あわしまマリンパークは、静岡県沼津市にある水族館。内浦地区の駿河湾に浮かぶ淡島の島内にある。 1963年(昭和38年)7月淡島海洋交園として開業、1984年(昭和59年)4月あわしまマリンパークに改称した。
現在は「来て!見て!触って!!淡島体験」をキャッチコピーに、水族館・プール・売店・レストランなどで構成されている。
対岸から淡島へは、以前は海上ロープウェイで結ばれていたが、2008年(平成20年)に休止、のちに廃止されたため、現在は連絡船により結ばれている。連絡船は2016年12月末現在、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのタイアップによるラッピング装飾がされた2隻が運航中。そのため一般客は基本的にマリンパークの入場券や年間パスポート、釣り会員権(2009年12月で休止)を購入しないと淡島へ渡れないようになっている。また、荒天により連絡船の運行ができない場合は休園になる場合もある。
北側の淡島ホテルは宿泊客以外立入りが出来ない。本土側駐車場付近に「ホテルマリンパーク」というウィークリーマンション風のビジネスホテルが設置されている。
2019年、パークを管理・運営してきた株式会社あわしまマリンパークの全株式が株式会社オーロラに譲渡。
2024年1月22日、園内設備の老朽化を理由に同年2月12日をもって一旦閉園することが発表された。再開時期は未定としている。
2024年2月9日、あわしまマリンパークの公式Xにて閉園日延期を発表、改めて本年2月25日をもって営業終了と発表している。理由としては、閉園日が近づくにつれ来場者数が増加し入場制限をかける事となりお客様に存分に楽しんで頂けなかったためと発表、これが最大限の延期期間となる。3月以降、陸側の船着き場付近にあった売店「ショップりくたろう」(2019年9月閉店)の営業を臨時で再開し、不定期にグッズなどの販売を行っている(在庫限りで終了の予定)。
2024年4月19日、放送作家・お笑い芸人の今村久仁人が旧オーナーから運営会社の株式を取得し、自ら社長に就任したことが明らかになった。既に都内のある企業とスポンサーとして支援を受ける話が進んでいる一方で、運営再開に向けては施設の所有権問題などが残っており、早期にそれらの問題を解消し再開にこぎつけたい考えを示している。
乗船料は入園料に含まれている。
以下の運行時間中に、約15分間隔で船が往復する。片道約3分。
あわしまマリンパークのオリジナルキャラクターは、淡島をモチーフにしたしまたろう(男)とウミウシをモチーフにした淡島うみね(雌雄同体)および、うみねの姉淡島おとめ、うみねの同級生内浦ましろである。
このうち、淡島うみねについては「もえしょくプロジェクト」により、2015年1月5日 - 3月10日に公募され、7月にグランプリ作品がデビューしたものである。
株式会社ハンクルズが調査する、ご当地キャラクター人気ランキングでは、2022年10月7日時点で淡島うみねが全国39位(静岡県下1位)を記録。 しまたろうは、同日の結果で全国916位(静岡県下16位)であった。
島へ渡るための船着き場の最寄りバス停は、東海バスのマリンパーク停留所である。沼津駅から乗車の場合、運賃が切り替わる境界となる一つ手前の重寺停留所で乗降する人も多い。
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