『はみだし刑事情熱系』(はみだしけいじ じょうねつけい)は、1996年から2004年にかけて8シーズン続いたテレビ朝日系「水曜21時」枠で放映された刑事ドラマシリーズ。全165回。『はぐれ刑事純情派』やシリーズ末期は『相棒』と交互に放送されていた。番組のタイトルロゴでは「HAMIDEKA」とアルファベットが書かれている。放映当時の番組キャッチコピーは「手錠情主義」。
柴田恭兵演じる高見兵吾を主人公として、犯罪の裏や過程にある非業や悪に対し、必死に立ち向かう刑事たちの姿をアクションを交えて描いたドラマであり、8年間・全8シリーズが製作される人気長寿番組となった。
4シリーズ目以降はより人情路線が強まり、6シリーズ目ではイメージ一新を図るために登場人物のスタイルを変える試みなども行った。1話完結が基本であったが、事件の複雑化で1話では解決できない2週1話完結のストーリーもあった。
演出やスタッフィングにおいては一倉治雄、村川透といった撮影所出身の映画監督のほかに、(当時)テレビ朝日の社員ディレクターである中野昌宏、5年D組所属の阿部雄一、(当時)ホリプロの社員ディレクターである伊藤寿浩といったテレビ演出家がローテーション監督に加わった。共同テレビジョン所属の星田良子の登板回では所属の共同テレビサイドがメインスタッフを担当していた。
主な舞台は、臨海地区にある警察庁・検察庁合同庁舎内に本部を置く、犯罪の多様化・広域化という現代の犯罪事情に対応すべく新設された組織・警視庁刑事部広域特別捜査隊(通称・広域)。従来の所轄捜査・所轄署という概念を撤廃し、事件解決のためにあらゆる地で捜査するエキスパート集団であり、本庁の指令に応じて出動するが、所轄署からは畑違いのところから突然捜査に乗り出す集団と見られ煙たがられている。
ちなみに広域特別捜査隊の所在地は「臨海副都心のどこか」とされ、明確に場所が特定されていない。ただし、広域捜査がテーマだったため、臨海地区に限らず、墨田区や大田区を中心とした都内全域、または他県でのストーリーが展開されていた。
PART1からPART6までは10月放送開始し翌年3月までの放送で、毎週各回エンディングテーマが流れる前に、高見が、その日の事件やそのときに感じたことなどを表現した川柳を言って締めくくっている。PART7では玲子、みゆき、西崎、菊枝が川柳を読み上げる回もあった。PART7は2003年1月放送開始し3月までの放送と最終章は2004年4月放送開始し6月までの放送。
※地上波の他にも、テレ朝チャンネル・BS朝日・東映チャンネルでも再放送を行っている。地上波での再放送では、放映時間の都合から拡大スペシャルの回は放送が行われない場合がある。
下記の日程にてBS朝日で放送されている。
下記の日程にてテレ朝チャンネル、東映チャンネルで放送されている。
すべて初回放送は毎週金曜19時00分 - 20時00分。その他リピート放送や再放送多数あり。
すべて初回放送は毎週火曜15時00分 - 17時00分で基本的に2話ずつ放送。90分、120分、150分スペシャルの場合は1話のみ放送。そのほか毎週火曜4時00分 - 6時00分と9時00分-11時00分。
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