国際興業バスさいたま東営業所(こくさいこうぎょうバスさいたまひがしえいぎょうしょ)は、埼玉県さいたま市緑区大字上野田に位置する、国際興業バスの営業所である。浦和駅東口・大宮駅東口をターミナルとした広範囲なエリアを所管し、さいたま市・蓮田市・川口市に路線を持つ。
敷地は国際興業の営業所の中でもかなり広く、他の営業所による除籍車両の一時的な留置や国際興業主催のイベント「国際興業バスまつり」(2004年以降)は当営業所で行われている。
浦和駅から越谷街道を経由し、東川口駅・浦和美園駅方面へ向かう。浦01・浦02が主軸で、浦03・浦06は平日朝のみ運行の折返し路線である。このうち、浦03の降車は大崎園芸植物園に併設された大崎クリーンセンターの敷地内で行われ、浦06の始発便の乗車は越谷街道上の緑区役所入口バス停とは別に、越谷街道と並行している裏道上に浦06始発専用停留所が設置されているのでそこからの乗車となる。日中は、浦01が1時間に2本、浦02または浦02Sが1時間に1本の運行となっている。後述の浦09と合わせて日中の浦和駅東口 - 浅間下間は1時間に7本程度、念仏橋 - 大門小学校入口間は1時間に3本の運行が確保されている。
2006年4月21日、浦和美園駅南側にイオン浦和美園ショッピングセンター(現:イオンモール浦和美園)が開店したことで、大門 - 浦和美園駅間においてイオン経由へ経路変更が実施された。しかし、イオンは自家用車での来店者が多く、土曜・休日を中心に混雑による渋滞によって遅延が発生することから、2007年4月9日のダイヤ改正で土曜・休日に限り、浦和駅方面はイオン構内へ乗り入れないように経路変更を行った。現在、土曜・休日のみ運行されるイオン非経由便は、公式ホームページの時刻表では「浦02S」と表記されている。
2008年3月30日の浦和駅東口での新道開通に伴い、越谷街道方面の路線はすべて浦和駅東口発着に変更された。2013年11月1日のダイヤ改正で旧・浦02と浦02-3が廃止され、浦02-2は枝番が外れて新しい浦02となった。
浦和駅東口から日の出通り経由で東浦和駅へ向かう路線で、一部はさらに先の芝原・馬場方面へ向かう。沿線に団地が多く所在するため、メインである浦和駅東口 - 東浦和駅間は1時間に5 - 9本と多く設定されている。また、東浦和駅から先も馬場折返場行きが1時間に3 - 4本、さいたま東営業所までも1時間に1 - 4本設定されており、便利な路線である。そのため、沿線である芝原・宮本地区でもかなりの本数が確保されているが、宮本地区の場合は浦和駅方向の本数が朝時間帯において6時台を除き少ない。
浦和駅東口発東浦和駅止まりの浦04が1時間に3本程度、東浦和駅経由馬場折返場行きの浦04-2(市立病院まで向かう浦04-2H)を含むが1時間に2本程度、東浦和駅経由さいたま東営業所行きの浦04-3は時間帯により運行されたりされなかったりする。東浦和駅始発の東浦01・東浦01H、東浦02、東浦81は1時間に2本程度の運行であり、朝夕になると本数が増える。
2012年10月10日より、浦和駅周辺の交通規制の変更によって浦和駅西口発着から浦和駅東口(東口通り)発着へ変更され、2015年1月16日より、浦和駅東口ロータリーの全面完成に伴い、そちらの発着に変更された。
2017年9月16日より、馬場折返場発着の一部便を延長する形でさいたま市立病院に乗り入れる浦04-2H・東浦01Hが新設された。
東浦01は、かつて鳩ヶ谷担当便も存在していたが、2010年3月15日よりさいたま東単独での運行となっている。
浦和駅東口からバイパス・市立病院経由で南台方面へ向かう。市立病院停留所が病院玄関前に位置していることから長時間停車させることが出来ず、折返しは一つ先の南台で行っている。浦08がバイパスを経由するようになったのは埼京線開業による再編が行われた1985年10月1日で、さいたま東営業所開設によって浦08-2が新設された。この浦08-2新設によって、大03再編時(前述)に路線が消滅した南台 - 上山間でバス路線が復活した。
2007年1月16日に道祖土入口から国道463号バイパス・新見沼大橋を経由して浦和美園駅へ向かう美01が新設、これによって浦08・美01が約30分間隔で運行するようになり(駒場運動公園入口 - 不動谷は15分間隔)、利便性が向上した。2008年3月30日の浦和駅東口での新道開通に伴い、越谷街道方面の路線はすべて浦和駅東口発着に変更された。
浦和駅から越谷街道を経由し、尾間木から東浦和駅方面へ向かう。浦09が主軸で、それ以外はすべて朝夕のみ運行の出入庫路線である。2008年3月30日の浦和駅東口での新道開通に伴い、越谷街道方面の路線は全て浦和駅東口発着に変更された。日中は1時間に4本程度の運行。
2007年1月16日に新設された、浦和駅東口から新見沼大橋経由で浦和美園駅方面へ向かう路線で、新見沼大橋有料道路を走行する。かつては浦和美園駅(東口)発着であったが、2013年11月1日に浦和美園駅西口ロータリーが完成したことに伴い、浦和美園駅西口発着へ変更された。
大宮駅東口から日本大学(大宮グラウンド)と浦和美園駅周辺に位置する高校・大学を経由する路線で、大宮駅東口発着として主力の路線である。大01は、大宮営業所時代には東川02の出入庫便として朝夕のみしか運行しなかった東川口駅北口発着であったが、大宮営業所と同時に廃止された。その後、埼玉高速鉄道線の開通に合わせ浦和美園駅(東口)発着として系統復活(事実上の短縮)のうえ毎時1便へ拡大された。大02も、以前は中野田引返場(現在は廃止)までの運行であったが、出入庫の兼ね合いで浦和学院高校までの運行へ変化した。大01と美80は、2013年11月1日に浦和美園駅西口ロータリーが完成したことに伴い、浦和美園駅西口発着へ変更された。
大02-2は、南堀の内 - 南中野間で埼玉県道214号新方須賀さいたま線から外れて新道経由で運行する。新道を経由する路線としては他に大04-2(後述)があり、こちらは自治医大医療センターへ立ち寄るが、大02-2は立ち寄らない。朝・夕のラッシュ時のみ運行となり、日祭日は運休する。大81と美80は、いずれもさいたま東営業所開設と同時に新設された出入庫系統だが、両者とも時間帯による偏りが少ない。大81は大02の実質的な区間便となっており、大02の代わりに大81が運行される時間帯も多い。日中時間帯は大02または大81が毎時2本程度設定され、大01と合わせて野田宝永以西では毎時3本程度の運行となっている。
大81は、平日深夜に大宮駅東口25時発の深夜バスを運行していたが、2013年11月1日のダイヤ改正より休日にも新設された。
以前は浦08と同じ南台行き(市立病院での折り返しが不可能であったため、浦08が一つ先の南台で折り返していたところへ大03が乗り入れた形)だったものが、1990年代のダイヤ改正で現行の形に変更された。しかし乗客が定着せず、2013年9月時点では平日朝夕のみの運行まで減便された。染谷折返場は、かつてはその名のとおり折返し可能なスペースが設けられていたが、現在はなくなっている。なお、染谷折返場到着後はすべて回送になる。
大宮駅東口から埼玉県道214号新方須賀さいたま線を経由し、片柳支所を出発後に北へ折れて大谷方面へ向かう。主力は大04で、平日と土曜には大谷県営住宅行き深夜バスを運行している。大04-2は、大02-2と同様に南堀の内 - 南中野で新道を経由するが、大02-2と異なり自治医大医療センターに一度立ち寄る。そのためか、朝と平日日中の大谷県営住宅方面と、平日朝と夕方に大宮駅方面が運行される点が特徴である。大04・大04-2の2系統合わせて、1時間に3本程度運行されている。
大04-3は大谷から大谷県営住宅へ向かわず、膝子・大宮東高校を経由して東部リサイクルセンターへ向かう路線で、大宮東高校への通学路線であるためか設定本数は少なく、平日朝夕のみの運行である。
沿線にある日本大学(大宮グラウンド)から大宮駅東口に向かう路線。かつては大宮駅東口から日大前へ向かう便も運行され、キャンパス正門まで向かっていたが、現在運行している大宮駅東口発着の多くが日大前を経由することから本数が減らされ、その分は大10へ振り替えられている(事実上の路線延伸)。2014年3月16日のダイヤ改正で大宮駅東口発の便が設定されなくなり、平日の朝時間帯に日大前発が数本運転されるのみになった。
大08は、大宮駅東口から沿線にある大宮開成中学校・高等学校方面へ向かう路線。大宮開成中学・高等学校へのスクールバスのような意味合いから平日と土曜の朝の大宮駅東口発のみの運行で、終点の天沼町は大宮開成中学・高等学校正門ロータリーとなっている(一般客も乗車可能だが、実質スクールバスとなっている)。行先表示器には「直行 天沼町 大宮開成」と表示される。学校の定期試験・入学試験期間中は、大宮開成中学・高等学校発大宮駅東口行きの直行バスを大08として運行しているが、始発停留所が学校敷地内のため、一般客の乗車はできない(学校側がチャーターする形態で運行しているため)。なお、運賃の収受は他路線と同様に行う。
大08-2は、2022年頃に新設された。大08として天沼町に到着した車両の一部を大宮駅東口方面へ回送で折り返し、1つ先の堀の内橋から営業を行うもので、平日朝に3本のみが設定されている。
大宮駅東口から埼玉県道214号新方須賀さいたま線を経由し、日大前で折れて南に位置する東新井団地へ向かう。大宮駅東口発着路線では最主力路線で、大05(前述)を一部振り替えるなどして本数が増えた。東新井団地内では、団地北部から外周道路を時計回りに4分の3ほど回る経路となっており、団地西側にある国際興業バス専用の折返場で折り返す。また、東新井団地へは東武バスウエスト岩槻営業所がさいたま新都心駅・北浦和駅から路線を運行しているが、これらは当路線の「団地南」停留所と同じ位置にある「東新井団地」停留所(折返場)で折り返す。
大宮駅から埼玉県道214号新方須賀さいたま線と新道経由で自治医大医療センターへ向かう短距離路線で、平日・土曜は朝ラッシュ時から夕方までの運行だが、日曜・祭日は午前便が一切設定されていない。大宮駅東口では、病院へのアクセス路線として、他の路線と異なる駅前ロータリー内の4番乗り場から発車する。
大宮駅東口から芝川新橋の先で南へ折れ、中川地区を中川分水通り・埼玉県道1号さいたま川口線(第二産業道路)経由で半時計回りに循環運行して、再び芝川新橋を通って大宮駅東口へ戻る路線。大12-2・12-3は出入庫路線で、大宮営業所時代は起終点がともに芝川新橋であったが、さいたま東営業所の開設に伴い現在の起終点に変更された。運行本数はおおむね30分間隔。
大宮駅東口から大宮公園にほど近い寿能町・大和田町地区を循環運行する路線。時間帯により循環方向が変わり、15時台までは導守先回り(時計回り)、16時30分以降(日祝日は15時以降)は西中野先回り(反時計回り)での運行であり、大宮駅のバス乗り場も循環方向によって変わる。本数は、平日・土休日共に朝8時台までと夕方16時以降は1時間に1 - 2本程度、平日日中はほとんど運行がないのに対し、土休日日中は1時間に1本程度の運行が確保されており、土休日のほうが本数が多いのが特徴である。
大15は、導守先回りは朝7時台、西中野先回りは夕方18時以降の運行である。
大15-2は導守中回り循環と称され、さいたま東営業所開設時に大宮の担当路線であった旧・大15-2(大宮駅東口 - 芝川新橋 - 導守 - 大宮車庫)と蓮11-2(廃止)を統合・再編した路線で、大宮駅東口 - 導守間は東武バスウエスト大宮営業事務所の大50(大宮駅東口 - 岩槻駅・宮下・宮ヶ谷塔)と並走しており、早朝の大15(導守循環)が運行される前に芝川先回りが平日2便・日祭日1便(土曜は運休)、夜間の導守循環終了後に西中野先回りが毎日1便運行されるだけである。
2016年6月16日より、南中野と南鳳台住宅を経由する大15-3(導守南中野循環)が新設された。8時 - 16時30分が導守先回り、16時30分 - 18時が西中野先回りであり、8時 - 18時以外は大15が運行される。
大15と大15-3の大宮駅東口 - 堀の内 - 寿能住宅間は、東武バスウエスト大宮営業事務所の大47とまったく同じ経路を通るが、その大47もわずかな本数しか運行されない。
東川口駅発着の全路線の出入庫で、浦和美園駅を経由せずにさいたま東営業所へ向かう。
1999年に開設された国際興業の自主運行コミュニティバス路線で、バス空白地帯であった井沼方団地・中丸団地と東浦和駅を結ぶ。開設されてから長い間緑区役所入口バス停に近いプラザイースト南を終点としていたが、2014年3月16日のダイヤ改正で緑区役所へと延伸された。
2022年11月10日、都市計画道路中尾2号線の一部開通に伴って中丸団地北 - 中丸南間の経路を変更し、中丸公園停留所を廃止して中丸桑原堂停留所を新設した。
東大宮駅東口から東進し出戸橋通りへ折れ、ファミリータウン・アーバンみらいを循環運行する路線と、深作中を終点とする路線、および深作中以遠で七里駅入口を経由してさいたま東営業所へ向かう路線。2018年3月までの東大宮駅発着路線は午前運行便に限って前乗り申告制先払い方式が採用されていたが、2018年4月1日より東大宮駅発着の全路線において後乗り後払い方式に統一された。同日は丸ヶ崎火の見下 - 深作中間において、経路としていた国道16号東大宮バイパスの運行を廃止して、その南側の春岡地区を経由するよう経路が変更された。東大81・七里01は出入庫便として運転され、本数は少ない。
大14は、かつて運行されていた大13(大宮駅東口 - 西中野 - 東大宮駅)と同じ経路を運行し、東大宮駅から東大02-2と同じくアーバンみらい地区を右回りして深作中を終点とする深夜バスで、大14以外にも東大02・東大81において深夜バスを運行している。
2001年に新設され、当初は大宮武道館(現在は見沼区役所停留所に名称変更)までの運行であったが、後に大和田駅まで延伸された。住宅地の狭い道路を通るため、他路線とは異なる小型車で運行している。
北浦和駅東口から領家・上木崎・与野駅東口を経由してさいたま新都心駅東口へ向かう路線。浦51-3(西浦和担当)同様、10時 - 15時台は北浦和ターミナルビル発着(北浦50-3)となり、北浦和駅東口ロータリーには乗り入れない。2013年9月20日のダイヤ改正でさいたま新都心駅まで延伸された。かつては前乗り申告制先払い方式が採用されていたが、2015年1月16日より後乗り後払い方式となった。
東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線東川口駅北口と東武野田線(東武アーバンパークライン)岩槻駅(東口)を埼玉県道324号蒲生岩槻線経由で結ぶ路線で、2006年4月21日の改正までは鳩ヶ谷営業所の管轄であった。2006年4月21日にイオン浦和美園ショッピングセンター(現・イオンモール浦和美園)がオープンすると、ほぼ全便がイオン経由へ経路変更を実施した。本数が激減した釣上経由の代替として、浦和美園駅を経由する岩11-3が新設されている。2007年8月9日より、利用実態に合わせて出入庫便を全便浦和東高校発着とした。
2013年9月20日のダイヤ改正で、岩槻駅 - 浦和美園駅間を目白大学のみ停車する快速バス・岩101が新設されたが、2019年3月16日のダイヤ改正で廃止された。2013年11月1日より、岩11-3の東川口駅方向はイオン非経由となり、浦02と同様に、公式ホームページの時刻表では「岩11-3S」と表記されている。
開催日のみ運行の直通バス。系統番号が付与されているものの、実態は貸切・契約輸送である。したがって、路線案内や運行系統図には掲載されない。
毎年夏に運行される、しらこばと水上公園への直通バス。同公園は越谷市(所在地)・さいたま市岩槻区にまたがっている。運賃は200円。
浦和レッズ主催試合・天皇杯など、JFA主催試合の際は臨時でサッカー場輸送を行う。
いずれも、サッカー開催時のみ運行される直通バス。J03は、スタジアム方面が浦和駅東口パルコ横から乗車し、西口の伊勢丹前での降車となる。運賃は400円(片道)。J06は浦和美園から片道のみ運行する。運賃は100円。
2005年3月30日に埼玉スタジアム2002でサッカー日本代表とサッカーバーレーン代表とのW杯最終予選が行われる際には、シャトルバスの無料化が行われ、運賃を埼玉高速鉄道が負担した。
上尾・鴻巣線は2003年3月18日に、蓮田・久喜線は2005年2月24日に開業した。両路線とも新型コロナウイルスの影響で2020年4月14日より長期運休中。
見沼区コミュニティバスと南区コミュニティバスの2路線を受託。詳しくはさいたま市コミュニティバスを参照。
浦和営業所は東都乗合自動車(東都乗合自動車については国際興業バス#沿革を参照)から引き継いだ営業所で、開設から2度移転した後に浦和市本太に所在した。1989年3月末当時の車両台数は85台で、最寄り停留所である「本太小学校入口」付近にある「本太坂下」交差点から非常に狭隘な路地を入った住宅地の中に所在していた。そのため、対向車とのすれ違いができずに出入庫時が大変危険だった上に、用地拡大が困難だった。このため、2000年10月16日に大宮営業所と統廃合のうえ、浦和市大字上野田(現:さいたま市緑区大字上野田)へ移転した。旧鳩ヶ谷営業所同様、道路を挟んで向かい側にも第2車庫を有していた。その後、両跡地にはマンションが建設された。
2000年4月1日当時の所管路線は以下のとおり。なお、当時は埼玉高速鉄道線が開業しておらず、開業による再編などで名称変更が実施された停留所は旧称とする。
1959年に国際興業と合併した太平バスから引き継いだ営業所で、1965年に大宮市堀の内町へ移転した。大宮は旧浦和市地域、旧与野市地域、旧岩槻市地域、蓮田市、川口市、太平バスの営業区域だった旧大宮市の大宮駅東側を営業区域としていた。1989年3月末当時の大宮の車両台数は73台。車庫面積が手狭であったために、2000年10月16日に浦和営業所と統廃合のうえ浦和市(当時)大字上野田へ移転した。跡地には倉庫が建設された。
2000年4月1日当時の所管路線は以下のとおり。なお、当時は埼玉高速鉄道線が開業しておらず、開業による再編などで名称変更が実施された停留所は旧称とする。
国際興業バスの営業所の中でも路線網が大規模なため、所属している車両数も多い。一般路線用の大型車や中型車のほか、2人掛けシートが並ぶミッドナイトアロー専用車2台、かつて岩101系統として運用されていた専用ラッピング車1台、小型車も在籍している。ミッドナイトアローは専用車両が充当するが、車両検査や故障などにより、まれに特送兼用車(6200番台)が使用される場合がある。
さいたま市コミュニティバスの運行開始にあたっては、日野・リエッセのCNG車が導入されている。一般塗装のリエッセも導入されているが、そちらは東大03で主に使用されるほか、さいたま市コミュニティバスにも予備車として使用されることがある。
2013年には、新車4台に1997年度(ノンステップバス登場前)まで採用されていた旧塗装の復刻塗装を施され当所に配置された。ただし、「KKK」ロゴマークは再現されていない。
2015年に導入された3001(QDG-LV290N1)は、エルガがフルモデルチェンジされてからの市販第1号車であることから、トミーテックが全国バスコレクションとして1/150スケールと、トミカリミテッドヴィンテージネオとして1/64スケールを、グッドスマイルカンパニーが1/43スケールとしてそれぞれ模型化されている。
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