『男の紋章』(おとこのもんしょう)は、1963年7月14日に日活が配給した、松尾昭典監督、高橋英樹主演の任侠映画である。
『男の紋章シリーズ』第1弾となるこの作品により、高橋英樹はようやくヒット作に恵まれ、スター俳優の仲間入りを果たした。日活製作の任侠映画としては代表格である。
大島組組長の息子、 大島竜次はやくざの世界を嫌い、医者を志す。やがて工事現場の診療所で働き始めるが、その現場を仕切る西野組は働き手たちに重労働を強いていた。竜次は怒り組に乗り込んだが、そんな時、竜次の父親が子分の反逆でされた。竜次は医者への道を諦めて、背中に刺青を入れ、父の跡を継ぐ決意をする。
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