流通科学大学(りゅうつうかがくだいがく、英語: University of Marketing and Distribution Sciences)は、兵庫県神戸市西区学園西町3-1に本部を置く日本の私立大学。1988年創立、1988年大学設置。大学の略称は流科大、流通科学、RYUKA、UMDSなど。
流通を科学的に研究教育することを通じて、世界の平和に貢献し、真に豊かな社会の実現に貢献できる人材を育成する
流通科学大学は、ダイエーグループ創始者である中内㓛により設立された。
神戸市西区の学園都市エリアにある大学の中では学生数が最も多く、約3,200名(2015年5月現在)の学生が在籍している。場所は、学園都市駅(神戸市営地下鉄西神延伸線)から徒歩5分のところにあり、学部は、商学部、経済学部、人間社会学部の社会科学系3学部と大学院を有する大学である。
流科大の教育面の特長は、「(企業による)生産から(国民の)消費生活に至る」すべての過程を対象として、それぞれの学部で特色を持たせた学科やコースで学べることである。さらに、コンビニエンスストアの学内実習店舗や企業人による特別講義などに代表される「実学」を重んじ、学生の成長・伸びしろを高める「体験プログラム」を充実させ、その結果、キャリア開発、高い就職実績につなげることを目標としている。
設立当初の学生証には学内でのみ使用可能なクレジット・カード機能が付加されている。卒業時には任意でダイエーOMCカード(当時の名称)への切り替えができた。また、バブル崩壊前までは当時、小売業で日本一であったダイエーへ成績優秀者はそのまま就職しやすかった。
現在の中内学園理事長は、中内の長男である中内潤(元ダイエー副社長)で、学長職も2016年度より兼務している。
〒651-2188 兵庫県神戸市西区学園西町3丁目1番
敷地面積… 164,454.91㎡
校歌「神戸の風は」は、2010年4月に完成した。 作家の林真理子によって作詞、作曲家の三枝成彰によって作曲されたものである。 2010年度入学式において、両者挨拶の後に入学生に披露された。
2010年4月に導入された。 流通科学大学のR、大学創設者の中内㓛を象徴する言葉である流通革命(Retail Revolution) のRを図案化したものである。
2013年3月、大学キャラクター(コミュニケーションキャラクター)として「りゅうか」が完成した。 大学公式サイト内に公式のプロフィールのページや特集ページ(「りゅうかWeb」)がある
2016年より、萌えキャラである「流華」が活動している。よみは”りゅうか”。神戸の町にマッチする容姿をイメージしており。ゆるキャラを持っている大学は日本各地に数多く存在しているが、萌えキャラを有している大学は稀である
流通科学大学は兵庫県神戸市西区に全学部(商学部、経済学部、人間社会学部)が同一キャンパスに設置されている。その位置する神戸研究学園都市には、神戸市営地下鉄西神延伸線学園都市駅を中心に5大学1高専があり、単位互換制度などの教学面だけでなく、学生のクラブ活動交流戦など様々な交流がなされている。敷地には壁がなく、学生や職員以外の立ち入りも可能。近所の住民やオフィスで働く人達が学生レストラン「RYUKA DINING」を利用することも多いが、学生の昼休みは混雑する為、大学側は一般の人はそれ以降の使用をするよう呼びかけている。
バイク・自転車での通学も可能であるほか、学生用の大型駐車場があり、駐車場使用料を払えば自動車通学もできる。
キャンパス内に設立当初「ショップ88」という購買施設があったが「ローソン流科大実習店」へと改装された。コンビニエンスストアの学内出店の先駆けとなった。学生以外も利用可能である。また「リテイル・マネジメント論」という講義の中でこの店舗での実習がある。
キャンパス内には中内功記念館とダイエー資料館(2016年1月に流通資料館から改称)があり、大学の授業がある期間の月~金曜日に開館するが、一般の見学は事前の予約が必要である。
当初は理事長を務め、ダイエーグループの経営から勇退した後は学園長に就任した。卒業式の際は、理事長自ら卒業生一人一人と握手をした。 「いさお」は正確には「功」ではなく「㓛(U+34DB、工偏に刀)」。
中内㓛が理事長を勤めていた期間、在学生には「-from Rijicho-」というハガキがほぼ毎週届けられていた。当初直筆をそのままプリントしていたが、あまりの読みにくさのためか途中で活字に改められ直筆はサインのみとなった。
初年度のハガキは書籍化されており、現在でも購読可能である。
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