岩本 多代(いわもと ますよ、1940年3月5日 - 2020年8月17日)は、日本の女優。血液型はA型。
和歌山県田辺市出身。大阪府立市岡高等学校卒業。最終所属はオフィスPSC。
高校卒業後、俳優座養成所に11期生として入所。
1962年、養成所を卒業して劇団新人会に所属。『おっぺけぺ』『さすらい』などの舞台に出演して注目される。
1961年のテレビドラマ『絶唱』(フジテレビ)でデビュー。1963年の紹介記事では、これからの抱負として「おとなしい娘役ばかりではなく、明るく活動的な役にも取り組みたい」と述べている。この頃、松竹と本数契約して『無宿人別帳』(1963年)などの映画に出演。
1963年、NHKのドラマ『青春の構図』でヒロインを演じる。それまでの役柄は清純な娘役が大半であったが、本作では大学に通いながらガソリンスタンドを経営する女性役で、当時の紹介記事では「難しいですがやりがいがあります」と述べている。
1969年の劇団新人会の解散以降はフリーとなり、『おれの行く道』(1975年)、『ガラスのうさぎ』(1979年)などの映画や、NHK連続テレビ小説『虹を織る』(1980年)などのテレビドラマに多数出演している。
特技は日本舞踊(花柳流)、三味線。
2020年8月19日、自宅で心肺停止状態で倒れているところを発見され、死亡が確認された。80歳没。訃報は同月24日に所属事務所サイトで公表された。所属事務所によれば、同月17日午後に虚血性心疾患により死亡したものと推定されている。
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