寸部(すんぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では41番目に置かれる(3画の12番目)。
寸部には「寸」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。
形の起源としては、「又」(手の象形)に羨筆(無意味な筆画)を加えて生まれたものがほとんどである。
単独の「寸」という文字は、「尊」の略体に由来するが、仮借して長さの単位を表す単語に用いる。1寸は10分または1/10尺。なお『説文解字』は「又」(手の象形)と「一」からなり、手から一寸離れた脈打つところ(寸口)を指すことで寸の距離を表すと解釈しているが、誤った分析である。
寸
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