吉野町(よしのちょう)は、愛知県瀬戸市山口連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
- 瀬戸市の南部に位置する。西を上之山町・宮地町・大坪町、北を屋戸町、東を広久手町、南を豊田市八草町と隣接している。
- 山口谷東端、吉田川が形成した小支谷に集落がある。
河川
- 吉田川(矢田川支流) : 町の中央部を北流している。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる。
歴史
町名の由来
昔、山田郡菱野村山口の吉田部落は、一面に葦が生い茂った谷間洞であったが、田が作られるようになって吉田洞と呼ばれていた。町名設定の際、すでに瀬戸市内には吉田町があったことから、吉田に似た吉野町にしたといわれている。
沿革
- 1981年(昭和56年)3月31日 - 瀬戸市大字山口字南山・屋戸・広久手の各一部により、同市吉野町として成立。
世帯数と人口
2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
交通
鉄道
愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線 : 町の西端、宮地町との町境を南北に走っている。最寄り駅は山口駅。
バス
町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、瀬戸市コミュニティバス「上之山線」の大坪町バス停になる。
道路
町内に国道・県道は通っていない。
施設
- あいち海上の森センター : 2005年開催の愛知万博(愛・地球博)の瀬戸愛知県館を活用した施設。海上の森の保全と活用の取組、森林や里山に関する学習と交流の拠点となっている
- 広久手30号窯跡(窯の歴史館) : 市域最古の窯跡。窯跡には本造の覆屋がかけられ、窯の歴史館(あいち海上の森センター遊歩施設内)として保存・展示されている
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 489-0857(集配局:瀬戸郵便局)。
脚注
出典
注釈
参考文献
- 瀬戸市 編『昭和56年3月31日施行 山口地区・菱野字台六 町名設定調書』瀬戸市、1981年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
外部リンク
- 瀬戸市ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、吉野町 (瀬戸市)に関するカテゴリがあります。
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