鈴木 馨祐(すずき けいすけ、1977年2月9日 - )は、日本の政治家、元大蔵官僚。自由民主党所属の衆議院議員(5期)、自由民主党政務調査会副会長。
国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官(第3次安倍内閣)、自由民主党青年局長、財務副大臣、外務副大臣、自由民主党財務金融部会長、衆議院法務委員長、自由民主党広報副本部長を歴任した。
来歴
東京大学法学部第3類(政治コース)卒業後、大蔵省(現:財務省)に入省。国際局総務課に配属される。2000年7月、国際局開発政策課。その後、福岡国税局勤務、ジョージタウン大学フェロー、ニューヨーク副領事、厚生労働省職業安定局出向(係長職)などを経て2005年8月に退官。
2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙に比例南関東ブロック単独で自民党から立候補し、初当選。
2006年12月9日、麻生派(為公会)の旗揚げに参加。
2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙では、引退表明した同じ派閥の鈴木恒夫の後継者として神奈川7区から立候補(同じ苗字だが血縁関係はない)したが落選。
2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙では、再度神奈川7区から立候補し当選、国政に復帰した。
2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙で3選。第3次安倍内閣で国土交通大臣政務官(土地・建設産業、鉄道、自動車、観光及び気象の担当)兼内閣府大臣政務官に任命される。
2017年10月、アール・エフ・ラジオ日本で黒田有彩と組んで「SPARK IGNITION」担当開始。10月22日の第48回衆議院議員総選挙で、立憲民主党の中谷一馬、希望の党の新人を破り4選(中谷は比例復活)。
2018年10月4日、第4次安倍改造内閣で財務副大臣(担務は税制改正、関税改正、国際問題、参議院関係の事務)に就任。
2019年9月13日、第4次安倍第2次改造内閣で外務副大臣(担当は中東・アフリカ、北米、中南米、国際協力、地球環境問題など)に就任。
2020年10月、財務省と金融庁所管の政策を扱う自民党財務金融部会長に就任。同年11月、自民党金融調査会幹事長代行を併任する。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で中谷に接戦に追い込まれるも辛勝し5選。同年11月、自民党金融調査会幹事長。
略歴
- 1977年2月9日 イギリス・ロンドン生まれ
- 1989年3月 目黒区立不動小学校卒業
- 1992年3月 開成中学校卒業
- 1995年3月 開成高等学校卒業
- 1999年
- 2005年
- 8月 財務省退官
- 9月11日 第44回衆議院議員総選挙(比例南関東ブロック、自民党公認)1期目当選
- 2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙(神奈川7区、自民党公認、公明党推薦)落選
- 2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙(神奈川7区、自民党公認)2期目当選
- 2014年
- 12月14日 第47回衆議院議員総選挙(神奈川7区、自民党公認)3期目当選
- 12月25日 国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官就任
- 2017年
- 10月22日 第48回衆議院議員総選挙(神奈川7区、自民党公認)4期目当選 アール・エフ・ラジオ日本で黒田有彩と組んでラジオ「SPARK IGNITION」担当開始
- 2021年
- 10月31日 第49回衆議院議員総選挙(神奈川7区、自民党公認)5期目当選
政策・主張
憲法
- 憲法改正について、2012年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答。2014年、2017年の朝日新聞社のアンケートで「賛成」と回答。
- 9条改憲について、2014年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答。2017年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の役割や限界を明記すべき」と回答。
- 2014年7月1日、政府は従来の憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認することを閣議で決定。この閣議決定を評価するかとの問いに対し、同年の朝日新聞社のアンケートで「大いに評価する」と回答。集団的自衛権の行使に賛成かとの問いに対し、同年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答。
外交・安全保障
- 普天間基地の移設問題について、2012年の毎日新聞社のアンケートで「名護市辺野古に移設すべき」と回答。
- 「政府が尖閣諸島を国有化したことを評価するか」との問いに対し、2012年の毎日新聞社のアンケートで「評価する」と回答。
- 従軍慰安婦に対する旧日本軍の関与を認めた「河野談話」の見直し議論について、2014年の毎日新聞社のアンケートで回答しなかった。
- 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「評価する」と回答。
その他
- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年のアンケートで「賛成」と回答。
- 同性婚を可能とする法改正について、2017年のアンケートで「賛成」と回答。
- アベノミクスについて、2014年の毎日新聞社のアンケートで「評価する」と回答。2017年の朝日新聞社のアンケートでは「どちらかと言えば評価する」と回答、同年の毎日新聞社のアンケートでは「評価する」と回答。
- 安倍内閣による森友学園問題・加計学園問題への対応について、2017年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答。
- 「原子力発電所は日本に必要だと思うか」との問いに対し、2014年の毎日新聞社のアンケートで「必要」と回答。
- 首相の靖国神社参拝について、2014年、2017年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答。
- 「『道徳』を小中学校の授業で教え、子供を評価することに賛成か、反対か」との問いに対し、2014年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答。
- 「ドナルド・トランプ大統領を信頼できるか」との問いに対し、2017年の毎日新聞社のアンケートで「信頼できる」と回答。
- カジノ解禁について、2017年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答。
所属団体・議員連盟
所属する議員連盟
- 次世代の税制を考える会 幹事世話人
- 監査法人の監視・監督のための国際機関(IFIAR)を日本に誘致する議員の会 会長
- 地球環境国際議員連盟(GLOBE japan) 事務総長
- NGO・NPOの戦略的あり方を検討する会 事務局長
- 核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本 事務局長
- 国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟 事務局長
- 北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟 事務局次長
- グラウンド・ゴルフ振興議員連盟 幹事
- 日本・台湾 経済文化交流を促進する若手議員の会(日台若手議連) 幹事
選挙歴
著書
寄稿
- 自民党国家戦略本部 編『日本未来図2030』、日経BP社、2014年12月、ISBN 4822225194
脚注
関連項目
外部リンク
- 鈴木けいすけ オフィシャルサイト
- 鈴木馨祐 (suzukikeisuke.jp) - Facebook
- 鈴木馨祐 (@SuzukiKeisukeMP) - X(旧Twitter)
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