パゴパゴ(英語: Pago Pago 、サモア語: Panhg-oh Panhg-goh)は、アメリカ領サモアの首都である。人口は3,656人(2010年アメリカ国勢調査)。アメリカ領サモア最大の島であるトゥトゥイラ島に位置する。
「パゴパゴ」は綴りの通りの発音であり、実際の発音は「パンゴーパンゴー」である。
「パゴパゴ」の「パゴ」は、現地語で「暗い」を意味する。二回繰り返されているが、意味は変わらず、パゴパゴは同様に「暗い」を意味する。
パゴパゴはオセアニア地域において重要な港である。しかし、パゴパゴ港の海産物は重金属などの汚染物質により、食べるのには注意が必要である。
街にはツナ缶の工場が存在する。
ケッペンの気候区分では熱帯雨林気候(Af)に属する。
モームの代表的短編小説である「雨」の舞台である。
また、景山民夫の『遠い海から来たCOO』は「パゴパゴ島」を舞台とするが、「パゴパゴ島」はフィジーの島という設定であり、パゴパゴがある島はトゥトゥイラ島であるため、アメリカ領サモアのパゴパゴとは無関係。なお同作の中で「パゴパゴ」はパパイヤを意味するとされている。
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