元祖SDガンダム(がんそエスディーガンダム)は、バンダイの玩具第1事業部が出していたSDガンダムの組み立て式玩具シリーズ。
プラキットだが組み立て式玩具であり、無塗装でもカラフルに仕上がる色彩豊かなパーツと鋭角部分や可動部位に軟質素材の使用、頑丈な構造と各キット独自のギミックを持っていることが特徴。
当初はノーマル、戦国伝、外伝、G-ARMSを満遍なく商品化しBB戦士とラインナップが重複していたが、次第に元祖は外伝とG-ARMS中心、BB戦士は戦国伝中心と差別化されていった。 元祖は玩具ならではの遊びの特徴を生かして、電飾やサウンドギミックを有するものや、武者ベースや天地城といった基地セットや武者頑駄無の城、ナイトガンダム物語に登場した聖龍巨人ドラグーンパレスなど大型商品もある。
中国・韓国、および英語圏など海外でも販売されていたが日本版に準じた仕様から、限定メッキモデルまで各種が発売された。2000年、『SDガンダムGジェネレーションF』に合わせて、MOBILE SUIT IN ACTION!!の箱デザインを模して「SD GUNDAM IN ACTION!!」のシリーズ名をもって、ほとんどのパーツをメタリック塗装処理したキットが数点販売された。 海外版においては、ノーマルのSDガンダムに加え、SD戦国伝やGチェンジャー(Gチェンジャーのみ「ガンダムW MSV」の肩書きを冠していた)なども販売されていた。
恐竜をモチーフとした「ダイノガンダム」シリーズの企画もありティラノンガンダム、プテラΖ、トリケラΖΖのデザインも公開されているが商品化はペンディングとなっている。
2006年9月には、過去のシリーズの中から人気キャラクターを厳選しダウンサイジングを施した「元祖SDガンダム ミニコレクション」が発売された(後述)。
『機動戦士SDガンダム』のDVD-BOXにバーサル騎士ガンダムを付属させる予定があったが、BB戦士版に変更された。
1996年にナンバー0088「鎧闘神ウイング」で一旦商品展開は終了したが、20年後の2016年に復活、ナンバー0089「ガンキラー」が発売され、その後も千生将軍やエルガイヤーなどの人気キャラクターが商品化されている。
元祖SDと同時期に発売された、ガンダムシリーズ以外のロボットアニメ作品をSD化したプラモデルシリーズ。ラインナップは『機動警察パトレイバー』(5種)、『超時空要塞マクロス』(3種)、『聖戦士ダンバイン』(1種)、『重戦機エルガイム』(1種)の4作品。
全12種(色違いを含む)。1980年代末期〜1990年代初期にかけて発売された元祖SDガンダムの一部をダウンサイジングしての復刻させたものであり、そのためギミックは一部オミットされている。2006年10月に主にコンビニで販売された。2007年2月発売との触れ込みで、MARK-IIが一部ショップで予約受付されたが、発売には至らなかった。
武者頑駄無付属の特典ビデオ。元祖のキットを使ったミニドラマ。メインMCはガンダムとシャアズゴック。ハイパーレーサー4WDを改造したり、リアルタイプ武者頑駄無鎧 武者頑駄無MK-IIも登場している。横井孝二も声で特別出演している。
キャプテンガンダム付属の特典ビデオ。元祖のキットを使ったオリジナルドラマ。コマンドワールドを舞台にコマンド・武者・ナイトが活躍する。
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