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八丁町


八丁町


八丁町(はっちょうちょう)は、愛知県岡崎市の町名。2022年12月26日、八帖町から、八丁味噌メーカー2社の「合資会社八丁味噌」(カクキュー)と「まるや八丁味噌」が立地する敷地が「八丁町」として分離されて成立した。

地理

岡崎市西部に位置する。八帖町のうち、下記の区域が分離され、「八丁町」として新たに制定された。分離される面積は計約2万8400平方メートルで、八帖町全体の約2割に当たる。

  • 八帖町字大通
    • 20の4、21、24の4、44の1、44の3から44の5まで、44の7、44の12、44の13、44の19、44の20、45の1
  • 八帖町字往還通
    • 38、52の1、52の2、53、54の2、63、63の2、64の2、69、69の2、93、93の3、94、95の2、95の3、96の4、97の1、98の1、107から109まで、112から115まで、117、151から154まで、159の2

岡崎城から八丁(約870メートル)の場所にある八丁村で古くより味噌が作られていたことが「八丁味噌」の名前の由来の主たる説とされる。職能ごとに村が8か町に分かれていたためとの説もある。

河川

  • 矢作川
  • 早川

世帯数と人口

2023年(令和5年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。

人口の変遷

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。

歴史

額田郡八帖村の一部を前身とする。

2017年12月15日、農林水産省は、県内39社の業者から成る「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」を八丁味噌の生産者団体として地理的表示(GI)に登録した。組合員ではない岡崎の「カクキュー」「まるや八丁味噌」の2社は除外された。2021年9月17日、まるや八丁味噌は、農林水産省に登録取り消しを求めて東京地裁に提訴するが、2022年6月28日、同地裁は訴えを退け、「八丁味噌の製造地域は昭和初期には県全域に及び、社会でも認知されていた」と認定した。

こうした背景から、岡崎市は、GI制度の枠組みから外れた2社を支援することを目的として、2022年12月26日、八帖町の一部(まるや八丁味噌とカクキューの敷地)の町名表記を「八丁町」に変更した。

2024年3月6日、最高裁はまるや八丁味噌の上告を棄却し、同社の敗訴が確定した。

交通

道路

  • 国道1号
    • 東海道(国道1号:龍城通り)
    • 矢作橋
  • 岡崎市道
    • 八丁蔵通り
    • 八帖往還通り
    • きらり通り

施設

  • 合資会社八丁味噌(カクキュー)
  • まるや八丁味噌

ギャラリー

その他

日本郵便

  • 郵便番号 : 444-0925(集配局:岡崎郵便局)。

脚注

参考資料

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。 
  • 平凡社 編『日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』1981年。 
  • 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。 

関連項目

  • 岡崎市の地名
  • 八帖町

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 八丁町 by Wikipedia (Historical)