琴平駅(ことひらえき)は、北海道中川郡中川町字琴平にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。
仮乗降場に出自を持ち、廃止直前、当駅には普通列車が3往復しか停車しなかった。
地名より。もともと当地の字名は現在の琴平川のアイヌ語名「アイオマナイ(ai-oma-nay)」(イラクサ・ある・川)に由来する「アユマナイ」の名称であったが、1940年(昭和15年)12月4日の字名改正で現在の名称となり、駅名もこれによった。
これはアユマナイへの入植者が「天塩川の舟運が頼りであり、また洪水に悩まされ航運の守り神・金毘羅神を祀っていた」ための名称であり、明治末期ごろ(年代不詳)から、金刀比羅宮から分社した琴平神社が当地にまつられていた。
なお、当地の入植者は四国出身者もいたが大多数は富山県人であった。
1975年(昭和50年)に発行された『中川町史』には「主として学生が利用していましたが(中略)道路の整備と自動車の普及によって乗降場の利用が少なくなってきました」とされている。
駅跡周辺では国道40号音威子府バイパスの工事が進められている。
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