46試合の出場で打率.211、3本塁打、10打点の成績だった。8月1日には鵜飼航丞の代替選手として「野球伝来150年 プロアマ記念試合」のU23NPB選抜に選出された。11月20日、200万円減となる推定年俸1400万円で契約を更改した。
2023年は、2月のキャンプ二軍の練習試合で2試合連続2本塁打を放つなどして自身初の開幕一軍を手にする。4月27日の広島戦(マツダ)でプロ初安打を放つも、5月1日に登録抹消。同月27日に一軍に再合流すると、30日のソフトバンク戦(PayPayドーム)でプロ初打点を挙げる。7月に開催されるフレッシュオールスターゲームにも出場する予定だったが、左手骨挫傷で辞退。9月に再度復帰し、最終的に一軍で33試合に出場し打率.241、4打点の成績を残したが、オフの11月19日に50万円減の年俸1350万円で契約更改した(金額は推定)。
50m走5.8秒という俊足に加え、遠投100mの強肩、高校通算38本塁打のパンチ力を兼ね備えた大型選手。
ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。
メディアでは基本的に「ブライト健太」と表記されているが、正確には名前の最初に英語で「騒ぎ」を意味する「アドゥ」がつく。
高校進学の際に地元から離れた野球の強豪校を選ばず、都立高校に進学した理由として「地元と仲間が好きで、足立区から出るという考えにならなかったこと。」もう1つは「肩を痛めていたこと」であり、「当時は野球をやめることも考えており特待生の話を断っていた」と明かしている。
ドラフト1巡目指名されたアフリカ系選手としては、2015年のオコエ瑠偉に次ぐ史上2人目であり、セ・リーグ初である。
目標としている選手は塩見泰隆。
2023年12月18日、同年6月5日に高校の同級生(交際は大学4年から)と結婚していたことを発表した。
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