白鳥 由里(しらとり ゆり、1968年8月20日 - )は、日本の女性声優、歌手。神奈川県出身。81プロデュース所属。
小さい頃、テレビは8時までと決められていて、必然的にテレビアニメを見ることが多かったという。アニメに関しては絵が喋っていると思っていたが、母親から「声を当てている人がいる」と教えてもらい、声優という職業を知ったきっかけであるという。
昔はスポーツ少女で、パラグライダー、乗馬も得意だった。中学時代までソフトボール部でピッチャーをしていたという。高校時代にそれまでは、「女の子でもなんとかなるんじゃないか」と思っていたという甲子園の夢が破れてしまったこと、毎日、同じことを繰り返すのは苦手であり、「役者になったら、毎日違ったことができるんじゃないか」と思ったという。
高校在学中から、実写映画出演、俳優養成所に入所するためのオーディションなどを受けていたという。その中のひとつ、日本ナレーション演技研究所の試験に合格したのをきっかけに、声優への道を歩むことになり、元々声優になりたかったわけではなかったが「決めた!やってやろう」と思ったという。同演技研究所の第3期特待生でこの時の特待生には他に岩永哲哉がいた。養成所の同期は横山智佐。
1989年に『魔動王グランゾート』のヒルダ役で声優デビュー。声優業だけでなく、歌手としてアルバム等も出している。デビューより所属していたアーツビジョンを退所し、2005年7月1日から81プロデュース所属になる。
声種は「銀の声」と評している。
役柄としては、可憐な少女役で知られる。
『とんでぶーりん』の国分果林の身長・体重は当時の白鳥の公式のものを流用している。また、『とんでぶーりん』初期は初の声の主演、これまでと違う役柄というプレッシャーから半泣きで声を演じていたという。役を演じたことで「私は色んな役ができるんだ、どんな役をしてもいいんだ」と自由な気持ちになったと話している。
『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』でマーフィーの声を演じることが決まった後、鳴き声を観察して演技の参考にするため、動物園に向かった。しかしブッシュベイビーは滅多に鳴かない生物であり、結局2時間の間、檻の前で観察し続けた努力は徒労となったという。
スプレーペイントで家の家具をパステルグリーンとイエローにしていたが、部屋を閉め切っていたため、バスルームの壁や鼻をかんだらそれまで緑色になってしまったことがあるという。
趣味・特技はフランス語、パラグライダーA級ライセンス。
太字はメインキャラクター。
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