葉山町(はやままち)は、神奈川県の三浦半島西部に位置し、三浦郡に属する町。
現在、郡内唯一の自治体となっている。御用邸のある町として有名である。
三浦半島の中部西側に位置し、海岸付近を除いては丘陵地が多い。西は相模湾に面し、北は逗子市、東と南は横須賀市に接する。地理的に横須賀三浦地域に分類されることが多いが、地元では「葉山」としての独立したイメージを持つ人が多い。
地元では鐙摺海岸を日本のヨットレース発祥の地と主張しており、付近には葉山マリーナなどのマリンスポーツ施設がある。森戸、一色、長者ヶ崎の海岸は首都圏有数の海水浴場としてにぎわい、江ノ島はもちろん晴れた日には天城山脈など伊豆半島の山々から遠く富士山まで望める。別荘地としても知られ海岸沿いには有名人、著名人の自宅や別荘などが多くある。
中世には長柄に鎌倉党長江氏が本拠を置いた。1887年頃から保養地として知られるようになり、1894年に皇室の別荘として町内の一色海岸に葉山御用邸がつくられると一躍その名を高めた。この御用邸で大正天皇が崩御し、昭和天皇が践祚した。
特記なき場合「町の誕生・歴史」による。
葉山町には、6つの小中学校がある。また、国立大学が設置されている。
町内に鉄道路線はない。最寄り駅は西部では京急逗子線逗子・葉山駅またはJR横須賀線逗子駅、東部では京急本線汐入駅または横須賀線衣笠駅。
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