2022年度新人選手選択会議(2022ねんどしんじんせんしゅせんたくかいぎ)は、2022年10月20日に実施された第58回のプロ野球ドラフト会議。2013年のドラフト会議から10年連続で大正製薬が特別協賛しており、公式名称は『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。
新型コロナウイルス対策の為、今回も一般非公開での開催となった。
2022年5月31日に特別協賛社が発表された。2019年のドラフト会議から2巡目以降のウェーバー優先権がセントラル・リーグとパシフィック・リーグが1年おきに交互に変更させることになった為、2022年はパ・リーグがウェーバー優先権を得た。
この年のドラフトでは、NPB参加12球団のうち、横浜DeNAベイスターズ、阪神タイガース、千葉ロッテマリーンズ以外の9球団が前日までに1巡目指名選手を公表。これは、自由競争(逆指名を含む)が廃止となった2007年以後では、2020年(7球団が公表)を上回る過去最多であった(逆に最少は2013年の事前公表球団無し、事前公表球団ありの場合は2021年の2球団が最小)。事前公表の9球団相互間では重複が一つもなく、抽選となったのは下表のとおり荘司康誠と浅野翔吾の2選手のみで、結果的に指名選手を事前公表した9球団全てが公表通り指名権を獲得した。その後、浅野の抽選を外した阪神は森下翔太、荘司の抽選を外した千葉ロッテは菊地吏玖を指名したため重複することが無かった。
育成ドラフト枠では、福岡ソフトバンクホークスが2005年に同枠が採用されてから、前年の同球団に並び、単球団最多タイとなる14人を指名した。これは2023年にも創設される予定の日本プロ野球史上初となる「4軍」の創設を視野に入れたものであり、永井智浩スカウト部長は「4軍制を見据えて指名していきたい」と説明していた。またソフトバンクの支配下指名6人と育成指名14人との合計20人は、前年の同球団、および2020年の読売ジャイアンツの合計19人を超え歴代最多となった。
支配下指名された人数は69人と、2010年(68人)以来12年ぶりに70人未満に留まった一方で、育成指名された人数は過去最多の57人となった。
育成選手入団で太字は、後に支配下登録された選手。
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