藤枝駅(ふじえだえき)は、静岡県藤枝市駅前一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA22。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。1番線が副本線、2・3番線が本線となっており、1番線は一部の上り普通列車がホームライナーを待避するために使用していたが、2020年3月14日のダイヤ改正から使用されなくなった。この他、数本の側線を持つ。駅の南北を結ぶ橋上駅舎を備える。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、六合駅を管理している。駅舎内部にはJR全線きっぷうりばが設置されている。また、1番線ホームに設置されているレンガ造りの油庫(ランプ小屋・危険品庫)は、貴重なフランドル積みの建造物である(原駅 のそれも同様のフランドル積みである)。
(出典:JR東海:駅構内図)
南北自由通路整備と橋上駅舎改築により、完全バリアフリー化された。工事により、南北自由通路(パープルロード)に、エレベーター2基、エスカレーター4基、公衆トイレ(身体障害者対応トイレ)2か所、音声誘導システム、休憩コーナー1か所が整備された。また、橋上駅舎内にはエレベーター1基、エスカレーター2基、トイレ(身体障害者対応トイレ)が1か所整備された。
「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は8,815人である。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
藤枝宿とは北東に約3km離れている。
「藤枝駅前」停留所にて、しずてつジャストラインが運行する路線バスが発着する。
「藤枝駅南口」停留所にて、以下の路線バスが発着する。
藤枝市は「藤枝駅周辺にぎわい再生拠点施設整備事業」の一環として、市の所有する駅前南口の土地の開発計画についてコンペを行い、2006年に有限会社新日邦を事業者に選定した。その後第1期事業と第2期事業に分けて再開発事業が行われた。なお正式なプロジェクト名は「藤枝駅南口西地区ABC街区開発事業」である。
第1期事業(A街区)として複合商業施設オーレ藤枝が2010年に開業した。施設は地上9階建でコンビニや飲食店などの商業施設に加え445台を収容する自走式駐車場からなる。またビルの壁面には大規模なLEDビジョン「オーレビジョン」が設置された。第2期事業(B街区)としてはホテルオーレが整備され、2016年に開業した。地下1階・地上14階建で、ホテル館内にはレストランやサロンといった複数の商業施設が設けられている。 オーレ藤枝・ホテルオーレともに施工は安藤ハザマ、設計・監理は松田平田設計がそれぞれ担当した。
※「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を参照のこと。
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