千代田町(ちよだまち)は、群馬県南東部、邑楽郡の人口約1万1千の町。利根川を挟み埼玉県との県境に位置する。利根川対岸の妻沼グライダー滑空場の一部も千代田町である。
地理
隣接する自治体
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、邑楽郡に富永村・永楽村・長柄村が誕生。
- 富永村 ← 上五箇村,萱野村,木崎村,上中森村,下中森村,瀬戸井村・赤岩村の各一部
- 永楽村 ← 福島村,舞木村,鍋谷村,新福寺村,瀬戸井村・赤岩村の残部
- 長柄村 ← 篠塚村,狸塚村,赤堀村
- 1955年(昭和30年)3月31日 富永村・永楽村・長柄村が合併し、千代田村が発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 旧長柄村域を千代田村から分離し、中島村へ編入。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 千代田村が町制施行して千代田町となる。
人口
行政・議会
- 町長:高橋純一(2016年3月25日就任、2期目)
県議会
- 選挙区:邑楽郡選挙区
- 定数:3名
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
衆議院
- 任期 : 2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)
経済
産業
農業(米麦)が主であるが、2つの工業団地(千代田工業団地・鞍掛工業団地)を有する。麦の一部は、町内にあるサントリー利根川ビール工場にてビールに生産されるほか、化学工業メーカーのマルフクケミファが町内に営業本部と、群馬工場や群馬倉庫を置いている。
著名な出身者
- 松沢幸一 - 前麒麟麦酒社長
- 岡島豪郎 - プロ野球(東北楽天ゴールデンイーグルス)選手
- 松本隆太郎 - レスリング選手・ロンドンオリンピック日本代表銅メダリスト
教育
学校
邑楽郡内で唯一高等学校のない町である。
図書館
交通
鉄道
町内を鉄道は通っていない。鉄道を利用する場合の主要駅は、東武鉄道小泉線篠塚駅・東武鉄道東武伊勢崎線川俣駅。
- 町制施行前の千代田村成立の1955年3月31日から旧長柄村域が中島村へ移行した1956年9月30日までの約1年半の期間だけ、篠塚駅が村域内にあった。
路線バス
- 広域公共路線バス (館林市外四町)
- 館林・千代田線(赤岩渡船 - 千代田町役場前 - 館林駅前)
- 館林・明和・千代田線(千代田町役場前 - 川俣駅 - 館林駅前)
- 広域公共バスあおぞら
- 大泉・千代田線(千代田町役場前 - 西小泉駅前バスターミナル - 太田駅南口 - 太田病院)
渡船
- 赤岩渡船(千代田町赤岩 - 熊谷市葛和田) 埼玉県道・群馬県道83号熊谷館林線の一部である。町営で無料。葛和田からは熊谷駅まで路線バスが運行されている。
道路
町内を国道、高速道路は通っていない。
県道
- 群馬県道20号足利邑楽行田線
- 群馬県道38号足利千代田線
- 群馬県道83号熊谷館林線
- 群馬県道314号古戸館林線
- 群馬県道368号上中森川俣停車場線
名所・旧跡・観光
- なかさと公園 - 関東の富士見百景
- 赤岩渡船
- 利根大堰
- 光恩寺
- 川せがき
- 宝林寺
マスコットキャラクター
- 1998年(平成10年)3月に誕生したキャラクター。以降13年間、町の広報誌や印刷物に登場し町民に広く知られた。2011年(平成23年)3月31日で役目を終え二代目に交代した。
- 千代田町町制施行30周年を機に、2011年4月1日に誕生したキャラクター。キャラクター原案は町内在住の学生。9月18日に伊勢崎市華蔵寺公園で行われた「ぐんまのグルメ大集合!!」にてイベント初登場。以降多数のイベントに参加し人気を集めている。
- 2016年(平成28年)に誕生したみどりちゃんの姉。
- (植木の里 千代田町のPRキャラクター)
脚注
関連項目
外部リンク
. Source: