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名古屋市


名古屋市


名古屋市(なごやし)は、愛知県北西部の尾張地方に位置する市。愛知県の県庁所在地である。愛知県および中部地方で最多の人口を有する市であり、政令指定都市・中枢中核都市に指定されている。

概要

東京特別区部を除くと、横浜市・大阪市に次ぐ全国第3位の人口を有しており、中部地方・東海地方における行政・経済・文化の中枢を担う。名古屋市を中心とする中京圏(名古屋都市圏)は、日本の三大都市圏の一つであり、その範囲は愛知県内や岐阜県南部、三重県北部(北勢)の東海3県に及び、多くの衛星都市を持つ。2019年の都市的地域の人口は約1,024万人と推計され、メガシティの1つでもある。

古くは三種の神器のひとつである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る熱田神宮がある鳥居前町であり、江戸時代には尾張徳川家の治める名古屋城の城下町として繁栄した歴史を持つ。市章は、尾張徳川家の合印に由来する「㊇」であり、市バスの前面などにも施されている。戦前は名古屋鎮台(後の日本陸軍第3師団)や名古屋陸軍造兵廠が置かれ、軍都としての性格が強くなったことから、アメリカ軍による名古屋大空襲の被害を受けた。その際に築400年の名古屋城が消失した(その後、鉄筋コンクリートによって復元)。

中心市街地の栄エリア(中区)は中部地方最大の繁華街であり、市のシンボルである名古屋テレビ塔や久屋大通公園が所在している。また、一大ターミナル駅の名古屋駅周辺の名駅エリア(中村区)は2000年代以降の再開発により、日本有数の超高層ビル街へと変貌を遂げた。道路網も整備されており、全国に3つしかない100m道路のうち2つ(久屋大通・若宮大通)が名古屋にある。

自動車工業都市である豊田市や石油コンビナートで有名な三重県四日市市などとともに、日本最大の工業地帯である中京工業地帯の中枢を担う。全国的な製造業の本社や工場が集積しており、工場の郊外・海外移転により名古屋市自体の製造品出荷額は低下傾向にあるものの、年間3兆円を超える重工業都市でもある。名古屋港は日本を代表する国際貿易港であり、2018年での取扱貨物量および貿易額は日本一となっている。

2008年にユネスコのデザイン都市に認定された。2019年のアメリカの企業A.T.カーニーによる「グローバル都市指標」やイギリスのラフバラー大学による2020年の「GaWC研究」では「γ-」レベルの世界都市として評価されている。 また、アメリカのTIME誌において2023年版「世界の最も素晴らしい場所50選」に選出されている。

地理

位置

愛知県の南西部、濃尾平野に広がる。県内では、豊田市・新城市・岡崎市に次いで4番目に広い面積を有する市である。

名古屋市の地形は、東部の丘陵地、中央部の台地、北・西・南部の沖積地の、大きく3つに分かれる。

市の中核を担う中区・東区・中村区・熱田区・昭和区・瑞穂区は海抜10 - 15メートルの平野 で、官庁街のほか、錦・栄・矢場町・大須・金山・名駅といった大規模な商業地を持つ。

市の東部の守山区・千種区・名東区・天白区・緑区は海抜50 - 100メートルの丘陵住宅街 で、千種区の東山公園・平和公園、守山区の小幡緑地、名東区の猪高緑地・牧野ヶ池緑地、緑区の大高緑地などの森林を残した大規模な緑地公園も点在し、星が丘や藤が丘、覚王山、本山といった丘や山の字がつく地名が多く、商業も発達している。

北・西・南部(北区・西区・中村区・中川区・港区と熱田区・南区の一部)は河川の堆積作用によって形成された沖積地 のため海抜が低く、水害に悩まされてきた地域である。港区は海抜0 mの臨海工業地帯(中京工業地帯の一部)で、名古屋港を有する。港区西部は市最大の穀倉地帯が広がる。南区は港区とともに工業地を抱えている。北区・西区・中川区は主に住宅地が広がる。

以上のように市の中心部より西側は低地が多い一方、東側は台地や丘陵地帯が多いことから、名古屋市の地形は東高西低であると評されている。

地形

山岳・丘陵

河川・湖沼

主な河川と流域図
一級水系庄内川
庄内川水系のため池
二級水系境川
境川水系のため池
  • 重池(しげいけ) - 緑区鳴海町字笹塚。みどりが丘公園内にある。
  • 地蔵池(じぞういけ) - 緑区桶狭間北。
  • 西ノ池(にしのいけ) - 緑区桶狭間巻山。
  • 大池(有松)(おおいけ) - 緑区桶狭間。
  • 弁天池(べんてんいけ) - 緑区桶狭間。長福寺境内にある。
  • 東ノ池(ひがしのいけ) - 緑区桶狭間。
  • 伊勢池(いせいけ) - 緑区桶狭間上の山。
  • 大芝池(おおしばいけ) - 緑区桶狭間南。
  • 二ツ池(有松)(ふたついけ) - 緑区桶狭間神明。桶狭間公園内にある。
  • 市池(いちいけ) - 緑区桶狭間神明。
二級水系天白川
天白川水系のため池
二級水系山崎川
山崎川水系のため池
  • 猫ケ洞池(ねこがほらいけ) - 千種区平和公園。
  • 鏡ケ池(かがみがいけ) - 千種区幸川町。名古屋大学構内にある。
  • 隼人池(はやといけ) - 昭和区隼人町。隼人池公園内にある。
  • 曽池(そいけ) - 南区呼続。呼続公園内にある。
二級水系日光川
二級水系大江川
二級水系荒子川
その他の河川
中川運河
用水
  • 愛知用水

海岸

湾岸
  • 伊勢湾
干潟
  • 藤前干潟

土地

平野
  • 濃尾平野
台地
  • 熱田台地
  • 笠寺台地
  • 御器所台地
低地
  • 精進川低地
丘陵地
  • 尾張丘陵(東山丘陵・八事丘陵)

気候

夏・冬とで寒暖の差が激しい。また、1日の気温差も大きい。夏は高温多湿で非常に蒸し暑く、平均湿度が70%を超える。2018年8月3日には、千種区(名古屋地方気象台)で観測史上最高となる40.3℃を記録している。冬は乾燥した晴天の日が多く、伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹く。また、日本海側と太平洋側を分ける伊吹山地と鈴鹿山脈が濃尾平野北西の岐阜県不破郡関ケ原町付近で途切れているため、強い冬型の気圧配置になると雪雲がそこから濃尾平野に流入し、岐阜県南西部や愛知県北西部などでしばしば局地的な大雪に見舞われることがある。2005年12月19日には平成18年豪雪により、名古屋市で1947年2月3日以来、58年ぶりとなる23cmの積雪を記録。さらに、2014年12月18日にも23cmの積雪を記録した。ちなみに名古屋市の最も多い積雪量は、1945年12月19日に記録した49cmである。

人口

住民基本台帳による人口動態では、名古屋市の人口は令和2年(2020年)を境に減少に転じた。2021年の人口移動報告によると名古屋市への転入超過は1302人で、比較可能な14年以降で最少だった。男性人口に限ると大都市であるにもかかわらず転出超過に陥っている。とりわけ東京志向を背景に関東地方への転出超過が著しく、さらに新型コロナウイルスの流行により郊外志向が強まったことや、外国人労働者が入国できない状況が続いたことが人口減少の要因として挙げられている。


地域

市内の地名

行政区

名古屋市は以下の16区で構成されている。

市域と区の変遷
  • 1878年(明治11年)12月20日 - 郡区町村編制法の愛知県での施行により、名古屋城下の区域をもって名古屋区が発足。
  • 1880年(明治13年)11月 - 西春日井郡大曽根町・坂上町・森下町・新出来町・八軒屋町・古出来町を編入。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行により、名古屋市が発足。
  • 1896年(明治29年)3月25日 - 御器所村の一部(大字前津小林)を編入。
  • 1898年(明治31年)8月22日 - 愛知郡那古野村、古沢村の一部(大字東古渡)を編入。
  • 1907年(明治40年)
    • 6月1日 - 愛知郡熱田町を編入。これにより、隣町であった東海道の宿場町「宮宿」を吸収。市域が倍増。
    • 7月16日 - 愛知郡小碓村の一部(熱田新田東組・千年・稲永新田及び熱田前新田の一部(字六番東悪水・伊藤分・九番遠若組・十六番内字中川西及び字十二番の間の溝渠堤・十四番・十三番を除く地域))を編入。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 区制を実施し、中区、東区、西区、南区を設置する。
  • 1909年(明治42年)10月1日 - 愛知郡千種町の一部(字狐塚・池の内・北裏・五反田・西境・下古井・塚越・西塚・北畑・松軒・赤萩・瓦前・豊前の内、中央本線の西側)を編入。
  • 1921年(大正10年)8月22日 - 愛知郡呼続町、愛知町、千種町、八幡村、小碓村、笠寺村、荒子村、中村、常磐村、東山村、御器所村、西春日井郡枇杷島町、清水町、杉村、六郷村、金城村を編入。隣接町村のすべてを編入したことになり、市域が倍増。
  • 1928年(昭和3年)3月3日 - 愛知郡天白村の一部(八事の一部)を編入。
  • 1930年(昭和5年)6月15日 - 西春日井郡庄内町の一部を編入。
  • 1931年(昭和6年)7月15日 - 愛知郡下之一色町の一部を編入。
  • 1937年(昭和12年)
    • 3月1日 - 西春日井郡庄内町全域、愛知郡下之一色町全域、西春日井郡萩野村を編入。
    • 10月1日 - 東区から千種区、中区・西区から中村区、中区・南区から昭和区・中川区、南区から熱田区・港区を新設。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 東区・西区から北区、中区・東区・西区から栄区、昭和区・熱田区から瑞穂区を新設。
  • 1945年(昭和20年)11月3日 - 栄区を廃止し、中区に合区。
  • 1955年(昭和30年)
    • 4月5日 - 愛知郡猪高村・天白村を編入し、それぞれ千種区・昭和区の一部となる。
    • 10月1日 - 海部郡南陽町・富田町、西春日井郡山田村・楠村を編入し、それぞれ港区・中川区・西区・北区の一部となる。
  • 1963年(昭和38年)
    • 2月15日 - 守山市を編入し、守山区を新設。
    • 4月1日 - 愛知郡鳴海町を編入し、緑区を新設。
  • 1964年(昭和39年)12月1日 - 知多郡大高町・有松町を編入し、緑区の一部となる。
  • 1975年(昭和50年)2月1日 - 千種区・昭和区から名東区、昭和区から天白区を新設。
  • 1995年(平成7年)9月1日 - 日進市と境界変更。

隣接自治体

  • 名古屋市は16の市町村(11市、4町、1村)と隣接しており、日本一隣接する市町村が多い自治体となっている。
    愛知県
  • 境界未定地
    • 勅使池北岸付近(北緯35度5分9.94秒 東経137度0分51.35秒) - 名古屋市緑区鳴海町字笹塚あるいは豊明市沓掛町字勅使・字葭廻間に相当する。
    • 猪高緑地南端付近(北緯35度9分24.41秒 東経137度1分35.19秒) - 名古屋市名東区猪高町大字高針字勢子坊あるいは長久手市丁子田に相当する。

歴史

先史

縄文時代
  • 大曲輪貝塚や下内田貝塚など、縄文時代前期・晩期を中心とする集落の遺跡が、瑞穂区で発見されたことにより、当時の海岸線が現在の御器所台地などの台地や丘陵の縁に当たる場所まで入り込んでいたことが示された。
弥生時代
  • 弥生時代前期の遺跡が市北部の西区から清須市にかけて、西志賀遺跡や朝日遺跡などの大規模環濠集落の跡が発見された。また、熱田台地にある熱田区の高蔵遺跡や笠寺台地にある南区の見晴台遺跡など、台地や丘陵地にも大規模な集落跡が発見されている。
  • 天火明命を祖神とする尾張氏が本拠を置いた。尾張氏は、高倉下や天村雲命など古来より天皇家との繋がりが深く、婚姻関係による女系の系譜で近畿のヤマト王権の天皇家と深く結びつくことによって強大な勢力を築いた。

古代

古墳時代
  • 景行天皇の時代 - 尾張国造の乎止与命の子である建稲種命が日本武尊の東征の際、副将軍となる。建稲種命の妹である宮簀媛は日本武尊の妻となって出雲発祥の三種の神器のひとつ草薙剣(天叢雲剣)を預かり、熱田神宮を建ててこの剣を祀った。当時の海岸線は現在より内陸寄りで、鳥居前町の熱田は港として長く栄える。
  • 4世紀ごろから6世紀ごろまで、志段味古墳群の白鳥塚古墳や尾張戸神社古墳など造営される。6世紀ごろになると、断夫山古墳や白鳥古墳などの大規模前方後円墳が造営される。古墳の造営は、4世紀から7世紀ごろまで続いたが、年代が古い前方後円墳は、前方部の幅が狭く細長いものが多いが、年代が新しくなるにつれて、徐々に幅が広くなっていることが特徴である。
  • 古墳時代に渡来人によってもたらされたとされる陶器生産技術で、須恵器の造営が市東部の東山古窯跡群で生産され、尾張地方における窯業の産業基盤となる。
飛鳥時代
  • 天武天皇元年(672年) - 壬申の乱のとき、尾張大隅は大海人皇子(天武天皇)に私宅を提供した功により、尾張宿禰姓を与えられる。子の稲置からは熱田大宮司家と称するようになる。

中世

平安時代
  • 久安3年(1147年)- のちに鎌倉幕府を開く源頼朝が現在の熱田区誓願寺で誕生。なお頼朝の母は、熱田大宮司であった藤原季範の娘の由良御前である。
  • 治承3年(1179年)- 平清盛が起こした治承三年の政変により、当時の太政大臣であり琵琶の名手であった妙音院藤原師長が井戸田荘(瑞穂区)へ流刑となり生活していた(藤原師長謫居跡)。
その名残が「妙音通」などの地名に残っている。また、当時師長を慕っていた井戸田荘里長の娘が見送った場所で「白菊の琵琶」を贈ったことに由来する伝説が「枇杷島」の地名として残っている。

その他、闇之森八幡社社伝によると、保元の乱で破れた源為朝が伊豆大島に流罪となるが、流刑先の島で出来た子とされる尾頭次郎義次が尾張国愛知郡古渡へ来たとされる。義次は土御門天皇の命により当時紀伊国で暴れていた鬼党を討伐し、古渡一帯の領地を賦与され、「尾頭町」「尾頭橋」などの地名が残っている。またその際に朝廷から「鬼頭氏」の姓も与えられた。

鎌倉時代
  • 御家人が鎌倉へ向かう道として鎌倉街道が整備され、萱津(あま市)から入り、稲葉地(中村区)、古渡(中区)、井戸田(瑞穂区・上野街道)、鳴海(緑区)が経由地だった。当時の鎌倉街道は井戸田を境に東方面は、潮の満引きによって行程が左右されていた。
室町時代
  • 室町時代は、三管領家の斯波氏が尾張守護を務めた。守護代やその下の奉行として台頭したのが織田氏である。
戦国時代
  • 16世紀 - 織田信長は現在の愛西市で誕生し、ほどなくして中区の那古野城の城主となる。豊臣秀吉は中村区で誕生(その他にも中区でお市の方、中村区で豊臣秀長や加藤清正、名東区で柴田勝家、西区で佐々成政や丹羽長秀、南区で佐久間信盛、中川区で前田利家、緑区で豊臣秀次らも誕生している)。
  • 永禄3年(1560年) - 織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、頭角を現す。
  • 慶長6年(1601年) - 宮宿が東海道五十三次の宿場となり、西隣の桑名までは「七里の渡し」として海上で連絡する。

近世

江戸時代
  • 慶長15年(1610年) - 徳川家康が名古屋城を築城。御三家の尾張藩を立てる。
  • 慶長17年(1612年) - 清洲越しにより、清洲から町を移転。
  • 元和2年(1616年) - 尾張藩初代藩主である徳川義直が尾張に入国する。
  • 元和4年(1618年) - 徳川家康の三回忌で東照宮祭(名古屋祭)が始まる。
  • 正保4年(1647年) - 熱田新田開拓着工。
  • 慶安3年(1650年) - 第2代尾張藩主に徳川光友が就く。
  • 慶安4年(1651年) - 徳川光友が父である徳川義直の菩提を弔うために建中寺を建立し、尾張徳川家の菩提寺とする。
  • 万治3年(1660年) - 万治の大火により3,000近い民家が焼失し、これを機に広小路を開く。
  • 寛文5年(1665年) - 尾張藩に寺社奉行設置される。
  • 元禄元年(1688年) - 八事山興正寺建立。
  • 元禄8年(1695年) - 大曽根別邸(現在の徳川園)を建造し、光友の隠居所となる。
  • 正徳3年(1713年) - 第6代尾張藩主に徳川継友が就く。
  • 享保15年(1730年) - 第7代尾張藩主に徳川宗春が就き、名古屋の商業都市化を推進。
  • 享保17年(1732年) - 遊廓が許可され西小路などに郭ができる(4年で廃止)。
  • 享保20年(1735年) - 御下屋敷御薬園で朝鮮人参、甲州甘草の栽培始まる。
  • 元文4年(1739年) - 宗春が蟄居を命じられ、第8代尾張藩主に徳川宗勝が就き、7年間の倹約令が出る。
  • 宝暦11年(1761年) - 第9代尾張藩主に徳川宗睦が就く。
  • 明和7年(1770年) - 呉服町から出火し大火となる。
  • 天明3年(1783年) - 尾張藩藩校明倫堂(愛知県立明和高等学校の前身)開校。
  • 寛政4年(1792年) - 尾張藩、米切手発行。
  • 寛政12年(1800年) - 第10代尾張藩主に徳川斉朝が就く。
  • 享和元年(1801年)- 熱田前新田完成。
  • 文政10年(1827年) - 第11代尾張藩主に徳川斉温が就く。
  • 天保10年(1839年) - 第12代尾張藩主に徳川斉荘が就く。
  • 天保13年(1842年) - 天保の改革により尾張藩でも株仲間が解散となり、国産会所が設置される。
  • 弘化2年(1845年) - 第13代尾張藩主に徳川慶臧が就く。
  • 嘉永2年(1849年) - 第14代尾張藩主に徳川慶勝が就き、のちに新政府側に組することで江戸幕府を終焉に導く。
  • 嘉永7年(1854年) - 安政東海地震に見舞われる。
  • 安政2年(1855年) - 暴風雨のため新田堤防が決壊し、大被害となる。
  • 安政5年(1858年) - 第15代尾張藩主に徳川茂徳が就く。
  • 文久2年(1862年) - 第16代尾張藩主に徳川義宜が就く。
  • 慶応3年(1867年) - ええじゃないかが名古屋でも起こる。

近代

明治時代
  • 明治2年(1869年)6月20日 - 尾張藩が名古屋藩に改称。
  • 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により、名古屋藩が名古屋県(翌年愛知県に改称)になる。県庁は名古屋城内に置かれ、県庁所在地になる。
    • 愛知県初の博覧会である博覧小会を総見寺にて開催。
    • 名古屋郵便役所(のちの名古屋郵便局)が鉄砲町に開設。
  • 明治5年11月27日(1872年12月27日) - 愛知県は額田県(旧三河国および旧尾張国知多郡)を合併し、県が現在の管轄区域となる。
    • 名古屋電信局開設。
  • 1873年(明治6年) - 日本陸軍の名古屋鎮台が設置される。
  • 1874年(明治7年)5月1日 - 名古屋博覧会を東本願寺名古屋別院で6月10日まで開催。
  • 1878年(明治11年)9月15日 - 愛知県博覧会を総見寺境内に建設された名古屋博物館で11月3日まで開催。
    • 12月20日 - 郡区町村編制法施行により、名古屋区が発足。
  • 1886年(明治19年)5月1日 - 官設鉄道(現在の東海道本線)名護屋駅(翌年に名古屋駅へ改称)が開業。
  • 1888年(明治21年) - 名古屋鎮台は日本陸軍第3師団に改変された。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行により名古屋市となる。市域は現在の中区と東区を中心とする地域で、面積は13.44 km2、人口は約15.7万人。
  • 1891年(明治24年)10月28日 - 濃尾地震により大きな被害を出す。
  • 1898年(明治31年)5月6日 - 路面電車が運行開始(1974年に全廃)。
  • 同年10月1日 - 名古屋市内電話通話開始。
  • 1906年(明治39年)- 日露戦争凱旋記念博覧会を愛知県博物館 で開催。
  • 1907年(明治40年)10月30日 - 名古屋市の徽章制定。
  • 1908年(明治41年) - 行政区画としての区を設置。中区、東区、西区、南区が発足。
  • 1910年(明治43年)2月28日 - 名古屋市歌を制定(3月1日公示)。
    • 3月16日 - 第10回関西府県連合共進会を鶴舞公園にて6月13日まで開催。
  • 1911年(明治44年)5月1日 - 名古屋港線竣工。名古屋港駅設置。
    • 8月4日 - 精進川を新堀川に名称変更。
大正時代
  • 1914年(大正3年)4月1日 - 名古屋市内で上水道の供給開始。
    • 9月6日 - 鶴舞公園で名古屋電気鉄道運賃値下げ要求の市民大会に5万人が集まり、一部が暴徒化し電車焼き討ち事件が発生。
  • 1916年(大正5年)10月28日 - ペストの流行拡大に備えネズミの買入を始める。10万頭8700匹が捕獲。また11月1日からは市内398箇所にトラップが仕掛けられ約1万匹捕獲。
  • 1922年(大正11年)4月1日 - 屎尿の汲み取りを市の直営事業化。7月には浄化施設として千種汚物所が設置。
  • 1923年(大正12年)4月1日 - 大須の旭廓が移転し、中村遊廓が開業。
  • 1925年(大正14年)
    • 7月15日 - NHK名古屋放送局(JOCK)がラジオ本放送を開始。
    • 9月11日 - 暴風雨。市内の浸水家屋約2万戸。
    • 10月1日 - 国政調査で初めて人口第3位となる。1921年の合併と1923年9月1日発生の関東大震災から逃れてきた移住者が加わったことも関係。
昭和時代・戦前
  • 1928年(昭和3年)9月15日 - 御大典奉祝名古屋博覧会を鶴舞公園で11月30日まで開催。
  • 1930年(昭和5年) - 名古屋市営バスが運行開始。中川運河竣工。
  • 1933年(昭和8年)10月1日 - 現在の名古屋市役所本庁舎が完成。
  • 1935年(昭和10年)10月1日 - 国勢調査で初めて人口100万人を突破。
    • 4月3日 - 東山公園が開園。
  • 1936年(昭和11年)1月15日 - 新愛知新聞社(現在の中日新聞社の前身)を親会社とするプロ野球チーム・名古屋軍(現:中日ドラゴンズ)が誕生。
  • 1937年(昭和12年)
    • 3月15日 - 南区(現在の港区港明)で名古屋汎太平洋平和博覧会を5月31日まで開催。
    • 3月24日 - 東山動植物園が開園。
  • 1938年(昭和13年)6月26日 - 関西急行電鉄(現・近畿日本鉄道)の関急名古屋駅(現・近鉄名古屋駅)が開業。
  • 1941年(昭和16年)
    • 6月1日 - 名古屋陸軍造兵廠の前身である名古屋陸軍造兵廠高蔵製造所鷹来分工場が発足した。
    • 8月12日 - 名古屋鉄道の新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)が開業。
    • 10月 - 松葉公園が開園。
  • 1942年(昭和17年)2月1日 - 味噌と醤油の配給制度が始まる(県下は豊橋市、岡崎市、一ノ宮市、半田市、瀬戸市も同日から実施)。同時に衣料品にも点数切符制が導入された。
  • 1944年(昭和19年)12月7日 - 東南海地震が発生。
  • 1945年(昭和20年)3月12日 - アメリカ軍による初の市街地大規模空襲を受ける(63回に及ぶ名古屋大空襲初日)。
    • 5月14日 - 空襲により名古屋城の天守や金鯱が焼失。人口が60万人をわずかに下回る。

現代

戦後
  • 1946年(昭和21年)10月22日 - 昭和天皇が引揚者援護施設などに行幸(昭和天皇の戦後巡幸の一環)。
  • 1948年(昭和23年)12月2日 - 中川区山王に中日スタヂアム(現・ナゴヤ球場)が開場。
  • 1951年(昭和26年)9月1日 - 中部日本放送(CBC)が日本初となる民間放送によるラジオ放送を開始。
  • 1954年(昭和29年)
    • 3月1日 - NHK名古屋放送局がテレビ(JOCK-TV)本放送を開始。
    • 6月19日 - 中区錦の久屋大通公園内に名古屋テレビ塔が竣工。
    • 10月12日 - プロ野球 (NPB) の中日ドラゴンズが球団創設後、初のセントラル・リーグ優勝を決める。
    • 11月7日 - 中日ドラゴンズが西鉄ライオンズとの日本シリーズを制し、初の日本シリーズ優勝(日本一)を決める。
  • 1955年(昭和30年)10月10日 - 第1回名古屋まつりを開催。
  • 1956年(昭和31年)
    • 9月1日 - 政令指定都市に指定される。
    • 12月1日 - 中部日本放送(CBC)がテレビ放送を開始。
  • 1957年(昭和32年)11月15日 - 名古屋市営地下鉄1号線(東山線)の名古屋駅 - 栄町駅間と地下街が開業。
  • 1958年(昭和33年)2月1日 - 新東海テレビ(現:東海テレビ)設立。
  • 1959年(昭和34年) - 名古屋城の金鯱が復元される。
    • 9月26日 - 伊勢湾台風襲来。南部を中心に戦後最大級の重篤な被害を出す。
  • 1961年(昭和36年)9月6日 - 名古屋テレビ設立。
  • 1962年(昭和37年)11月3日 - 名古屋市科学館が開館。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線が開通。新幹線の名古屋駅も開業。
  • 1965年(昭和40年)10月15日 - 名古屋市営地下鉄2号線(名城線)、栄町駅 - 市役所駅が開通。
  • 1966年(昭和41年) - 県道115号の黄金跨線橋が開通。
  • 1968年(昭和43年)4月25日 - 東名高速道路が開通、名古屋IC設置。
  • 1969年(昭和44年)
    • 人口200万人を突破。
    • 国道22号名岐バイパスが開通。第1回ミス名古屋コンテスト開催。
  • 1971年(昭和46年)12月20日 - 市営地下鉄2号線(名城線)、市役所駅 - 大曽根駅が開通し、地下鉄2号線が全線開通。
  • 1972年(昭和47年)10月5日 - 国道23号名四国道が全線開通。
  • 1974年(昭和49年)
    • 3月30日 - 市営地下鉄4号線(名城線)、新瑞橋駅 - 金山駅が開通。
    • 10月12日 - 中日ドラゴンズが20年ぶり、通算2回目のセ・リーグ優勝を決める。
  • 1975年(昭和50年) - 国道41号名濃バイパスが開通。
  • 1976年(昭和51年)9月12日 - 台風17号による集中豪雨。12日までに床上浸水2300戸以上、床下浸水43000戸以上の被害。
  • 1977年(昭和52年)3月18日 - 市営地下鉄3号線(鶴舞線)、伏見駅 - 八事駅が開通。
  • 1979年(昭和54年)7月25日 - 名古屋高速道路が開通する。
  • 1981年(昭和56年)9月30日 - 第84回IOC総会(西ドイツのバーデンバーデン)で1988年夏季オリンピック招致に失敗(名古屋オリンピック構想)。
  • 1982年(昭和57年)
    • 9月21日 - 市営地下鉄1号線(東山線)、高畑駅 - 中村公園駅が開通し、地下鉄1号線が全線開通。
    • 10月18日 - 中日ドラゴンズが通算4回目のセ・リーグ優勝を決める。
  • 1984年(昭和59年) - 東山動物園にコアラがお目見え。
  • 1988年(昭和63年)10月7日 - 中日ドラゴンズが通算4回目のセ・リーグ優勝を決める。
平成
  • 1989年(平成元年)
    • 7月15日 - 名古屋市制100周年を迎え、世界デザイン博覧会を同年11月26日まで開催。
    • 9月10日 - 市営地下鉄6号線(桜通線)、中村区役所駅 - 今池駅が開通。
  • 1990年(平成2年)- 熱田区に国際会議などへの対応能力を備えた「名古屋国際会議場」が完成する。
  • 1992年(平成4年)10月29日 - 名古屋港水族館が開館。
  • 1993年(平成5年)8月12日 - 市営地下鉄3号線(鶴舞線)、上小田井駅 - 庄内緑地公園駅が開通し、地下鉄3号線が全線開通。
  • 1997年(平成9年) - 同年より、中日ドラゴンズの本拠地がナゴヤ球場(中川区露橋)からナゴヤドーム(東区大幸南 / 2021年より「バンテリンドーム ナゴヤ」)に移転。
  • 1999年(平成11年)9月30日 - 中日ドラゴンズが通算5回目のセ・リーグ優勝を決める。
  • 2000年(平成12年)
    • 5月17日 - JRセントラルタワーズ(ジェイアール名古屋タカシマヤ)が全面開業。
    • 9月11日-12日 - 名古屋市およびその周辺で集中豪雨(名古屋市で2日間に一年の降水量の3分の1を越える567ミリの降水量)。東海豪雨とも呼ばれる。
  • 2003年(平成15年)3月27日 - 市営地下鉄上飯田線、平安通駅 - 上飯田駅が開通。
  • 2004年(平成16年)
    • 10月1日 - 中日ドラゴンズが通算6回目のセ・リーグ優勝を決める。
    • 10月6日
      • 名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)が開通。
      • 市営地下鉄4号線(名城線)、名古屋大学駅 - 新瑞橋駅が開通し、地下鉄4号線が全線開通。同日より2号線とともに環状運転開始。2号線の金山駅 - 名古屋港駅を名城線から名港線へ名称変更。
  • 2005年(平成17年)
    • 2月17日 - 中部国際空港開港。名古屋空港から国際線全路線が移転し、新しい中部地方の空の玄関口となる。名古屋空港は名古屋飛行場(県営名古屋空港)に改称し、国内線用空港となる。
    • 3月6日 - 名東区の藤が丘駅 - 豊田市の八草駅(開通から翌2006年3月末までは「万博八草」)まで愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が開通。
    • 3月17日 - 安心・安全・快適条例施行により名古屋駅・栄駅・金山駅・藤が丘駅周辺が路上禁煙地区になる。
    • 3月18日 - 愛・地球博ささしまサテライト会場デ・ラ・ファンタジア開催。
    • 3月23日 - 名古屋城の金鯱が市内16区で展示。愛・地球博開会式に展示されるため、2体が同時に2日間名古屋市を離れる。
    • 3月25日 - 愛・地球博が、9月25日まで開催された。
    • 5月29日 - 名古屋市交通局主催の花バスが運行終了、39年の歴史に幕を下ろす。
    • 9月25日 - 愛知万博が無事185日間の会期を終えて閉幕、目標の1,500万人を大きく上回る約2,200万人が来場し、成功裏に幕を閉じた。
  • 2006年(平成18年)10月10日 - 中日ドラゴンズが東京ドームで巨人との優勝決定戦を延長12回表タイロン・ウッズの満塁本塁打などで制し、通算7回目のセ・リーグ優勝を決める。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月6日 - ミッドランドスクエアが全面開業。
    • 11月1日 - 中日ドラゴンズが53年ぶりに日本シリーズで優勝。球団創設以来2度目の日本一に輝く。
    • 11月10日 - 名古屋港開港100周年記念開港祭をガーデン埠頭で開催。
    • 11月15日 - 名古屋市営地下鉄開業50周年記念日、藤が丘工場で記念イベントを開催。
  • 2008年(平成20年)10月22日 - ユネスコのデザイン都市に認定(神戸市とともにアジア初)。
  • 2009年(平成21年) - 名古屋市は、地下鉄を利用する中高生や大学生を対象に、自宅と学校間だけでなく、塾やバイト先にも使える「学生定期券」を、2010年3月からの販売を決定した。通学に限らず自由な区間で定期を買えるのは全国で初。料金は据え置いたまま利便性を上げる工夫で、学生のいる家庭には相当な負担減となる。
  • 2010年(平成22年)
    • 10月1日 - 中日ドラゴンズが通算8回目のセ・リーグ優勝。
    • 10月11日 - 第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)を開催。名古屋議定書が採択される。
    • 11月20日 - 名古屋グランパスがプロサッカーJ1リーグ初優勝を決める。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月27日 - 市営地下鉄6号線(桜通線)、野並駅 - 徳重駅開通。
    • 10月18日 - 中日ドラゴンズがプロ野球セントラル・リーグにおいて、球団史上初のリーグ2連覇達成。
  • 2013年(平成25年)9月27日 - この日から約2か月間にわたり第3回「なごやめし博覧会2013」が開催される。名古屋市内の273店が参加した。
  • 2014年(平成26年) -待機児童ゼロを達成。
  • 2015年(平成27年)
    • 4月15日 - 港区金城埠頭において、世界8か所目かつ国内初のレゴランド屋外テーマパーク「レゴランド・ジャパン名古屋」の建設工事着工。
    • 9月19日 - 熊本市に続き国内2番目のフェアトレード・タウンとして認定を受ける。
  • 2016年(平成28年)
    • 7月25日 - 緑区の旧東海道沿いにある有松町の町並みが、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される。
  • 2017年(平成29年)
    • 4月1日 - レゴランド・ジャパン開業。
    • 10月5日 - ささしまライブ24にグローバルゲート全面開業。
    • 12月7日 - 12月10日 - 「ISU国際グランプリファイナルフィギュアスケート競技大会 愛知・名古屋2017」開催。
  • 2018年(平成30年)
    • 3月29日 - 名古屋めしやお土産屋を中心とした店舗が集まる「金シャチ横丁」が完成。
    • 6月8日 - 名古屋城本丸御殿の復元が完了し、一般公開された。
令和
  • 2019年(令和元年) - 名古屋市は、税収が過去最高となった。税収が過去最高を更新したのは、1997年度以来21年ぶり。企業収益が改善し、過去最高の税収となった。名古屋市は、宅地開発や商業施設のオープンなどで人口が増加し、名古屋市守山区に上志段味小学校が新設された。名古屋市に小学校が新設されるのは、9年ぶり。
    • 6月1日 - 天皇・皇后が第70回全国植樹祭臨席のため、愛知県へ令和初の地方行幸を実施した。その際に名古屋観光ホテルに宿泊し、提灯奉迎が行われた。
    • 10月 - 名古屋市は、市内のJR東海と名鉄、近鉄でも「敬老パス」を利用できるように見直すことを決定。
    • 11月22日・23日 - G20 外務大臣会合が、中区にある名古屋観光ホテルで開催された。
  • 2020年(令和2年)、名古屋市に日本最大級のPark-PFI事業「Hisaya-odori Park」が開業。
    • 11月 - 名古屋市は、「敬老パス」の対象に、名鉄バスと三重交通バスを加える方針を固めた。2022年2月から名鉄バスも「敬老パス」を利用できる様になる。システム改修が間に合えば、三重交通バスも同時期から「敬老パス」を使用できる様になる。
    • 12月 - 名古屋市は、日本将棋連盟と協定を締結。愛知県出身の藤井聡太二冠の活躍を受け、名古屋市が将棋の普及のため、「子供たちの練習会の会場として、名古屋市公会堂を半額で貸し出すこと」を将棋連盟に提案し、実現した。
  • 2021年(令和3年)
    • 5月1日 - 名古屋第二環状自動車道 名古屋西JCT - 飛島JCT間が開通し、全線開通。
  • 2026年(令和8年) - 愛知県と共同でアジア競技大会・アジアパラ大会開催予定。

行政

市長

行政機構

以下の局、室および16の区役所、その他行政委員会などにより組織される。

市長室

  • 副市長(3名)

行政局

行政委員会

議会

名古屋市会

市議会議員の年収は1455万円(2019年時点)。2011年(平成23年)に800万円まで引き下げられた事もあった。

愛知県議会

  • 定数:31名
  • 任期:2019年(令和元年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日

衆議院

  • 任期:2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)

官公庁・施設

国家機関

中部地方・東海地方を所管する中央省庁の出先機関(地方支分部局)の多くが中区三の丸界隈に置かれている。

行政機関など

司法機関など

  • 裁判所
    • 名古屋高等裁判所
      • 名古屋地方裁判所、執行部、事務局出納第二課
      • 名古屋家庭裁判所、執行部、事務局出納第二課
      • 名古屋簡易裁判所
  • 中部弁護士会連合会
  • 愛知県弁護士会

施設

警察

本部
  • 愛知県警察
警察署

消防

本部
  • 名古屋市消防局
消防署

医療

愛知県災害拠点病院

郵便局

主な郵便局

文化施設

図書館
交流施設
  • 名古屋市生涯学習センター - 各区に所在
MICE施設
  • 名古屋国際会議場(センチュリーホール)
  • 名古屋市国際展示場(ポートメッセ名古屋)
  • 名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)

対外関係

姉妹都市・提携都市

名古屋市の姉妹友好提携都市は6国の6都市と結ばれており、さまざまな分野での交流が年間を通して両都市間で活発に行われている。また、各都市からの記念品が名古屋市中区三の丸の名古屋市公館(名古屋迎賓館)地下1階にある国際交流展示室や久屋大通公園で一般公開されている。なお2012年から南京市とは交流を停止している。

海外

姉妹都市
パートナー都市
その他
  • 健康都市連合
    それぞれの都市の居住者の健康を守り、また生活の質の向上のために取り組む複数の都市のネットワークである。
  • イクレイ
    持続可能性を目指す地方自治体による国際的な組織。愛知県と豊田市も所属している。

日本

提携都市
その他
  • 織田信長サミット
    2009年(平成21年)より、織田信長との関係が深い市町および関係を大切にしている市町の集まりに参加している。

姉妹港・友好提携港

名古屋港は日本の主要な国際貿易港(五大港)のひとつであり、2016年度のデータでは、取扱貨物量は国内最大、貿易額においては東京港に次いで2位。黒字幅が大きいのが特徴で輸出額に絞れば約11.7兆円と突出した規模である。

友好姉妹港
友好港
友好交流港

姉妹空港・提携空港

名古屋市を含む4市町にまたがる県営名古屋空港は、アメリカ合衆国ワシントン州のモーゼスレイク市にあるグラント郡国際空港と姉妹空港提携を行っている。

国際機関

国際連合機関

  • 国際連合地域開発センター
  • 愛知県図書館(国際連合寄託図書館)(2010年度をもって指定解除)

領事館

総領事館
領事館
  • 在名古屋アメリカ合衆国領事館
  • 在名古屋カナダ領事館
名誉総領事館
名誉領事館

金融機関

外国政府関連機関

経済

中日本・中部地方の経済の中心地である。名古屋市を核とする中京圏の域内総生産は約4,038億ドル(2021年度)であり、これは国内で3番目、世界で第40番目の規模である。 日本三大証券取引所の一角である名古屋証券取引所や名古屋商工会議所・中部経済連合会などの金融商品取引所や経済団体などが存在する。

名古屋港は日本を代表する国際貿易港であり、2018年での取扱貨物量および貿易額は横浜港や神戸港を上回り全国一であった。

2017年度の名古屋市の名目市内総生産は13兆5,860億円である。

名古屋中小企業投資育成などのベンチャーキャピタルも所在し、投資先企業の価値向上を図るなど活発的な経済活動が行われている。近年では、日本の中央部に位置している立地を活かして「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ(GNI)」のような、域内の産業経済をより世界にオープンなものとし、世界から優れた「企業・技術・人・情報」を呼び込むことを目的とした、行政・産業界・大学・研究機関など官民が一体となって行うプロモーション活動、企業誘致活動などが日本初のモデルプロジェクトとして行われている。

名古屋市の都市開発は高度成長期の昭和30年代半ば以降、市の外縁部で大きく進んだが、その恩恵を主に受けたのは名東区・天白区などの市東部である一方、中川区・港区などの市西部は交通網整備・住宅地開発などの都市開発が遅れ、1987年(昭和62年)時点では人口増加率・地価上昇率ともに市東部が市西部を著しく上回っていた。また市内の人口分布の中心を示す「人口重心」も初めて区政が敷かれた明治41年時点では中区栄三丁目(1988年当時、丸栄百貨店があった付近)に位置していた一方、戦前はまっすぐ南へ移動していき、戦後になると東または南東方向へ移動するようになり、特に1970年(昭和45年)から1975年(昭和50年)にかけては東進が著しかった。1970年(昭和45年)以降は1985年(昭和60年)時点まで、市の人口重心は昭和区に位置していた。このことから名古屋の都市構造、および都市発展は東高西低と評されている。

第一次産業

農業

市内の大半が宅地、商工業地帯となっているため全般には振るわない。農地の大半は庄内川以西の中川区や港区に立地し、野菜と水稲を栽培し、大消費地に立地するという優位性を生かした地産地消の推進に取り組んでいる。

  • 鍋料理に欠かせない白菜の発祥の地である。そのため現在でも白菜の品種名は「野崎白菜二号」や「愛知白菜」など名古屋と関連する名前が多い。
  • フキの生産量が全国1位である愛知県東海市をはじめとして、名古屋市西部を中心に食用フキの栽培が盛んである。

水産業

  • 水産では下之一色町が1955年ごろまで漁港だった。その名残で魚市場が2021年3月まで存在していた。
  • 小規模ではあるが、市内の運河や堀川などから出航し、イカナゴ・イワシなどを漁獲する水産業もある。民間の釣り船では名古屋港内でハゼやスズキが釣れる。

第二次産業

工業

豊田市や四日市市などとともに中京工業地帯の中核都市であり、自動車産業、航空宇宙産業、鉄道車両、鉄鋼、特殊鋼、電機、セラミックス産業などが盛んである。名古屋市の製造品出荷額は1991年度には6兆円を超えていたが、本社機能を残して工場が郊外・地方や海外に移転したことにより減少し、2017年度の統計では3兆3,636億円であった。

主要な製造業の工場

第三次産業

商業

2007年度の名古屋市の卸売業販売額は約27兆656億円で全国で東京都区部・大阪市に次ぐ。また小売業販売額は約3兆1,917億円で東京都区部・大阪市・横浜市に次いで額が大きい。

2000年代に再開発が進み、名駅エリアを中心に高層ビルの建設が急速に進んでいる。2020年代になると栄エリアにも高層ビル建設が複数計画されている。

栄、名駅、大須、金山などが市外からも広く集客する繁華街となっており、栄と名駅一帯には広大な地下街が広がっている。東部の今池千種エリア、西部のささしまライブ24、南部の金山エリアや北部の大曽根エリアが、乗り換えのターミナルとなったり、新たなオフィス街が形成されるなど、副都心・新都心として発達している。

また、グルメ激戦区として名を馳せており、特有の文化を持った「名古屋めし」などを筆頭にさまざまな料理が集まる。2019年には、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版 が出版されるなど、世界的にも注目が集まっている。

名駅
大須
金山
主な商業施設

本社を置く企業

上場企業
その他のおもな企業

情報・生活

マスメディア

新聞社・通信社

一般紙
  • 中日新聞社名古屋本社(中日新聞・中日スポーツ)
  • 中部経済新聞社本社(中部経済新聞・日刊ゲンダイ中部版)
  • 朝日新聞名古屋本社(朝日新聞)
  • 毎日新聞中部本社(毎日新聞)
  • 読売新聞中部支社(読売新聞・スポーツ報知中部版)
  • 日本経済新聞名古屋支社(日本経済新聞)
  • 産業経済新聞社中部総局(産経新聞)

※全国紙は愛知県・岐阜県・三重県

スポーツ紙・専門紙
  • 日刊スポーツ新聞西日本名古屋本社(日刊スポーツ)
  • スポーツニッポン新聞社大阪本社名古屋オフィス(スポーツニッポン)
  • 東京スポーツ新聞社中部支社(中京スポーツ)
  • 日本農業新聞中部支所
通信社
  • 共同通信社名古屋支社
  • 時事通信社名古屋支社
  • 電通中部支社

テレビ放送局

地上波テレビ局
  • 日本放送協会 (NHK) 名古屋放送局(総合・教育)
  • 東海テレビ放送(THK、東海テレビ)(FNN・フジテレビ系列)
  • 中京テレビ放送(CTV、CHUKYO TV)(NNN・日本テレビ系列)
  • CBCテレビ (CBC)(JNN・TBS系列)
  • 名古屋テレビ放送(NBN、メ〜テレ)(ANN・テレビ朝日系列)
  • テレビ愛知 (TVA)(TXN・テレビ東京系列)

※放送対象地域は、NHK名古屋総合・テレビ愛知は県域放送、他は当県、岐阜県、三重県の「東海3県」を放送エリアとする中京広域圏としている。

ラジオ放送局

  • 日本放送協会(NHK)名古屋放送局(ラジオ第1・ラジオ第2・FM)
  • CBCラジオ(CBC)(JRN系列)
  • 東海ラジオ放送(SF、東海ラジオ)(NRN系列)
  • エフエム愛知(FM AICHI)(JFN系列)
  • ZIP-FM(JFL系列)
  • MID-FM(コミュニティ放送)

※放送対象地域は、NHK名古屋第1・第2とCBCラジオ、東海ラジオは当県を含む中京広域圏、NHK名古屋FMとFM AICHI、ZIP-FMは県域放送としている。

ライフライン

電力

  • 中部電力(本社:東区) - 名古屋財界の有力企業新御三家、かつての五摂家の一社。中部経済連合会会長を度々輩出している。
    • 中部電力パワーグリッド - 中部電力における一般送配電事業。
  • JERA - 中部電力と東京電力とが出資する発電会社。

ガス

東邦ガス(本社:熱田区)- 日本四大都市ガスの1つである。また、名古屋財界の有力企業「五摂家」の一社に挙げられる。

主要事業所
  • 名古屋支社(千種区)
  • 星が丘事業所(千種区)
  • 北事業所(北区)
  • 笠寺事業所(南区)

水道

  • 名古屋市上下水道局
営業所

電信

  • 西日本電信電話(NTT西日本)東海事業本部名古屋支店 - NTT西日本-東海(NTTビジネスソリューションズ)
事業所
  • 名古屋中央支店(NTT栄ビル)- 中区
  • 名古屋東支店(NTT覚王山ビル)- 千種区
  • 名古屋南支店(NTT名古屋港ビル)- 港区
市外局番
  • 市外局番は市内全域で052(名古屋MA)が使用される。

教育・研究機関

大学

多くの大学が名古屋市内にキャンパスを置く。郊外への移転が著しい時期もあったが、最近では都心回帰も見られる。

国立大学
  • 名古屋大学 東山キャンパス・大幸キャンパス・鶴舞キャンパス
  • 名古屋工業大学
公立大学
  • 愛知県立大学 守山キャンパス・サテライトキャンパス
  • 愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー SA・KURA
  • 名古屋市立大学 桜山(川澄)キャンパス・田辺通キャンパス・滝子(山の畑)キャンパス・北千種キャンパス
私立大学

専門職大学

私立
  • 国際ファッション専門職大学名古屋キャンパス
  • 名古屋国際工科専門職大学

専修学校

高等学校

中学校

小学校

幼稚園

特別支援学校

研究機関

インターナショナルスクール

国際バカロレア認定校
  • 名古屋国際学園 名古屋インターナショナルスクール - 国際バカロレア認定校
ブラジル学校
  • コレージオ・ブラジル・ジャパン
朝鮮学校
  • 学校法人愛知朝鮮学園 名古屋朝鮮初級学校 - 幼稚部も設定されている。

指定自動車教習所

学校教育以外の施設

職業能力開発校
  • 愛知県菓子技術専門校
  • 愛知県板金技能専門校
  • 中部職業能力開発促進センター名古屋港湾労働分所
  • 名古屋建築技能大学校

交通

空路

空港

現在、名古屋の空の玄関口は、市南郊の知多半島にある常滑市沖に浮かぶ海上空港中部国際空港(セントレア)と市北郊の北区・小牧市・西春日井郡豊山町・春日井市にまたがる名古屋飛行場(県営名古屋空港、小牧空港)である。

県営名古屋空港(名古屋飛行場)- 別名小牧空港

かつて国内線、国際線共に多く発着していた旧名古屋空港(小牧空港)は、2005年に開催された愛知万博に合わせて開港した中部国際空港に主たる機能を移転後、県営名古屋空港と改称。現在ではERJを主力機材とするフジドリームエアラインズ(FDA)が国内8か所(青森、花巻、山形、新潟、高知、福岡、熊本、出雲)に就航している。この小牧空港周辺には、国産初のジェット旅客機であるMitsubishi SpaceJetを製造する三菱航空機も、名古屋飛行場敷地に隣接する土地に製造拠点を置いており、旧名古屋空港時代から航空自衛隊の小牧基地と滑走路を共同使用する軍民共用空港である。

空港アクセスに関する観光案内表記では中部国際空港は「名古屋/中部」、県営名古屋空港(名古屋飛行場)は「名古屋/小牧」と表記されるため、航空便で名古屋市に到着する場合は、あらかじめどちらの空港へ到着するのか注意が必要である。

中部国際空港

基本的に国内地方路線8路線が発着する名古屋飛行場(小牧空港)路線以外は、すべて中部国際空港への到着となる。デルタ航空によるアメリカ合衆国/デトロイト線や、ルフトハンザドイツ航空によるドイツ連邦共和国/フランクフルト線、フィンエアーによるフィンランド共和国/ヘルシンキ線などの欧米諸国との間に国際定期直行便が運航されているほか、東南アジアおよび東アジア各地(中国各都市・韓国・台湾)への国際便も高頻度で定期運航されている。太平洋諸地域(ハワイ/ホノルル、グアム、サイパンなど)への直行便も1年を通して定期運航されている。2010年以降はジェットスタージャパンや春秋航空などといった格安航空会社(LCC)も中部空港へ就航し、それぞれ国内外への定期路線を運航している。

中部国際空港へのアクセスは、名古屋市南部の鉄道ターミナル駅である金山駅や、JR東海本社ビルと地下通路で連絡している名鉄名古屋駅から空港特急および空港急行が発着している。名鉄名古屋駅と名鉄常滑線・空港線直通特急ミュースカイにより最速28分で結ばれている。また各区の中心駅や郊外名東区藤が丘など、市内各所中心地から中部国際空港へ向かう高速バスも運行されている。

県営名古屋空港とは直接の鉄道アクセスはないが、バス路線と都市高速道路が整備されている。

鉄道

名古屋市営地下鉄と名古屋市営バスを経営する名古屋市交通局を中心に、鉄道はJR東海、名古屋鉄道(名鉄)、近畿日本鉄道(近鉄)の主要3社が乗り入れている。市の中核を担うターミナル駅としては名古屋駅・栄駅・金山駅がある。

鉄道の代表駅である名古屋駅は、名古屋の旧城下町西部に位置する「笹島」と呼ばれていた湿地を埋め立てた場所に位置している。現在では名古屋市の都心の1つとなっている。東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅の他に名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅、地下鉄・あおなみ線の名古屋駅があるが、それらをまとめて「名古屋駅」、あるいは略されて「名駅」(めいえき)と呼ぶことがある。名駅という呼称は、名古屋駅周辺の行政地名(中村区・西区名駅一丁目から五丁目、中村区名駅南一丁目から五丁目)にもなっている。

鉄道路線

各区の主要駅

名古屋市を構成する16区の主要駅は以下の通り。さまざまな利用の起点・目的点として代表される駅である。太字は区役所最寄駅。

市内の廃止駅

名古屋鉄道
  • 一宮線:柳橋駅、押切町駅、平野町駅、枇杷島駅
  • 瀬戸線:堀川駅、本町駅、護国神社前駅、大津町駅、久屋駅、土居下駅、師範下駅、社宮祠駅、坂下駅、稲荷山駅、駅前駅、守山口駅、木ヶ崎駅、笠寺道駅、小幡原駅
  • 名古屋本線:枇杷島橋駅、井戸田駅、南井戸田駅、東笠寺駅
  • 小牧線:瀬古駅
  • 常滑線:秋葉前駅、傳馬町駅、山崎川駅(貨物駅)
JR東海
  • ナゴヤ球場正門前駅(臨時駅)
JR東海・JR貨物
  • 西名古屋港駅(貨物駅)
JR貨物
名古屋港駅(貨物駅)
日本国有鉄道
  • 堀川口駅(貨物駅)、白鳥駅(貨物駅)、名古屋市場駅(貨物駅)

バス

路線バス

バス路線は市バスのほか、名鉄グループの名鉄バス、近鉄グループの三重交通などが周辺区を中心に路線を運営している。バス利用についても市バスが路線密度の高さからもっとも多くの利用者を集めている。名鉄バス、三重交通バスについては、一部地域での運営にとどまっているが、基幹バスや星ヶ丘駅発着路線など、利用率の高いものもある。

名古屋市営バス(市バス)の大部分が均一運賃の前乗り後降り先払いであるのに対し、名鉄バス・三重交通バスは整理券による区間制運賃で後乗り前降り後払い方式である。市バスでも、名鉄と共同運行する基幹2系統や名古屋ガイドウェイバスに直通するゆとりーとラインでは後乗り前降り後払いの方式をとっている。名鉄バスと三重交通バスの市バス競合区間は市バスと同額の均一運賃である。

バスターミナル

代表的なバスターミナルとして、栄地区のオアシス21バスターミナル、名駅地区の名鉄バスセンター・名古屋バスターミナルがあり、多くの中長距離路線バスが乗り入れている。

この他にも地下鉄の主要駅を中心にバスターミナルが設置され、周辺区において地下鉄へのフィーダー輸送の役目を果たしている。

道路

名古屋市の大量の交通は卓越した道路網が支えている。碁盤の目のように片側3 - 5車線の道路が走っており、幅広い道路設計により名古屋高速道路を中心部に通すことも容易であった。100m道路と呼ばれる幅員約100メートルの広い道路(久屋大通と若宮大通)は名古屋の自慢にもなっている。なお、一本の道路幅が100メートルなのではなく、上り車線と下り車線および車線間にある20メートルほどの中央分離帯を加えて100メートルと呼んでいる。途中の中央分離帯は公園のようになっており安全に休むことができるため、歩行者は100メートルを一気に渡り切る必要もプレッシャーもない。

日本一ともいわれる広い道路網の原点は、広小路で見られるような江戸時代にあった「万治の大火」後の防火帯としての役割にある。後にくる車社会を見越し、太平洋戦争の戦災復興都市計画に基づいてさらに整備されたものである。この都市計画は大変大胆なもので、空襲により焦土化した市街地に幅員の広い道路を何本も東西南北に通し、市内各所にあった墓地をすべて1か所に集約するというものであった。戦後日本の急速な経済成長により、大胆な都市計画は結実した。この計画の責任者は田淵寿郎技監で、その功績により1966年に「名誉市民」の称号が贈られている。

市内の中心部には環状に名古屋高速都心環状線が走り、外側に名古屋第二環状自動車道が環状に市域を取り巻く。都心環状線以外の名古屋高速道路の各路線が中心部から放射状に延びており、中心部と郊外や他の高速道路とを結ぶ。市東郊外の名東区に東名高速道路の名古屋インターチェンジがあり、都心部の繁華街(栄地区や大須付近)からは名古屋高速道路と名古屋第二環状自動車道を利用すれば15分程度、一般道(愛知県道60号名古屋長久手線など)では渋滞のない状態で30分 - 45分程度となっている。南部の湾岸エリアには伊勢湾岸自動車道が通っている。そのほか、郊外にも名神高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道、知多半島道路などが接続しており、一般道を含め道路インフラの整備が大変進んでいる地域ともいえる。

また、有料高速道路以外にも名四国道、西知多産業道路、名岐バイパスのような複数の高規格バイパスが存在する。

市内を通る高速道路のうち伊勢湾岸自動車道、知多半島道路を除いて料金水準が大都市近郊区間と同じ水準である。

高速道路

国道

市内の主な通り

幹線部の通り
中心部の通り
金城埠頭中心部の通り
  • 南京大路
  • メキシコ大通
  • ロサンゼルス大通

ナンバープレート

名古屋市(中川区)の中部運輸局愛知運輸支局から交付されるナンバープレートには、「名古屋」の地名が表示される。これを俗に「名古屋ナンバー」という。1965年3月1日に「愛(知)ナンバー」から「三河ナンバー」が分離されるのを機に変更された。さらに1979年8月6日には「尾張小牧ナンバー」が分離された。2020年時点で「名古屋ナンバー」が交付されている地域は、名古屋市、大府市、東海市、知多市、半田市、常滑市、知多郡、津島市、愛西市、弥富市、あま市、海部郡、豊明市、日進市、長久手市、愛知郡である。

航路

港湾

名古屋港は宮の渡しで有名だった熱田港が周辺海域の干拓の進展や、浅い水深で近代港湾としての機能を果たせないとの観点から、熱田前新田の沖合いを埋立・浚渫して築港された近代港湾である。第2次世界大戦で被害を受けるが、戦後はこの跡地への他工場進出や、地元資本と富士製鐵の合弁の東海製鐵(日本製鉄名古屋製鉄所の前身)が進出するなどして発展した。伊勢湾に面しており、西から弥富市、飛島村、名古屋市港区、東海市、知多市と5つの市町村にまたがる。周辺施設名には「名港」(めいこう)と略して冠する場合が多い。名古屋港に関しては、おもに愛知県内に生産拠点を持ち、多数の自動車を世界各国に輸出するトヨタ自動車工業など大企業が利用するため、戦前から日本を代表する輸出入の拠点であり、また大型船の横付けも可能な港湾設備を持つため、「クイーンエリザベス」などの世界的に有名な豪華客船が寄港することもある。

船舶

太平洋フェリー
  • 名古屋港(愛知県) - 仙台港(宮城県) - 苫小牧港(北海道・胆振総合振興局)

観光

観光客数

平成29年度における名古屋市の観光入り込み客数は4,728万人であり、巨大な集客力を持つ。一方で大都市の中で最も魅力に欠けるとも報道されており、調査では名古屋市民の地元推奨度・愛着度・誇り度がいずれも他都市に比べて極めて低く、市民の「地元をほめない」傾向が外部からのイメージを悪化させているとの分析がある。

2018年における外国人宿泊客数は約200万人であった。またトリップアドバイザーによると、外国人観光客に人気の高いフォトジェニックスポットとしてオアシス21が国内2位に選ばれた。

名所・旧跡

城郭・砦
神社
寺院
おもな古墳
  • 志段味古墳群
  • 白鳥古墳
  • 断夫山古墳
おもな遺跡
  • 見晴台遺跡
おもな公園

面積2ヘクタール以上の公園を以下に掲載する。面積には都市公園、公園予定区域、その他の公園、住宅都市局都市計画課による公園を含む。 (出典:『名古屋市の公園 2020年』)

その他
  • 七里の渡し
  • 松重閘門
  • 昭和塾堂
  • 四間道
  • 有松の町並み
  • 桶狭間古戦場跡

観光スポット

桜の名所
文化施設
スポーツ施設

その他の観光スポット

文化・名物

文化財

建造物

重要文化財(国指定)
  • 観音寺多宝塔 - 観音寺(荒子観音)(中川区荒子町)
  • 竜泉寺仁王門 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
  • 名古屋城西南隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城東南隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城西北隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 名古屋城表二の門 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 富部神社本殿 - 富部神社(南区呼続)
  • 名古屋城二之丸大手二之門 - 名古屋城内(中区二の丸)
  • 名古屋城旧二之丸東二之門 - 名古屋城内(中区本丸)
  • 興正寺五重塔 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 - 東区白壁
  • 東山植物園温室前館 - 千種区田代町
  • 名古屋市庁舎 - 中区三の丸
  • 愛知県庁舎 - 中区三の丸
  • 名古屋テレビ塔 1基 - 中区錦
愛知県指定有形文化財
  • 瑞泉寺総門 1棟 - 瑞泉寺(緑区鳴海町)
  • 建中寺徳川家霊廟 4棟 - 建中寺(東区筒井)
  • 東照宮社殿 2棟 - 名古屋東照宮(中区丸の内)
  • 草結庵 1棟 - 日泰寺(千種区法王町)
  • 暮雨巷 1棟 - 三菱UFJ銀行(瑞穂区陽明町)
  • 無縫塔 1棟 - 長慶寺(守山区小幡中)
  • 旧藤山家住宅日本家 1棟 - 龍興寺(昭和区御器所)
  • 旧渡辺家書院及び茶室 1件 - 後藤報恩会(昭和区汐見町)
  • 日泰寺奉安塔 1基 - 日泰寺(千種区城山新町)
    • 附 石門及び玉垣、設計図、礼拝殿、通天門、土塀
  • 服部家住宅 11棟 - 個人所有。
  • 伊藤家住宅 5棟 - 個人所有。
  • 服部幸平家住宅倉 1棟 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
国登録文化財

絵画

重要文化財(国指定)
愛知県指定有形文化財
名古屋市指定有形文化財

彫刻

重要文化財(国指定)
  • 木造観音菩薩坐像及勢至菩薩坐像 2躯 - 七寺(中区大須)
  • 木造舞楽面 12面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 木造無住和尚坐像(開山堂安置) 1躯 - 長母寺(東区矢田)
  • 木造地蔵菩薩立像 1躯 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
  • 木造阿弥陀如来立像 1躯 - 宝勝院(熱田区神戸町)
愛知県指定有形文化財
  • 木造聖徳太子立像 1躯 - 聖徳寺(熱田区大瀬子町)
  • 木造十一面観音菩薩立像 1躯 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 鋳鉄地蔵菩薩立像 2躯 - 観聴寺(熱田区金山)
  • 鋳鉄地蔵菩薩立像 1躯 - 青大悲寺(熱田区旗屋)
  • 神事面(老爺) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 神事面(壮年男) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 神事面(若人) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 神事面(若人) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 木造阿弥陀如来坐像 1躯 - 栄国寺(中区橘)
名古屋市指定有形文化財
  • 木造十一面観世音菩薩立像 1躯 - 成願寺(北区成願寺)
  • 木造如来仏頭 1個 - 龍潭寺(中川区野田)
  • 木造観音菩薩立像 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 銅造大日如来坐像(総本尊) 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 銅造大日如来坐像 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
  • 木造薬師如来坐像 1躯 - 新福寺(西区名塚町)
  • 木造馬頭観音および熱田大明神・天照皇太神立像 3躯 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
    • 附 千体仏 535点

工芸

国宝
  • 短刀 銘来国俊 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 短刀 銘 來國光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
重要文化財(国指定)
愛知県指定有形文化財
名古屋市指定有形文化財
  • 和鏡  2面 - 洲崎神社(中区栄)
    • 附 黒漆塗鏡筥 1合
  • 擬宝珠(旧裁断橋所用) 4基 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 瀬戸、鉄釉狛犬 1個 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 梵鐘 1口 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 刺繍涅槃図 1幅 - 願王寺(西区中小田井)
  • 刺繍涅槃図 1幅 - 光明院(中村区名駅)
  • 刺繍涅槃図 1幅 - 栄国寺(中区橘)
  • 真宗大谷派名古屋別院梵鐘 1口 - 真宗大谷派名古屋別院(中区橘)
  • 黒漆葵紋瓜蒔絵懸盤・椀 - 徳川美術館(寄託)(東区徳川町)

書跡

国宝
  • 漢書食貨志第四 1巻 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 琱玉集巻第十二、第十四 2巻 - 東京国立博物館(寄託)(東京都台東区上野公園)
  • 古事記、賢瑜筆 3帖 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 翰林学士詩集 1巻 - 宝生院(中区大須)
重要文化財(国指定)
愛知県指定有形文化財
  • 笠覆寺文書 9巻1帖 - 笠覆寺(南区笠寺町)
  • 永享四年連歌懐紙 1綴 - 円福寺(熱田区神戸町)
  • 尾張円福寺文書 1巻34通 - 円福寺(熱田区神戸町)
  • 景川和尚墨跡 1幅 - 総見寺(中区大須)
  • 熱田神宮踏歌祭頌文 2巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 熱田神宮修造勧進状 2巻1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 紺紙金字般若心経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 極細字法華経 2巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 「熱田太神宮」神号 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 法華経安楽行品 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 阿弥陀経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 般若心経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 三位法印常関(三好吉房)書状 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 法楽歌仙連歌懐紙 1帖 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 寛永十三・四年熱田万句 312帖 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 熱田神宮馬場家文書 8巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 「因明三十三過記」紙背文書 24通 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
  • 石山切 1幅 - 個人所有。

考古資料

重要文化財(国指定)
  • 愛知県朝日遺跡出土品 2028点 - 埋蔵文化財調査センター(弥富市前々須町)
  • 袈裟欅文銅鐸、福井県坂井郡大石村大字井向出土 1口 - 個人所有。
愛知県指定有形文化財
  • 鉄地金銅張馬具 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
  • 弥生式壺形土器 1個 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 横矧板鋲留短甲 1領 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 三角縁神獣鏡及び六神鏡 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 西浦の条痕文土器 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 弥生時代壺棺 1個 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
  • 大須二子山古墳出土品 29件 - 南山学園(昭和区山里町)
  • 大須二子山古墳出土品 6件 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 桜田貝塚出土魚形土器 1点 - 個人所有。

歴史資料

重要文化財(国指定)
  • 交代寄合西高木家関係資料 - 名古屋大学附属図書館(千種区不老町)
    • 文書、記録類 32647点
    • 典籍類 109点
  • ホジ6014号蒸気動車 大正2年 汽車製造製 1両 - リニア・鉄道館(港区金城ふ頭)
愛知県指定有形文化財
  • 尾張国絵図 2鋪 - 愛知県図書館(中区三の丸)
  • 三河国絵図 4鋪 - 愛知県図書館(中区三の丸)
  • 尾張藩領産物帳 4部20冊、紙数1512丁 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 水野家文書 3巻 - 個人所有。
名古屋市指定有形文化財
  • 横井也有関係資料 90件(128点) - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
  • 伊藤圭介関係資料 1690点 - 名古屋市東山植物園(千種区田代町)
  • 兼松家資料 40件(40点) - 名古屋市秀吉清正記念館(中村区中村町)
  • 近江木下家資料 37件(39点) - 名古屋市秀吉清正記念館(中村区中村町)

記念物

国登録記念物
  • 鶴舞公園 1件 - 昭和区鶴舞
史跡
国の特別史跡
  • 名古屋城跡 - 名古屋城内(中区本丸)
国の史跡
  • 八幡山古墳 - 昭和区山脇町
  • 大高城跡、附丸根砦跡、鷲津砦跡 - 緑区大高町
  • 大曲輪貝塚 - 瑞穂区山下通
  • 志段味古墳群 7基
    • 白鳥塚古墳 - 守山区大字上志段
    • 尾張戸神社古墳 - 守山区大字上志段
    • 中社古墳 - 守山区大字上志段
    • 南社古墳 - 守山区大字上志段
    • 志段味大塚古墳(大塚1号墳) - 守山区大字上志段
    • 勝手塚古墳 - 守山区大字上志段
    • 東谷山白鳥古墳(白鳥1号墳) - 守山区大字上志段
  • 断夫山古墳 - 熱田区旗屋
名古屋市指定史跡
  • 千鳥塚 - 千句公園内(緑区鳴海町)
  • 刈跡塚(翁塚) - 法蔵寺(西区新道)
  • 芭蕉最古の供養塔 - 誓願寺(緑区鳴海町)
  • 守山瓢箪山古墳 1基 - 守山区西島町
  • 深沢第3号墳 1基 - 個人所有。
  • 桜神明社古墳 1基 - 神明社(南区呼続)。
名勝
国の名勝
  • 名古屋城二之丸庭園 - 名古屋城内(中区二の丸)
名古屋市指定名勝
  • 旧「年魚市潟」展望地 - 白毫寺(南区岩戸町)
天然記念物
国の天然記念物
  • 名古屋城のカヤ 1樹 - 名古屋城内(中区本丸)
名古屋市指定天然記念物
  • 宝珠院のイヌナシ 2本 - 宝珠院(昭和区広路町)
  • 大乃伎神社のボダイジュ 1樹 - 大乃伎神社(西区大野木)
  • 村上社のクスノキ 1樹 - 八幡社(南区楠町)

無形文化財

芸能
名古屋市指定無形文化財
  • 催馬楽桜人 - 催馬楽桜人保存会(瑞穂区)
  • 志野流香道 - 志野流香道松隠会(西区)

有形民俗文化財

名古屋市指定有形民俗文化財
  • 戸部の車楽「高砂車」 1両 - 富部神社(南区呼続町)
  • 観聴寺月待碑 3基 - 観聴寺(熱田区金山)
  • 高橋家伝来医薬器具 1括 - 瑞穂区瑞穂通
  • 高針北島大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針北島大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針東古谷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針東古谷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針西古谷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針西古谷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針前山大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針前山大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針西山大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針西山大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 高針新屋敷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針新屋敷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
  • 一社大鳥毛馬標及馬具 1式 - 一社大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区貴船)
  • 荒子大中脇屋敷馬標及馬道具 1式 - 荒子大中脇屋敷馬標及び馬道具保存会(中川区荒子)
  • 荒子西の畑屋敷馬標及馬道具 1式 - 瑞穂区瑞穂通
  • 荒子西屋敷馬標及馬道具 1式 - 瑞穂区瑞穂通
  • 十王像 14体 - 十王講(名東区陸前町)
  • 六地蔵石仏 1基 - 安栄寺(北区志賀町)
  • 長久寺庚申塔 1基 - 長久寺(東区白壁)
  • 双体地蔵石碑 1基 - 性高院(千種区幸川町)
  • 十七夜待供養碑 1基 - 塩田自治会(瑞穂区塩入町)

無形民俗文化財

愛知県指定無形民俗文化財
  • 桜の棒の手 - 桜の棒の手保存会(南区元桜田町)
  • 守山の棒の手 - 守山棒の手保存会(守山区大森・川村)
名古屋市指定無形民俗文化財

主な遺跡

旧石器・縄文時代

弥生時代

古墳時代

古代

集落
寺院
  • 尾張元興寺遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
  • 古観音廃寺 - 昭和区塩付通・長戸町。
  • 極楽寺跡 - 昭和区村雲町。
  • 八事小堂跡 - 昭和区八事富士見。
  • 小幡廃寺 - 守山区西新。
  • 小幡花ノ木遺跡 - 守山区小幡南。
  • 鳴海廃寺 - 緑区鳴海町。
  • 西大高廃寺(猫塚遺跡) - 緑区大高町。
窯業生産遺跡
その他
  • 東大曽根一丁目遺跡 - 北区東大曽根。
  • 松原遺跡 - 中区松原。
  • 小幡緑地蔵骨器出土遺跡 - 守山区大字牛牧。

中世

集落
  • 片山神社遺跡 - 東区芳野。
  • 志賀公園遺跡 - 北区平手町・西志賀町・中丸町。志賀公園内。
  • 平手町遺跡 - 北区平手町。
  • 若葉通遺跡 - 北区若葉通・石園町。
  • 尾張元興寺遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 大喜遺跡 - 瑞穂区大喜新町。
  • 仁所遺跡 - 瑞穂区丸根町・中根町・軍水町。
  • 瑞穂遺跡 - 瑞穂区前田町・牧町・豊岡通ほか。
  • 熱田-B遺跡 - 熱田区伝馬。
  • 熱田神宮内遺跡 - 熱田区神宮。
  • 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
  • 千音寺遺跡 - 中川区富田町大字千音寺・新家。
  • 戸田遺跡 - 中川区戸田・戸田明正。
  • 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
  • 天白元屋敷遺跡 - 守山区大字中志段味。
  • 鳴海廃寺 - 緑区鳴海町。
城館
窯業生産遺跡
その他
  • 中根古銭出土地 - 瑞穂区仁所町。
  • 白鳥古墳 - 熱田区白鳥。
  • 笠寺観音遺跡 - 南区白雲町・笠寺町ほか。
  • 東谷山中世遺跡 - 守山区大字上志段味・瀬戸市十軒町。
  • 石神遺跡 - 緑区大高町。
  • ドンドン塚遺跡 - 緑区小坂。
  • 白山遺跡 - 緑区鳴海町。

近世

  • 下方町遺跡 - 千種区下方町。
  • 尾張藩御廟所遺跡 - 東区筒井。
  • 貞養院遺跡 - 西区幅下。
  • 幅下遺跡 - 西区幅下。
  • 小鳥町遺跡 - 中村区那古野。
  • 尾張元興寺遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
  • 旧紫川遺跡 - 中区大須。
  • 竪三蔵通遺跡 - 中区栄。
  • 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
  • 名古屋城二の丸庭園 - 中区二の丸。国指定名勝。
  • 名古屋城の石垣遺構 - 中区本丸・二の丸・三の丸ほか。国指定特別史跡。
  • 名古屋城本丸御殿跡 - 中区本丸。国指定特別史跡。
  • 東古渡町遺跡 - 中区金山・熱田区金山町。古渡遺跡群を構成する。
  • 富士見町遺跡 - 中区上前津・富士見町・大井町ほか。
  • 古渡城跡 - 中区橘。
  • 髙田経塚 - 瑞穂区高田町。
  • 桜経塚 - 南区桜台。
  • 南野町遺跡 - 南区南野。
  • 大高山古窯跡 - 緑区大高町。
  • 込高新田堤防遺跡 - 緑区大高町。

祭事・催事

主な祭事

江戸時代、東照宮祭・若宮祭・天王祭を「名古屋三大祭り」と呼び、山車にからくり人形を乗せた「山車からくり」が名古屋城下で曳き回された。しかし、太平洋戦争で山車の大半を失い、現在その面影はほとんど見られなくなっている。なお、名古屋まつりで行われる山車揃は、焼失を免れた名古屋各地の山車が一堂に揃う往年の三大祭ゆかりの行事である。

  • 名古屋まつり - 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人の天下人(三英傑)にゆかりの地であることから、1955年(昭和30年)に始められた。毎年秋に行われ、市の中心部を山車や三英傑・三姫(濃姫・ねね(以前は淀殿)・千姫)が巡行する。
ミス名古屋コンテスト
  • 1969年から1991年、名古屋市主催のミス・コンテスト「ミス名古屋コンテスト」は23回開催された。受賞者は毎年、姉妹都市のロサンゼルス、シドニーに親善大使として訪問した。才色兼備の未婚女性から代表者を選ぶコンテストであり、1次審査は書類選考、2次審査は面接オーディション、最終の3次審査は公開審査により英語によるスピーチなども行われ語学力も試された。

盆踊り

  • 名古屋ばやし
  • 大名古屋音頭
  • 名古屋丸八音頭
  • 『ガッツ!!』(KAME&L.N.K)
  • 『ダンシング・ヒーロー』(荻野目洋子) - 名古屋市を拠点とする日本民踊研究会元会長・島田豊年が1986年考案。「ヘイ ヘイ ヘイ ヘイ」と掛け声を合わせる風習がある。

主な催事

スポーツイベント

名産・特産

文化・芸能

江戸時代、尾張徳川家の歴代藩主が積極的に芸能を奨励し、"芸どころ"名古屋と呼ばれた。特に徳川光友、徳川宗春、徳川斉荘は、現代につながる名古屋の文化に大きな影響を与えている。

茶道
名古屋の茶道流派は松尾流がよく知られる。
香道
志野流が名古屋を中心に全国200か所に教場を開設し、香道の総本山となっている。現在は、ボストンにも教場がある。
狂言
山脇和泉元宜が尾張徳川家に召し抱えられ和泉流を創設した。現在は狂言共同社がその伝統を守っている。
日本舞踊
1841年、西川仁蔵が名古屋に移り、1860年に西川鯉三郎を名乗り「名古屋西川流」を創流した。名古屋をどりがよく知られている。
尾張萬歳
現在の東区矢田町の長母寺の住職であった無住が、村人に法華経を分かりやすく説くために節をつけて教えるようになったのが起源とされる。現在の漫才のルーツともいわれる(玉子屋円辰)。
都々逸
熱田の宮の宿の仲居が歌い始めたのが始まり。
剣術
柳生新陰流の道統は尾張柳生家に伝わり、現在も名古屋を中心に活動している。
居合道
夢想流、上泉信綱の孫上泉秀信が開いた居合流派。
蕉風発祥の地
松尾芭蕉は現在の名古屋テレビ塔付近で地元の俳人らとともに連句の会を行い、句集『冬の日』をまとめる。これが蕉風の始まりといわれ、蕉風発祥の地の碑が立てられている。また、緑区の千句塚公園には、芭蕉存命中に作られた唯一の直筆の石碑(千鳥塚)がある。
漫画喫茶発祥の地
名東区で営業していた「ザ・マガジン」が元祖漫画喫茶発祥の店と言われており、名古屋にも多数漫画喫茶が設けられている。
伝統工芸品
  • 有松・鳴海絞り(経済産業大臣指定伝統的工芸品)
  • 名古屋友禅(同上)
  • 名古屋黒紋付染(同上)
  • 名古屋桐箪笥(同上)
  • 名古屋仏壇(同上)
  • 尾張仏具(同上)
  • 尾張七宝(同上)
  • 名古屋扇子
  • 名古屋提灯
  • 名古屋節句人形

音楽

オーケストラ

おもなプロオーケストラは以下の通りである。

  • セントラル愛知交響楽団
  • 中部フィルハーモニー交響楽団
  • 名古屋フィルハーモニー交響楽団
その他
  • 名古屋放送管弦楽団
  • 名古屋三曲連盟
  • マスターズ・ブラス・ナゴヤ

また、ロックのサブジャンルに、名古屋系がある。

スポーツ

日本トップリーグ連携機構(JTL)のスポーツなど、数多くのチームが本拠を置いている。

プロスポーツ

男子
女子

スポーツ施設

主なスポーツ施設

社会人スポーツチーム

社会人野球
  • JR東海硬式野球部
練習グラウンドは瀬戸市にグラウンドが所在している。以前は山本球場に存在した。
  • 東邦ガス硬式野球部
1928年創部の企業チーム。
  • 三菱重工名古屋硬式野球部
1953年創部の企業チーム。練習グラウンドは大府市に所在している。2020年に三菱重工業の社会人野球の再編により、活動終了。
  • ジェイプロジェクト硬式野球部
東海地区を中心に居酒屋などの飲食店を経営するジェイプロジェクト(現 ジェイグループホールディングス)が2009年に発足させた企業チーム。
  • NTT西日本名古屋野球クラブ(旧:NTT東海硬式野球部)
1949年に企業チームとして創部し、1999年途中からクラブチームとなり、2002年に解散した。
  • 一光硬式野球部
1994年に創部し、2007年に解散した企業チーム。
  • 日本通運名古屋硬式野球部
1961年に創部し、1998年に解散した企業チーム。
  • マツダオート名古屋硬式野球部
1958年に創部し、1967年に解散した企業チーム。
  • BASEBALL ONE BLITZ
2006年創部のクラブチーム。本拠地はBASEBALL ONE名古屋フィールド。
  • 矢場とんブースターズ
2015年創部のクラブチーム。2016年には全日本クラブ野球選手権大会への出場を果たしている。
サッカー
  • 愛知FC - 愛知県社会人サッカーリーグ1部
名古屋市を本拠地として活動する社会人サッカーのクラブチーム。Jリーグに将来参加を目指しているチームのひとつでもある。
  • F.C.ゴール
名古屋市港区を本拠地として活動する社会人サッカーのクラブチーム。Jリーグに将来参加を目指しているチームのひとつでもある。
  • 名古屋SC
名古屋市瑞穂区に本拠地を置くサッカーのクラブチーム。東海社会人サッカーリーグ2部リーグに所属している。
  • 大同特殊鋼サッカー部 - 愛知県社会人サッカーリーグ1部
ホームタウンは名古屋市だが、ホームスタジアムは、豊田自動織機大府グラウンド・阿久比スポーツ村陸上競技場・半田運動公園陸上競技場と知多半島に多い。
フットサル
  • 愛知ニューウェーブス
名古屋市をホームタウンとするフットサルクラブチーム。
プロレス
  • SGP
名古屋市を中心に活動するプロレス団体。DIAMOND HALLで大日本プロレスで名物となっている蛍光灯デスマッチなども行われている。
  • スポルティーバエンターテイメント
中区千代田三丁目にあるプロレス用リング常設スポーツバー「スポルティーバアリーナ」の経営とプロレス興行を運営する会社。
  • 東海プロレス
露橋スポーツセンターで旗揚げ戦を開催。東海地方を中心に活動している社会人プロレス団体。

出身・関連著名人

作品

撮影協力・市内大規模ロケ実施作品

  • アウトレイジ ビヨンド(北野武監督作品)
  • 龍三と七人の子分たち(北野武監督作品)
  • 名古屋仏壇物語(製作・放送:NHK、主演:木村佳乃)
  • 西部警察 PART-II(企画・制作:石原プロモーション・テレビ朝日、制作協力:名古屋テレビ)

小説・ライトノベル

  • 泉鏡花『紅雪録』
  • 江戸川乱歩『石榴』
  • 小酒井不木『疑問の黒枠』
  • 花登筐『氷山のごとく』
  • 清水義範『蕎麦ときしめん』、やっとかめ探偵団シリーズなど
  • 堀田あけみ『1980アイコ十六歳』
  • 連城三紀彦『秘花』
  • 諏訪哲史『無声抄』(『岩塩の女王』所収)、『アサッテの人』など。おもに西区がモデル。

✳︎金子光晴『どくろ杯』

  • 夏樹静子『閨閥』
  • 大沢在昌『シャドウゲーム』
  • 森博嗣『S&Mシリーズ』『Vシリーズ』
  • 諸田玲子『遊女のあと』
  • 嶽本野ばら『十四歳の遠距離恋愛』
  • 中山七里『さよならドビュッシー』『おやすみラフマニノフ』
  • 太田忠司『甘栗と金貨とエルム』『甘栗と戦車とシロノワール』
  • 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
  • 松本清張『喪失の儀礼』
  • 平坂読『僕は友達が少ない』
  • 綾里けいし『“B.A.D.”Beyond Another Darkness』

絵本

  • 小出隆司『ぞうれっしゃがやってきた』

漫画

  • 須賀原洋行『よしえサン』『気分は形而上』など
  • 江川達也『まじかる☆タルるートくん』
  • 伊藤明弘『ジオブリーダーズ』
  • 大雪師走『ハムスターの研究レポート』
  • 家田荘子(原作)清水洋三(作画)『名古屋民俗学外電 ABフリャー』
  • なかしまゆみこ『こけももさん』
  • 黒神遊夜(原作)神崎かるな(作画)『しなこいっ』
  • 柳原望『高杉さん家のおべんとう』
  • 杜講一郎(原作)さくらあかみ(作画)(GUNP)『瞳のフォトグラフ』
  • ゆでたまご『キン肉マン』キン肉星王位争奪編のベストバウト キン肉マンソルジャー対キン肉マンスーパーフェニックス(名古屋城が舞台)
  • 河惣益巳『色兼ネル』
  • 安藤正基『八十亀ちゃんかんさつにっき』

テレビドラマ

NHK
  • 中学生日記
  • わんぱく天使
  • 名古屋お金物語
  • 名古屋お金物語2
  • 名古屋仏壇物語
  • 名古屋ラブソング
  • なごや千客万来
  • 七色のおばんざい
  • 名古屋嬢の恋
  • 恋するハエ女
  • 全力離婚相談
  • 赤ちゃん誕生
  • トクサツガガガ
東海テレビ、フジテレビ系列
  • 名古屋嫁入り物語
  • 嵐の涙〜私たちに明日はある〜
  • 最高のオバハン 中島ハルコ
中京テレビ、日本テレビ系列
  • 赤ちゃん誕生(放送当時、中京テレビは未開局)
中部日本放送・CBCテレビ、TBS系列
  • おかげ様で!
  • アイコ十六歳
名古屋テレビ・メ~テレ、テレビ朝日系列
  • 名古屋行き最終列車
  • 加藤家へいらっしゃい! 〜名古屋嬢っ〜
テレビ愛知、テレビ東京系列

映画

  • モスラ対ゴジラ
  • 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
  • ゴジラvsモスラ
  • モスラ3 キングギドラ来襲
  • 小さき勇者たち〜ガメラ〜(セントラルタワーズ周辺など名古屋駅地区を中心にガメラの市街戦が展開される特撮映画)
  • アイコ十六歳
  • ボンベイtoナゴヤ(インド映画)
  • ミスター・ベースボール
  • 伊勢湾台風物語
  • ビリギャル
  • 築城せよ!(名古屋市郊外の実在の地名「猿投」地区が舞台となっている)
  • 風立ちぬ
  • さくら道
  • 劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸
  • 風が通り抜ける道(2024年/沖縄県後援)

音楽

「中部地方のご当地ソング一覧」も参照。

  • 名古屋ブギー(笠置シヅ子、1949年)
  • 名古屋エレジー(菅原都々子、1952年)
  • 名古屋船唄(田端義夫、1952年)
  • 今池音頭(ザ・ピーナッツ、1961年)
  • 白い街(石原裕次郎、1967年)
  • なごやの女(北島三郎、1971年)
  • この街(江口晶、1975年)
  • みんな名古屋で(チェリッシュ、1984年)
  • 名古屋はええよ!やっとかめ(つボイノリオ、1985年)
  • 首都移転計画(チームしゃちほこ、2013年)
  • なごやめしのうた(BOYS AND MEN、2014年)
  • NAGOOOOOYA(BOYS AND MEN、2017年)

テレビアニメ

  • やっとかめ探偵団
  • センチメンタルジャーニー
  • 電波女と青春男 - 第1話で名古屋駅が登場。
  • うさぎドロップ
  • 僕は友達が少ない - テレビアニメ版で名古屋駅が登場。ただしメインの舞台のモデルは岐阜県岐阜市郊外。
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
  • 終わりのセラフ 名古屋決戦編 - 名古屋市役所本庁舎及び愛知県庁、東山動植物園が登場。
  • DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION
  • 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(ロコドルフェスタの開催地が名古屋市)
  • ラブライブ!サンシャイン!! - 最終話で登場
  • ラーメン大好き小泉さん - アニメ版十二杯目にてSugakiyaと台湾ラーメンを食べに訪れた

コンピュータゲーム

  • デゼニワールド
  • 首都高バトル01
  • 特殊報道部
  • センチメンタルグラフティ
  • 恋愛家庭教師ルルミ★Coordinate!(アダルトゲーム)
  • 夏色公園 〜電波塔の下で愛を語る〜(アダルトゲーム)
  • 喫茶ステラと死神の蝶(アダルトゲーム)

ドキュメンタリー

  • NHK短編映画 都市シリーズ 名古屋(1956年)-NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス

広報・広聴関係

テレビ・ラジオ関連番組

現在
基本的には以下の番組がレギュラー放送されているが、不定期で特番が放送されることがある。
  • 知っ得!なごや
  • 新・おもてなし隊なごや
  • 名古屋市長定例記者会見(スターキャット、グリーンシティケーブルテレビ)
  • 名古屋市だより(CBCラジオ。つボイノリオの聞けば聞くほど内で毎週月曜・水曜・金曜11:20 - 11:24)
過去
  • なごやウイークリー(CBCテレビ)
  • 名古屋ニューアングル(東海テレビ。10年以上放送されていた番組であったほか、番組最後には名古屋市からのかなり古い関連静止画CMが流れていた)
  • 名古屋市だより(東海ラジオ。宮地佑紀生の聞いてみや〜ちで13時台に放送)
  • Nagoyaトリビア!(FM AICHI。2007年4月から2010年3月まで「ハートフル・スタイル」内で毎週月曜・水曜の10:05 - 10:10)
  • なごやシティナウ(メ〜テレ。毎週日曜11:45 - 11:50)
  • なごやおでかけ情報BOX(テレビ愛知。2003年4月から2010年3月まで)

など

新聞形式

  • 広報なごや
  • 広報なごや点字版

その他

  • 市政広報映像配信システム(8:40 - 17:20まで、市役所西庁舎1Fロビー、各区役所・支所 の待合ロビーで放送)
  • 声の広報なごや

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク

行政
  • 公式ウェブサイト
  • 名古屋市防災 (@nagoya_bousai) - X(旧Twitter)
  • コロナに負けるなナゴヤ (@corona_nagoya) - X(旧Twitter)
観光
  • 名古屋コンシェルジュ(観光情報)
  • 愛知の公式観光ガイド AICHI NOW
その他
  • 愛・地球博
  • 映像で綴る名古屋の400年
    • Time Travel in Nagoya
  • 新修名古屋市史 名古屋市総務局市政資料館
  • 地図 - Google マップ

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 名古屋市 by Wikipedia (Historical)