第88回全国高等学校野球選手権大会(だい88かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、2006年(平成18年)8月6日から8月21日までの16日間にわたって阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。
概要
- キャッチフレーズは「夏の仲間にありがとう」。
- この大会をもって、初戦の東西対戦は終了し、翌年の第89回大会から全地区フリー対戦となる。
- 当回開会式後の始球式は、前2005年12月に学校からの帰宅途中で、水路へ落ちて大怪我を追った女性高齢者を目撃の後懸命に救助した、京都府立久美浜高等学校(京都府)の男子野球部員4名がそれぞれ任務。ヘリコプターより落下したボールをグランド内で受取り投手へ手渡す役と、投手役・捕手役・打者役を各担当した。
- 決勝戦は、田中将大を擁し戦後初の選手権3連覇を目指す駒大苫小牧と、「ハンカチ王子」として注目を集めていた斎藤佑樹擁する早稲田実業との対戦となった。8月20日の試合は延長15回まで1-1と両校共に譲らず37年ぶりの決勝戦引き分けとなり、翌21日の再試合で4-3にて早稲田実業が勝利し初優勝となった。
- 山形代表の日大山形が山形県勢として初めてベスト8に進出した。これにより、47都道府県全てが春夏の両大会でベスト8以上に進出したことになった。
日程
- 8月3日 - 組み合わせ抽選会
- 8月6日 - 開会式
- 8月20日 - 決勝戦。延長15回で1-1の引き分けとなり再試合が決定。
- 8月21日 - 決勝戦再試合。西東京代表の早稲田実業が南北海道代表の駒大苫小牧を4-3で下し初優勝。駒大苫小牧は夏三連覇を逃した。閉会式。
代表校
組み合わせ・試合結果
1回戦 - 3回戦
準々決勝
準決勝
決勝
大会本塁打
記録
※今大会終了時点
チーム記録
個人記録
その他の主な出場選手
脚注
関連項目
- 第36回明治神宮野球大会
- 第78回選抜高等学校野球大会
外部リンク
- 甲子園の戦績
- 第88回全国高等学校野球選手権大会|公益財団法人日本高等学校野球連盟
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