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白鷺


白鷺


白鷺、䳲(しらさぎ、はくろ、英: egret)とは、ほぼ全身が白いサギ類の総称、またコサギ属の旧名である。種名ではないが、漢字表記は中国語でコサギを指す。日本ではダイサギ・チュウサギ・コサギ、およびまれに飛来するカラシラサギが該当する。時にアマサギ(冬羽は全体に白い)や、クロサギの白色型も加えられる。目前の白鷺を同定するには、大きさや、くちばし、趾(あしゆび)の色、冠羽の有無などを手掛かりとする。

形態

よく目立ち、くちばし、頸、足が長い。成鳥は、雌雄とも繁殖期の前になると頭や背に飾り羽が生じる。

生態

シラサギ類の多くは渓流など清冽な水域には生息せず、富栄養化が進んだ水域に見られる。よく他の種類のサギたちと同じ個所に集まって営巣し繁殖する。このサギ類の集団繁殖地(コロニー)は鷺山(さぎやま)と呼ばれる。

人間との関係

集団営巣することから、糞、餌や雛の腐臭や鳴き声が、人にとって公害となることがある。

徳島県では1965年(昭和40年)10月より、白いサギ科の鳥の総称としての「しらさぎ」を県の鳥に制定している。

利用

コサギは後頭に冠羽があり、日本画のモチーフとして多用されてきた。

繁殖期の背の飾り羽はとても美しく、婦人用の帽子の飾り(エグレット:フランス語で白鷺の意)に多用されたが、現在は多くの国で規制の対象となっている。

ギャラリー

脚注

関連項目

  • サギ
  • サギ科
  • しらさぎ (列車) - 山中温泉の開湯伝説に出てくる白鷺が由来になっている。
  • 白鷺城 - 姫路城、八代城の別称。姫路城では「はくろじょう」、八代城では「しらさぎじょう」と読む。
    • 転じて、「白鷺」は姫路市の雅称としても用いられている。
  • 白鷺駅
  • 白鷺山公園
  • 白鷺神社
  • カラジューム属

外部リンク

  • シラサギの見分け方

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 白鷺 by Wikipedia (Historical)