第75回記念選抜高等学校野球大会(だい75かいきねんせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、2003年3月22日から4月3日まで阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会である。
この大会から「明治神宮枠」(前年秋の明治神宮野球大会の優勝校・中京(岐阜)の東海地区を1増枠)と守備のデータを重視して補欠1位校から選ぶ「希望枠」が新設され、記念大会による増枠もあり出場校が34校になった。また、この大会より前年は関東4校・東京2校だったのが、関東4校・東京1校・最後の1校を関東の5校目と東京の2校目で比較して選ぶことになった。
一般選考の補欠校にもセンバツへの「希望」を残す狙いで今大会から設けられた。 明治神宮枠を得た地区を除く地区の補欠1位校が対象。投手を含めた守備力のデータに従って決める。ただし21世紀枠を除いての同一都道府県からの3校選出を避けるため、東京枠は2枠選出する場合においては除かれる。
項目は被塁打、与残塁、失点。明治神宮大会を除く直近5試合で、各項目の1試合9イニング平均値を計算し、最初に被塁打数の多い3校、次に与残塁+失点の多い3校を除外し、残った3校のうち最も失点の少ないチームが選出される。失点が同じ場合は得失点差の大きい方、これも同じ場合は出場経験の古い、もしくはない方が選出される。翌年の第76回大会から選出方法が変更されたためこの方法が採られたのは今大会のみである。
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