レンジャーズストライク (Rangers Strike)は、2006年2月から2011年3月までバンダイより発売されていた、日本のトレーディングカードゲーム。通称は「レンスト」。
特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」30作を記念して作られ、2011年までに第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から最新作(第35作)『海賊戦隊ゴーカイジャー』までの戦隊を収録。
また「ザ・マスクドライダーEXP」(2007年6月22日)の発売により「仮面ライダーシリーズ」が、「スペシャルメタルエディション」(2008年5月)の発売により「メタルヒーローシリーズ」が収録されるようになった。2009年以降はこれら各シリーズと『燃えろ!!ロボコン』などの特撮作品を一本化、「クロスギャザー」シリーズとしてリニューアルされ、2011年3月発売のクロスギャザー第7弾「ザ・ベストパートナー」までシリーズが展開された。
第1弾ではこれまで戦隊を生み出してきた側と、それを複製して現出させた側(共に「アーカイヴ」と呼ばれる組織)の生き残りを賭けた対決というストーリーだったが、第2弾で何者かによって「闇の同盟(ダークアライアンス)」が解放されて世界が混乱に陥り、第4弾で闇の同盟を倒すために両陣営が協力体制に入ることになる。
第5弾にて異世界へ逃げた闇の同盟の残党を追ってボウケンジャー・マジレンジャー・ガオレンジャーの3戦隊が異世界へと渡り、ゲキレンジャーと出会う。時を同じくして、異世界からは仮面ライダー・メタルヒーローと呼ばれる存在がやって来た。
2人のプレイヤーがターン制でゲームを進行。
カードはキャラクターのカードである「ユニットカード」、劇中イベントを再現した「オペレーションカード」、ヒーローが乗るバイクなどのカード「ビークルカード」の3種があり、基本的にユニットカードが相手への攻撃を担当し、オペレーションカードとビークルカードはそれのサポートを行う。
相手ユニットカードへの攻撃(アタック)、相手へダメージを与える直接攻撃(ストライク)を使い分け、先に相手へ7点ダメージを与えたプレイヤーの勝利となる。
登場する戦隊、仮面ライダー、メタルヒーローは 5つのカテゴリに分けられている。さらに複数のカテゴリを併せ持つ「マルチカテゴリ」と呼ばれるカードもある。
レアリティの低い順に記載。カッコ内は略称。
RとSRにはスターターにのみ封入される専用カードも存在する。
公式・公認大会その他催事の賞品、ガイドブック、バインダーなどに封入されるスペシャルカード。SCとも異なる独自のカードナンバー「PR」(あるいは「PK」。クロスギャザーリニューアル後は「XP」)でカウントされる。
カードの種類はSCと同様に、既出エクスパンションのカードのバリエーションと完全新規のカードが存在する。前者の場合人気が高いカードが選ばれるものが多く、このカードとして出ることでショップでの価格が激変することもある。
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