上海軌道交通(シャンハイきどうこうつう、簡体字中国語: 上海轨道交通)は、中国上海市の鉄道である。一部路線は江蘇省崑山市まで直結している。路線には地下鉄(簡体字: 地铁, 1〜4、7〜18号線)、ライトレール(簡体字: 轻轨, 5〜6号線)、上海トランスラピッド(簡体字: 磁浮线)、新交通システム(浦江線)がある。
もとの路線名の正式名称は上海地下鉄(シャンハイちかてつ、簡体字: 上海地铁)であったが、現在は地上路線部分も加えられ「上海軌道交通~(番号)線」と改名されている。また、5号線は全区間、3号線は鉄力路駅付近を除いて地下区間がないため、正確には地下鉄とは呼べない。略して「簡体字: 轨交」と呼ばれることもあるが、日常では「簡体字: 地铁」の方が圧倒的に多く使われている。
上海地鉄運営有限公司(簡体字: 上海地铁运营有限公司)(前進は 上海市地鉄総公司 上海市城市建設投資開発総公司60%,上海久事公司(国函 1986-94号)40%による国家出資)が1〜4、7〜11号線を運営管理し、ライトレール(軽軌)である5号線と6号線には上海現代軌道交通股分有限公司(略称:上海軽軌)(出資は上海バス)が設立されたが、2008年には上海軽軌が申通地鉄集団に吸収された。上海リニアは上海磁浮交通発展有限公司が運営している。
2021年12月30日現在19路線が開通しており、全506駅、総延長は約800kmに及ぶ。
運営会社は以下の通りである。
龍陽路 - 浦東国際機場間を直結する上海トランスラピッドは、上海軌道交通の路線に含まれず、上海磁浮交通発展有限公司が運営する路線である。
注:3号線はほとんどが高架軌道
R:郊外と市街を結ぶ快速路線
M:市街の地下鉄線
L:小規模地下鉄線
2005年12月25日改定。6kmまでは3元であり、以降は10km毎に1元が加算される。この改定以前は、路線別に運賃が設定されていた。
上海市の鉄道交通を掌握しており、一日平均乗車人員は約1000万人である。北京地下鉄に次いで世界で2番目に利用者の多い地下鉄となっている。
2017年4月28日より、利用客の多い6路線(1号線、2号線、7号線、8号線、9号線、10号線)を対象に金曜日と土曜日限定で終電が1時間程度繰り下がり、深夜時間帯の利便性が向上した。
近年の路線別利用状況は以下のとおりである。
最も利用者数の多い駅は人民広場駅であり、1日平均約60万人の利用者がいると推計されている。
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