第50次長期滞在(だい50じちょうきたいざい)は50回目の国際宇宙ステーションでの長期滞在。
シェーン・キンブロー、アンドレイ・ボリセンコおよびセルゲイ・リジコフは第49次長期滞在から移行した。第50次長期滞在は2016年10月28日のソユーズMS-01の出発で始まり、2017年4月10日のソユーズMS-02の出発まで継続した。ソユーズMS-03の乗組員は第51次長期滞在に移行した。
ソユーズMS-03の打ち上げの後、当時56歳のペギー・ウィットソンは宇宙へ飛行した最高齢の女性となった。2017年4月10日に第51次長期滞在の指揮を引き継ぐことによって、ウィットソンは2回のISS長期滞在の指揮をとった初めての女性となった(1回目は2007年 - 2008年の第16次長期滞在)。2016年11月19日にソユーズMS-03が国際宇宙ステーションにドッキングしたことによって、ステーションに滞在する人員は合計6名となった。
ソユーズMS-02は2016年10月19日に打ち上げられ、第49次/第50次長期滞在のクルーとなるシェーン・キンブロー
アンドレイ・ボリセンコ
セルゲイ・リジコフを輸送した。MS-02は2016年10月21日にポイスク(MRM-2)モジュールにドッキングした。
ソユーズMS-03は2016年11月17日に打ち上げられ、オレッグ・ノヴィツキー、ペギー・ウィットソンおよびトマ・ペスケを輸送した。MS-03は2016年11月19日にラスヴェット(MRM-1)モジュールにドッキングした。
2016年12月25日に、クルーは微小重力環境で浮遊しながら、直近に日本の貨物宇宙船で届けられていたクリスマスプレゼントを開けてクリスマスを祝った。宇宙飛行士の一人が軌道上でサンタ帽を被った。フランス人宇宙飛行士のペスケがステーションのクルーと特別なフランス料理を分け合った。ペスケはESA向けのクリスマスの特別ビデオも製作した。
第50次長期滞在の間、国際宇宙ステーションには複数の補給ミッションが訪れた。
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