
東京都第7区(とうきょうとだい7く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである。港区は1区・2区から移行してきた一方、品川区の部分は3区に、目黒区の部分は26区に、中野区・杉並区の部分は27区に移行した。
2017年(平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである。2017年の区割り変更で中野区の一部が本区から10区へ、品川区の一部が3区から本区へ、目黒区の一部が5区から本区へ、杉並区の一部が8区から本区へ移行した。
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである。
区域に中野区が含まれていた当時、年金記録問題で知名度を上げた後、厚生労働大臣を務め、民主党→民進党→旧・立憲民主党→現・立憲民主党で党の役職に就いている長妻昭が、その中野区を中心に確固たる地盤を築いていた。
1996年以降、民主党及び立憲民主党が7度、自由民主党が2度議席を獲得している。1996年には自民党のベテラン粕谷茂が当選。2000年の第42回衆議院議員総選挙では長妻が粕谷を破り初当選した。2003年には自民党の松本文明らを下し、長妻が再選された。
しかし、2005年の第44回衆議院議員総選挙では小泉旋風が吹き荒れたこともあり松本が初当選し、長妻は比例復活した。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、政権交代ブームに乗った長妻が松本らを大差で下し当選。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では民主党へ強い逆風が吹く中、長妻が松本らを下して当選したが、松本も比例復活し、唯一東京23区で民主党が勝利した選挙区である。
2014年の第47回衆議院議員総選挙でも長妻が当選し、松本は比例復活した。第46回も含めて総理大臣を経験した菅直人ですら選挙区で敗れ比例復活となる中で、東京都内で唯一民主党が勝利した選挙区となった。
2017年の第48回衆議院議員総選挙では区割の大幅な変更に加え、民主党の後身・民進党の分裂に伴う混乱の中、長妻は創立メンバーとして立憲民主党に移籍。共産党が候補者を取り下げたこともあり、長妻が松本らを押さえて7選(松本は三たび比例復活)。希望の党が擁立した都民ファーストの会代表・荒木千陽の父で元熊本県議の荒木章博は長妻・松本の争いに結果として埋没する形となった。
2021年の第49回衆議院議員総選挙では、前年に発足した新・立憲民主党の副代表となった長妻が松本の比例復活を許さず8選。
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:45万9575人 最終投票率:56.47%(前回比:3.61%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:44万8816人 最終投票率:52.86%(前回比:0.27%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:45万2092人 最終投票率:53.13%(前回比:7.95%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:44万3996人 最終投票率:61.08%(前回比:2.23%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:44万571人 最終投票率:63.31%(前回比:0.23%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:63.08% (全国投票率:67.51%(7.65%))
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
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