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清水駅 (静岡県)


清水駅 (静岡県)


清水駅(しみずえき)は、静岡県静岡市清水区真砂町(まさごちょう)にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA14

運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。

概要

旧・清水市の中心駅で、現在は清水区の中心駅となっているが、2018年度の乗降人員は草薙駅よりも少ない。事務管コードは、▲520113。

身延線経由で甲府駅方面に向かう特急「ふじかわ」が停車する。また廃止された「(ワイドビュー)東海」も停車していた。1986年までは大垣夜行(上りのみ)が深夜に停車していた。

かつては清水港線が分岐していたが、1984年に廃止された。

歴史

  • 1889年(明治22年)2月1日:官設鉄道(現在の東海道本線)の江尻駅(えじりえき)として、 国府津 - 静岡間開通時に現在の清水区島崎町に開業。一般駅。
  • 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
  • 1916年(大正5年)7月10日:東海道本線の貨物支線(後の清水港線)が江尻 - 清水港間で開業。
  • 1926年(大正15年)7月14日:江尻駅が約300 m上り方向の現在地に移転。
  • 1930年(昭和5年)5月29日: 昭和天皇が静岡県内を行幸。昭和天皇が乗車したお召し列車が静岡駅 - 江尻駅間で往復運転。
  • 1934年(昭和9年)12月1日:清水駅に改称。
  • 1944年(昭和19年)12月1日:東海道本線の貨物支線を清水港線として独立。旅客営業開始。
  • 1969年(昭和44年)4月8日:駅舎改築。
  • 1984年(昭和59年)
    • 1月16日:コンテナ貨物の取扱を廃止。
    • 4月1日:清水港線が廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。上り「大垣夜行」の停車取り止め。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承。
  • 1992年(平成4年)12月19日:自動改札機を設置。
  • 2001年(平成13年)8月:貨物列車の発着が終了。
  • 2002年(平成14年)4月1日:日本貨物鉄道の駅(貨物取扱)が廃止。
  • 2003年(平成15年)6月22日:清水駅の橋上駅舎と自由通路が完成。
  • 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームに接する線路が本線で、その両側にホームのない副本線(待避線)がある。上り副本線側に保線基地、下り副本線側に保線車両の車庫が設置されている。構内の東西を結ぶ自由通路に接して橋上駅舎を備える。

駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、興津駅・草薙駅を管理している。駅舎内にはJR全線きっぷうりばや自動改札機、自動券売機などがある。

のりば

(出典:JR東海:駅構内図)

貨物取扱

かつて当駅では貨物の取り扱いがあり、2002年まで日本貨物鉄道(JR貨物)の駅だった。晩年は車扱貨物のみの取り扱いで、最後まで行われていたのは武田薬品工業の化学薬品の取り扱いで、新南陽駅から輸送されたポリプロピレングリコール(PPG) を当駅でタンクローリーに詰め替えていた。

2001年(平成13年)6月末まで、現在も駅北東にある東燃ゼネラル石油(現・ENEOS)清水油槽所の荷役設備へ専用線が続いており、潤滑油発送が行われていた。晩年の発送先は汐見町駅や安善駅であった。1980年代までは駅南東にある豊年製油静岡工場(現・J-オイルミルズ静岡事業所)へ続く専用線もあり、接着剤などの発送が行われていた。

国鉄分割民営化前には、駅舎北に複数の有蓋車用貨物ホームが、駅東南(現在の清水テルサ付近)に1面1線のコンテナホームがあったが、1984年(昭和59年)1月に東静岡駅に集約され、廃止された。現在コンテナホーム跡は保線車両の留置線及び資材積み込み所となっている。

利用状況

「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は8,099人である。

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。

駅周辺

  • 静岡市役所清水庁舎・清水区役所
  • 新清水駅 - 静岡鉄道静岡清水線(バス約3分、徒歩約10分)

西口(江尻口)

東口(みなと口)

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バス路線

区内のバス交通はしずてつジャストラインが運行している。路線名の前の数字は幕番号(行先番号)である。

その他

  • 開業時の「江尻駅」は、現在の駅よりも若干静岡寄りに位置していたが、後に移転する。現在の位置は二代目となる。(かつて江尻駅の存在した地点には現在『波止場踏切』が存在する。)
  • 西口側の国道1号上には、1975年3月まで静岡鉄道清水市内線の停留所があった(厳密には前年7月の七夕豪雨以後は路線自体が休止している)。
  • かつては、清水港線廃止と引き替えに新設された南口改札口があった。朝夕のラッシュ時に使用され、清水港線廃止代替バスの乗換え口ともなっていたが、橋上駅舎の落成に伴い廃止され、跡地も区画整理によって消滅し現存しない。
  • 清水港線ホームは東海道本線のホームより南側に大きく離れた場所に立地していた。ホームは対向式一面一線で、清水港線を利用するためには東海道本線のホームを通って、長い通路を渡って清水港線ホームに行く必要があった。清水港線の廃止後、ホーム跡は貨物ヤード共々区画整理され、住宅地となっている。
  • エスパルスドリームプラザのシャトルバス乗り場がルート変更によって西口から東口に改められている。以前は駅西口のロータリーの一角、清水駅前銀座商店街のアーケードの入口近くに乗り場があった。

隣の駅

※特急「ふじかわ」の隣の停車駅はふじかわ (列車)を、「ホームライナー沼津」「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を、それぞれ参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線
普通
興津駅 (CA13) - 清水駅 (CA14) - 草薙駅 (CA15)
  • 清水駅から2.3 km興津寄りには、1926年 - 1964年の間に海水浴シーズンの臨時駅として、袖師駅が設けられていた。

かつて存在した路線

日本国有鉄道
清水港線
清水駅 - (貨)清水港駅 - 清水埠頭駅
静岡鉄道
清水市内線
仲浜町駅 - 清水駅前駅 - 辻町駅

脚注

記事本文

注釈

出典

利用状況

静岡県統計年鑑

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 十勝清水駅 - 当初「清水駅」を名乗っていたが、当駅の江尻駅からの改称に先立ち改名。
  • ちびまる子ちゃん - 当駅付近の街(商店街、清水駅等)も舞台になっている。

外部リンク

  • JR東海 清水駅
  • 清水駅東西自由通路・橋上駅舎 - 静岡市

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 清水駅 (静岡県) by Wikipedia (Historical)


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