小澤 昭博(おざわ あきひろ、1969年3月15日 - )は、読売テレビのアナウンサーで、編成局のアナウンス部長。
アナウンサーとしては、スポーツ中継や関連番組を中心に担当。チーフアナウンサー(アナウンス副部長待遇)時代(2020年1月)から、情報スポーツ局のチーフプロデューサーや、よみうりテレビサービス(フリーアナウンサーの派遣事業などを手掛ける関連会社)のビジネスアドバイザーを兼務している。2021年6月からアナウンス部長に就任。
実妹の小澤純子は元サッカー選手(GK)で、サッカー日本女子代表としてアトランタオリンピックに出場した。
神奈川県鎌倉市出身。 伊沢利光(プロゴルファー)の実父が実家の近所に住んでいた縁で、12歳から伊沢本人と一緒に実父からゴルフの手ほどきを受けていた。明治大学商学部への在学中には、ゴルフ部で主将を務めていたほか、ゴルフでベストスコア(67)を記録。もっとも、「伊沢や(ゴルフ部の同級生だった)深堀圭一郎とは(ゴルファーとしての)才能が違いすぎて、自分がプロを目指しても一流の域には達しそうにない」と悟ったことから、「ゴルフのプレーを伝える仕事」としてスポーツアナウンサーを志すようになった。
大学卒業後の1991年にアナウンサーとして読売テレビへ入社してからは、ゴルフにとどまらず、プロ野球(主に阪神タイガース戦)・高校サッカーなどのスポーツ中継(実況やリポート)を主に担当。2008年には、日本テレビ系列局所属のアナウンサーを表彰する「第29回NNSアナウンス大賞」でテレビ部門大賞を受賞した。その一方で、前述したように関連会社の事業へ携わっているほか、2021年6月から編成局のアナウンス部長を兼務。
本人がアナウンス部長への着任後に明かしたところによれば、20代の後半には悩みが多く、アナウンサーの仕事を辞めるつもりですらいたという。しかし、プロ野球関連の取材で知り合った阪神OBの岡田彰布から「(君はスポーツアナウンサーとして)まだ何もやってへんやんか(何もやっていないじゃないか)?」との問い掛け、当時番組で共演していた阪神ファンの月亭八方から「『超二流』になれば良い」とのアドバイスを受けて翻意。「『人生の大先輩』である2人の言葉のおかげで、今の自分がある」とも述べている。
2023年11月5日に阪神タイガースが38年ぶりに日本一となった日本シリーズ第7戦では、ytvの資料向けの優勝実況を担当し、祝勝会後の監督・選手インタビューを諸国沙代子アナウンサー(「朝生ワイド す・またん!」木・金曜日スポーツ担当)と共に担当した。
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