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江戸川区


江戸川区


江戸川区(えどがわく)は、東京都の区部東部に位置する特別区。

東京23区の東南端に位置し、東を流れる江戸川(旧江戸川を含む)を挟んで千葉県と向かい合う。

概要

江戸川区の面積は49.09平方キロメートルで、23区で4番目の広さを持つ。西を荒川と中川で区切られ、東は江戸川・旧江戸川で千葉県浦安市と市川市、松戸市に接し、南には東京湾を望む。

都心部へのアクセスの良さや公園の多さ、子育て世代への支援の充実などから若い世帯の多いベッドタウンとして発展し、2019年には人口が70万人を超えた。合計特殊出生率は中央区に次いで23区で2番目に高い。公園総面積は23区で最大であるが、加えて水辺の特色ある公園が多く、古川親水公園は日本初の親水公園である。また、葛西海浜公園は都内唯一のラムサール条約登録地である。

江戸川区は小松菜発祥の地としても知られる。小松川で江戸幕府第8代将軍徳川吉宗の鷹狩の際に献上され、地名から小松菜と命名されたと伝わる。現在でも都内の小松菜生産の約4割を担い、農業産出額は23区最大である。鹿骨などでは花卉栽培が盛んであり、特に毎年7月に台東区入谷で開催される朝顔市に出荷されるアサガオ(朝顔)の約6割は江戸川区産である。一之江や春江町では金魚養殖が盛んで、愛知県の弥富市、奈良県の大和郡山市とともに江戸川は金魚の三大産地として知られているが、開発が進んだ影響で今日では養殖池の多くは区外に移転している。

毎年8月に行われる江戸川区花火大会(千葉県市川市と共同開催)は約14000発が篠崎公園先の河川敷で打ち上げられ、市川市側も含めると全国最大の140万人近くの観客を集めている。

人口

昼夜間人口

企業や学校が集中する都心各区への通勤・通学者やその家族が住むベッドタウンとなっている地域が多い。人口は増加傾向にあり、昭和55年(1980年)に50万人、平成8年(1996年)に60万人を超え 、令和元年(2019年)には70万人を超えた。2020年1月時点で夜間人口(居住者)は700,079人。内訳は日本人が662,973人、外国人は37,054人であり、外国人数は過去最高を記録し外国人の転入が人口増の要因の一つとなっている。2005年のデータでは夜間人口(居住者)は653,805人。区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は534,942人で、夜間人口の0.818倍になる。通勤通学者数で見ると区内から区外へ出る通勤通学者は198,502人、区外から区内へ入る通勤通学者は79,639人と、区外への通勤通学者の方が多い(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行142,143ページ)。国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる [1])。

江戸川区は在日インド人のコミュニティがあることで知られている。特に西葛西地区への集住が顕著である。彼らの多くはIT技術者である。2019年4月22日に開票された江戸川区議会議員選挙(第19回統一地方選挙)では、インド共和国出身のよぎことプラニク・ヨゲンドラが初当選した。


地理

地勢

江戸川区の面積は49.86 km²で、23区内では4番目の広さである。区民1人当たりの公園面積は23区内で1位である。

区の西部(荒川両岸地域)は海抜ゼロメートル地帯(あるいは海抜マイナス地帯)で、最も低いところでは東京湾の満潮時の海面より2mほど低い場所もある。区の西部を流れる荒川放水路は人工河川で、治水目的で大正時代に建設された。正式名は荒川放水路である。区の東部(江戸川沿い)は比較的海抜が高く、新中川以東且つ京葉道路以北は海抜1.5mから3mほどで、特に小岩地域は比較的古くからの陸地であり、貝塚も見つかっている。区の東端には江戸川が流れ、千葉県と接している。区の南部にある清新町と臨海町は葛西沖開発事業で作られた埋立地で、臨海町南部には葛西臨海公園、葛西臨海水族園があり、南端で東京湾に面している。

土地が低いうえに三方を大河と海に囲まれているため、ひとたび大規模水害が発生すると浸水が長期化することが懸念され、江東五区(江戸川区と江東区、墨田区、葛飾区、足立区)で大規模水害や広域避難の協議会を設けているが、区外での避難先確保は十分ではない。

  • 主な河川:荒川(中川)、江戸川(旧江戸川)

気候

江戸川区のアメダス観測所は「江戸川臨海」である。23区内のアメダス観測所はこのほかには、東京(千代田区)、世田谷(世田谷区)、練馬(練馬区)、羽田(大田区)に設置されている。都心部と比べると、海の影響でいくらかヒートアイランド現象の影響を受けにくい位置にある。

歴史

古代

江戸川区域に関する初見史料は、奈良時代の正倉院文書にある養老5年の下総国葛飾郡の戸籍に記された「甲和(こうわ)里」という地名である。これは現在の江戸川区小岩地区に当たるとされ、約50戸ほどの郷里であったとある。かつては現在と違い人口も非常に少なく、川、沼、池の錯綜する広大な湿地帯で、現在の区北部以外はほとんど居住者のいない場所であったと考えられている。

中世

中世には、鎌倉時代に入るころ、下総国の有力な豪族として勢力を誇っていた千葉氏の支配下として、区内の地区名がいくつか散見される。特に篠崎(現在の篠崎町)は葛西氏の領する葛西御厨の中心地として栄えた。また今井(現在の瑞江付近)・長島(現在の東葛西)は太日川河口の湊として賑わった。

戦国時代後期には相模国の戦国大名である後北条氏が進出。江戸衆と呼ばれる江戸城代遠山氏を中心とした家臣団の支配下に入り、区内の一部が太田氏や富永氏らの領地となっていた記録が残る。

近世

豊臣政権下、後北条氏は小田原征伐により戦国大名としては滅亡し、代わって徳川家康が関東に国替えされた。江戸幕府成立後は江戸城から近いこともあって、現在の江戸川区域のほとんどは幕府の直轄領(御鷹場)となったが、江戸の範囲には含まれていなかった。堀江町(現在の南葛西)の左近川河口付近には、江戸幕府の舟手奉行であった向井将監忠勝の屋敷、もしくは領地があったことに由来する「将監」という地名が残っている。

江戸期には、江戸への野菜供給を担った。江戸初期における江戸川区内の石高は約1万5千石ほどだった。その後、湿地帯や河口の中州、砂地の埋め立てによる新田開発が進み、文政年間には2万石を超えるまでに増加した。あわせて江戸期には漁業も盛んになったと伝わる。

一方で、一帯は水害の多発する低湿地帯で、区域北部の小松川村は小松川境川により東西に二分され、水害の常襲地であった。近代に至ると1911年(明治44年)から1930年(昭和5年)にかけて荒川放水路が造成されて水害は減った。一帯は小松川境川親水公園となっている。

年表

寛永年間に、下総国葛飾郡から武蔵国葛飾郡となった。

  • 1870年(明治3年)廃藩置県が執り行われ、現在の江戸川区範囲(武蔵国葛飾郡)は東京府に編入された。(上小岩村、中小岩村、下小岩村、上小松村、西一之江村、新堀村、松本村、船堀村、二之江村、桑川村、長島村、宇喜田村、上平井村、中平井村、逆井村、下平井村、鹿骨村、前野村、笹ケ崎村、伊勢屋村、下鎌田村、上鎌田村、下今井村、上今井村、興宮村、下篠崎村、下小松村、東小松川村、東一之江村、西小松川村、本一色村、上一色村、下篠崎村、上篠崎村、谷河内村)。
  • 1888年(明治21年)4月の市制・町村制の公布によって、小松川村平井村葛西村松江村船堀村瑞穂村一之江村鹿本村篠崎村小岩村の10村が誕生した(松江村、小岩村は後に町制)。
  • 1895年(明治28年)江戸川西側の飛び地部分(妙見島)が編入。
  • 1899年(明治32年)平井駅、小岩駅が開業。
  • 1912年(大正元年)江戸川駅が開業。
  • 1913年(大正2年)瑞穂村と一之江村が合併し、瑞江村が新設。
  • 1914年(大正3年)荒川放水路開鑿により大きく地勢が変わり、船堀村、小松川村、平井村が廃止され、船堀村と小松川村の一部が松江村に、平井村の一部が奥戸村に編入され、それぞれの残部が小松川町に統合された。
  • 1932年(昭和7年)南葛飾郡小松川町、葛西村、松江町、瑞江村、鹿本村、篠崎村、小岩町の7町村が東京市に編入。同区域をもって東京府東京市江戸川区が誕生した。
  • 京成小岩駅が開業。
  • 1938年(昭和13年)9月1日 台風接近と高潮が重なり荒川放水路を挟んで江戸川区をはじめ城東区、向島区、葛飾区一帯が冠水。約50,000戸が浸水し、250,000人が孤立。
  • 1943年(昭和18年)都政施行により東京都江戸川区となる。
  • 1945年(昭和20年)年3月10日 東京大空襲。江戸川区では小松川、平井地区がほぼ焼失、死者800人以上。
  • 1947年(昭和22年)カスリーン台風により水害が発生。新川より南側の葛西地区以外、区のほぼ全域が浸水した。江戸川区で発生した水害の中でも最悪の被害をもたらした
  • 1969年(昭和44年)葛西駅が開業。
  • 1979年(昭和54年)西葛西駅が開業。
  • 1980年(昭和55年)防災行政無線が完成。
  • 1983年(昭和58年)船堀駅が開業。
  • 1986年(昭和61年)一之江駅、瑞江駅、篠崎駅が開業。
  • 1988年(昭和62年)葛西臨海公園駅が開業。
  • 2000年(平成12年)西葛西駅大規模改良工事完了。
  • 2003年(平成15年)夏休み期間中の17時30分防災行政無線放送『夕焼小焼』の音源が変更された。
  • 2006年(平成18年)旧江戸川を航行中のクレーン船の電線接触事故により2006年8月14日首都圏停電が起きた。1日中停電した地点もあり、生活や交通網に大きな影響が出た。
  • 2014年(平成26年)防災行政無線の夏休み17時30分の放送チャイム『夕焼小焼』の音源が元に戻された。
  • 2019年(令和元年)防災行政無線がデジタル化更新される。

区名の由来

  • 地名は、区の東側を南北に流れる江戸川にちなむ。なお当初、東京市では区役所設置予定地を区名として採用することを原則としており、旧松江町が区役所設置予定地であったことから、区名としては「松江区」が検討されていた。松江の名前があまり知られていなかったことから区の東端を流れる江戸川にちなんで「江戸川区」と命名された。

町名

江戸川区では、一部を除いて全ての区域に住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。なお、町名欄に※印があるものについては、その町区域の一部に住居表示未実施の区域があることを示す。

江戸川区役所区民課管内

小松川事務所管内

葛西事務所管内

小岩事務所管内

東部事務所管内

鹿骨事務所管内

地域

祭・イベント

  • 浅間神社のぼりまつり(どろんこ祭)- 2年に一度の6月終わりごろ
  • 雷の大般若(真蔵院奇祭) - 2月
  • 葛西囃子
  • 江戸川区花火大会 - 8月
  • 小松川千本桜まつり - 3、4月
  • 新川千本桜まつり - 3、4月
  • 小岩阿波踊り - 7月
  • 江戸川区民まつり - 10月

主な地域

  • 葛西、小岩、小松川・平井、鹿骨

江戸川区の集合住宅・商業複合地区

  • 葛西地区

郵便番号

  • 区内全域が130番台で、江戸川区では上3桁は、132133134に分かれる。
    • 132-XXXX 江戸川郵便局
    • 133-XXXX 小岩郵便局
    • 134-XXXX 葛西郵便局

市外局番

  • 江戸川区は全域が「03」である。
  • 「03」地域の市内局番は大半が上から2桁目が「6」(36XX、56XX、66XX)となっているが、同じく「6」が使われる江東区、葛飾区、墨田区同様に枯渇対策で最近では「8」(38XX、58XX、68XXなど)も割り当てられている。

ナンバープレート

江戸川区は足立ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。

足立ナンバー割り当て地域
  • 足立区、台東区、墨田区、荒川区、江戸川区

メディア

地上波放送は、区の全域が東京スカイツリーの放送エリアであり、チバテレビも区の大半の地域で放送エリア内に含まれ良好に受信できる。これに加えて、南部の東京湾に近い地域などではtvkも受信可能。

ケーブルテレビ
  • J:COM 江戸川
ラジオ
  • FMえどがわ

文化

レジャー施設

  • 葛西臨海公園
    • ダイヤと花の大観覧車
    • 葛西臨海水族園
  • 葛西海浜公園

農業協同組合

東京スマイル農業協同組合管内。

名物・特産品

  • 朝顔
  • 金魚
  • 小松菜
  • 江戸風鈴

主な商業施設

  • アリオ葛西
  • サニーモール西葛西
  • イオン葛西店
  • シャポー小岩
  • イオンフードスタイル船堀店
  • ラパーク瑞江
  • イトーヨーカ堂小岩店
  • ライフ西小岩店
  • サミットストア西小岩店

行政

区長

  • 区長:斉藤猛(2019年4月27日就任、2期目)

区民館・区民事務所

区内には複合施設である区民館が5箇所に設置されている。 同時に区民事務所でもあり「地域の区役所」的な役割をしている。

区民事務所のみの施設

  • 区民課(中央1-4-1 江戸川区役所内)

議会

江戸川区議会

東京都議会

2021年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:江戸川区選挙区
  • 定数:5人
  • 任期:2021年7月23日 - 2025年7月22日
  • 投票日:2021年7月4日
  • 当日有権者数:552,447人
  • 投票率:39.65%
2017年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:江戸川区選挙区
  • 定数:5人
  • 投票日:2017年7月2日
  • 当日有権者数:547,719人
  • 投票率:47.80%

衆議院

東京都第16区
  • 選挙区:東京16区(江戸川区の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 当日有権者数:465,115人
  • 投票率:51.58%
東京都第17区
  • 選挙区:東京17区(葛飾区、江戸川区の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 投票日:2021年10月31日
  • 当日有権者数:475,912人
  • 投票率:53.06%

名所・旧跡

教育

大学・専門職大学

  • 東京情報デザイン専門職大学
  • 青森大学東京キャンパス

短期大学

  • 愛国学園短期大学

専門学校

  • 東京マスダ学院調理師専門学校
  • 東京医薬専門学校
  • 東京福祉専門学校
  • 東京メディカル・スポーツ専門学校
  • 東京リハビリテーション専門学校
  • 東京スポーツ・レクリエーション専門学校
  • 東京ベルエポック製菓調理専門学校
  • 東京ベルエポック美容専門学校
  • 東京スクールオブミュージック専門学校
  • 東京映画・俳優&放送芸術専門学校
  • 東京コミュニケーションアート専門学校
  • 東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校
  • 東京文化美容専門学校

高等学校

都立
私立(中高一貫校を含む)

中学校

区立(2023年4月 - )

区立中学校の統廃合

  • 2023年(令和5年)4月 - 江戸川区立小松川第一中学校と江戸川区立小松川第三中学校が閉校・統合して江戸川区立小松川中学校が開校。

小学校

区立(2023年4月 - )

区立小学校の統廃合

  • 2016年(平成28年)- 江戸川区立小学校の統合は下記の事例が初めてとなった。
    • 3月 - 江戸川区立平井第二小学校が閉校(江戸川区立平井南小学校に統合)。同校跡地は現在「東北大学国際会計政策大学院」として利用されている。
    • 4月 - 江戸川区立清新第二小学校と江戸川区立清新第三小学校が閉校・統合して江戸川区立清新ふたば小学校が開校(校舎は旧清新第三小学校の校舎を利用)。旧清新第二小学校の校舎の一部は現在、「青森山田学園青森大学東京サテライトキャンパス」として利用されている。
  • 2019年(平成31年)3月 - 江戸川区立上一色小学校が閉校(江戸川区立西小岩小学校に統合)。同校跡地に2020年4月、東京シューレ江戸川小学校が開校。
  • 2021年(令和3年)3月 - 江戸川区立二之江第三小学校が閉校(江戸川区立二之江小学校に統合)。
  • 2023年(令和5年)
    • 3月 - 江戸川区立第二松江小学校が閉校。
    • 4月
      • 旧・江戸川区立下鎌田小学校と江戸川区立下鎌田西小学校が閉校・統合して改めて江戸川区立下鎌田小学校が開校。
      • 旧・江戸川区立下小岩小学校と江戸川区立下小岩第二小学校が閉校・統合して改めて江戸川区立下小岩小学校が開校。
  • 2025年(令和7年)4月 - 江戸川区立鹿骨小学校と江戸川区立松本小学校が江戸川区立鹿骨まつもと小学校に改名し統合予定。

私立

  • 東京シューレ江戸川小学校 - 日本初の私立の不登校支援の小学校。

その他

  • 日本パン技術研究所

友好都市・ 姉妹都市・提携都市・ 交流都市

友好都市

  •  山形県鶴岡市 1981年(昭和56年)5月25日友好都市盟約
  •  長野県安曇野市 1974年(昭和49年)2月15日友好都市盟約
  •  新潟県南魚沼市 2020年(令和2年)8月5日友好都市盟約

姉妹都市

  • ゴスフォード市(オーストラリアニューサウスウェールズ州)
  • ホノルル市(アメリカ合衆国 ハワイ州)

提携都市

  •  千葉県市川市 災害時相互応援協定締結。
  •  茨城県城里町災害時相互応援協定締結。
  •  千葉県浦安市災害時相互応援協定締結。

交流都市

  •  茨城県城里町
  •  北海道木古内町
  •  宮城県気仙沼市

江戸川区の施設

消防

東京消防庁 第七消防方面本部

警察

警視庁

救急病院

主なスポーツ施設

博物館・美術館・文学館

江戸川区立図書館

公園

かつて存在した公園

  • 今井児童交通公園

その他

  • 東部フレンドホール
  • 瑞江葬儀所

交通

鉄道路線

東日本旅客鉄道(JR東日本)
  • 総武線(総武本線)
    • 平井駅 |(葛飾区区間)| 小岩駅
    • 葛飾区区間にある新小岩駅が、江戸川区役所の最寄り駅となる。
  • 京葉線
    • 葛西臨海公園駅
  • 武蔵野線
    • 葛西臨海公園駅
    • ※東京駅 - 西船橋駅間は京葉線に直通運転
東京地下鉄(東京メトロ)
  • 東西線
    • 西葛西駅 - 葛西駅
    • 地下鉄路線であるが、西葛西駅から西船橋駅間は地上区間の高架駅である。
東京都交通局(都営地下鉄)
  • 新宿線
    • (東大島駅) - 船堀駅 - 一之江駅 - 瑞江駅 - 篠崎駅
    • 東大島駅は旧中川(江戸川区・江東区境)上に架かっているが、駅の所在地は江東区となっている。
京成電鉄
  • 本線
    • 京成小岩駅 - 江戸川駅

その他

  • 北小岩八丁目の大部分の最寄り駅は、北総線新柴又駅(葛飾区柴又)となる。
  • 東葛西の浦安橋周辺と妙見島の最寄り駅は、地下鉄東西線浦安駅(千葉県浦安市北栄)となる。

地理的に見て江戸川区は南北に長い区であるが、区を南北に貫く鉄道(東京全体で見て環状の鉄道交通)がない。そのため区内南北を公共交通機関で移動する場合、鉄道とバスを乗り継いだり、いったん区外を経由したりしなければならない場合があり、公共交通機関の乗り継ぎによる時間的・経済的な負担が大きい。これは近隣の葛飾区や千葉県浦安市などと共通の課題となっている。それに対応して、2007年4月から2008年3月まで1年間、環七通りにある区内各鉄道路線の駅を南北に結ぶ急行バス「シャトルセブン」が試験運行された。運行区間は亀有駅(葛飾区)あるいは小岩駅 - 一之江駅 - 葛西駅 - 葛西臨海公園駅 - 東京ディズニーリゾート(浦安市)で、運行は京成バスに委託されている。試験運行の結果が良好だったため、増便されて2008年度も運行が継続された。2009年度からは通常路線として試験運行から本格運行へ昇格、2010年と2011年のダイヤ改正で増便された。2018年には約7年ぶりとなるダイヤ改正が実施され、新小岩駅東北広場発着の「特急バス」も新設された。

区内における南北交通を改善するべく、東京23区外縁部の環七通り沿いを環状に結ぶ鉄道(メトロセブン)の実現に向けた要望活動を行っているが、実現には至っていない。

バス路線

  • 都営バス
    • 江戸川自動車営業所
    • 江戸川自動車営業所臨海支所
  • 京成バス
    • 江戸川営業所
    • 金町営業所
  • 京成タウンバス

高速路線バス・空港直行バス

  • 京成バス
    • 亀有駅・小岩駅・一之江駅・葛西駅 - 羽田空港
    • 東京ディズニーリゾート・葛西駅 - 錦糸町駅・東京スカイツリータウン
    • 【深夜急行】東京駅八重洲口→葛西臨海公園駅→葛西駅・一之江駅・奥戸車庫
    • 一之江駅・葛西駅 - 成田空港
  • 東京空港交通
    • 亀有駅・小岩駅・一之江駅・葛西駅 - 羽田空港

水上バス

  • 東京都公園協会
  • 東京水辺ライン
  • 葛西臨海公園発着場
  • 平井発着場

道路

高速道路
  • 首都高速中央環状線
    • 小松川JCT/中環小松川入口/小松川出口
    • 船堀橋出入口
    • 清新町出入口
    • 葛西JCT
  • 首都高速7号小松川線
    • 一之江出入口
    • 小松川出入口/小松川JCT
  • 首都高速B 湾岸線
    • 葛西出入口 - 葛西JCT
一般国道
  • 国道14号(千葉街道・京葉道路)
  • 国道357号(東京湾岸道路)
都道
  • 東京都市計画道路幹線街路放射第16号線(清砂大橋通り)
    • 東京都道10号東京浦安線支線
    • 東京都道450号新荒川葛西堤防線の一部
  • 東京都道318号環状七号線(環七通り)
  • 東京都道501号王子金町市川線(柴又街道)
  • 東京都道308号千住小松川葛西沖線(船堀街道・平和橋通り)
  • 東京都道315号御徒町小岩線(蔵前橋通り)
  • 東京都道10号東京浦安線(葛西橋通り)
  • 東京都道50号東京市川線(新大橋通り)
  • 東京都道60号市川四ツ木線(奥戸街道・蔵前橋通り)
  • 東京都道449号新荒川堤防線
  • 東京都道450号新荒川葛西堤防線
  • 東京都道451号江戸川堤防線
その他主要道路
  • 今井街道
  • 篠崎街道

江戸川区を舞台とした作品

小説
  • 哀愁の町に霧が降るのだ - 椎名誠の自伝的小説。江戸川区の小岩が舞台。アパート「克美荘」の同居人の木村晋介(弁護士)、沢野ひとし(イラストレーター)、など、と繰り広げられる青春物語。
  • 痛快ワンマン町づくり - 早瀬圭一著 新潮社 1964年(昭和39年)から1999年(平成11年)まで区長をつとめた中里喜一を取り上げたノンフィクション。
  • スタンド・バイ・ユー便利屋タコ坊物語 - 岡根芳樹著 エイチエス 昭和62年、江戸川区一之江で学歴社会へのレールからはみ出した三人の若者が、法律に触れない仕事なら何でも引き受けるという会社を設立する。その名も「便利屋タコ坊」日本で初めて本格的な便利屋を立ち上げた男たちの物語。当時もっともけったいな個性あふれる会社だった。 金もなく、コネもない中で、知恵と勇気だけを武器に幾多の失敗を乗り越えながらも成長していく非真面目な若者たちの姿を描く。浮気調査や夜逃げの手伝い、あるいは遺骨を掘り起こしたり、二日以内に人を百人集めたり、といったハードなものから缶ジュース一本だけ届けるといった不可解な依頼の数々。失敗を繰り返しながらも、人生に必要な全てを学んでいく。
児童文学
  • ルドルフとイッパイアッテナ - 斉藤洋著 講談社 主人公の猫であるルドルフとその仲間達が活躍する舞台として、同区北小岩、主に京成線北側の地域が描かれている。また、作者の斉藤も同区北小岩の出身である。
漫画ほか
  • ラブロマ - 作者である とよ田みのるが住んでいる江戸川区の江戸川周辺をモデルとした町で繰り広げられる純愛ラブコメディー漫画。
  • ひぐらしのなく頃に - 物語の舞台となる雛見沢村に登場する地名が、興宮、鹿骨、谷河内など江戸川区内の町名である。
  • ドラベース - 主人公であるクロえもんらが所属する草野球チーム「江戸川ドラーズ」の本拠地である。
映画
  • デスノート (映画版) - 江戸川区船堀警察署と呼ばれる架空の警察署が登場する。
ドラマ
  • 救命病棟24時、グッドライフ、TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 - 東京臨海病院で撮影が行われた。

住宅団地

著名な出身者

名誉区民

  • 中里喜一 - 元江戸川区長

芸能

スポーツ選手

文芸・学術・音楽

アナウンサー

その他 

マスコットキャラクター

  • えどちゃん - 江戸川区産の花や野菜を応援する(あさがおさん、えだまめちゃん、ばれいしょくん、はなちゃん、こまつなくんなどもいる)
  • えど金ちゃん
  • エドレンジャー - 商店街を活性化する
  • お湯の富士 - 江戸川区浴場組合の相撲キャラクター
  • ハッピィちゃん - 江戸川区民まつりのマスコット

脚注

出典

外部リンク

  • 江戸川区
  • 江戸川区公式チャンネル えどがわ区民ニュース - YouTubeチャンネル

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 江戸川区 by Wikipedia (Historical)