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ラグビー南アフリカ共和国代表


ラグビー南アフリカ共和国代表


ラグビー南アフリカ共和国代表(ラグビーみなみアフリカきょうわこくだいひょう)は、南アフリカ共和国におけるラグビーユニオンのナショナルチーム。愛称は「スプリングボクス」(Springboks)である。

概要

初のテストマッチは1891年7月30日のブリティッシュ・ライオンズ戦。ユニフォームの胸にある、南アフリカに生息するガゼル属の仲間スプリングボックのマークから、スプリングボクスと呼ばれるようになった。もともと伝統的にラグビー強豪国であったが、アパルトヘイトにより国際社会から制裁を受け、国際舞台から遠ざかっていた。そのためラグビーワールドカップも第1回・第2回は不参加であった。また、スプリングボクスはアパルトヘイトの象徴として見られ、富裕層の白人には人気があったが、貧困層とされるほとんどの黒人に不人気であり、ラグビーよりもサッカーの方が人気があったという。

その後、アパルトヘイトが終わり、国際舞台に復帰することになる。1995年にW杯を自国で開催し初出場、そして初優勝を果たす(初出場初優勝は初回を除き史上唯一)。また、2007年大会で2度目の優勝を、2019年大会で史上最多タイとなる3度目の優勝を果たした。一次リーグではニュージーランド代表に敗れたが、一次リーグで黒星を喫したチームの優勝は史上初である。

ニュージーランド代表(オールブラックス)、オーストラリア代表(ワラビーズ)と開催しているトライネイションズでは1998年、2004年と2009年に優勝。2012年からアルゼンチン代表(ロス・プーマス)が加わりザ・ラグビーチャンピオンシップと改称している。

2015年に入りザ・ラグビーチャンピオンシップでアルゼンチンに史上初めて敗れるなど3戦3敗の最下位に終わった。ラグビーワールドカップ2015でも9月19日のプールBの開幕戦でW杯で過去僅か1勝の日本代表(ブレイブブロッサムズ)に32-34で敗れた(詳細はラグビーワールドカップ2015日本対南アフリカを参照)。なお、AFPはW杯史上最も衝撃的な結果、イギリスのPAスポーツはスポーツ史上最大の番狂わせと報じた。2015年W杯は決勝トーナメントの準決勝でオールブラックスに敗れ3位に終わった。

2019年秋に開催されたラグビーワールドカップ2019では一次リーグ初戦のニュージーランドには敗れるもその後は負けることなく、決勝ではイングランドを32-12で破って3大会ぶり3度目の優勝を果たし、オールブラックスの優勝回数に並ぶこととなった。これを受け、世界ランキングは3位から1位へと浮上した。世界ランク1位となるのは2009年11月16日以来10年ぶりのことである。

成績

ラグビーワールドカップ

  • 1987 - アパルトヘイトのため不参加
  • 1991 - アパルトヘイトのため不参加
  • 1995 - 優勝
  • 1999 - 3位
  • 2003 - ベスト8
  • 2007 - 優勝
  • 2011 - ベスト8
  • 2015 - 3位
  • 2019 - 優勝
  • 2023 - 優勝
  • 2027 - 出場権獲得

トライネーションズとザ・ラグビーチャンピオンシップ

選手

現在の代表

スプリングボクススコッド

  • ヘッドコーチ : ジャック・ニーナバー
  • キャプテン : シヤ・コリシ

※所属、 キャップ数(Cap)は2023年7月5日現在

歴代代表選手

  • フランソワ・ピナール
  • ユースト・ファン・デル・ヴェストハイゼン
  • ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン
  • AJ・フェンター
  • ブッチ・ジェームス
  • パーシー・モンゴメリ
  • JP・ピーターセン
  • ジュアン・スミス
  • チェスター・ウィリアムズ
  • ジェームス・スモール
  • コーバス・ヴィーゼ
  • アンドレ・ユベール
  • ブライアン・ハバナ
  • スカルク・バーガー
  • フランソワ・スタイン
  • ジョン・スミット
  • フーリー・デュプレア
  • ジャン・デヴィリアス
  • アンドレ・フェンター
  • ヴィクター・マットフィールド

キャプテン

  • ナース・ボタ 1986-1992 9/28試合
  • フランソワ・ピナール 1993-1996 29/29試合
  • ゲーリー・タイヒマン 1996-1999 36/42試合
  • ユースト・ファン・デル・ヴェストハイゼン 1999,2003 10/89試合
  • アンドレ・ヴォス 1999-2001 16/33試合
  • ボビー・スキンスタッド 2001-2002,2007 12/42試合
  • コーン・クリッカ 1999,2002-2003 18/39試合
  • ジョン・スミット 2003-2011 83/111試合
  • ヴィクター・マットフィールド 2007,08,10,11,14,15 23/127試合
  • ジャン・デヴィリアス 2012-2015 37/109試合
  • フーリー・デュプレア 2015 4/76試合
  • アドリアーン・ストラウス 2016 9/63試合
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人種別の割り当て比率について

2014年4月、南アフリカのスポーツ省はスプリングボクスを含む南アフリカのスポーツの代表チームについて黒人選手の割り当てを従来までの50%から60%に引き上げることを決定し、これに従わない競技団体は強化費用の提供停止や国際大会への出場を禁止すると発表した。なお、南アフリカ共和国のラグビー協会は詳しい説明を求めると報じられている。

脚注

関連項目

  • ザ・ラグビーチャンピオンシップ
  • ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ
  • スーパーラグビー
  • インビクタス/負けざる者たち
  • スプリングボック
  • 7人制ラグビー男子南アフリカ共和国代表

外部リンク

  • 公式ウェブサイト (英語)
  • Springboks (springboks) - Facebook (英語)
  • South African Rugby (@Springboks) - X(旧Twitter) (英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ラグビー南アフリカ共和国代表 by Wikipedia (Historical)


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